彼と彼女の場合(仮) 6
こんばんは。♪
お待たせしました。『彼と彼女の場合』の続きです。❤
それではどうぞ~♬
更新情報です。
11日(水)『月夜に』132
12日(木)『月夜に』133
13日(金)『月夜に』134
を朝7時に予約投稿しております。
お時間のある時にでもお楽しみください。(^^♪
私信です。
☆様
こんばんは。❤
コメントありがとうございます。(^^♪
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ご心配おかけしました!なんとか復活しました!(笑)
ウフフ♪司君なので!スケールが違いますよね!❤(笑)
m様
こんばんは。❤
コメントありがとうございます。(^^♪
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
アラ!予想以上でした?❤
でもまだまだ予想以上かもです!(笑)
葉◯様
こんばんは。❤
コメントありがとうございます。(^^♪
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ハイ!すっかり包囲網は出来上がっていて後はつくしちゃんが掛かるのを待つだけでした!(笑)
この先、つくしちゃんがどうするのか?楽しみにしていただければ嬉しいです!(^^♪
案の定
ってわけでもねぇけど
多少ゴネるのは想定内
俺だって一応、自覚はあるぞ!
なんの自覚だって?
少しばっか強引だったかなって自覚だよ!
でもなあの時はこれが一番というか
こうするしか方法は無かったんだよ!
NYへ渡ったけれど出来る事は皆無で
毎日が戦いで戦歴は全線全敗
プライドなんてとっくに地に落ちていて
メンタルやられまくりでまともな精神状態じゃなかった
そんな中で記憶が戻りすぐにでもこいつの元に戻りたかった
でもそれじゃ負けたまま逃げ帰るのと同じ
こんな状態じゃ何一つまともに手に入れられないと思った
だから踏み止まった
黙っていたのは卑怯かもしれないが
あの時はこの頑固女を説得出来るだけの力がなかったから
その力を手に入れてから
そう思っていたから黙ったまま
NYで一人戦い続けた
全てを手に入れるため
寝る間も惜しんで大学に通い仕事も手を抜かなかった
実際、あの頃は大学を卒業したら日本に戻るつもりだった
だけど現実はそれほど甘くはなくて
こんなにも時間が掛かってしまったが
牧野への気持ちがブレたことは一度も無い
こいつはブレブレだったけどな!
日本からの報告に何度もブチ切れそうになった
その度にあと少しだと言い聞かせ
なんとか乗り越えてきたが
流石に結婚相談所に入会したと報告を受けた時は
ブチ切れてSPを何人か病院送りにしたような気がするが
とにかくブチ切れ過ぎてて覚えてねぇ!
あの時は大きなプロジェクトが成功し
やっと日本に戻れるタイミングだった
だから行動に移せた
こいつに関しても多少はゴネるだろうし怒りもするだろうが
甘々に甘やかしてこれからの人生の全てをかけて
幸せにすると決めているのに
ストーカーって何だよ?!
さっきから二言目にはストーカーストーカー言いやがって!
俺はストーカーなんかじゃねぇーぞ!
離れて暮らす自分の女を守ってただけだ!
まぁ、ストーカーってのは想定外だったが
とにかく!
残りの人生の全てをかけてこいつを幸せにしてやるって気持ちは変わらない
搭乗カウンターで手続き中もずっと手は恋人繋ぎのまま
後ろでは女達がギャアギャアとあきらに詰め寄っていて煩いが
とにかく俺はいつになく機嫌が良い
それにしても女達は分かってねぇのか?
あいつらが騒げば騒ぐ程に他の乗客達の目と耳を引き
既に遠巻きにかなりの人間がこちらを気にしていて
中には撮影している奴もいる
まぁ、それが俺の狙いでもあるんだけどな!
俺達四人が一緒にいれば嫌でも人目を引く
それが鬱陶しくていつもなら移動はプライベートジェットだし
民間機を使う時だって手続きなんて
自分でしたことなんてないのに
今回はそれを敢えて自分の手でやっているのは
わざと人目を引き俺と牧野が一緒にいるところを
衆人環視の元に晒し拡散させるため
今の時代、なんでもあっという間に世界中に拡散されてしまう
俺達がハワイに到着する頃には
この光景が世界中に拡散しトレンド1位になっているだろう
わざわざ記者発表するまでもなく
俺が結婚した事は世界中の奴らが知ることとなり
そうなったら牧野に逃げ道なんて残っていない
まぁ、はなっから逃げ道なんて残ってねぇけどな!
意味分かんないんだけど!
なんなの?
何が起こってるの?
同窓会に出席していたはずなのに
リムジンに乗せられていて
成田空港まで来てしまった
恋人繋ぎになっている手を離したくて
腕をブンブンと振ってみるけれど
握る手に更に力を入れられるだけで効果なし
とにかく何がどうなっているのか聞いても
返ってくる答えは私の想像の遥か斜め上を行っていて
ますます意味不明だし
まともな答えは期待出来ない
期待出来ないのは理解したけれど
納得したわけじゃない
「ちょっと!真面目に答えなさいよ!」
「真面目に答えてんだろ!」
「どこが真面目なのよ!?
さっきからずっと意味不明なのよ!」
空港の出発カウンターの前で言い争う私達
「どこが意味不明なんだよ?」
「全部がよ!
突然現れて結婚なんて頭おかしいでしょ!」
「全然おかしくねぇーよ!」
「おかしいわよ!
そもそもあんたいつ記憶が戻ったのよ?!」
記憶の話しをした途端
元カレは少しだけバツが悪そうに視線を逸らせ
聞こえるか聞こえないかぐらいのボリュームで
「NY行って半年ほどして戻った」
と告げた
信じらんない!
そんなに早くに戻ってたの?!
えっ!?
ちょっと待って!?
えーっと
ちょっと整理するわね
こいつの記憶が戻ってからもう9年も経ってるの?
その間、一度も連絡無かったわよね?
「美作さん達はいつから知ってたわけ?」
「記憶が戻ってすぐあきらに連絡した。
俺があきら達に指示したんだよ」
ってことはこの三人もずっと黙ってたってことね!
黙ってただけじゃなくてこいつに協力してたのね・・・
「何を指示したのよ?」
「お前を見張ってろって」
「見張ってろって・・どういう事よ?!」
ここは冷静に話そうと思うんだけどね
元カレの口から出る言葉についつい
口調がキツくなり身を乗り出し
詰問してしまう
真実を知って今までの色々な事に合点がいった
やけに英徳進学を進めてきたのも
何かと絡んできていたのも
強引に顧問契約を結んできたのも
ぜ〜んぶがそういうことだったのね・・・
とりあえず一発殴っておく!
繋がれていない左手をキツく握り
元カレの脇腹に渾身のストレートを打ち込む
横でグエッとか変な声を出して
身体を前に折り曲げ苦しそうにしてるけど
知ったこっちゃない!
「どうして記憶が戻ってること黙ったままで
ずっとストーカーしてたのよ?!」
「クソっ!痛ぇな!
ストーカーじゃねぇーよ!」
「立派なストーカーでしょうが!
訴えることだって出来るんだからね!」
「ストーカーじゃねぇーし
訴えんな!
あの時はそれが一番いい方法だって思ったんだよ!」
「黙ってストーカーすることが一番ですって!?」
言い争う私達に出発カウンターのお姉さんがかなり引いてるのは分かるんだけど
空港に到着したら滋さん達まで拉致られてきていて
ますます意味不明なのよ!

応援ありがとうございます。
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それではどうぞ~♬
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☆様
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ウフフ♪司君なので!スケールが違いますよね!❤(笑)
m様
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コメントありがとうございます。(^^♪
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アラ!予想以上でした?❤
でもまだまだ予想以上かもです!(笑)
葉◯様
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コメントありがとうございます。(^^♪
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ハイ!すっかり包囲網は出来上がっていて後はつくしちゃんが掛かるのを待つだけでした!(笑)
この先、つくしちゃんがどうするのか?楽しみにしていただければ嬉しいです!(^^♪
案の定
ってわけでもねぇけど
多少ゴネるのは想定内
俺だって一応、自覚はあるぞ!
なんの自覚だって?
少しばっか強引だったかなって自覚だよ!
でもなあの時はこれが一番というか
こうするしか方法は無かったんだよ!
NYへ渡ったけれど出来る事は皆無で
毎日が戦いで戦歴は全線全敗
プライドなんてとっくに地に落ちていて
メンタルやられまくりでまともな精神状態じゃなかった
そんな中で記憶が戻りすぐにでもこいつの元に戻りたかった
でもそれじゃ負けたまま逃げ帰るのと同じ
こんな状態じゃ何一つまともに手に入れられないと思った
だから踏み止まった
黙っていたのは卑怯かもしれないが
あの時はこの頑固女を説得出来るだけの力がなかったから
その力を手に入れてから
そう思っていたから黙ったまま
NYで一人戦い続けた
全てを手に入れるため
寝る間も惜しんで大学に通い仕事も手を抜かなかった
実際、あの頃は大学を卒業したら日本に戻るつもりだった
だけど現実はそれほど甘くはなくて
こんなにも時間が掛かってしまったが
牧野への気持ちがブレたことは一度も無い
こいつはブレブレだったけどな!
日本からの報告に何度もブチ切れそうになった
その度にあと少しだと言い聞かせ
なんとか乗り越えてきたが
流石に結婚相談所に入会したと報告を受けた時は
ブチ切れてSPを何人か病院送りにしたような気がするが
とにかくブチ切れ過ぎてて覚えてねぇ!
あの時は大きなプロジェクトが成功し
やっと日本に戻れるタイミングだった
だから行動に移せた
こいつに関しても多少はゴネるだろうし怒りもするだろうが
甘々に甘やかしてこれからの人生の全てをかけて
幸せにすると決めているのに
ストーカーって何だよ?!
さっきから二言目にはストーカーストーカー言いやがって!
俺はストーカーなんかじゃねぇーぞ!
離れて暮らす自分の女を守ってただけだ!
まぁ、ストーカーってのは想定外だったが
とにかく!
残りの人生の全てをかけてこいつを幸せにしてやるって気持ちは変わらない
搭乗カウンターで手続き中もずっと手は恋人繋ぎのまま
後ろでは女達がギャアギャアとあきらに詰め寄っていて煩いが
とにかく俺はいつになく機嫌が良い
それにしても女達は分かってねぇのか?
あいつらが騒げば騒ぐ程に他の乗客達の目と耳を引き
既に遠巻きにかなりの人間がこちらを気にしていて
中には撮影している奴もいる
まぁ、それが俺の狙いでもあるんだけどな!
俺達四人が一緒にいれば嫌でも人目を引く
それが鬱陶しくていつもなら移動はプライベートジェットだし
民間機を使う時だって手続きなんて
自分でしたことなんてないのに
今回はそれを敢えて自分の手でやっているのは
わざと人目を引き俺と牧野が一緒にいるところを
衆人環視の元に晒し拡散させるため
今の時代、なんでもあっという間に世界中に拡散されてしまう
俺達がハワイに到着する頃には
この光景が世界中に拡散しトレンド1位になっているだろう
わざわざ記者発表するまでもなく
俺が結婚した事は世界中の奴らが知ることとなり
そうなったら牧野に逃げ道なんて残っていない
まぁ、はなっから逃げ道なんて残ってねぇけどな!
意味分かんないんだけど!
なんなの?
何が起こってるの?
同窓会に出席していたはずなのに
リムジンに乗せられていて
成田空港まで来てしまった
恋人繋ぎになっている手を離したくて
腕をブンブンと振ってみるけれど
握る手に更に力を入れられるだけで効果なし
とにかく何がどうなっているのか聞いても
返ってくる答えは私の想像の遥か斜め上を行っていて
ますます意味不明だし
まともな答えは期待出来ない
期待出来ないのは理解したけれど
納得したわけじゃない
「ちょっと!真面目に答えなさいよ!」
「真面目に答えてんだろ!」
「どこが真面目なのよ!?
さっきからずっと意味不明なのよ!」
空港の出発カウンターの前で言い争う私達
「どこが意味不明なんだよ?」
「全部がよ!
突然現れて結婚なんて頭おかしいでしょ!」
「全然おかしくねぇーよ!」
「おかしいわよ!
そもそもあんたいつ記憶が戻ったのよ?!」
記憶の話しをした途端
元カレは少しだけバツが悪そうに視線を逸らせ
聞こえるか聞こえないかぐらいのボリュームで
「NY行って半年ほどして戻った」
と告げた
信じらんない!
そんなに早くに戻ってたの?!
えっ!?
ちょっと待って!?
えーっと
ちょっと整理するわね
こいつの記憶が戻ってからもう9年も経ってるの?
その間、一度も連絡無かったわよね?
「美作さん達はいつから知ってたわけ?」
「記憶が戻ってすぐあきらに連絡した。
俺があきら達に指示したんだよ」
ってことはこの三人もずっと黙ってたってことね!
黙ってただけじゃなくてこいつに協力してたのね・・・
「何を指示したのよ?」
「お前を見張ってろって」
「見張ってろって・・どういう事よ?!」
ここは冷静に話そうと思うんだけどね
元カレの口から出る言葉についつい
口調がキツくなり身を乗り出し
詰問してしまう
真実を知って今までの色々な事に合点がいった
やけに英徳進学を進めてきたのも
何かと絡んできていたのも
強引に顧問契約を結んできたのも
ぜ〜んぶがそういうことだったのね・・・
とりあえず一発殴っておく!
繋がれていない左手をキツく握り
元カレの脇腹に渾身のストレートを打ち込む
横でグエッとか変な声を出して
身体を前に折り曲げ苦しそうにしてるけど
知ったこっちゃない!
「どうして記憶が戻ってること黙ったままで
ずっとストーカーしてたのよ?!」
「クソっ!痛ぇな!
ストーカーじゃねぇーよ!」
「立派なストーカーでしょうが!
訴えることだって出来るんだからね!」
「ストーカーじゃねぇーし
訴えんな!
あの時はそれが一番いい方法だって思ったんだよ!」
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