プリズム ５
こんにちは～(^▽^)/
本日も『プリズム』です。
あんまり進んでいませんが・・
皆さんの予想通りの展開です❣(^^♪
それではどうぞ～❤
私信です。
葉◯様
こんにちは～🎵
コメントありがとうございます。😊
ウフフ❤楽しんでいただけていて嬉しいです❣(^^♪
そうなんです！慰謝料請求されちゃいました～！
つくしちゃんにとっては災難続きですが
この後は予想通りの展開です！（笑）
☆様
こんにちは～(^▽^)/
コメントありがとうございます❣(^^♪
ムフフ♥そろそろ聞こえてきましたよ～！
テーマソングが！！（笑）
あのメッセージから五日後
彼の言葉通り
彼の奥さんの弁護士さんから慰謝料請求の書類が届いた
請求額は１００万円
第一印象は高っ！だった
奥さんにしてみればあたしはダンナさんの不倫相手
幸せな家庭を壊した張本人なんだろうから
知らなかったなんて言い訳にもならないのは理解出来る
出来るけど・・
納得出来ない
はいそうですかで支払える金額じゃない
ハァ〜～～
弁護士さんを介しての正式な書面だから
あたしも騙されてたんです！寧ろあたしも被害者なんです！で
放置なんて有り得ないけど
対応するにしてもあたし一人じゃムリだから
こちらも弁護士さんを立てることにした
だけどね常日頃から弁護士さんとのお付き合いなんて無いから
こんな時どうやって弁護士さんを探せばいいのかサッパリ
ネットで色々調べまくった結果
とりあえず初回は無料で相談を受け付けますって弁護士さんに面談の予約を入れた
女性の弁護士さんで土曜日も相談を受け付けているっていうのがポイントになって
仕事がお休みの土曜日の午前中
彼の奥さんから送られてきた書類を持って
マンションを出た所に待ち受けていたのは彼
マンションから出て来たあたしを見るなり駆け寄って来た彼
「つくし！」
あれ以来の彼なんだけど
彼の姿を見た途端
あたしの中に浮かび上がってきた感情は嫌悪感で
あたし・・
この人のどこに惹かれて
この人のどこを好きだったのか
全く分からなくて・・
ついこの間まで大好きで結婚まで考えていた人なのに
自分の中にそんな感情が浮かび上がってきた事に驚いている
だけど
驚いてばかりもいられなくて
駆け寄ってきた彼から距離を取るように
あたしの身体は一歩後ろへと後退りした
そんなあたしの感情には気付かず
グンと一直線に距離を詰めてきた彼は
あたしの前で立ち止まると腕を掴んできた
いきなり腕を掴まれた事に驚いて
腕を引いたんだけど思いの外強く掴まれていて
振り解こうにも出来なくて腰が引けた状態のあたしに対して彼は
「全然連絡が取れないから心配だったんだ」
いやいや
メッセージ返したわよね？
読んでないわけ？
着信拒否設定してるのぐらいわかるでしょ？
「腕離して」
彼の言葉を無視してあたしの口から出た言葉には
何の感情も乗せてなくて
そんなあたしの態度に腕を掴んだままの彼の手に更に力が入った
「痛っ！」
掴まれたままの腕が痛くて反射的に腕を後ろへと引こうとしたんだけど
更に腕を強く掴まれてしまって身動きが取れない
「心配したって言っただろ！」
「心配なんて必要無いから！
あたしの気持ちはこの前送ったでしょ？
今さら何言われても変わらないし
もう話すことなんて何も無いから！」
「何言ってんだよ？！俺達、結婚するんだろ？」
この期に及んでまだ結婚の話する？
この人の神経が分からなくてつい口調が荒くなる
「ずっと騙されてた人と結婚なんてするわけないでしょ！？
もう離して！」
あたしの言葉に彼の顔色は変わったのが分かった
彼は怒っている
だけどそんな事
今のあたしには関係無い
「痛いから離してってば！」
腕を掴まれている事が
彼との会話が
自分の鈍感さが
全てが嫌で
嫌悪感しか無くて
一秒でも早くここから立ち去りたくて
掴まれたままの腕を大きく振り
彼から逃れようと身体を動かした
そんなあたしの態度に業を煮やしたのか彼は
あたしを引き寄せるように腕を動かし
それに抵抗すると殴るような素振りを見せた
「お前は俺と一緒になるんだよ！
約束しただろ？二人で幸せになるって！
お前は俺の言うとおりにしていればいいんだよ！」
そう言ってずっとあたしの腕を掴んでいる手と反対の手を大きく振りかぶった彼
殴られる！と思って
咄嗟に防御の体勢を取って顔を伏せたあたし
“バキッ！”
“キャァ！”
鈍い音が響いて
続け様にあたしから発せられた悲鳴が響いて
ん？
痛くない？
それに衝撃も感じなくて
代わりにあたしの腕を掴んだままだった彼の手から力が抜けて
不思議に思って顔を上げたあたしの目の前で
ゆっくりと横へと倒れ込んでいく彼の側頭部には
道明寺の回し蹴りがめり込んでいた
救世主登場？
いやいや！
確かに助かったけど
一難去ってまた一難って感じ？
目の前にはノックアウトされて道路に伸びている彼と
鬼の形相であたしを見下ろしている道明寺
殴られそうになっていた所を間一髪
助けてくれた事には感謝だけど
どうして道明寺がここに居るの？
さっきまで彼に掴まれていた腕は
今度は道明寺に掴まれていて
道明寺は近くにいたＳＰさんに
「さっさと連れて行け！」
なんて怒鳴っていて
ノックアウトされた彼はそのまま
ＳＰさんにズルズルと引きずられるように連れて行かれしまい
あたしは道明寺のリムジンへと押し込まれてしまった
「えっ！？ちょ、ちょっと待って！」
道明寺によってリムジンの方へと引っ張って行かれながらも
視線だけはＳＰさんに引きずられていく彼を追いかけていたのは
彼の事が心配だったから
それはね彼に対して気持ちがあるからとかじゃなくて
道明寺が何をするか分からなかったから
「ちょ、ちょっと！彼をどうするつもりなの？！」
「うるせぇ！お前を殴ろうとしてた奴の事なんて気にするな！」
そう答えた道明寺の額には幾本もの青筋が浮かんでいたから
それ以上の言葉は飲み込んでしまったけれど・・
ん？
あたし
肝心な事
聞き忘れてない？
応援ありがとうございます。
本日も『プリズム』です。
あんまり進んでいませんが・・
皆さんの予想通りの展開です❣(^^♪
それではどうぞ～❤
私信です。
葉◯様
こんにちは～🎵
コメントありがとうございます。😊
ウフフ❤楽しんでいただけていて嬉しいです❣(^^♪
そうなんです！慰謝料請求されちゃいました～！
つくしちゃんにとっては災難続きですが
この後は予想通りの展開です！（笑）
☆様
こんにちは～(^▽^)/
コメントありがとうございます❣(^^♪
ムフフ♥そろそろ聞こえてきましたよ～！
テーマソングが！！（笑）
あのメッセージから五日後
彼の言葉通り
彼の奥さんの弁護士さんから慰謝料請求の書類が届いた
請求額は１００万円
第一印象は高っ！だった
奥さんにしてみればあたしはダンナさんの不倫相手
幸せな家庭を壊した張本人なんだろうから
知らなかったなんて言い訳にもならないのは理解出来る
出来るけど・・
納得出来ない
はいそうですかで支払える金額じゃない
ハァ〜～～
弁護士さんを介しての正式な書面だから
あたしも騙されてたんです！寧ろあたしも被害者なんです！で
放置なんて有り得ないけど
対応するにしてもあたし一人じゃムリだから
こちらも弁護士さんを立てることにした
だけどね常日頃から弁護士さんとのお付き合いなんて無いから
こんな時どうやって弁護士さんを探せばいいのかサッパリ
ネットで色々調べまくった結果
とりあえず初回は無料で相談を受け付けますって弁護士さんに面談の予約を入れた
女性の弁護士さんで土曜日も相談を受け付けているっていうのがポイントになって
仕事がお休みの土曜日の午前中
彼の奥さんから送られてきた書類を持って
マンションを出た所に待ち受けていたのは彼
マンションから出て来たあたしを見るなり駆け寄って来た彼
「つくし！」
あれ以来の彼なんだけど
彼の姿を見た途端
あたしの中に浮かび上がってきた感情は嫌悪感で
あたし・・
この人のどこに惹かれて
この人のどこを好きだったのか
全く分からなくて・・
ついこの間まで大好きで結婚まで考えていた人なのに
自分の中にそんな感情が浮かび上がってきた事に驚いている
だけど
驚いてばかりもいられなくて
駆け寄ってきた彼から距離を取るように
あたしの身体は一歩後ろへと後退りした
そんなあたしの感情には気付かず
グンと一直線に距離を詰めてきた彼は
あたしの前で立ち止まると腕を掴んできた
いきなり腕を掴まれた事に驚いて
腕を引いたんだけど思いの外強く掴まれていて
振り解こうにも出来なくて腰が引けた状態のあたしに対して彼は
「全然連絡が取れないから心配だったんだ」
いやいや
メッセージ返したわよね？
読んでないわけ？
着信拒否設定してるのぐらいわかるでしょ？
「腕離して」
彼の言葉を無視してあたしの口から出た言葉には
何の感情も乗せてなくて
そんなあたしの態度に腕を掴んだままの彼の手に更に力が入った
「痛っ！」
掴まれたままの腕が痛くて反射的に腕を後ろへと引こうとしたんだけど
更に腕を強く掴まれてしまって身動きが取れない
「心配したって言っただろ！」
「心配なんて必要無いから！
あたしの気持ちはこの前送ったでしょ？
今さら何言われても変わらないし
もう話すことなんて何も無いから！」
「何言ってんだよ？！俺達、結婚するんだろ？」
この期に及んでまだ結婚の話する？
この人の神経が分からなくてつい口調が荒くなる
「ずっと騙されてた人と結婚なんてするわけないでしょ！？
もう離して！」
あたしの言葉に彼の顔色は変わったのが分かった
彼は怒っている
だけどそんな事
今のあたしには関係無い
「痛いから離してってば！」
腕を掴まれている事が
彼との会話が
自分の鈍感さが
全てが嫌で
嫌悪感しか無くて
一秒でも早くここから立ち去りたくて
掴まれたままの腕を大きく振り
彼から逃れようと身体を動かした
そんなあたしの態度に業を煮やしたのか彼は
あたしを引き寄せるように腕を動かし
それに抵抗すると殴るような素振りを見せた
「お前は俺と一緒になるんだよ！
約束しただろ？二人で幸せになるって！
お前は俺の言うとおりにしていればいいんだよ！」
そう言ってずっとあたしの腕を掴んでいる手と反対の手を大きく振りかぶった彼
殴られる！と思って
咄嗟に防御の体勢を取って顔を伏せたあたし
“バキッ！”
“キャァ！”
鈍い音が響いて
続け様にあたしから発せられた悲鳴が響いて
ん？
痛くない？
それに衝撃も感じなくて
代わりにあたしの腕を掴んだままだった彼の手から力が抜けて
不思議に思って顔を上げたあたしの目の前で
ゆっくりと横へと倒れ込んでいく彼の側頭部には
道明寺の回し蹴りがめり込んでいた
救世主登場？
いやいや！
確かに助かったけど
一難去ってまた一難って感じ？
目の前にはノックアウトされて道路に伸びている彼と
鬼の形相であたしを見下ろしている道明寺
殴られそうになっていた所を間一髪
助けてくれた事には感謝だけど
どうして道明寺がここに居るの？
さっきまで彼に掴まれていた腕は
今度は道明寺に掴まれていて
道明寺は近くにいたＳＰさんに
「さっさと連れて行け！」
なんて怒鳴っていて
ノックアウトされた彼はそのまま
ＳＰさんにズルズルと引きずられるように連れて行かれしまい
あたしは道明寺のリムジンへと押し込まれてしまった
「えっ！？ちょ、ちょっと待って！」
道明寺によってリムジンの方へと引っ張って行かれながらも
視線だけはＳＰさんに引きずられていく彼を追いかけていたのは
彼の事が心配だったから
それはね彼に対して気持ちがあるからとかじゃなくて
道明寺が何をするか分からなかったから
「ちょ、ちょっと！彼をどうするつもりなの？！」
「うるせぇ！お前を殴ろうとしてた奴の事なんて気にするな！」
そう答えた道明寺の額には幾本もの青筋が浮かんでいたから
それ以上の言葉は飲み込んでしまったけれど・・
ん？
あたし
肝心な事
聞き忘れてない？
応援ありがとうございます。
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