二度目の恋の話をしよう 46
なかなか更新出来なくてごめんなさいm(__)m
本日は久しぶりに『二度目』です。🎶
全く進んでおりません‥😅
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは👋😃
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
わざわざYouTubeで!ありがとうございます❗😆💕✨
どこでズレんでしょうね?♥
きっとつくしちゃんも気づいていないと思います❗(笑)
結局、1週間遅れでの出発
九州から夜遅くお屋敷に戻った私は
朝からコーヒーしか飲んでいないと言う彼の為に食事を準備して
二人で深夜の食事を共にし
一緒にNYに行けない理由を説明すると
彼は一応、納得してくれたと思ってたんだけどね
実は全然、納得なんてしてくれてなくて
翌朝、西門さんから
”お前は俺の講演会も婦人部の会合も出なくていいからさっさとNYへ行け!”
と電話が掛かってきた
流石にアメリカ大使夫人のお茶会までは勝手にキャンセル出来なかったみたいだけど
それ以降の私のスケジュールを軒並み勝手にキャンセルして
あっという間に予定が全て無くなってしまった
で、私は彼から遅れる事1週間
NYの空港に降り立った
勝手知ったる異国の地だから
迎えも案内も必要ないんだけど
民間機で到着し荷物なんて手荷物一つの軽装だから
ターンテーブルを素通りしてイミグレーションを抜けると…
イチ…ニ…サン…シ…ゴ…
5人のSPさんがまちかまえていて
取り囲まれて…
バカデカいリムジンへと…
有無を言わさず押し込まれてしまった
なんなの?
このあり得ない程の厳重な警備は!?
に、逃げるとでも思われてるのかしら?
そりゃ日本でだって公の場所に出る時にはSPさんが付いてる時だってあるけど
普段は全く付いていない
私が嫌がっていたってのもあるけれど
基本的に日常生活の中でそれほど危険を感じてはいなかったから
それなのに…
彼の記憶が戻って以降は過保護過ぎるぐらいに過保護に扱われて
やり過ぎじゃない?
なんて考えながらもリムジンはマンハッタンに向けて順調に走行している
お屋敷に向かうと思ってたんだけど
方向が違う
マンハッタンに入るといつもの通り
慢性的に発生している渋滞に捕まりながらも進んでいる
リムジンが止まって開けられたドアから降り立ち
見上げたのは目の前に立ちはだかる道明寺HDのアメリカ本社ビル
まるで空へと突き刺さるように聳え立つビルを見上げていると
出迎えに出て来てくれていた彼の秘書さんに声を掛けられた
「奥様、長旅お疲れ様でございます。
お疲れのところ申し訳ありませんが
総裁がお待ちかねでございます」
「わざわざありがとうございます。
案内をお願いします」
「畏まりました。こちらへどうぞ」
私も以前は年に数回NYを訪れていたが
彼のオフィスへ足を運ぶ事はなかった
特に彼が愛人と過ごしていたマンハッタン島そのものを
意識的に避けNYに来てもほとんどを郊外にあるお屋敷で過ごし
必要最低限しか足を踏み入れていなかった
オフィスへ入って行くと私の姿を確認した途端、走ってくる彼
オフィスの中を走ってって変な表現なんだけど
広さが東京の倍ぐらいあるオフィスだから
走ってるって表現がピッタリでちょっと笑ってしまう
年甲斐もなく突進してきた彼に抱きしめられたと思ったら
すぐさま口づけられて酸欠状態
口紅を全部舐め取られてしまった
「ちょ、ちょっと!あなた、少し落ち着いて下さい!」
上がる息を整えながら彼の胸元を押し返すけれど
力では敵わないから抱きしめられたまま
暫く息が整うのを待っていた
「疲れただろ?喉乾いてねぇーか?何か飲むか?」
ソファーに促されて座ったんだけど
隣にはピッタリ彼が張りついたままで密着度が凄いし
彼の過保護っぷりも凄くて思わず笑ってしまう
「クスッ‥大丈夫ですから
ちょっと落ち着いて下さい。
あなた、お仕事は大丈夫なんですか?」
「あぁ、仕事なら大丈夫だ!
後、30分程で終われるから少しだけ待っててくれないか?
終わったら飯でも行こうぜ!」
「分かりました。」
こうして2ヶ月弱のNYライフが始まったんだけど
この後、2ヶ月弱
私は彼に振り回される事になる

応援ありがとうございます。