つくしちゃんBD２０２１ １３
こんばんは～😊
本日も『つくしちゃんBD』話です❣
なんとか司君のお誕生日までには終わらせたい！（笑）
それではどうぞ～❤
私信です。
☆様
こんばんは～🎵
コメントありがとうございます。(^▽^)/
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ハイ！スーパー秘書さんなので！（笑）
パパもママもこっちに引っ越して来てからは
車が無い生活は考えられないから
あたしより安い金額で中古の軽トラを買っていた
大学生になった進とは暫く会っていなかったんだけど
また背も高くなっていて
もちろん道明寺達と比べたらまだまだ低いんだけど
家族の中では一番背が高くて
パパとママを見下ろしちゃうくらいに成長している
道明寺がパパ達の元へと歩いていく後ろから付いていく
「お義父さん、お義母さん
お久しぶりです」
パパとママの前に立ち
綺麗にお辞儀する道明寺
こいつのこういうところは昔っから凄いと思うのよね
普段は言葉遣いだって乱暴だし
態度だって超～俺様なのに
何故か昔っから家の両親にだけは
その片鱗を見せないのよね
まぁね
家の両親は道明寺の事を妄信しちゃってるから
例え態度がどうであろうとも気にしないと思うんだけど
「あらまぁ～道明寺さん。
お久しぶりです」
声のトーンがいつもより２オクターブくらい高いママの声
そしてこの光景に興味津々の親戚達
特におばちゃん達・・
もしも親戚のおばちゃん達の間にヒエラルキーみたいな物が存在しているならば
ママは一躍そのトップに躍り出たって感じ
ニコニコのママの笑顔がちょっと怖い・・
「ご無沙汰して申し訳ありません。
お元気でしたか？」
「はい、こちらは夫婦共々変わりなく過ごさせていただいておりました。
道明寺さんもお忙しいのにわざわざこんなところまでありがとうございます」
「いえ、一度ご挨拶に伺いたいと考えておりましたので
ちょうどいい機会になりました。
今日はつくしさんのお誕生日なので皆さんにも楽しんでいただこうと思い
メープルからシェフを連れて参りました」
「まぁ、それはそれはありがとうございます」
すま～した表情の道明寺と満面の笑みで目がキラッキラのママの会話
猫かぶっちゃって！
なんて思ったりもしてるんだけどね
きっと道明寺はパパとママがここで肩身の狭い思いをしてるんじゃないかって
思って気を使ってメープルからシェフさん達を連れて来てくれたんだと思うの
いつの間にか
気遣いの出来る男になっちゃって
こんな時の彼って悔しいほどにいい男だなぁ～って思うの
あ！面と向かって言うとあいつ調子に乗るから言わないけどね・・
滅多にないんだけどね
こんな時はちょっと頼もしいなぁ～なんて思ったり
密かにそう思ったりして・・
「そうか！そうか！俺は頼もしいか？」
満面の笑みの道明寺に思わずのけ反る
「ん？」
「俺が頼もしいんだろ？
でもって悔しいぐらいにいい男なんだろ？
面と向かって言っていいんだぞ」
「うぎゃ～～！」
「おぅ！俺も愛してるぞ！」
おぅ！の意味は分からない・・
でもね
でもね
でもでも
また考えていることが全部駄々漏れだったって事は分かるの
だからね
思わず叫んだんだけど・・
やっぱり
おぅ！
に続く言葉の意味も分からない・・
だからね
スルーしよう！
うん！
そうしよう！
ここは聞かなかった事にしてスルーしとこ
「あっ！ローストビーフ美味しそう！
食べてくるね！あぎゃ！ぐぇっ！」
変な声が出た！
スルーしてさりげな～く話を変えて
目先も変えて
逃げようとしたんだけど
寸での所で襟首を掴まれて引き戻された時に出た変な声
ニヤニヤしながら顔を近づけてくる道明寺
なんかねムカつく
たった今
頼りになるとか思ってたくせにね
ムカつくの
そんなあたしもたいがいだなぁ～とも思うんだけどね
これがあたしなんだからしょうがない！
思いっきり開き直って
でもって
ついでに
近付いてくる道明寺の顔を押しのけて
脇腹にも一発パンチを打ち込んで
彼が怯んだ拍子にローストビーフの元へと一直線！
考えている事がダダ漏れの牧野
頼もしいってか？
やっと気が付いたのかよ！？
いい男だと？
俺様は昔っからいい男だぞ！
面と向かって言わないけどねって・・
言っていいんだぞ！
遠慮なんてすんな！
寧ろもっと言えよ！
毎日、言え！
変な声を出し話題を変え
逃げようとする牧野の襟首を掴み引き戻すと
顔を近付けてやると俺から逃れようとジタバタしだしたすこいつは
俺の脇腹に渾身の一撃をお見舞いしやがった
思わず崩れ落ちそうになるのを寸での所で堪える
「大丈夫ですか、道明寺さん？」
脇腹を押さえ俯く俺に申し訳なさそうに
そう声を掛けてきたのは弟
「あぁ、慣れてるから問題ねぇ・・」
「ハハハ・・ですよね。
俺も何発も食らってるんで分かります。
でも姉ちゃんも相変わらずですね」
「だな・・どこも姉ちゃんってのは
弟は殴っていいと思ってやがる」
「ですね。
弟あるあるですね」
弟とそんな会話を交わしながら
視線をあいつへと向けると言葉通り
シェフからローストビーフが山盛り乗った皿を受け取り
ニンマリとしてやがる
応援ありがとうございます。
本日も『つくしちゃんBD』話です❣
なんとか司君のお誕生日までには終わらせたい！（笑）
それではどうぞ～❤
私信です。
☆様
こんばんは～🎵
コメントありがとうございます。(^▽^)/
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ハイ！スーパー秘書さんなので！（笑）
パパもママもこっちに引っ越して来てからは
車が無い生活は考えられないから
あたしより安い金額で中古の軽トラを買っていた
大学生になった進とは暫く会っていなかったんだけど
また背も高くなっていて
もちろん道明寺達と比べたらまだまだ低いんだけど
家族の中では一番背が高くて
パパとママを見下ろしちゃうくらいに成長している
道明寺がパパ達の元へと歩いていく後ろから付いていく
「お義父さん、お義母さん
お久しぶりです」
パパとママの前に立ち
綺麗にお辞儀する道明寺
こいつのこういうところは昔っから凄いと思うのよね
普段は言葉遣いだって乱暴だし
態度だって超～俺様なのに
何故か昔っから家の両親にだけは
その片鱗を見せないのよね
まぁね
家の両親は道明寺の事を妄信しちゃってるから
例え態度がどうであろうとも気にしないと思うんだけど
「あらまぁ～道明寺さん。
お久しぶりです」
声のトーンがいつもより２オクターブくらい高いママの声
そしてこの光景に興味津々の親戚達
特におばちゃん達・・
もしも親戚のおばちゃん達の間にヒエラルキーみたいな物が存在しているならば
ママは一躍そのトップに躍り出たって感じ
ニコニコのママの笑顔がちょっと怖い・・
「ご無沙汰して申し訳ありません。
お元気でしたか？」
「はい、こちらは夫婦共々変わりなく過ごさせていただいておりました。
道明寺さんもお忙しいのにわざわざこんなところまでありがとうございます」
「いえ、一度ご挨拶に伺いたいと考えておりましたので
ちょうどいい機会になりました。
今日はつくしさんのお誕生日なので皆さんにも楽しんでいただこうと思い
メープルからシェフを連れて参りました」
「まぁ、それはそれはありがとうございます」
すま～した表情の道明寺と満面の笑みで目がキラッキラのママの会話
猫かぶっちゃって！
なんて思ったりもしてるんだけどね
きっと道明寺はパパとママがここで肩身の狭い思いをしてるんじゃないかって
思って気を使ってメープルからシェフさん達を連れて来てくれたんだと思うの
いつの間にか
気遣いの出来る男になっちゃって
こんな時の彼って悔しいほどにいい男だなぁ～って思うの
あ！面と向かって言うとあいつ調子に乗るから言わないけどね・・
滅多にないんだけどね
こんな時はちょっと頼もしいなぁ～なんて思ったり
密かにそう思ったりして・・
「そうか！そうか！俺は頼もしいか？」
満面の笑みの道明寺に思わずのけ反る
「ん？」
「俺が頼もしいんだろ？
でもって悔しいぐらいにいい男なんだろ？
面と向かって言っていいんだぞ」
「うぎゃ～～！」
「おぅ！俺も愛してるぞ！」
おぅ！の意味は分からない・・
でもね
でもね
でもでも
また考えていることが全部駄々漏れだったって事は分かるの
だからね
思わず叫んだんだけど・・
やっぱり
おぅ！
に続く言葉の意味も分からない・・
だからね
スルーしよう！
うん！
そうしよう！
ここは聞かなかった事にしてスルーしとこ
「あっ！ローストビーフ美味しそう！
食べてくるね！あぎゃ！ぐぇっ！」
変な声が出た！
スルーしてさりげな～く話を変えて
目先も変えて
逃げようとしたんだけど
寸での所で襟首を掴まれて引き戻された時に出た変な声
ニヤニヤしながら顔を近づけてくる道明寺
なんかねムカつく
たった今
頼りになるとか思ってたくせにね
ムカつくの
そんなあたしもたいがいだなぁ～とも思うんだけどね
これがあたしなんだからしょうがない！
思いっきり開き直って
でもって
ついでに
近付いてくる道明寺の顔を押しのけて
脇腹にも一発パンチを打ち込んで
彼が怯んだ拍子にローストビーフの元へと一直線！
考えている事がダダ漏れの牧野
頼もしいってか？
やっと気が付いたのかよ！？
いい男だと？
俺様は昔っからいい男だぞ！
面と向かって言わないけどねって・・
言っていいんだぞ！
遠慮なんてすんな！
寧ろもっと言えよ！
毎日、言え！
変な声を出し話題を変え
逃げようとする牧野の襟首を掴み引き戻すと
顔を近付けてやると俺から逃れようとジタバタしだしたすこいつは
俺の脇腹に渾身の一撃をお見舞いしやがった
思わず崩れ落ちそうになるのを寸での所で堪える
「大丈夫ですか、道明寺さん？」
脇腹を押さえ俯く俺に申し訳なさそうに
そう声を掛けてきたのは弟
「あぁ、慣れてるから問題ねぇ・・」
「ハハハ・・ですよね。
俺も何発も食らってるんで分かります。
でも姉ちゃんも相変わらずですね」
「だな・・どこも姉ちゃんってのは
弟は殴っていいと思ってやがる」
「ですね。
弟あるあるですね」
弟とそんな会話を交わしながら
視線をあいつへと向けると言葉通り
シェフからローストビーフが山盛り乗った皿を受け取り
ニンマリとしてやがる
応援ありがとうございます。
スポンサーサイト
