真夏の夜は生霊と共に?
こんにちは~(^^♪
本日は趣向を変えて短編読み切りです!😊
ヲチは予想通りホラーっぽいけど全然怖くない!と中途半端な内容になってしまいましたが
いつものようにクスッと笑っていただければと思っております。
それではどうぞ~❤
私信です。
☆様
こんにちは~(^^♪
コメントありがとうございます。❤
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
そしてご心配いただきありがとうございます!
すっかり元通りになりました!😊
月夜では雛ちゃんが無事に見つかり司君の誕生日もお祝いできて
なんとか少しずつですが前に進んでいます。
私の妄想が止まってしまっていますが…( ;∀;)
この続きもなるべく早く…というか色々な続きをもっと早く!と考えていますので
もう少しお待ちくださいね❤
そして彼彼女は楓さんまで登場してつくしちゃんもう逃げられませんよね~(笑)
後はお式に向けて一直線?(笑)
“あなたには生霊がついています”
なんて言われたらあなたならどうする?
「ククククッ」
「もぅ!そんなに笑わないでよ!
笑いごとじゃないんだって!」
「悪ぃ・・でもよ・・生霊って?
笑うだろ?」
「だから笑いごとじゃないんだってば!
はぁ〜やっぱりお祓いとか行った方がいいのかなぁ・・?」
最後のは誰とも無しに零れ落ちた呟き
そうなの私・・
生霊がついてるって言われたんです!
なにそれ?でしょ?
私もそう思ったもの!
先週、滋さんの誘いで良く当たるって最近話題になっている占い師さんに四人で占ってもらったの
っと!
その前に今の私の状況を簡単に説明しておくわね
私は現在、英徳大学の法学部の2年生で
道明寺と類と美作さんは経営学部の3年生で
西門さんだけが文学部に在席中
道明寺はあの事件の後
紆余曲折を経て結局こっちに残る事を決めて
そのまま大学部に進学すると同時に仕事も始めた
私との関係は私が大学に進学した頃に
ぐっと前に進んでいて
現在、道明寺のマンションで同棲中
進学にしても同棲にしてもみんなを巻き込んで
喧々諤々色々とあったんだけど
とりあえずは今のところ落ち着いている
そんな大学2年生の夏休み
道明寺は夏休みが始まってすぐNYへと行っていたけれど
昨日帰って来て今夜は近くで行われる花火大会を
マンションの部屋から楽しむ為にみんな集まっている
浴衣で納涼花火大会
残り少ない夏休みをみんなで楽しもうと
早くから計画を立て楽しみにしていたのに
あんな事言われてすっかりテンションダウンしている私
占いなんて信じてるわけじゃないのよ
ん〜
やっぱりちょっと信じてる
かも・・?
いい事言われたらそれなりに嬉しいし
悪い事言われたらそんなわけないじゃん!ってなるし
もし当たったとしても悪い事なら
たまたまだって!なると思うのよね
だから気にしてるわけじゃないのよ!
ん〜
やっぱりちょっと気にしてる
かも・・
だってね
四人で一緒に占ってもらってて
他の三人はそれぞれいい事も悪い事も
色々言われてたけどどれも予想の範疇って言うか・・
悪い事を言われても最後にはアドバイスって言うのかな
こうした方がいいですよ的な事を言われていたけれど
私の時だけあの占い師さん!
開口一番
“あなたには生霊がついています”
なんて言うんだもん!
びっくりしちゃって黙ってしまった私に占い師さんは畳み掛けるように
“目つきが鋭くて背が高くて着物姿の男性があなたの右肩辺りにいて
あなたをずっと見ています”
なんて・・・
ハァ?でしょ?
どうすればいいですか?って問にも占い師さんは
“この生霊からかなり強力なパワーを感じるから
私じゃどうしようもないわね。
まぁ、今のところあなたに害は及ぼしていなさそうだから
気をつけて普通にしていれば大丈夫だろうけど
気になるならお祓いしてもらって”
でそれだけ言うと占い師さんは逃げるように帰って行ってしまった
え〜〜〜!
でしょ?
気になるならって
気になるっつーの!
なによ生霊って?!
ずっと見てるってこと!?
こ、怖いってば!
私だけ占いじゃないじゃん!
霊視?じゃん!
えー!
ムリムリムリ!
ムリだって!
気になって
気になって
気になり過ぎて
一人じゃいられなくて道明寺が帰って来る夕べまでずっと桜子んちにお泊まりさせてもらっていた
桜子んちに三日
滋さんも優紀も一緒で楽しかったんだけどね
現実的な桜子は気にし過ぎですよ!なんて全然信じてないし
滋さんなんて生霊に興味津々で
生霊を呼び出そう〜なんて変な儀式始めちゃうし
優紀は今度一緒にお祓いしてもらいに行こうねって言ってくれたけど
あんまり信じてはないみたいで
“気にし過ぎだよ”って言っていた
確かに気にし過ぎだとは思うんだけど
一度、気になり始めたら止められなくて
夕べ帰ってきた道明寺に相談はしたんだけどね・・・
分かるでしょ?
約3週間ぶりの帰国に私の話なんてまともに聞いてなくて
私に男の生霊がついているって聞いて
生霊に嫉妬して“ぶっ殺してやる!”って怒り始めちゃって
バスルームに引き摺り込まれて
気が付いたら朝だったってヲチで今日を迎えていた
でね
F3に話したら
案の定
笑われた!
もぅ!私は真剣なのに!
生霊をネタに私をからかう美作さんと西門さん
“生霊なんて気にしてねぇーで花火を楽しめ!”
なんて言われても全く楽しめない
真剣にお祓い受けに行こうかしら?なんて考えている私と
生霊が男だって事にずっと怒っている道明寺
夕べからずっと
“お前はスキがあり過ぎるんだ!
だから訳分かんねぇ野郎に付きまとわれんだよ!”
だとかね
“俺がいない間に他の男とイチャイチャしやがって!”
とかね・・
スキとかって問題なの?
イチャイチャなんてしてません!
生霊とイチャイチャって・・
どうやったら出来るのよ!?
他の男って・・
好きで連れてるわけじゃないわよ!
それにね女だったらいいのかって話じゃない?
そんなわけないわよね?
どっちにしてもいつも生霊と一緒なんてイヤ!
そう思ったから
「とにかくお祓いに行く!」
って宣言したのよね
そしたらね
この人達、なんて言ったと思う?
“面白いからそのままにしとけよ!”
だって・・
冗談じゃないわよ!
生霊が男って事に怒っている道明寺に
信じてない桜子に半信半疑の優紀に
楽しんじゃってる美作さんと西門さんと滋さん
類だけがいつも通り
眠そうにしているだけ
「もぅ!類はどう思う?
信じてる?信じてない?
類もそのままにしとけばいいって思ってる?」
「ん?俺?
ん〜・・俺は牧野のこと信じてるけど
そのままでいいと思うよ」
そのままでいいと言った類
類も美作さん達と同じなんだって思って
ちょっと悲しくなる
「類も面白いとか思ってるんだ・・・」
「そうじゃないよ」
「ん?じゃあ、どういう意味?」
「だって生霊なんでしょ?
生霊って生きてるってことでしょ?」
「・・・ん、たぶん」
「ってことは牧野に取り憑いてるのって
目つきが悪くて背が高くて着物着てる生きてる男ってことでしょ?」
「・・・う、うん・・たぶん・・」
「いるじゃんそこに」
「ん?どこに?」
「牧野の後ろに。
目つきが悪くて背が高くて着物着て俺を睨んでる生きてる男」
「へっ?」
後ろと言われて振り返ると・・
そこにいたのは目つきが悪くて背が高くて着物を着てる道明寺
「へっ?・・・えーーー!!」
「良かったね、牧野。
生霊がみつかって」
なんてニコッと笑う類とやっと気が付いたのかって表情の美作さん達と
生霊と名指しされて鬼の形相を浮かべている道明寺
「い、生霊が・・・道明寺?
ギャア!ムリムリムリ!」
「てめぇ!俺の何がムリなんだよ!?
それに俺のどこが霊なんだよ!?」
「まぁまぁ、そんな怒んなって、司!
要は側に居られない時でもずっと牧野を見守ってたってことだろ?
愛だね〜、司君!」
「おぉう、それなら分かる!
俺様の愛だ!生霊じゃねぇ!」
「いやいや!なにが愛よ!?
やっぱりお祓いに行く!」
「祓うな!」
「祓うわよ!近付かないでよ!悪霊退散!」
「てめぇ!悪霊じゃねぇ!生霊だ!じゃなくて!愛だ!愛!」
「な、なにが愛よ!
変態〜!ギャア〜!こっちに来ないで〜!」
打ち上げ花火が空に大輪の花を咲かせている真夏の夜は生霊と共に?
いやいや!
ム〜リ〜!
〜fin〜
夏なので怖い話でも書きたいなぁ~なんて考えていたら
ホラーじゃなくてコメディになりました!笑ってやってください!(笑)

応援ありがとうございます。
本日は趣向を変えて短編読み切りです!😊
ヲチは予想通りホラーっぽいけど全然怖くない!と中途半端な内容になってしまいましたが
いつものようにクスッと笑っていただければと思っております。
それではどうぞ~❤
私信です。
☆様
こんにちは~(^^♪
コメントありがとうございます。❤
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
そしてご心配いただきありがとうございます!
すっかり元通りになりました!😊
月夜では雛ちゃんが無事に見つかり司君の誕生日もお祝いできて
なんとか少しずつですが前に進んでいます。
私の妄想が止まってしまっていますが…( ;∀;)
この続きもなるべく早く…というか色々な続きをもっと早く!と考えていますので
もう少しお待ちくださいね❤
そして彼彼女は楓さんまで登場してつくしちゃんもう逃げられませんよね~(笑)
後はお式に向けて一直線?(笑)
“あなたには生霊がついています”
なんて言われたらあなたならどうする?
「ククククッ」
「もぅ!そんなに笑わないでよ!
笑いごとじゃないんだって!」
「悪ぃ・・でもよ・・生霊って?
笑うだろ?」
「だから笑いごとじゃないんだってば!
はぁ〜やっぱりお祓いとか行った方がいいのかなぁ・・?」
最後のは誰とも無しに零れ落ちた呟き
そうなの私・・
生霊がついてるって言われたんです!
なにそれ?でしょ?
私もそう思ったもの!
先週、滋さんの誘いで良く当たるって最近話題になっている占い師さんに四人で占ってもらったの
っと!
その前に今の私の状況を簡単に説明しておくわね
私は現在、英徳大学の法学部の2年生で
道明寺と類と美作さんは経営学部の3年生で
西門さんだけが文学部に在席中
道明寺はあの事件の後
紆余曲折を経て結局こっちに残る事を決めて
そのまま大学部に進学すると同時に仕事も始めた
私との関係は私が大学に進学した頃に
ぐっと前に進んでいて
現在、道明寺のマンションで同棲中
進学にしても同棲にしてもみんなを巻き込んで
喧々諤々色々とあったんだけど
とりあえずは今のところ落ち着いている
そんな大学2年生の夏休み
道明寺は夏休みが始まってすぐNYへと行っていたけれど
昨日帰って来て今夜は近くで行われる花火大会を
マンションの部屋から楽しむ為にみんな集まっている
浴衣で納涼花火大会
残り少ない夏休みをみんなで楽しもうと
早くから計画を立て楽しみにしていたのに
あんな事言われてすっかりテンションダウンしている私
占いなんて信じてるわけじゃないのよ
ん〜
やっぱりちょっと信じてる
かも・・?
いい事言われたらそれなりに嬉しいし
悪い事言われたらそんなわけないじゃん!ってなるし
もし当たったとしても悪い事なら
たまたまだって!なると思うのよね
だから気にしてるわけじゃないのよ!
ん〜
やっぱりちょっと気にしてる
かも・・
だってね
四人で一緒に占ってもらってて
他の三人はそれぞれいい事も悪い事も
色々言われてたけどどれも予想の範疇って言うか・・
悪い事を言われても最後にはアドバイスって言うのかな
こうした方がいいですよ的な事を言われていたけれど
私の時だけあの占い師さん!
開口一番
“あなたには生霊がついています”
なんて言うんだもん!
びっくりしちゃって黙ってしまった私に占い師さんは畳み掛けるように
“目つきが鋭くて背が高くて着物姿の男性があなたの右肩辺りにいて
あなたをずっと見ています”
なんて・・・
ハァ?でしょ?
どうすればいいですか?って問にも占い師さんは
“この生霊からかなり強力なパワーを感じるから
私じゃどうしようもないわね。
まぁ、今のところあなたに害は及ぼしていなさそうだから
気をつけて普通にしていれば大丈夫だろうけど
気になるならお祓いしてもらって”
でそれだけ言うと占い師さんは逃げるように帰って行ってしまった
え〜〜〜!
でしょ?
気になるならって
気になるっつーの!
なによ生霊って?!
ずっと見てるってこと!?
こ、怖いってば!
私だけ占いじゃないじゃん!
霊視?じゃん!
えー!
ムリムリムリ!
ムリだって!
気になって
気になって
気になり過ぎて
一人じゃいられなくて道明寺が帰って来る夕べまでずっと桜子んちにお泊まりさせてもらっていた
桜子んちに三日
滋さんも優紀も一緒で楽しかったんだけどね
現実的な桜子は気にし過ぎですよ!なんて全然信じてないし
滋さんなんて生霊に興味津々で
生霊を呼び出そう〜なんて変な儀式始めちゃうし
優紀は今度一緒にお祓いしてもらいに行こうねって言ってくれたけど
あんまり信じてはないみたいで
“気にし過ぎだよ”って言っていた
確かに気にし過ぎだとは思うんだけど
一度、気になり始めたら止められなくて
夕べ帰ってきた道明寺に相談はしたんだけどね・・・
分かるでしょ?
約3週間ぶりの帰国に私の話なんてまともに聞いてなくて
私に男の生霊がついているって聞いて
生霊に嫉妬して“ぶっ殺してやる!”って怒り始めちゃって
バスルームに引き摺り込まれて
気が付いたら朝だったってヲチで今日を迎えていた
でね
F3に話したら
案の定
笑われた!
もぅ!私は真剣なのに!
生霊をネタに私をからかう美作さんと西門さん
“生霊なんて気にしてねぇーで花火を楽しめ!”
なんて言われても全く楽しめない
真剣にお祓い受けに行こうかしら?なんて考えている私と
生霊が男だって事にずっと怒っている道明寺
夕べからずっと
“お前はスキがあり過ぎるんだ!
だから訳分かんねぇ野郎に付きまとわれんだよ!”
だとかね
“俺がいない間に他の男とイチャイチャしやがって!”
とかね・・
スキとかって問題なの?
イチャイチャなんてしてません!
生霊とイチャイチャって・・
どうやったら出来るのよ!?
他の男って・・
好きで連れてるわけじゃないわよ!
それにね女だったらいいのかって話じゃない?
そんなわけないわよね?
どっちにしてもいつも生霊と一緒なんてイヤ!
そう思ったから
「とにかくお祓いに行く!」
って宣言したのよね
そしたらね
この人達、なんて言ったと思う?
“面白いからそのままにしとけよ!”
だって・・
冗談じゃないわよ!
生霊が男って事に怒っている道明寺に
信じてない桜子に半信半疑の優紀に
楽しんじゃってる美作さんと西門さんと滋さん
類だけがいつも通り
眠そうにしているだけ
「もぅ!類はどう思う?
信じてる?信じてない?
類もそのままにしとけばいいって思ってる?」
「ん?俺?
ん〜・・俺は牧野のこと信じてるけど
そのままでいいと思うよ」
そのままでいいと言った類
類も美作さん達と同じなんだって思って
ちょっと悲しくなる
「類も面白いとか思ってるんだ・・・」
「そうじゃないよ」
「ん?じゃあ、どういう意味?」
「だって生霊なんでしょ?
生霊って生きてるってことでしょ?」
「・・・ん、たぶん」
「ってことは牧野に取り憑いてるのって
目つきが悪くて背が高くて着物着てる生きてる男ってことでしょ?」
「・・・う、うん・・たぶん・・」
「いるじゃんそこに」
「ん?どこに?」
「牧野の後ろに。
目つきが悪くて背が高くて着物着て俺を睨んでる生きてる男」
「へっ?」
後ろと言われて振り返ると・・
そこにいたのは目つきが悪くて背が高くて着物を着てる道明寺
「へっ?・・・えーーー!!」
「良かったね、牧野。
生霊がみつかって」
なんてニコッと笑う類とやっと気が付いたのかって表情の美作さん達と
生霊と名指しされて鬼の形相を浮かべている道明寺
「い、生霊が・・・道明寺?
ギャア!ムリムリムリ!」
「てめぇ!俺の何がムリなんだよ!?
それに俺のどこが霊なんだよ!?」
「まぁまぁ、そんな怒んなって、司!
要は側に居られない時でもずっと牧野を見守ってたってことだろ?
愛だね〜、司君!」
「おぉう、それなら分かる!
俺様の愛だ!生霊じゃねぇ!」
「いやいや!なにが愛よ!?
やっぱりお祓いに行く!」
「祓うな!」
「祓うわよ!近付かないでよ!悪霊退散!」
「てめぇ!悪霊じゃねぇ!生霊だ!じゃなくて!愛だ!愛!」
「な、なにが愛よ!
変態〜!ギャア〜!こっちに来ないで〜!」
打ち上げ花火が空に大輪の花を咲かせている真夏の夜は生霊と共に?
いやいや!
ム〜リ〜!
〜fin〜
夏なので怖い話でも書きたいなぁ~なんて考えていたら
ホラーじゃなくてコメディになりました!笑ってやってください!(笑)

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