彼と彼女の場合(仮) 1
こんにちは。🎵
本日二度目の更新です。♥
久しぶりに短編です。💕
が、いつものようにタイトルが思いつきませんでした‥😞💦
なので(仮)になっています。
それではどうぞ～✴
♪〜♫♪〜♪〜〜
思わず鼻歌なんて出ちゃう休日の朝
目覚めたらいいお天気だし
仕事はお休みだし
なんて言ったってボーナスが出た！
これが一番かもしれないけれど
とにかく気持ちのいい朝
朝ごはん食べながら今日の予定を
頭の中でシュミレーションする
まずお買い物
ボーナスが入ったから普段使っている化粧品の補充と
仕事用の靴がダメになってきてるからそれも新しくして
それから新しい日傘が欲しいから
いい物が見つかったら奮発しちゃおっかな〜
久しぶりのデパートだから
デパ地下でスイーツもいいかも！？
あっ！でも夕方から同窓会だから無理か・・・
残念・・
残念だけど今日は諦めてまたの機会に
ふふふ
楽しい！
こんなに心がウキウキしてるのって久しぶりかも
だってね
最近は仕事でちょっと気が滅入る事ばっかりだったのよね
私の現在の職業は弁護士
小さな弁護士事務所に勤め始めて早５年
今年で２７歳
英徳学園を卒業後、弁護士を目指して大学在学中から
今の法律事務所でバイトを始めた私は
猛勉強の末、無事に司法試験に一発合格し
司法修習生を経てずっとお世話になっていた
法律事務所に就職した
で、道明寺とはどうなったの？って思ってる？
ん〜
道明寺とはどうもなっていないというか・・・
港で刺され私の事だけ忘れてＮＹへ行ってしまってそのまま
自然消滅？って言うのかな？
なんて言えばいいのか分からないんだけど
とにかくあれ以来、道明寺とは会っていない
あの頃の私は悲しいとかって感情の前に
生きて行く為の課題が山積みで
立ち止まっている暇なんてなかったの
とにかく家族の明日の生活をなんとかしなくちゃって
切実な問題があってあの頃の事は
忙し過ぎて私も軽く記憶喪失状態だもの
あれ以来、幸い両親は心を入れ替えてくれたみたいで
仕事も見つかり収入は安定してきたし
高校生になった進もバイトを始め家計を助けてくれるようになったから
私は勉強に打ち込めるようになり現在に至る
勤めている弁護士事務所は小さな所謂、町弁護士で
扱う案件も規模も小さいけれど
多岐に渡っている
企業法務なんていえば聞こえがいいかもしれないけど
顧客は近所の商店街の酒屋さんだったり
近くの中小企業ばかりだし
刑事弁護だって扱っている
依頼があればなんでも請ける
そんな弁護士事務所で異彩を放っているのがＦ３で
それぞれが私の弁護士事務所と顧問契約を結んでいる
弁護士として本格的に活動し始めてすぐに
まだ駆け出しヒヨッコ弁護士の私に
顧問契約を結びたいと三人揃って事務所を訪れた
ムリムリムリ！と拒否する私を差し置き
さっさと事務所と契約してしまった三人
事務所としても大企業の御曹司×２＋茶道宗家の次期家元なんて顧客は
願ったり叶ったりで二つ返事で拒否する私のなんて完全にスルー
腐れ縁とでもいうべきなのか？
分からないんだけどとにかく私は彼らの個人的な顧問弁護士で
問題は持ち込まれた事が無い代わりに
毎月食事に呼び出されている
まぁ、美味しい物食べさせてくれるからいいんだけどね・・
とにかくまぁあの頃からの腐れ縁とも言うべき
縁は今でも健在で私の日常はただ道明寺がいないだけ
あっ！勘違いしないでね
未だに待ってるとかじゃないし
引きずってるとかじゃないから！
ただ何故か彼ら以外の男性と縁が無いだけ
ん〜全く無いわけでもないのよ
今までだってあるにはあったのよね
だけどね
どういう訳かいつも決まって振られるのよね・・・
長くて数ヶ月
早い時なんて一回デートしただけで
大抵“君には僕なんかよりもっと相応しい男性がいると思うんだ”ってなるのよね・・・
なにそれ？って感じで最近ではまたそれ？って感じで私ってつくづく恋愛には向いていないんだって思っている
だからって諦めたわけじゃないのよ
いいなぁ〜って思う人だっているし
だけどまた結果は同じなんだろうなぁって考えちゃって
一歩踏み出す勇気がもてなかったりするのよね
だからこんなんじゃダメだって一念発起してって
優紀に誘われたってのもあるんだけど・・
とにかく一念発起して思い切って結婚相談所に登録してみたの！
入会金だけで３０万円
私にしたら清水の舞台から飛び降りる覚悟の３０万円だったのに！
入会した翌月にはその結婚相談所が潰れちゃったのよね・・・
入会金は戻ってきたから良かったんだけど
私の一念発起は清水の舞台から飛び降りただけで
地面に激突して無惨に砕け散っただけで終わった
恋愛体質じゃないのは自覚してるけど
ここまでくるとなんだか意地になってきちゃって
何がなんでも幸せになってやる！って鼻息だけ荒くて
優紀にまで呆れられている
さっ！今日は同窓会よ！
幸せなんてどこに転がってるか分からないから
気合を入れておＮＥＷのワンピースに袖を通しお昼過ぎに部屋を出た
まずはデパートへと向かう
久々に足を踏み入れたデパートは
沢山の買い物客で賑わっていて
綺麗なディスプレイされている商品を眺めているだけでも
テンションが上がる
デパートでお目当ての物を手に入れて
近くのカフェで軽く遅めの昼食を摂っていると
優紀から連絡が入り駅前で合流して
予約してあった美容室へと一緒に向かった
そこで髪をセットしてもらい優紀と二人で
同窓会の会場へと急いだ
今回の会場は参加人数が多いとかで
ホテルのラウンジのパーティースペースを貸し切って行なわれる
ホテルの最上階にあるラウンジのパーティースペースは
豪華で何より夜景がキレイで
それだけで参加した価値がある
私達が会場に到着した時にはすでに何人かの参加者が到着していて
すぐに懐かしい顔を見つけて話が弾む
中にはあの頃とは風貌が変わっていて誰だっけ？って人もいるんだけど
話し始めたらすぐにあの頃の懐かしい雰囲気になり
楽しい時間を過ごしていた
応援ありがとうございます。
本日二度目の更新です。♥
久しぶりに短編です。💕
が、いつものようにタイトルが思いつきませんでした‥😞💦
なので(仮)になっています。
それではどうぞ～✴
♪〜♫♪〜♪〜〜
思わず鼻歌なんて出ちゃう休日の朝
目覚めたらいいお天気だし
仕事はお休みだし
なんて言ったってボーナスが出た！
これが一番かもしれないけれど
とにかく気持ちのいい朝
朝ごはん食べながら今日の予定を
頭の中でシュミレーションする
まずお買い物
ボーナスが入ったから普段使っている化粧品の補充と
仕事用の靴がダメになってきてるからそれも新しくして
それから新しい日傘が欲しいから
いい物が見つかったら奮発しちゃおっかな〜
久しぶりのデパートだから
デパ地下でスイーツもいいかも！？
あっ！でも夕方から同窓会だから無理か・・・
残念・・
残念だけど今日は諦めてまたの機会に
ふふふ
楽しい！
こんなに心がウキウキしてるのって久しぶりかも
だってね
最近は仕事でちょっと気が滅入る事ばっかりだったのよね
私の現在の職業は弁護士
小さな弁護士事務所に勤め始めて早５年
今年で２７歳
英徳学園を卒業後、弁護士を目指して大学在学中から
今の法律事務所でバイトを始めた私は
猛勉強の末、無事に司法試験に一発合格し
司法修習生を経てずっとお世話になっていた
法律事務所に就職した
で、道明寺とはどうなったの？って思ってる？
ん〜
道明寺とはどうもなっていないというか・・・
港で刺され私の事だけ忘れてＮＹへ行ってしまってそのまま
自然消滅？って言うのかな？
なんて言えばいいのか分からないんだけど
とにかくあれ以来、道明寺とは会っていない
あの頃の私は悲しいとかって感情の前に
生きて行く為の課題が山積みで
立ち止まっている暇なんてなかったの
とにかく家族の明日の生活をなんとかしなくちゃって
切実な問題があってあの頃の事は
忙し過ぎて私も軽く記憶喪失状態だもの
あれ以来、幸い両親は心を入れ替えてくれたみたいで
仕事も見つかり収入は安定してきたし
高校生になった進もバイトを始め家計を助けてくれるようになったから
私は勉強に打ち込めるようになり現在に至る
勤めている弁護士事務所は小さな所謂、町弁護士で
扱う案件も規模も小さいけれど
多岐に渡っている
企業法務なんていえば聞こえがいいかもしれないけど
顧客は近所の商店街の酒屋さんだったり
近くの中小企業ばかりだし
刑事弁護だって扱っている
依頼があればなんでも請ける
そんな弁護士事務所で異彩を放っているのがＦ３で
それぞれが私の弁護士事務所と顧問契約を結んでいる
弁護士として本格的に活動し始めてすぐに
まだ駆け出しヒヨッコ弁護士の私に
顧問契約を結びたいと三人揃って事務所を訪れた
ムリムリムリ！と拒否する私を差し置き
さっさと事務所と契約してしまった三人
事務所としても大企業の御曹司×２＋茶道宗家の次期家元なんて顧客は
願ったり叶ったりで二つ返事で拒否する私のなんて完全にスルー
腐れ縁とでもいうべきなのか？
分からないんだけどとにかく私は彼らの個人的な顧問弁護士で
問題は持ち込まれた事が無い代わりに
毎月食事に呼び出されている
まぁ、美味しい物食べさせてくれるからいいんだけどね・・
とにかくまぁあの頃からの腐れ縁とも言うべき
縁は今でも健在で私の日常はただ道明寺がいないだけ
あっ！勘違いしないでね
未だに待ってるとかじゃないし
引きずってるとかじゃないから！
ただ何故か彼ら以外の男性と縁が無いだけ
ん〜全く無いわけでもないのよ
今までだってあるにはあったのよね
だけどね
どういう訳かいつも決まって振られるのよね・・・
長くて数ヶ月
早い時なんて一回デートしただけで
大抵“君には僕なんかよりもっと相応しい男性がいると思うんだ”ってなるのよね・・・
なにそれ？って感じで最近ではまたそれ？って感じで私ってつくづく恋愛には向いていないんだって思っている
だからって諦めたわけじゃないのよ
いいなぁ〜って思う人だっているし
だけどまた結果は同じなんだろうなぁって考えちゃって
一歩踏み出す勇気がもてなかったりするのよね
だからこんなんじゃダメだって一念発起してって
優紀に誘われたってのもあるんだけど・・
とにかく一念発起して思い切って結婚相談所に登録してみたの！
入会金だけで３０万円
私にしたら清水の舞台から飛び降りる覚悟の３０万円だったのに！
入会した翌月にはその結婚相談所が潰れちゃったのよね・・・
入会金は戻ってきたから良かったんだけど
私の一念発起は清水の舞台から飛び降りただけで
地面に激突して無惨に砕け散っただけで終わった
恋愛体質じゃないのは自覚してるけど
ここまでくるとなんだか意地になってきちゃって
何がなんでも幸せになってやる！って鼻息だけ荒くて
優紀にまで呆れられている
さっ！今日は同窓会よ！
幸せなんてどこに転がってるか分からないから
気合を入れておＮＥＷのワンピースに袖を通しお昼過ぎに部屋を出た
まずはデパートへと向かう
久々に足を踏み入れたデパートは
沢山の買い物客で賑わっていて
綺麗なディスプレイされている商品を眺めているだけでも
テンションが上がる
デパートでお目当ての物を手に入れて
近くのカフェで軽く遅めの昼食を摂っていると
優紀から連絡が入り駅前で合流して
予約してあった美容室へと一緒に向かった
そこで髪をセットしてもらい優紀と二人で
同窓会の会場へと急いだ
今回の会場は参加人数が多いとかで
ホテルのラウンジのパーティースペースを貸し切って行なわれる
ホテルの最上階にあるラウンジのパーティースペースは
豪華で何より夜景がキレイで
それだけで参加した価値がある
私達が会場に到着した時にはすでに何人かの参加者が到着していて
すぐに懐かしい顔を見つけて話が弾む
中にはあの頃とは風貌が変わっていて誰だっけ？って人もいるんだけど
話し始めたらすぐにあの頃の懐かしい雰囲気になり
楽しい時間を過ごしていた
応援ありがとうございます。
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