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修羅場ってる?-NY編- 7

こんばんは😃🌃
本日は『修羅場ってる?NY編』です。🎶
それではどうぞ~✴




私信です
☆様
こんばんは~✴
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
司君‥つくしちゃんに対してはレーダービンビンなんです❗(笑)
言ってることはめちゃくちゃ俺様ですが
つくしちゃんに対する気持ちは本物です❗😆💕✨












ドイツでなんとか約束の時間には間に合ったんだけど

はい‥

しっかりと

お叱りを受けました!

私が!

彼もね

一応は

同じようにお叱りを受けたんだけど

ほら!

都合の悪い事は右から左の馬耳東風だから
全く聞いてないだけじゃなくて
しっかりと言い返してた‥



あっ!それから!

どうして彼に私の居所がバレてたかって

知りたいでしょ?

私も知りたかったからドイツに向かう機内で問い詰めたのよね


そしたら‥

まずね
私のSPの一人が買収されていた

まぁ、買収って表現は適切じゃなくて
脅迫ってレベルだったんだけどね


一番若い入ったばかりのSPさんに
私の行動を逐一報告させるために


"ハドソン河の魚のエサにしてやるぞ!"だとかね

"セントラルパークに生き埋めにしてやる!"だとかね

"一族根絶やしにしてやるぞ!"とかね

何言ってんの?ってレベルでSPさんを脅して私の情報を聞き出していたの

それに加えてアパートの部屋には
私に内緒でそこらじゅうに監視カメラを設置されていたみたいで

映像は10分おきに彼のパソコンに転送される仕組みになっているらしいの


私のプライバシーはどこに?って感じでしょ?!

でもね

まだあるの!


私の持ち物と身に付ける物全てに

ブラにまでGPSが仕込んであるみたいで
例えSPさんが裏切ってなかったとしても
彼には私の行動は筒抜けだったって事よね?

どこまで信用されてないの?って感じじゃない?!

それで機内で大喧嘩になったのは言うまでもなくて
怒る私に私が怒っているからと怒る彼

意味わかんないでしょ?

怒ってるのは私なのよ!

だのにどうして私が怒ってるって怒るわけ?

怒りながら泣きそうな顔するな!

なんか私が悪いことしてるみたいでしょ!

彼が私の気持ちを疑っているのは感じている

だって私はまだ彼に愛してるとは伝えていないから‥

だけど今はまだ言えないの

私の中にはまだ上手く説明出来ない複雑な感情が残ったままだから

10年間、私は純粋に彼だけを愛していたわけじゃないから

結婚にしても離婚にしても

ほんの少しだけの愛情と

後の大部分は成り行きと妥協

今となってはあの時

どうして離婚届を出さなかったのか

理由は色々有りすぎて説明しきれない


私達は二人ともに突然の環境の変化に日常が追い付かなくて

感情のコントロールが上手く出来なくて
空回りしているのが分かっているくせに
忙しい日常を言い訳に向き合う事していない

どこか一歩引いたような態度で彼に接している私と

常に私に対して不安な気持ちを感じているくせに‥

毎晩のように
身体を繋げることでその不安な気持ちを和らげようとしている彼

答えを求めているくせに

その答えを恐れている

彼らしくない

私も

自分でも分かっている

私らしくないって

だからちゃんと言えるように

お互いにね

ちゃんと伝えあえるようになりたいと思っている

その為にはクリアにしなければならない事がまだある

私がわざわざ楓社長を追い掛けてドイツまで来たのはそれが理由

私は私の過去に完全に決別する為にここに来た





楓社長への報告を終えて私が彼を連れて行ったのは
スイスとの国境沿いにある別荘

アルプスの山間にあり
世界にその名を轟かせる明峰が見渡せる場所にある別荘

ここは離婚問題が浮上した時に楓社長から
生前贈与だと譲り受けた別荘で規模は大きくないけれど
周囲に人家は無く落ち着いた雰囲気で
私のお気に入りの場所

ここに誰かを連れて来た事はない

いつも全速力で走ってばかりの私が
息抜きするための秘密の隠れ家

この場所に彼を連れて来たのは誰にも邪魔されず
落ち着いて二人で話をしたかったから

そう告げたら彼は別れ話でもされるんじゃないかと
警戒心がビンビンで笑っちゃったけど

夕食を終えてワインを片手に暖炉の前で
静かな時間を過ごす

小屋の外には人工的な光は一切無くて
夜空に瞬く星の光だけが降り注ぎ
時折、近くの森からフクロウの鳴き声が響いてくるだけの静かな時間

私はここに別れ話をしにきたわけじゃない
寧ろその逆でこれから二人で生きていくために

長い間に積もり積もってしまった二人の間にある
蟠りみたいな物を解消するためにやってきただけなのに

隣でワインを飲んでいる彼は時折、何かを言いたげに
まるで私の心の内を見定めるような視線を送ってくるだけ

「ここに初めて来たのは彼にプロポーズされた時だったの」

私の突然の告白にギョッとしたように
大きく動きグッと前のめりな反応を見せた彼

「ハァ?!」

大袈裟な反応に思わず笑みが零れる

「笑うな!
どういう事だよ?!
プロポーズってなんの話しだ!?」

「あれ?話してなかったっけ?」

「あぁ、聞いてねぇーぞ!
それにお前が付き合ってたって男!あれは誰だ!?」

知らなかったなんて

意外‥

こいつの事だから全部調べて知ってると思ってた‥











応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

Comments 4

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2022/05/16 (Mon) 22:33 | EDIT | REPLY |   
kirakira

kirakira  

I○i様

こんばんは~(^▽^)/
コメントありがとうございます。

ハイ!色々と放置したままのお話しが沢山あるので
少しづつですが更新していこうと思っておりますので
もうしばらくお待ちいただければ幸いです!❤

2022/05/17 (Tue) 20:38 | EDIT | REPLY |   

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2022/05/30 (Mon) 19:40 | EDIT | REPLY |   
kirakira

kirakira  

パ○ちゃん様

こんばんは~😊
コメントありがとうございます!❤

私も復習しました~!(笑)
そうなんですよね・・基本はヘビーなんです!
記憶が無くて浮気者で最低な奴ですが
周囲が司君だからでなんとなく受け入れている部分もあって
それよりも重大な問題があるんだ!って感じでちょっと放置されているので
司君が余計に空回りすんだと思います!

ハハハ❤色々放置中ですよね~(笑)
ハイ!小声ちゃんと聞こえましたよ~❤

2022/05/30 (Mon) 20:03 | EDIT | REPLY |   

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