Family 12
こんにちは。
本日は『Family』です🎶
嫁姑…
それではどうぞ~✴
私信です。
mi○○ko様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
本宅への訪問ありがとうございます。\(^-^)/
続編も準備でき次第UPしていけたらと思っています♥
大したお話しは置いておりませんが
これからもお付き合いよろしくお願いいたします。\(^-^)/
H○様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
ムフフ♥それでは…💕
he○○○○○m様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
お話し楽しんで頂けて嬉しいです🎵😍🎵
大したお話しは置いておりませんが
これからもお付き合いよろしくお願いいたします。\(^-^)/
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
いえいえ❤こちらこそありがとうございます。🎵
パパを呼びに部屋へと行く途中の廊下でパパに会った
「ねぇ?健、似合ってたね!
前から歩いて来る姿を見てパパかと思って思わず抱きつきそうになっちゃった!」
そう言うとパパの眼光が鋭くなって
「本物が目の前に居るんだから
抱きつけよ!ホラ!遠慮せずに来いよ!」
だなんて…
大きく両手を広げて
さぁ!飛び込んで来い!
アピール…
「う~ん…今は止めとく!」
だってね…
今、抱きついたらきっとそれだけじゃ済まない予感?悪寒?が…
「チッ!」
「舌打ちしないでよ!」
だから抱きつく代わりに
パパの腰に腕を回しすと
パパの左腕があたしの肩に回された
「ねぇ?翼になんて言ったの?
すっごくご機嫌なんだけど?」
「あいつには特別なミッションを与えてやっただけだ!」
「ミッション?」
「あぁ、だから今日は翼のミッション遂行に付き合ってやれよ!」
長い廊下をダイニングに向かって歩きながらの会話
「ミッションの内容は教えてくれないの?」
「それは男同士の約束だから内緒だ!
とにかく今日は翼の言う事を聞いていい子にしてろよ!」
そう言うとパパが隣を歩くあたしを抱き寄せ頬にキスを一つ落とした
「もぅ!何なのよ?
さっさと朝ごはん食べちゃって!」
見上げると楽しそうに笑っているパパ
朝ごはんに用意したのは小さめに握ったおにぎりを二つと
パパ好みの少し甘めの卵焼きにお味噌汁だけ
時間がなかったから大した物は作れなかったけれど
パパはきちんと全部食べ終えると
健を伴い仕事に出掛けて行った
んだけどね…
リムジンに乗り込む直前にパパが言い残した言葉が
あたしを軽くパニックに陥れた
“今夜のパーティーに翼を連れて出席しろよ!
それからババァが急遽、帰国してくるらしいぞ!
後、一時間程で屋敷に着く予定だから頼んだぞ!”
だって…
パーティーにお義母様!
途端に落ち着かない
分かっててわざと直前になって言ったわね!
もぅ!
と、とりあえず着替えよ!
大急ぎで準備しているとメイドさんがお義母様がお帰りなられたと伝えに来てくれた
その言葉に翼を伴いお義母様の書斎へと向かう
お義母様との関係は良好
お義母様もお忙しいのでNYに居た頃だって年に数回顔を合わせるぐらいだったけれど
高等部の頃からは考えられないくらい良好な関係が続いている
健も翼もおばあちゃまが大好きだし
お義母様も二人をとても可愛がってくださっている
だからなのかあれほど険悪だったパパとお義母様の関係も
ここ数年は落ち着いている
まぁ、パパは未だにお義母様の事をババァなんて呼んじゃってるけど…
お義母様の書斎の前に立ちノックをするとすぐに返事があり
中へと入った
書斎のデスクで書類に目を通されていたお義母様は
私達が入って行くとすぐにデスクから立ち上がり
こちらへと歩み寄ってくださった
「おばあちゃま!」
「翼、また少し大きくなりましたね。
いい子にしてましたか?」
お義母様の腰元に抱きついた翼
その翼を抱き止めながら昔では考えられない笑顔を浮かべられているお義母様
ほんと…変われば変わるものよね…
「ご無沙汰しております、お義母様。
お元気そうでなによりです」
「ええ、ありがとう。
あなたも変わりなさそうね」
「はい、ありがとうございます」
「翼?おばあちゃまは少しママとお話しがあるから、
先にリビングでお土産を開けておいてくれないかしら?」
「お土産あるの?」
「えぇ、何がいいのか分からなかったからお店の人にも手伝ってもらって選んだのよ。
気に入ってくれると嬉しいんだけど」
「大丈夫!僕、きっと気に入ると思うよ!
見てきていい?」
あたしの方へと確認するような視線を送ってきた翼に
軽く頷くと嬉しそうにお義母様の書斎から出ていった翼
書斎にはあたしとお義母様だけ
以前にあたしならこんな状況耐えられなかったと思うんだけど
今は全然平気
余裕~ってわけでもないけれど
少なくとも緊張はしていない
翼が書斎から出ていってすぐお義母様はデスクの前に置かれている椅子に腰を下ろされ
私にもその向かいに置かれている椅子に座るように指し示された
「今回の事は私のミスです。
あなた達には申し訳なく思っています」
いきなりの謝罪
びっくりしちゃって言葉が出てこない
「あ、あの…お義母様…顔を上げてください!
今回の事はお義母様には何も非は無いと司さんから聞いてます!」
「確かに非はありません。
ですが記事に関しては後手に回ってしまったのは確かです」
「そ、そんな事ありません!
彼だって気付いていなかったんですから!」
あたしとしてはちょっとだけフォローしようて思って口に出した言葉だったんだけどね
「司と一緒にしないでちょうだい」
だなんて…
一刀両断…
辛辣な一言…
「申し訳ありません」
シュンとしちゃう…
「つくしさん、顔を上げなさい!
私は今回の事はいい機会だと思っています。
一度しか言いませんのでよく聞くように」
そう言って続けられた言葉は
“今日の調印式には末席ですが健にも出席させます。
健にはいい経験になるでしょう”
健の将来に関してはパパもあたしも健の好きな道を選んでくれればいいと思っている
これは健だけじゃなく翼にしても同じ
パパは跡継ぎとして生まれ成長の過程で悩み傷つき
最終的に自分の意志で今の場所にいる
将来、健がどうするのかは分からないけれど
健のいる場所が彼自身が選んだ場所であればと思っている
“調印式後の記者会見では際どい質問も出ると思いますが、
司には真摯に対応するようにと伝えてあります”
際どい?
際どいって…どれくらい際どいんだろう?
真摯って…
パパ…真摯って言葉の意味分かってるかしら?
“今夜のパーティーは私も出席します。
司はそこにマスコミを入れるようだから事実上あなた達のお披露目の場になります。
道明寺家の嫁としてしっかり対処なさい”
胃が痛くなってきちゃった…
「ため息はお止めなさい!」
「申し訳ございません」
「つくしさん?」
「は、はい!」
「やっとあなた達をおおっぴらに連れて歩けるのね」
目の前には昔からは考えられない笑みを浮かべたお義母様
「えっ?」
思いがけない言葉
「勘違いしないでちょうだい。
これからは今まで以上に厳しく行くと言う意味ですから」
慌てたように付け足された言葉に頬が緩む
クスッ
「ありがとうございます。
ふつつかな嫁ですけどこれからもよろしくお願いします!」
そう言ってから頭を下げるあたし
ねぇ?
考えられないでしょ?

応援ありがとうございます。
本日は『Family』です🎶
嫁姑…
それではどうぞ~✴
私信です。
mi○○ko様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
本宅への訪問ありがとうございます。\(^-^)/
続編も準備でき次第UPしていけたらと思っています♥
大したお話しは置いておりませんが
これからもお付き合いよろしくお願いいたします。\(^-^)/
H○様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
ムフフ♥それでは…💕
he○○○○○m様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
お話し楽しんで頂けて嬉しいです🎵😍🎵
大したお話しは置いておりませんが
これからもお付き合いよろしくお願いいたします。\(^-^)/
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
いえいえ❤こちらこそありがとうございます。🎵
パパを呼びに部屋へと行く途中の廊下でパパに会った
「ねぇ?健、似合ってたね!
前から歩いて来る姿を見てパパかと思って思わず抱きつきそうになっちゃった!」
そう言うとパパの眼光が鋭くなって
「本物が目の前に居るんだから
抱きつけよ!ホラ!遠慮せずに来いよ!」
だなんて…
大きく両手を広げて
さぁ!飛び込んで来い!
アピール…
「う~ん…今は止めとく!」
だってね…
今、抱きついたらきっとそれだけじゃ済まない予感?悪寒?が…
「チッ!」
「舌打ちしないでよ!」
だから抱きつく代わりに
パパの腰に腕を回しすと
パパの左腕があたしの肩に回された
「ねぇ?翼になんて言ったの?
すっごくご機嫌なんだけど?」
「あいつには特別なミッションを与えてやっただけだ!」
「ミッション?」
「あぁ、だから今日は翼のミッション遂行に付き合ってやれよ!」
長い廊下をダイニングに向かって歩きながらの会話
「ミッションの内容は教えてくれないの?」
「それは男同士の約束だから内緒だ!
とにかく今日は翼の言う事を聞いていい子にしてろよ!」
そう言うとパパが隣を歩くあたしを抱き寄せ頬にキスを一つ落とした
「もぅ!何なのよ?
さっさと朝ごはん食べちゃって!」
見上げると楽しそうに笑っているパパ
朝ごはんに用意したのは小さめに握ったおにぎりを二つと
パパ好みの少し甘めの卵焼きにお味噌汁だけ
時間がなかったから大した物は作れなかったけれど
パパはきちんと全部食べ終えると
健を伴い仕事に出掛けて行った
んだけどね…
リムジンに乗り込む直前にパパが言い残した言葉が
あたしを軽くパニックに陥れた
“今夜のパーティーに翼を連れて出席しろよ!
それからババァが急遽、帰国してくるらしいぞ!
後、一時間程で屋敷に着く予定だから頼んだぞ!”
だって…
パーティーにお義母様!
途端に落ち着かない
分かっててわざと直前になって言ったわね!
もぅ!
と、とりあえず着替えよ!
大急ぎで準備しているとメイドさんがお義母様がお帰りなられたと伝えに来てくれた
その言葉に翼を伴いお義母様の書斎へと向かう
お義母様との関係は良好
お義母様もお忙しいのでNYに居た頃だって年に数回顔を合わせるぐらいだったけれど
高等部の頃からは考えられないくらい良好な関係が続いている
健も翼もおばあちゃまが大好きだし
お義母様も二人をとても可愛がってくださっている
だからなのかあれほど険悪だったパパとお義母様の関係も
ここ数年は落ち着いている
まぁ、パパは未だにお義母様の事をババァなんて呼んじゃってるけど…
お義母様の書斎の前に立ちノックをするとすぐに返事があり
中へと入った
書斎のデスクで書類に目を通されていたお義母様は
私達が入って行くとすぐにデスクから立ち上がり
こちらへと歩み寄ってくださった
「おばあちゃま!」
「翼、また少し大きくなりましたね。
いい子にしてましたか?」
お義母様の腰元に抱きついた翼
その翼を抱き止めながら昔では考えられない笑顔を浮かべられているお義母様
ほんと…変われば変わるものよね…
「ご無沙汰しております、お義母様。
お元気そうでなによりです」
「ええ、ありがとう。
あなたも変わりなさそうね」
「はい、ありがとうございます」
「翼?おばあちゃまは少しママとお話しがあるから、
先にリビングでお土産を開けておいてくれないかしら?」
「お土産あるの?」
「えぇ、何がいいのか分からなかったからお店の人にも手伝ってもらって選んだのよ。
気に入ってくれると嬉しいんだけど」
「大丈夫!僕、きっと気に入ると思うよ!
見てきていい?」
あたしの方へと確認するような視線を送ってきた翼に
軽く頷くと嬉しそうにお義母様の書斎から出ていった翼
書斎にはあたしとお義母様だけ
以前にあたしならこんな状況耐えられなかったと思うんだけど
今は全然平気
余裕~ってわけでもないけれど
少なくとも緊張はしていない
翼が書斎から出ていってすぐお義母様はデスクの前に置かれている椅子に腰を下ろされ
私にもその向かいに置かれている椅子に座るように指し示された
「今回の事は私のミスです。
あなた達には申し訳なく思っています」
いきなりの謝罪
びっくりしちゃって言葉が出てこない
「あ、あの…お義母様…顔を上げてください!
今回の事はお義母様には何も非は無いと司さんから聞いてます!」
「確かに非はありません。
ですが記事に関しては後手に回ってしまったのは確かです」
「そ、そんな事ありません!
彼だって気付いていなかったんですから!」
あたしとしてはちょっとだけフォローしようて思って口に出した言葉だったんだけどね
「司と一緒にしないでちょうだい」
だなんて…
一刀両断…
辛辣な一言…
「申し訳ありません」
シュンとしちゃう…
「つくしさん、顔を上げなさい!
私は今回の事はいい機会だと思っています。
一度しか言いませんのでよく聞くように」
そう言って続けられた言葉は
“今日の調印式には末席ですが健にも出席させます。
健にはいい経験になるでしょう”
健の将来に関してはパパもあたしも健の好きな道を選んでくれればいいと思っている
これは健だけじゃなく翼にしても同じ
パパは跡継ぎとして生まれ成長の過程で悩み傷つき
最終的に自分の意志で今の場所にいる
将来、健がどうするのかは分からないけれど
健のいる場所が彼自身が選んだ場所であればと思っている
“調印式後の記者会見では際どい質問も出ると思いますが、
司には真摯に対応するようにと伝えてあります”
際どい?
際どいって…どれくらい際どいんだろう?
真摯って…
パパ…真摯って言葉の意味分かってるかしら?
“今夜のパーティーは私も出席します。
司はそこにマスコミを入れるようだから事実上あなた達のお披露目の場になります。
道明寺家の嫁としてしっかり対処なさい”
胃が痛くなってきちゃった…
「ため息はお止めなさい!」
「申し訳ございません」
「つくしさん?」
「は、はい!」
「やっとあなた達をおおっぴらに連れて歩けるのね」
目の前には昔からは考えられない笑みを浮かべたお義母様
「えっ?」
思いがけない言葉
「勘違いしないでちょうだい。
これからは今まで以上に厳しく行くと言う意味ですから」
慌てたように付け足された言葉に頬が緩む
クスッ
「ありがとうございます。
ふつつかな嫁ですけどこれからもよろしくお願いします!」
そう言ってから頭を下げるあたし
ねぇ?
考えられないでしょ?

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