Emergency 1
こんにちは。
DayLightに最後までお付き合いいただきありがとうございました。
DayLightでは楓さんを悪者にしその心情など…書ききれていない部分が多くありましたが
その辺りは皆さんの妄想力にお任せするとして！←丸投げです❗(笑)
本日から新作？…ではないのですがかなり昔に本宅で途中までUpしていた積み残しを
こちらでUpしていきたいと思います。
このお話しは…の前にkirakiraは2005年に楽天のブログから始まり
その後infoseekのHPに移動し10年ほど前にＦＣ２の現在の本宅にお引っ越しをしたという
経緯があります。
infoseekからＦＣ２へ…10年ほど経っておりますが厳密に言えばまだお引っ越し作業の途中なんです❗(涙)
なので積み残し…途中までUpして放置のお話しがまだ残っております。
現在、私のPCちゃんのご機嫌が麗しくなくて本宅の更新作業が滞っています。
諸々の現状を考え将来的にお話しは本宅に一本化を！と考えておりますが、
とりあえず出せるお話しはこちらにUpしていこうと思っております。
そんな積み残しのUpです。🎶
タイトルは『Emergency』です。
このお話しを書き始めたのは2005年～2006年辺りですが…未だにFinが打てていません。
(自分でも呆れるくらい放置したままのお話しです…(*_*))
なのであの頃読んだ～！って方もいらっしゃるかも…😆
時代設定もその頃でお願いします。m(__)m←当時はまだ携帯電話も二つ折りですらありませんでした❗(笑)
そしてストーリーを都合良く進めるために現実ではあり得ないであろう流れになっていますが
そこは司君だし！二次だし！妄想だから！と笑ってスルーしてください。🎵
いろいろ書きましたがあまり気にせず軽い感じで楽しんで下さいませ～✴🎵😍🎵
それではどうぞ～✴
目が覚めたのは病院のベッドの上だった
そして私は丸二日間眠っていたらしい・・・
「あ～あ～やっちゃった・・」
思わず零れるため息・・
腕には点滴の管
頭の下には氷枕
そしてカレンダーの日付は12月28日
私の22回目の誕生日だ・・・
自分がこの世に誕生したその日に私は病院のベッドの上で目を覚ました
サイアク・・・
どうしてこんな事になっちゃったのかって・・？
現在、大学4回生の私は宣言通り4年で帰ってきた道明寺とは
忙しくてなかなか会えないけれど順調にいっている
大学生活最後で最大の難問だった就職も
"卒業後は屋敷に移りマナーなどを学びながら屋敷の事を覚えなさい。
外で仕事がしたいのであればメープルで働きなさい"
という魔女・・じゃなくて道明寺のお母さんの一言であっさり解決(？)
現在の私の状況は両親と進が地方に行ってしまっているので
東京で一人暮らしをしている
相変わらずの貧乏だけど忙しい彼に合わせて時間が取れるように
生活に必要最低限のバイトだけをしている
そんな道明寺も今は1ヶ月の予定でＮＹへ出張中
クリスマスも誕生日も新年も帰って来れないから一人
今度会えるのは彼の誕生日のはずだから私は彼の居ない寂しさを
紛らわすためにセーブしていたバイトを目一杯入れていた
それにもう理由がもう一つ
1月の彼の誕生日のために少しまとまったお金が欲しかった
だからみんなが休みたがるクリスマスも新年も朝からバイトの
予定を入れまくっていた
そんなクリスマス当日
2、3日前から風邪気味だなぁ～っとは思っていたんだけど
自分から志願して入れたバイトは休めないし
何より自分の体力を過信していた
大した事ないと思ってバイトを続けていたんだけど・・
25日夜、バイトを終えて駅に向かって歩いているところあたりから
だんだんと寒気がしてきて頭もガンガンしてきちゃって
これは早く帰って寝ないと本当にヤバイかなぁ～って
思っていた時、目に入ってきたのは駅前の救急病院
夜間診療入り口と書かれたその文字に普段の私なら絶対に病院なんて
行かないのに・・・
明日も朝からバイトだし
何より私の中でもう一人の私がヤバイと言っていた・・・
保険証も持ってきてないけどとにかく注射を打ってもらって
お薬もらって帰って寝ようと思って少しフラつく足取りで
病院へと近づいていく
夜間診療と書かれたドアから中へ入ると受付に出てきた人に
風邪気味だと告げたところまで覚えている
そして・・気が付いたのがついさっき
私はあのまま意識を失い2日間眠り続けていたらしい・・
私の意識が戻った事に気が付いた看護婦さんがベッドに近づいてくる
「ご気分はいかがですか？」
「・・あっ・・はい・・もう大丈夫です！」
慌てて上体を起こそうとしたけど高熱が続いていた体は
思いのほか体力を消耗していたようで身体に力が入らない・・
「そのままで結構ですよ。
熱は下がったみたいですね。」
「あ、ありがとうございます。」
「牧野さん、ここが何処か分かりますよね？」
「あっ・・はい、病院・・？ですよね？」
「ええ、夜間診療にいらしてそのまま意識を失われてしまったので
失礼だと思いましたが身元を確認するためにバッグの中を拝見しました。」
「あっ・・はい・・」
そして看護婦さんが教えてくれた私が倒れてしまった後の事
夜間診療の窓口で倒れた私はそのまま病室に運ばれ
検査の結果、肺炎一歩手前だったみたいで
意識の無かったこの2日間は39度を越す高熱が出ていたらしい・・・
受付で倒れてしまった私の身元を調べるためにバッグの中を見たけれど、
入っていたのは定期券と学生証だけで
分かったのは名前だけ・・
私って・・昔っからみんなに鈍感だ鈍感だと言われ続けているけど・・
私の鈍感ぶりは自分の身体に関しても有効らしい
肺炎一歩手前って・・
体力を過信するにもほどがある・・
その後、看護婦さんからは入院手続きをするために保険証が必要な事
そして下着などの着替えを持ってきてもらうために
誰かに連絡を取ってくださいね
なんて言われて・・・
考えてしまう・・・
まず一番最初に浮かんだのは両親だけど・・
地方に居る両親にわざわざ東京まで来てもらうのは
現在、順調に行っている仕事の都合上無理だし
優紀はクリスマスから彼とスキーに行くって言ってたし
桜子と滋さんは寒いからタヒチに行くって言ってたから
日本には居ない・・・
保険証だけじゃなくて着替えの下着まで持ってきて貰える
人物なんて・・
これ以上、思い浮かばない・・
一瞬、本当にチラッとだけ道明寺の顔が浮かんだけど
ＮＹで仕事中の彼に迷惑を掛けたくなかった
どうしようかなぁ～？
なんて考えながら病室の天井を眺めていた
私が入院しているのは6人部屋で6つのベッドが全て埋まっていて
病室の一番奥、窓際のベッドで私は眠っていた
取りあえず一人暮らしで年末年始で病院もお休みという事で
このまま入院したままの年越しが決定してしまったけど・・・
本当にどうしよう？
このまま入院となると本当に誰かに連絡として着替えなどを
持って来てもらわないとマズイ
誰に連絡しよう？
優紀って何時帰ってくるって言ってたっけ？
などと考えながらも体のダルさから寝返りを打つのも億劫で
なんとかなるだろうと楽観視というより思考停止に近い状態で
重くなってくる瞼に勝てずに目を閉じた
この時点で私のこの"何とかなるだろう・・"という
考えが重大な事態を引き起こすなんて夢にも思っていなかった
応援ありがとうございます。
DayLightに最後までお付き合いいただきありがとうございました。
DayLightでは楓さんを悪者にしその心情など…書ききれていない部分が多くありましたが
その辺りは皆さんの妄想力にお任せするとして！←丸投げです❗(笑)
本日から新作？…ではないのですがかなり昔に本宅で途中までUpしていた積み残しを
こちらでUpしていきたいと思います。
このお話しは…の前にkirakiraは2005年に楽天のブログから始まり
その後infoseekのHPに移動し10年ほど前にＦＣ２の現在の本宅にお引っ越しをしたという
経緯があります。
infoseekからＦＣ２へ…10年ほど経っておりますが厳密に言えばまだお引っ越し作業の途中なんです❗(涙)
なので積み残し…途中までUpして放置のお話しがまだ残っております。
現在、私のPCちゃんのご機嫌が麗しくなくて本宅の更新作業が滞っています。
諸々の現状を考え将来的にお話しは本宅に一本化を！と考えておりますが、
とりあえず出せるお話しはこちらにUpしていこうと思っております。
そんな積み残しのUpです。🎶
タイトルは『Emergency』です。
このお話しを書き始めたのは2005年～2006年辺りですが…未だにFinが打てていません。
(自分でも呆れるくらい放置したままのお話しです…(*_*))
なのであの頃読んだ～！って方もいらっしゃるかも…😆
時代設定もその頃でお願いします。m(__)m←当時はまだ携帯電話も二つ折りですらありませんでした❗(笑)
そしてストーリーを都合良く進めるために現実ではあり得ないであろう流れになっていますが
そこは司君だし！二次だし！妄想だから！と笑ってスルーしてください。🎵
いろいろ書きましたがあまり気にせず軽い感じで楽しんで下さいませ～✴🎵😍🎵
それではどうぞ～✴
目が覚めたのは病院のベッドの上だった
そして私は丸二日間眠っていたらしい・・・
「あ～あ～やっちゃった・・」
思わず零れるため息・・
腕には点滴の管
頭の下には氷枕
そしてカレンダーの日付は12月28日
私の22回目の誕生日だ・・・
自分がこの世に誕生したその日に私は病院のベッドの上で目を覚ました
サイアク・・・
どうしてこんな事になっちゃったのかって・・？
現在、大学4回生の私は宣言通り4年で帰ってきた道明寺とは
忙しくてなかなか会えないけれど順調にいっている
大学生活最後で最大の難問だった就職も
"卒業後は屋敷に移りマナーなどを学びながら屋敷の事を覚えなさい。
外で仕事がしたいのであればメープルで働きなさい"
という魔女・・じゃなくて道明寺のお母さんの一言であっさり解決(？)
現在の私の状況は両親と進が地方に行ってしまっているので
東京で一人暮らしをしている
相変わらずの貧乏だけど忙しい彼に合わせて時間が取れるように
生活に必要最低限のバイトだけをしている
そんな道明寺も今は1ヶ月の予定でＮＹへ出張中
クリスマスも誕生日も新年も帰って来れないから一人
今度会えるのは彼の誕生日のはずだから私は彼の居ない寂しさを
紛らわすためにセーブしていたバイトを目一杯入れていた
それにもう理由がもう一つ
1月の彼の誕生日のために少しまとまったお金が欲しかった
だからみんなが休みたがるクリスマスも新年も朝からバイトの
予定を入れまくっていた
そんなクリスマス当日
2、3日前から風邪気味だなぁ～っとは思っていたんだけど
自分から志願して入れたバイトは休めないし
何より自分の体力を過信していた
大した事ないと思ってバイトを続けていたんだけど・・
25日夜、バイトを終えて駅に向かって歩いているところあたりから
だんだんと寒気がしてきて頭もガンガンしてきちゃって
これは早く帰って寝ないと本当にヤバイかなぁ～って
思っていた時、目に入ってきたのは駅前の救急病院
夜間診療入り口と書かれたその文字に普段の私なら絶対に病院なんて
行かないのに・・・
明日も朝からバイトだし
何より私の中でもう一人の私がヤバイと言っていた・・・
保険証も持ってきてないけどとにかく注射を打ってもらって
お薬もらって帰って寝ようと思って少しフラつく足取りで
病院へと近づいていく
夜間診療と書かれたドアから中へ入ると受付に出てきた人に
風邪気味だと告げたところまで覚えている
そして・・気が付いたのがついさっき
私はあのまま意識を失い2日間眠り続けていたらしい・・
私の意識が戻った事に気が付いた看護婦さんがベッドに近づいてくる
「ご気分はいかがですか？」
「・・あっ・・はい・・もう大丈夫です！」
慌てて上体を起こそうとしたけど高熱が続いていた体は
思いのほか体力を消耗していたようで身体に力が入らない・・
「そのままで結構ですよ。
熱は下がったみたいですね。」
「あ、ありがとうございます。」
「牧野さん、ここが何処か分かりますよね？」
「あっ・・はい、病院・・？ですよね？」
「ええ、夜間診療にいらしてそのまま意識を失われてしまったので
失礼だと思いましたが身元を確認するためにバッグの中を拝見しました。」
「あっ・・はい・・」
そして看護婦さんが教えてくれた私が倒れてしまった後の事
夜間診療の窓口で倒れた私はそのまま病室に運ばれ
検査の結果、肺炎一歩手前だったみたいで
意識の無かったこの2日間は39度を越す高熱が出ていたらしい・・・
受付で倒れてしまった私の身元を調べるためにバッグの中を見たけれど、
入っていたのは定期券と学生証だけで
分かったのは名前だけ・・
私って・・昔っからみんなに鈍感だ鈍感だと言われ続けているけど・・
私の鈍感ぶりは自分の身体に関しても有効らしい
肺炎一歩手前って・・
体力を過信するにもほどがある・・
その後、看護婦さんからは入院手続きをするために保険証が必要な事
そして下着などの着替えを持ってきてもらうために
誰かに連絡を取ってくださいね
なんて言われて・・・
考えてしまう・・・
まず一番最初に浮かんだのは両親だけど・・
地方に居る両親にわざわざ東京まで来てもらうのは
現在、順調に行っている仕事の都合上無理だし
優紀はクリスマスから彼とスキーに行くって言ってたし
桜子と滋さんは寒いからタヒチに行くって言ってたから
日本には居ない・・・
保険証だけじゃなくて着替えの下着まで持ってきて貰える
人物なんて・・
これ以上、思い浮かばない・・
一瞬、本当にチラッとだけ道明寺の顔が浮かんだけど
ＮＹで仕事中の彼に迷惑を掛けたくなかった
どうしようかなぁ～？
なんて考えながら病室の天井を眺めていた
私が入院しているのは6人部屋で6つのベッドが全て埋まっていて
病室の一番奥、窓際のベッドで私は眠っていた
取りあえず一人暮らしで年末年始で病院もお休みという事で
このまま入院したままの年越しが決定してしまったけど・・・
本当にどうしよう？
このまま入院となると本当に誰かに連絡として着替えなどを
持って来てもらわないとマズイ
誰に連絡しよう？
優紀って何時帰ってくるって言ってたっけ？
などと考えながらも体のダルさから寝返りを打つのも億劫で
なんとかなるだろうと楽観視というより思考停止に近い状態で
重くなってくる瞼に勝てずに目を閉じた
この時点で私のこの"何とかなるだろう・・"という
考えが重大な事態を引き起こすなんて夢にも思っていなかった
応援ありがとうございます。
スポンサーサイト
