Family 120
こんにちは。🎵
本日も『Family』です。🎶
じいちゃん&ばあちゃん💕
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは。♥
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ラオウと魔女も孫の前ではただのじいちゃんとばあちゃんのようです。🎵
お引越し話も楽しんで頂けて嬉しいです🎵😍🎵
2つともここら辺はまだ全然つかつくじゃないですいね‥😅
ア○○ィ○○ョーク様
こんにちは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
全部、双子ちゃんに見られていた健君ですが。
司パパと一緒で健君はそんな事、全然気にしていません❗😆💕✨
おじいちゃんとおばあちゃんの登場ですが‥
やっぱり孫には甘い祖父母なのかな‥?💕
じいちゃんの書斎
久しぶりに入ったけれど
ガキの頃のまま
父さんの書斎も立派だけど
じいちゃんのはそれをワンランクアップグレードした感じで
威圧感満載
俺は別にじいちゃんもばあちゃんも怖いなんて思ったことないけれど
初めての望は緊張して当たり前だと思ったから
大丈夫だと伝える為に繋いだままの手に力を込めた
5分程で着替えたじいちゃんが入ってきて
楓さんの隣に座った
向かい合わせで座る俺達
まるで面接でもされているようで居心地が悪くて
じいちゃんより先に口を開いた
「で、話しって何?」
「取って食おうなんて考え方てないからそんなに構えなくても大丈夫だよ。
ただ久しぶりだから話しがしたかっただけだし
なにより健が彼女を連れて来るなんて初めてだからね。
それで君達は婚約したの?」
「あぁ」
「してません!」
重なった俺と望の正反対の答え
「二人の認識が違ってるようだけど
そこら辺はどうなってるの、健?」
「まだ正式にはってことだよ!
俺はちゃんとプロポーズしたし
望もOKしてくれてるから婚約者だろ?!」
「ちょ、ちょっと!健君!」
「んだよ?嫌なのか?!」
「そ、そういう訳じゃないけど‥
まだ先の話しでしょ?」
「分かってるよ!俺は今すぐに結婚しても問題はねぇけど
お前の気持ちがまだそこまで行ってないのは分かってるから
待つけど婚約ぐらいはしときたいっつーか‥
俺だって色々考えてんだよ!」
一気に言い終えた後、聞こえてきたのはじいちゃんとばあちゃんの笑い声
「プッ!ククククッ」
「んで笑うんだよ?!」
「だって司と同じ事言ってるから
思い出したんだよ。
あの頃の事を」
「父さんの事?」
「そうだよ。健は知ってるだろうけど司が君ぐらいの年の頃は
親の私達が言うのもなんだけどすっごく嫌な奴だったんだよね。
我が儘だし乱暴だし学校だって真面目に行ったことなかったし
問題ばっかりでその都度、お金で解決したり揉み消したり
今思えばどっちもどっちの親子関係だったんだけどね。
親らしいことなんて何一つしてこなかった私達だったけれど
それでも一応、道明寺家の長男だし、それなりに期待もしていたけれど
見事にそれを裏切り続けてくれてたんだよ。
そんな司が劇的に変わったのがつくしさんに出会ってからだったんだ」
目を細め時折、笑いながら母さんと出会った頃の
父さんの話をするじいちゃん
父さんの若い頃の話しはいつもつるんでいる
あの変な三人組が勝手に話してくれるからある程度は知っていたけれど
その時のじいちゃんとばあちゃんの思いを聞くのは初めてだった
「つくしさんと出会ってからの司は
それまで人の気持ちなんて考えた事なかったから
分からなくて色々と悩んで空回りもしてたみたいだったけど
結局は司って野生だからグダグダと悩むより
実力行使しちゃったんだけどね」
「だから君もしちゃえば?実力行使」
いたずらっ子のようにウインク付きで
サラリと大胆な事を言っているじいちゃん
その横ではばあちゃんも"そうね、それもいいかもしれないですわね。
そうすれば私とあなたは曾おじいちゃんと曾おばあちゃんになるのね"
なんて言ってるし‥
まさかじいちゃん達とこんな話しになるなんて考えてなくて
軽くパニック
「二人とも、な、なに言ってんだよ?!」
「焦る事でもないだろ?
君達、高等部を卒業したら一緒にNYへ来るんだから」
何故かNYへ来る事が決定事項になっている
俺としては問題ないけれどまだ望からはちゃんとした返事は貰えていない
「まだ決まったわけじゃないよ」
「えっ?そうなの?
でも、司はそう言ってたけど」
父さん!勝手に何言ってんだよ?!
「父さんがなんて言ってるか知らないけど
まだ話し合ってる最中だから!」
「そうなの?残念だな。
曾孫が抱けると思って期待してたのに」
「曾孫、曾孫言うなって!
でもさ‥」
「なに?」
「じいちゃんもばあちゃんも反対とかしないのかよ?」
「して欲しいの?」
「そういうんじゃないけど!
って!反対されても変わんないし!」
「でしょ。それに司とつくしさんが反対してないのに
じいじとばあばがなんて笑い話にもならないでしょ?」
笑いながらあっさりとそう言ったじいちゃんに
ばあちゃんも同意するように微笑んでいる
例え誰に反対されようとも望を諦めるつもりなんて無いけれど
ガキの頃から聞かされていた父さんと母さんに対してばあちゃんがした事が
頭にあったからこんなにもすんなりと
望の事を受け入れて‥
というより‥
グズグズすんな!的にせっつかれるとは思っていなかった
「確かに司とつくしさんの時は楓さんはかなり反対してたけど
僕としては正直、どっちでもよかったんだよね。
育った環境が違い過ぎる二人だったし若かったから
若気の至りでどうせ長続きなんてしないって思ってたんだけど
あの二人未だにラブラブだしまだまだ孫が増えそうだしさ
なにより子育てなんてした事なかった僕達が
君って存在に救われたんだから
今となっては司の野生に感謝してるんだよ」
"孫って無条件に可愛いんだよ"
"責任なんて無くてただ可愛がればいいんだからね"
"君達にとっては僕達が何者なのかなんて関係なくて
ただのじいちゃんとばあちゃんだからさ"
"孫でこれだけ可愛いんだから曾孫だったらどれだけだって思うんだよね"
"だからさ、早く曾孫を抱かせてよ"
最後にそう締めくくったじいちゃん
曾孫、曾孫って‥
反対されるよりはマシだと思うけど
逆にプレッシャー
「反対じゃないのはわかったから
変なプレッシャー掛けないでくれる?
俺って父さんと違って繊細なんだから!」
「君、司にそっくりだよ。
もちろんつくしさんにも似てて頑固だし
今はまだ未熟だけど君達はあの頃の司とつくしさんと同じ目してるよ。
だからさっさと家族になっちゃえば?
それでさ、僕達が元気な内に曾孫頼むよ」
結局、最後は曾孫かよ!
だったら‥
「でもさ、じいちゃんの望みを叶えたくても
なにかと邪魔が入って二人っきりになれないんだよね」
「ちょ、ちょっと!健君!
なんてこと言ってるの?!」
隣で黙って‥
というより
じいちゃんとばあちゃんに圧倒されて
ずっと黙ったままだった望がやっぱり少しだけ
正気を取り戻したようだったけれど
それは無視してじいちゃんと話を進める
「そう言うと思ってたから準備してあったんだよ」
はい、これ!と言って笑顔で手渡されたカードキー
「どこのキー?」
「君達がこっちの大学に来るって聞いてたから
卒業祝いに渡そうと思ってた部屋のキーだよ。
司達が住んでた所から2ブロックぐらい離れた場所だけど
司にはまだ知られてない物件で
立地はいいし広さも十分だしさ一応、家具も入れてあるから
すぐにでも住めるはずだよ」
「じいちゃん、やるじゃん!」
「だろ?僕、これでも一応、会長だしさ。
孫には甘いから」
「サンキュー、じいちゃん!
おっ!ばあちゃんも!」
「どういたしまして」
「甘いついでにさ、車もいい?」
「好きなの乗って行っていいよ。
でも、司とつくしさんには内緒だよ」
「了解!じいちゃん、最高!」
思いがけない展開にテンションが上がり
思わずじいちゃんとばあちゃんにハグして頬にキスまでしてしまった俺
「あっ!でも行くのはパーティーに出てからにした方がいいよ」
「それじゃあ、椿ちゃんに捕まるじゃん!」
「パーティーの途中で抜け出せばいいんじゃない?」
「そっか!じいちゃん、ナイス!
それじゃあ、また後でね!
行くぞ!望!」
「えっ?!あっ!ちょっと待って!」
手を引っ張り書斎から出ようとした俺の手を振り払い
振り返った望はじいちゃんとばあちゃんに
「色々とありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!」
と頭を下げた
そんな望の手をもう一度掴み直すと
書斎を後にした
ヨシ!俺の未来って結構明るいじゃん!

応援ありがとうございます。
本日も『Family』です。🎶
じいちゃん&ばあちゃん💕
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは。♥
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ラオウと魔女も孫の前ではただのじいちゃんとばあちゃんのようです。🎵
お引越し話も楽しんで頂けて嬉しいです🎵😍🎵
2つともここら辺はまだ全然つかつくじゃないですいね‥😅
ア○○ィ○○ョーク様
こんにちは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
全部、双子ちゃんに見られていた健君ですが。
司パパと一緒で健君はそんな事、全然気にしていません❗😆💕✨
おじいちゃんとおばあちゃんの登場ですが‥
やっぱり孫には甘い祖父母なのかな‥?💕
じいちゃんの書斎
久しぶりに入ったけれど
ガキの頃のまま
父さんの書斎も立派だけど
じいちゃんのはそれをワンランクアップグレードした感じで
威圧感満載
俺は別にじいちゃんもばあちゃんも怖いなんて思ったことないけれど
初めての望は緊張して当たり前だと思ったから
大丈夫だと伝える為に繋いだままの手に力を込めた
5分程で着替えたじいちゃんが入ってきて
楓さんの隣に座った
向かい合わせで座る俺達
まるで面接でもされているようで居心地が悪くて
じいちゃんより先に口を開いた
「で、話しって何?」
「取って食おうなんて考え方てないからそんなに構えなくても大丈夫だよ。
ただ久しぶりだから話しがしたかっただけだし
なにより健が彼女を連れて来るなんて初めてだからね。
それで君達は婚約したの?」
「あぁ」
「してません!」
重なった俺と望の正反対の答え
「二人の認識が違ってるようだけど
そこら辺はどうなってるの、健?」
「まだ正式にはってことだよ!
俺はちゃんとプロポーズしたし
望もOKしてくれてるから婚約者だろ?!」
「ちょ、ちょっと!健君!」
「んだよ?嫌なのか?!」
「そ、そういう訳じゃないけど‥
まだ先の話しでしょ?」
「分かってるよ!俺は今すぐに結婚しても問題はねぇけど
お前の気持ちがまだそこまで行ってないのは分かってるから
待つけど婚約ぐらいはしときたいっつーか‥
俺だって色々考えてんだよ!」
一気に言い終えた後、聞こえてきたのはじいちゃんとばあちゃんの笑い声
「プッ!ククククッ」
「んで笑うんだよ?!」
「だって司と同じ事言ってるから
思い出したんだよ。
あの頃の事を」
「父さんの事?」
「そうだよ。健は知ってるだろうけど司が君ぐらいの年の頃は
親の私達が言うのもなんだけどすっごく嫌な奴だったんだよね。
我が儘だし乱暴だし学校だって真面目に行ったことなかったし
問題ばっかりでその都度、お金で解決したり揉み消したり
今思えばどっちもどっちの親子関係だったんだけどね。
親らしいことなんて何一つしてこなかった私達だったけれど
それでも一応、道明寺家の長男だし、それなりに期待もしていたけれど
見事にそれを裏切り続けてくれてたんだよ。
そんな司が劇的に変わったのがつくしさんに出会ってからだったんだ」
目を細め時折、笑いながら母さんと出会った頃の
父さんの話をするじいちゃん
父さんの若い頃の話しはいつもつるんでいる
あの変な三人組が勝手に話してくれるからある程度は知っていたけれど
その時のじいちゃんとばあちゃんの思いを聞くのは初めてだった
「つくしさんと出会ってからの司は
それまで人の気持ちなんて考えた事なかったから
分からなくて色々と悩んで空回りもしてたみたいだったけど
結局は司って野生だからグダグダと悩むより
実力行使しちゃったんだけどね」
「だから君もしちゃえば?実力行使」
いたずらっ子のようにウインク付きで
サラリと大胆な事を言っているじいちゃん
その横ではばあちゃんも"そうね、それもいいかもしれないですわね。
そうすれば私とあなたは曾おじいちゃんと曾おばあちゃんになるのね"
なんて言ってるし‥
まさかじいちゃん達とこんな話しになるなんて考えてなくて
軽くパニック
「二人とも、な、なに言ってんだよ?!」
「焦る事でもないだろ?
君達、高等部を卒業したら一緒にNYへ来るんだから」
何故かNYへ来る事が決定事項になっている
俺としては問題ないけれどまだ望からはちゃんとした返事は貰えていない
「まだ決まったわけじゃないよ」
「えっ?そうなの?
でも、司はそう言ってたけど」
父さん!勝手に何言ってんだよ?!
「父さんがなんて言ってるか知らないけど
まだ話し合ってる最中だから!」
「そうなの?残念だな。
曾孫が抱けると思って期待してたのに」
「曾孫、曾孫言うなって!
でもさ‥」
「なに?」
「じいちゃんもばあちゃんも反対とかしないのかよ?」
「して欲しいの?」
「そういうんじゃないけど!
って!反対されても変わんないし!」
「でしょ。それに司とつくしさんが反対してないのに
じいじとばあばがなんて笑い話にもならないでしょ?」
笑いながらあっさりとそう言ったじいちゃんに
ばあちゃんも同意するように微笑んでいる
例え誰に反対されようとも望を諦めるつもりなんて無いけれど
ガキの頃から聞かされていた父さんと母さんに対してばあちゃんがした事が
頭にあったからこんなにもすんなりと
望の事を受け入れて‥
というより‥
グズグズすんな!的にせっつかれるとは思っていなかった
「確かに司とつくしさんの時は楓さんはかなり反対してたけど
僕としては正直、どっちでもよかったんだよね。
育った環境が違い過ぎる二人だったし若かったから
若気の至りでどうせ長続きなんてしないって思ってたんだけど
あの二人未だにラブラブだしまだまだ孫が増えそうだしさ
なにより子育てなんてした事なかった僕達が
君って存在に救われたんだから
今となっては司の野生に感謝してるんだよ」
"孫って無条件に可愛いんだよ"
"責任なんて無くてただ可愛がればいいんだからね"
"君達にとっては僕達が何者なのかなんて関係なくて
ただのじいちゃんとばあちゃんだからさ"
"孫でこれだけ可愛いんだから曾孫だったらどれだけだって思うんだよね"
"だからさ、早く曾孫を抱かせてよ"
最後にそう締めくくったじいちゃん
曾孫、曾孫って‥
反対されるよりはマシだと思うけど
逆にプレッシャー
「反対じゃないのはわかったから
変なプレッシャー掛けないでくれる?
俺って父さんと違って繊細なんだから!」
「君、司にそっくりだよ。
もちろんつくしさんにも似てて頑固だし
今はまだ未熟だけど君達はあの頃の司とつくしさんと同じ目してるよ。
だからさっさと家族になっちゃえば?
それでさ、僕達が元気な内に曾孫頼むよ」
結局、最後は曾孫かよ!
だったら‥
「でもさ、じいちゃんの望みを叶えたくても
なにかと邪魔が入って二人っきりになれないんだよね」
「ちょ、ちょっと!健君!
なんてこと言ってるの?!」
隣で黙って‥
というより
じいちゃんとばあちゃんに圧倒されて
ずっと黙ったままだった望がやっぱり少しだけ
正気を取り戻したようだったけれど
それは無視してじいちゃんと話を進める
「そう言うと思ってたから準備してあったんだよ」
はい、これ!と言って笑顔で手渡されたカードキー
「どこのキー?」
「君達がこっちの大学に来るって聞いてたから
卒業祝いに渡そうと思ってた部屋のキーだよ。
司達が住んでた所から2ブロックぐらい離れた場所だけど
司にはまだ知られてない物件で
立地はいいし広さも十分だしさ一応、家具も入れてあるから
すぐにでも住めるはずだよ」
「じいちゃん、やるじゃん!」
「だろ?僕、これでも一応、会長だしさ。
孫には甘いから」
「サンキュー、じいちゃん!
おっ!ばあちゃんも!」
「どういたしまして」
「甘いついでにさ、車もいい?」
「好きなの乗って行っていいよ。
でも、司とつくしさんには内緒だよ」
「了解!じいちゃん、最高!」
思いがけない展開にテンションが上がり
思わずじいちゃんとばあちゃんにハグして頬にキスまでしてしまった俺
「あっ!でも行くのはパーティーに出てからにした方がいいよ」
「それじゃあ、椿ちゃんに捕まるじゃん!」
「パーティーの途中で抜け出せばいいんじゃない?」
「そっか!じいちゃん、ナイス!
それじゃあ、また後でね!
行くぞ!望!」
「えっ?!あっ!ちょっと待って!」
手を引っ張り書斎から出ようとした俺の手を振り払い
振り返った望はじいちゃんとばあちゃんに
「色々とありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!」
と頭を下げた
そんな望の手をもう一度掴み直すと
書斎を後にした
ヨシ!俺の未来って結構明るいじゃん!

応援ありがとうございます。
スポンサーサイト