Family 97
こんばんは。(#^.^#)
遅くなってごめんなさいm(__)m
本日も『Family』です。🎶
昨日から一転‥ほのぼのです♥
それではどうぞ～✴
後程、長編2本もお引越しさせます。
私信です
☆様
こんばんは～♥
コメントありがとうございます。😆
長い間放置したままでごめんなさいm(__)m
やっと重い腰を上げました！(笑)
微妙に加筆修正しているのでその違いも楽しんで頂ければ嬉しいです🎵😍🎵
あきら君‥真っ黒でしょ‥😅
何気に一番怖いかも‥
ア○○ィ○○ョーク様
こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
藤城誠士‥こんな所で登場させちゃいましたが
バカな事を考えたばかりにＦ４の逆鱗に触れてしまいました！
ピンチの時は一丸となって対処する心強い仲間達ですよね。♥
真夜中
残された俺達三人は暫く飲んでいたが
それぞれが帰る気にはなれず
総二郎と類はメープルに部屋を取り
それぞれに引き上げてしまった
残ったのは俺一人
日付が変わり２時間程が過ぎた頃に
西田から届けられたファイルの内容に思わず眉根が寄る
「美作様より今回は例の土地の払い下げの礼なので
費用の請求はしないとご連絡を承けております」
「チッ！結局、てめぇんとこの商売じゃねぇーかよ！？」
「良いご友人をお持ちでございます」
「後始末は完璧にしとけよ！
足跡一つ残すな！」
手にしていたファイルを西田へと投げ渡すと
「承知しております。
それからつくし様と健様は無事にお屋敷に戻られております。
本日はお屋敷にお泊まりのようでございます」
「分かった。
お前ももう下がれ！」
「明朝は６時にお迎えに上がります。
それでは失礼いたします」
西田が出て行った部屋に一人
窓辺に立ち眼下に広がる街並みを見下ろす
ふと窓ガラスに映る自分と目が合った
今夜はあいつらの所に戻る気分じゃない
今夜の俺は‥
窓ガラスに映る男は
普段、あいつらには決して見せない顔をしている
どちらも俺だが
あいつらは知らなくていい
久々に感じるこの感覚
窓ガラスの中には
凶悪な笑みが浮かべている男が一人
夜の闇に溶け落ちる
ファ～
ベッドの上で身体を起こしう～んと大きく伸びをして
肩に手を置いて首を右へ左へコキコキ
お屋敷で目覚める少し遅い休日の朝
キングサイズのベッドには団子状態の四人の子供達
夕べ、望ちゃんを自宅に送り届け
ご両親に遅くなった事を詫び
お屋敷に帰り着いたのが日付が変わる直前だったにも関わらず
翼と双子達はまだ起きていた
起きていただけじゃなくて遊んでいた‥
流石に渋い顔をするあたしだったんだけど
双子達の子守りをしてくれていたメイドさん達の疲れた顔を見て
何も言えなかった
「若奥様、申し訳ございません。
何度も寝て頂こうとベッドに入ったのですが
お二人共、全くその気がないようで‥」
困り顔で言い淀むその表情に何も言えなかった
「迷惑を掛けてごめんなさいね。
後は引き受けるから下がってくれて大丈夫よ」
ホッとしたようなメイドさんを見送りドアを閉め
振り返りため息
まだまだ元気な双子達と流石に眠そうな翼
「翼？ママは大急ぎでシャワー浴びてくるから
もう少しだけ二人の相手出来る？」
「う～ん‥眠いけど大丈夫。
でも早くしてね」
その言葉を背に大急ぎでシャワーを浴びて部屋へと戻ると
翼はかろうじて目が開いている状態で
ベッドの上で天井を見詰めたまま
目の焦点が合っていない
意識は完全に飛んじゃっている
双子も流石にガス欠気味で
動きが緩慢になってきている
「翼？自分の部屋に戻っていいわよ」
「‥う～ん‥」
声を掛けるけれど生返事が返ってきただけで
そのままパパとあたしのベッドで
うつ伏せになり完全に寝る体勢に入ってしまった
仕方がない
こうなってしまったらあたしの力じゃどうしようもないから
翼をそのままに双子達も一緒にベッドに引きずり込み寝る体勢に！
「こら！さっちゃん！
お兄ちゃんは寝てるから乗っちゃダメ！」
「すぅちゃんももう寝るの！」
動きは緩慢なくせにまだ遊ぼうとする二人を
なんとか押さえ込みながら明かりを消そうとした時に
健が部屋へと入ってきた
「どうしたの？」
「ん」
差し出されるスマホの画面
「なに？」
「望から」
少し強引に渡されたスマホの画面を覗き込むと
望ちゃんからのお礼のメール
「望の両親からもお礼を言っといてくれってさ」
「そ、そう、分かった‥
けど‥健？何やってんの？」
スマホをあたしに渡してそのままベッドへと入ってくる健
「ん‥俺も眠いんだけど
おやすみ」
「おやすみ‥って！
ここで寝るの？！」
「‥‥」
返事は返ってこない‥
で‥
結局、一つのベッドに５人
朝、目が覚めると飛び込んできたのは
団子状態の４人
どうなったの？
どうなればこうなるの？
４人共、真っ直ぐ寝ていたはずなのに
翼は足元で横になって眠ってるし
健の頭の上に桜が眠っていて
桜の足が健の口に入っているし
健の足は翼のお腹に乗っかってるし
菫の姿が見えないと思ったら
翼の足元にいた‥
菫は翼の足の間に頭を突っ込んで眠っているんだけど‥
苦しくないのかしら？
苦しいと思うんだけど？
健なんて桜が乗っかってるせいで顔がムギュ～ってなっちゃてるわよ！？
乗っかってる桜も寝にくいでしょ？
翼もお腹苦しいんでしょ？
眉間に皺が寄ってるわよ！
菫も‥
どうしたらそんな所に頭を‥
プッ！
４人の寝姿に笑みが零れる
思わずサイドボードに置いていたスマホを手に取り
団子状態の４人を写真におさめた
応援ありがとうございます。
遅くなってごめんなさいm(__)m
本日も『Family』です。🎶
昨日から一転‥ほのぼのです♥
それではどうぞ～✴
後程、長編2本もお引越しさせます。
私信です
☆様
こんばんは～♥
コメントありがとうございます。😆
長い間放置したままでごめんなさいm(__)m
やっと重い腰を上げました！(笑)
微妙に加筆修正しているのでその違いも楽しんで頂ければ嬉しいです🎵😍🎵
あきら君‥真っ黒でしょ‥😅
何気に一番怖いかも‥
ア○○ィ○○ョーク様
こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
藤城誠士‥こんな所で登場させちゃいましたが
バカな事を考えたばかりにＦ４の逆鱗に触れてしまいました！
ピンチの時は一丸となって対処する心強い仲間達ですよね。♥
真夜中
残された俺達三人は暫く飲んでいたが
それぞれが帰る気にはなれず
総二郎と類はメープルに部屋を取り
それぞれに引き上げてしまった
残ったのは俺一人
日付が変わり２時間程が過ぎた頃に
西田から届けられたファイルの内容に思わず眉根が寄る
「美作様より今回は例の土地の払い下げの礼なので
費用の請求はしないとご連絡を承けております」
「チッ！結局、てめぇんとこの商売じゃねぇーかよ！？」
「良いご友人をお持ちでございます」
「後始末は完璧にしとけよ！
足跡一つ残すな！」
手にしていたファイルを西田へと投げ渡すと
「承知しております。
それからつくし様と健様は無事にお屋敷に戻られております。
本日はお屋敷にお泊まりのようでございます」
「分かった。
お前ももう下がれ！」
「明朝は６時にお迎えに上がります。
それでは失礼いたします」
西田が出て行った部屋に一人
窓辺に立ち眼下に広がる街並みを見下ろす
ふと窓ガラスに映る自分と目が合った
今夜はあいつらの所に戻る気分じゃない
今夜の俺は‥
窓ガラスに映る男は
普段、あいつらには決して見せない顔をしている
どちらも俺だが
あいつらは知らなくていい
久々に感じるこの感覚
窓ガラスの中には
凶悪な笑みが浮かべている男が一人
夜の闇に溶け落ちる
ファ～
ベッドの上で身体を起こしう～んと大きく伸びをして
肩に手を置いて首を右へ左へコキコキ
お屋敷で目覚める少し遅い休日の朝
キングサイズのベッドには団子状態の四人の子供達
夕べ、望ちゃんを自宅に送り届け
ご両親に遅くなった事を詫び
お屋敷に帰り着いたのが日付が変わる直前だったにも関わらず
翼と双子達はまだ起きていた
起きていただけじゃなくて遊んでいた‥
流石に渋い顔をするあたしだったんだけど
双子達の子守りをしてくれていたメイドさん達の疲れた顔を見て
何も言えなかった
「若奥様、申し訳ございません。
何度も寝て頂こうとベッドに入ったのですが
お二人共、全くその気がないようで‥」
困り顔で言い淀むその表情に何も言えなかった
「迷惑を掛けてごめんなさいね。
後は引き受けるから下がってくれて大丈夫よ」
ホッとしたようなメイドさんを見送りドアを閉め
振り返りため息
まだまだ元気な双子達と流石に眠そうな翼
「翼？ママは大急ぎでシャワー浴びてくるから
もう少しだけ二人の相手出来る？」
「う～ん‥眠いけど大丈夫。
でも早くしてね」
その言葉を背に大急ぎでシャワーを浴びて部屋へと戻ると
翼はかろうじて目が開いている状態で
ベッドの上で天井を見詰めたまま
目の焦点が合っていない
意識は完全に飛んじゃっている
双子も流石にガス欠気味で
動きが緩慢になってきている
「翼？自分の部屋に戻っていいわよ」
「‥う～ん‥」
声を掛けるけれど生返事が返ってきただけで
そのままパパとあたしのベッドで
うつ伏せになり完全に寝る体勢に入ってしまった
仕方がない
こうなってしまったらあたしの力じゃどうしようもないから
翼をそのままに双子達も一緒にベッドに引きずり込み寝る体勢に！
「こら！さっちゃん！
お兄ちゃんは寝てるから乗っちゃダメ！」
「すぅちゃんももう寝るの！」
動きは緩慢なくせにまだ遊ぼうとする二人を
なんとか押さえ込みながら明かりを消そうとした時に
健が部屋へと入ってきた
「どうしたの？」
「ん」
差し出されるスマホの画面
「なに？」
「望から」
少し強引に渡されたスマホの画面を覗き込むと
望ちゃんからのお礼のメール
「望の両親からもお礼を言っといてくれってさ」
「そ、そう、分かった‥
けど‥健？何やってんの？」
スマホをあたしに渡してそのままベッドへと入ってくる健
「ん‥俺も眠いんだけど
おやすみ」
「おやすみ‥って！
ここで寝るの？！」
「‥‥」
返事は返ってこない‥
で‥
結局、一つのベッドに５人
朝、目が覚めると飛び込んできたのは
団子状態の４人
どうなったの？
どうなればこうなるの？
４人共、真っ直ぐ寝ていたはずなのに
翼は足元で横になって眠ってるし
健の頭の上に桜が眠っていて
桜の足が健の口に入っているし
健の足は翼のお腹に乗っかってるし
菫の姿が見えないと思ったら
翼の足元にいた‥
菫は翼の足の間に頭を突っ込んで眠っているんだけど‥
苦しくないのかしら？
苦しいと思うんだけど？
健なんて桜が乗っかってるせいで顔がムギュ～ってなっちゃてるわよ！？
乗っかってる桜も寝にくいでしょ？
翼もお腹苦しいんでしょ？
眉間に皺が寄ってるわよ！
菫も‥
どうしたらそんな所に頭を‥
プッ！
４人の寝姿に笑みが零れる
思わずサイドボードに置いていたスマホを手に取り
団子状態の４人を写真におさめた
応援ありがとうございます。
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