永遠じゃない‥ 8
こんばんは~✴
本日も『永遠じゃない‥』です。🎶
女子会です😆🎵🎵
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。😆
誕生日をサクッとスルーしてしまいました‥😅
が、最近は暗い感じの展開ばかりなので甘いのに飢えてます❗😆💕✨
来客を告げるインターフォンが鳴り
画面を確認するとそこには滋さん桜子の顔
動揺しているだろう私を心配して
食べ物を大量に持ってきてくれた二人
もちろん大量のお酒も
女三人
何もかもを吹き飛ばすように
飲んで食べてたわいのない会話を交わし
時々、彼の事も話しながら
夜が更けていく
前途多難?
だけど二人が側に居てくれるだけで
心が少しだけ軽くなるような気がする
「男なんてみ~~んな勝手!
あ~~でも、彼氏が欲しい~!」
「滋さん、言ってる事が滅茶苦茶ですよ」
酔っぱらっている滋さんにすかさず突っ込んでいる桜子
「え~そうかな~?
でも、つくしはいいよねぇ~
あんな、素敵な彼氏がいるんだからぁ~羨ましいぞぉ~」
酔っぱらいの滋さんがワイングラスを片手に
脇腹辺りをツンツンしてくる
「だから付き合ってないってば!」
「でも旅行に誘われたんでしょ?」
「う、うん、モナコに行かないかって‥」
「もちろん行くって返事しましたよね?先輩」
「えっ‥あっ‥まだ‥してない、かな‥?」
「どうしてしてないんですか?!」
そ、そんな怖い顔しないでよ‥
「だ、だって‥ねぇ‥」
「ねぇ‥じゃないですよ!
離婚して5年も経つんですよ!
それにあんなハイスペックな男そうそういませんよ!
だからさっさとモナコでもどこでも行って
ものにしないと勿体無いですよ!」
「ハイスペックねぇ‥」
「そうですよ!
フランス公爵家の出身でお母様は日本人で
次男でご自身で投資顧問会社を経営されていて
おまけに以前はパリコレにも出演する程のモデルだったんですよ!
家柄も財力も顔面も何もかもが超ハイスペックで文句なんてないじゃないですか!」
「顔面って‥桜子‥
身も蓋もない言い方しないでよ」
「顔面かぁ~そりゃ、家柄も財力も‥
良いにこしたことはないけどさぁ~
滋ちゃんは愛が欲しい~!」
「私は全部欲しいんです!」
「桜子の欲張り~!」
「はい!私は欲張りなんです!
だから、先輩も滋さんも欲張りになって
いい男ゲットしてください!」
「あんただってゲット出来てないじゃん!」
「ハハハ、そうだよ!桜子!
あんたも一人じゃん!」
「わたくしはその気になればいつだって出来ますから!
先輩と滋さんはほっておいたらこのまま一生独身のままで
干からびていきますよ!」
「干からびるって‥大きなお世話だっつーの!」
「ねぇ、独身と言えば司はどうなんだろう?
記憶は戻ったけど女はいたんじゃないの?」
「さ、さぁ‥?
私に聞かれても‥」
「いらっしゃるはずですよ」
「もしかしてあの看護師とか言わないよね?
ってか‥あの看護師どうしたんだろう?
最初はベッタリだったよね?
でもいつの間にか見なくなったけど」
「滋さん、いつの話ししてるんですか?!
あんな女とっくに道明寺さんのお母様によって別れさせられてますわよ!
美作さん達のお話しでは結構な額をいただいたらしいですわよ。
先輩はご存知だったんでしょ?」
「えっ‥あっ‥まぁ、一応わね‥」
滋さんの口から飛び出した看護師さんの話題に
とっくの昔に忘れたはずのモヤモヤに
少しだけ感情を乱される
今はもう私の中にはあの頃のような熱は残っていない
彼の事は‥
好きか嫌いかと問われれば
私は迷わず好きだと答えるだろう
好きだからこそ幸せでいて欲しいと思っている
ならこのモヤモヤは何なのだろう?
今でもあの看護師さんの話題は苦手
「先輩?先輩?!」
「えっ、あっ、ごめん‥なに?」
「ボーっとしないで下さい!
それで?どうするんですか?」
「な、なにが?」
「とぼけないで下さい!
道明寺さんの事ですよ」
桜子の言いたい事は分かっているんだけどね
どうするんですか?なんて聞かれても
今はまだ分からない
今の関係は兄と妹
この5年間
兄妹として特別接点があったわけじゃないんだけど
私の中には確実に5年って時間が流れていて
人間関係やら色々とあの頃とは違う
「どうするって言われても‥ねぇ‥
どうすればいいのか‥分からないわよ‥」
「じゃあ、先輩はどうしたいんですか?
ヨリ戻したいんですか?」
ヨリ戻したいんですか?の問いに
私は首を横に振った
今さらって訳じゃないんだけどね
もう一度っていうのが私の中では現実味が無くて‥
「でも道明寺さんは納得されないと思いますよ」
「だよね~あの司がそう簡単に諦めるわけないもんね~
現にホラ!」
そう言って目の前に出されたのは滋さんのスマホの画面には
鬼のように彼からの着信履歴
「これってストーカーで訴えたら通るレベルだよね~」
キャラキャラと笑いながら楽しそうにスマホの画面を眺めている滋さん
「笑い事じゃありませんから!
さっさと電源落としておいて下さい!
じゃないとGPSで居場所特定されちゃいますよ!」
「ゲッ!マジ?!」
「道明寺さんならそれぐらいなさると思いますわよ。
なんせ先輩の情報を全てシャットアウトされて
かなりイライラされてますから」
「怖いんだけど‥桜子‥」
そう言いながら慌ててスマホをオフにした滋さん
答えなんて簡単に出ないまま夜は更けていく

応援ありがとうございます。
本日も『永遠じゃない‥』です。🎶
女子会です😆🎵🎵
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。😆
誕生日をサクッとスルーしてしまいました‥😅
が、最近は暗い感じの展開ばかりなので甘いのに飢えてます❗😆💕✨
来客を告げるインターフォンが鳴り
画面を確認するとそこには滋さん桜子の顔
動揺しているだろう私を心配して
食べ物を大量に持ってきてくれた二人
もちろん大量のお酒も
女三人
何もかもを吹き飛ばすように
飲んで食べてたわいのない会話を交わし
時々、彼の事も話しながら
夜が更けていく
前途多難?
だけど二人が側に居てくれるだけで
心が少しだけ軽くなるような気がする
「男なんてみ~~んな勝手!
あ~~でも、彼氏が欲しい~!」
「滋さん、言ってる事が滅茶苦茶ですよ」
酔っぱらっている滋さんにすかさず突っ込んでいる桜子
「え~そうかな~?
でも、つくしはいいよねぇ~
あんな、素敵な彼氏がいるんだからぁ~羨ましいぞぉ~」
酔っぱらいの滋さんがワイングラスを片手に
脇腹辺りをツンツンしてくる
「だから付き合ってないってば!」
「でも旅行に誘われたんでしょ?」
「う、うん、モナコに行かないかって‥」
「もちろん行くって返事しましたよね?先輩」
「えっ‥あっ‥まだ‥してない、かな‥?」
「どうしてしてないんですか?!」
そ、そんな怖い顔しないでよ‥
「だ、だって‥ねぇ‥」
「ねぇ‥じゃないですよ!
離婚して5年も経つんですよ!
それにあんなハイスペックな男そうそういませんよ!
だからさっさとモナコでもどこでも行って
ものにしないと勿体無いですよ!」
「ハイスペックねぇ‥」
「そうですよ!
フランス公爵家の出身でお母様は日本人で
次男でご自身で投資顧問会社を経営されていて
おまけに以前はパリコレにも出演する程のモデルだったんですよ!
家柄も財力も顔面も何もかもが超ハイスペックで文句なんてないじゃないですか!」
「顔面って‥桜子‥
身も蓋もない言い方しないでよ」
「顔面かぁ~そりゃ、家柄も財力も‥
良いにこしたことはないけどさぁ~
滋ちゃんは愛が欲しい~!」
「私は全部欲しいんです!」
「桜子の欲張り~!」
「はい!私は欲張りなんです!
だから、先輩も滋さんも欲張りになって
いい男ゲットしてください!」
「あんただってゲット出来てないじゃん!」
「ハハハ、そうだよ!桜子!
あんたも一人じゃん!」
「わたくしはその気になればいつだって出来ますから!
先輩と滋さんはほっておいたらこのまま一生独身のままで
干からびていきますよ!」
「干からびるって‥大きなお世話だっつーの!」
「ねぇ、独身と言えば司はどうなんだろう?
記憶は戻ったけど女はいたんじゃないの?」
「さ、さぁ‥?
私に聞かれても‥」
「いらっしゃるはずですよ」
「もしかしてあの看護師とか言わないよね?
ってか‥あの看護師どうしたんだろう?
最初はベッタリだったよね?
でもいつの間にか見なくなったけど」
「滋さん、いつの話ししてるんですか?!
あんな女とっくに道明寺さんのお母様によって別れさせられてますわよ!
美作さん達のお話しでは結構な額をいただいたらしいですわよ。
先輩はご存知だったんでしょ?」
「えっ‥あっ‥まぁ、一応わね‥」
滋さんの口から飛び出した看護師さんの話題に
とっくの昔に忘れたはずのモヤモヤに
少しだけ感情を乱される
今はもう私の中にはあの頃のような熱は残っていない
彼の事は‥
好きか嫌いかと問われれば
私は迷わず好きだと答えるだろう
好きだからこそ幸せでいて欲しいと思っている
ならこのモヤモヤは何なのだろう?
今でもあの看護師さんの話題は苦手
「先輩?先輩?!」
「えっ、あっ、ごめん‥なに?」
「ボーっとしないで下さい!
それで?どうするんですか?」
「な、なにが?」
「とぼけないで下さい!
道明寺さんの事ですよ」
桜子の言いたい事は分かっているんだけどね
どうするんですか?なんて聞かれても
今はまだ分からない
今の関係は兄と妹
この5年間
兄妹として特別接点があったわけじゃないんだけど
私の中には確実に5年って時間が流れていて
人間関係やら色々とあの頃とは違う
「どうするって言われても‥ねぇ‥
どうすればいいのか‥分からないわよ‥」
「じゃあ、先輩はどうしたいんですか?
ヨリ戻したいんですか?」
ヨリ戻したいんですか?の問いに
私は首を横に振った
今さらって訳じゃないんだけどね
もう一度っていうのが私の中では現実味が無くて‥
「でも道明寺さんは納得されないと思いますよ」
「だよね~あの司がそう簡単に諦めるわけないもんね~
現にホラ!」
そう言って目の前に出されたのは滋さんのスマホの画面には
鬼のように彼からの着信履歴
「これってストーカーで訴えたら通るレベルだよね~」
キャラキャラと笑いながら楽しそうにスマホの画面を眺めている滋さん
「笑い事じゃありませんから!
さっさと電源落としておいて下さい!
じゃないとGPSで居場所特定されちゃいますよ!」
「ゲッ!マジ?!」
「道明寺さんならそれぐらいなさると思いますわよ。
なんせ先輩の情報を全てシャットアウトされて
かなりイライラされてますから」
「怖いんだけど‥桜子‥」
そう言いながら慌ててスマホをオフにした滋さん
答えなんて簡単に出ないまま夜は更けていく

応援ありがとうございます。
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