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パパはおんぞうし? 4

こんにちは✨😃❗
本日も『パパはおんぞうし?』です。🎶
やっとつくしちゃん登場です。♥
それではどうぞ~✴


私信です
☆様
こんにちは。🎵
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
司君が末っ子で何の憂いもなく伸び伸びと育つと蓮くんのような
ぶっ飛びキャラになるんじゃないのかしら?と‥💕
三人+赤ちゃんは両親の愛情を目一杯受けて成長しているので
みんな良い子です😆🎵🎵


ご○ぎ○ね様
こんにちは。🎵
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ありがとうございます。(#^.^#)
おっきな俺様とちっちゃな俺様
仲良し親子です。🎶





「グスッ‥とーちゃん、おれ、いきてるか?」

病院の廊下

まだグズっていて歩けないと言う問題児を抱き抱えたまま
つくしの病室へと向かう

「あぁ、大丈夫だ。
ピンピンしてる」

「ほんとにだいじょーぶか?
かあちゃんにしかられないか?」

「叱られるような事したのかよ?」

「してねぇ!
けど もしかあちゃんがおこったら
とーちゃん おれをたすけろよ!」

自信満々に勝手な事をほざく問題児が
俺の首に巻き付くように腕を回してくる

その重さを受け止めながらつくしの病室へと向かう

駅前にある総合病院

紬と蓮も生まれた病院

そこで昨日、4人目が生まれた

昨日の朝方、産気付いたつくし

生まれてくるまでまだ時間的に余裕があるとはいえ
こうなるとぐずぐずしていられない

少しずつ短くなる陣痛の間隔を計りながら
つくしはシャワーを浴び
俺はその間に子供達を文字通り叩き起こし
着替えさせいつでも出られる準備をする

柊と紬は自分の事は出来るので大して手は掛からないが
蓮は一人で2倍3倍の手がかかるから
無理には起こさずパジャマのまま上着だけ着せて
荷物と共に車へと運び柊と紬がつくしを両脇から支えるようにして
ゆっくりと車へと乗り込んだ

流石に4回目ともなれば手順は覚えているし
今回は病院も驚く程の超~安産で病院に到着して
3時間余りで3人目の男の子が生まれてきた

性別は生まれるまで聞いていなかったので
弟に大喜びした蓮と対照的に
妹が欲しかった紬はガッカリして剥れていた

それでも看護師に抱かれた赤ん坊を見るなり
抱かせろと一番煩かったのは紬で
その後もずっと寝ている赤ん坊の顔を覗きこみ
頬を触ったり指を触ったりと嬉しそうにしていた

今回、つくしが入っている病室は2人部屋で
今はつくししか入っていない

つくしの病室の前で蓮を下ろしてやる

「かあちゃん~!
れんがきたぞ~!」

ベッドに腰掛けて隣に眠る赤ん坊の顔を覗き込んでいたつくしが
蓮の声に反応し顔を上げた

つくしに突進して行く蓮

「蓮!いい子にしてた?」

「してたぞ~!」

突進してきた蓮を抱き止めギュッと抱きしめると膝に抱き上げたつくしが
蓮の額に貼られているシートに気がついた

「おでこどうしたの?」

「たんこぶ できたぞ!
しぬ かとおもった!
でも かあちゃんにあいたかったから おれ、なかなかったぞ!
だから ほめても いいぞ!」

「そっか、痛かったね。
でも、偉かったね。蓮はいい子。
ママは蓮のこと大好きだからね!」

「おぅ!しってるぞ!
おれもかあちゃんをあいしてるぞぉ~!」

そう言うなりつくしの顔を小さな両手で挟むように固定し
つくしの唇を目掛けてブチュ~と熱烈な奴を一発

オイ!幼稚園児!

俺の目の前で何やってんだよ!?

蓮を睨み付けるけど
奴はうっとりしたような表情で目を閉じたまま

されるがままだったつくしは
やがてキスと言うよりは顔面正面衝突のような状態に
息苦しくなったのか蓮の両脇から手を差し入れ
その身体を引き剥がした

「ハァ~苦しいって!
あれ?パパもお揃い?」

自分の額を指で触りながら俺の額に貼られたままになっていた
蓮とお揃いのシートを見て笑ったつくし

「笑うな!ジャングルジムの天辺から飛び降りたこいつを
ここで受け止めたんだよ!」

「いたかったぞ~!
おれ、しんだぞ!でも かあちゃんにあいたいから がんばったぞ!」

いつの間にか死ぬから死んだにランクアップした問題児は
大袈裟な身振り手振りでその時の状況を説明している

「そっか、大変だったね。
でも、ジャングルジムから飛んじゃダメって前にも言わなかったっけ?
ママ、蓮に言ったわよね?」

たんこぶの理由を聞いてつくしの表情が少しだけ険しくなったのを
敏感に感じとった問題児が慌ててつくしの膝から飛び降り
隠れるように俺の後ろに回り足の間から顔を出してやがる

「こら!蓮!ママのお話し聞いてるの?」

「きいてるぞぉ~!」

「聞いてるぞぉ~!じゃないでしょ?
聞いてるだけじゃダメなんだからね!
分かってるの?」

「わかってるぞぉ~!
とーちゃんもわざとじゃなかったんだから
ゆるしてやれよ!」

「お父さんは関係ないしゆるしてやれよ!じゃないでしょ!
お父さんにちゃんとごめんなさいしたの?」

「したぞ!」

「ほんと?」

「たぶん‥した?よな?とーちゃん!?」

蓮が嘘をついていることぐらい
つくしにはお見通しのはず

俺と蓮の間を行き来するように上下に視線を動かしながら
謝るように促しているが一筋縄ではいかない幼稚園児は
俺の足の間から出していた顔を引っ込め
あろうことか俺の尻に顔埋めてきた

「こら!蓮!
お父さんに隠れないの!」

「とーちゃん!かあちゃんがおこってるぞ!
ヤバいぞ!たすけろよ!」

尻の辺りから聞こえてくるくぐもった声に
流石のつくしも怒りを通り越してちょっと笑っている

「蓮!ほら!なんて言うの?」

「‥ごめん、ちゃい‥」

蓮の行動はいつも予想外
本人は至って真剣なんだろうけど
尻から響いてくる声に笑っちゃいけないと思いつつ笑ってしまう

怒っているはずなのに最後にはつくしも笑ってしまって
蓮に対してはいつもこんな感じ

我が家の超~問題児であると同時に
我が家のムードメーカー






応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

Comments 2

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2019/12/06 (Fri) 22:10 | EDIT | REPLY |   

kirakira  

t○k○ko様

こんばんは。🎵
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m

蓮くん‥可愛いでしょ💕
そうなんです❗絶対、自分の息子だったらめっちゃ腹立ちます!(笑)
でも、見ている分にはめっちゃ愛嬌があって可愛い男の子ですよね🎵
自由奔放なちっちゃな俺様幼稚園児はみんなに愛されてすくすくと
育っています❗😆💕✨

2019/12/09 (Mon) 17:52 | EDIT | REPLY |   

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