正しい猛獣のしつけかた 14
こんばんは~♬
本日は久々に『正しい猛獣のしつけかた』です!❤
やっと記憶が戻ったつくしちゃんと…(笑)
それではどうぞ~❤
私信
葉◯様
こんばんは~♬
コメントありがとうございます。😊
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ムフフ♥最後はやっぱりつくしちゃんらしく!と思って
彼女にはドレスだけど…砂浜だけど…
飛び蹴りしていただきました!(笑)
☆様
こんばんは~♬
コメントありがとうございます。😊
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ハイ!最後はやっぱり飛び蹴りでしめていただきました!(笑)
司君も本望だったはずです!❤(笑)
澪◯ゃん様
こんばんは~♬
コメントありがとうございます。😊
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
キュンキュンですか!?ありがとうございます!❤
今までのありったけの気持ちを込めた飛び蹴りだったと思います!
事件から一週間
記憶が戻った牧野とのラブラブな生活を思い描いていた俺の日常は
予想とはかなり違っていた
検査の結果、どこにも異常が無かった牧野は
目が覚めた翌日にはこんな豪華な病室なんて
入院費が勿体ないだとか訳のわかんねぇ事をほざき
さっさと退院してしまったが
屋敷に帰ったら帰ったで次は
今まで使っていた俺の隣の部屋は
居候の自分には不相応だとか広すぎて落ち着かないだとか
俺が隣だと危険を感じるだとかほざき
タマに嘗て使用人をしていた時に
使っていた部屋に移らせてくれと頼んでいたが
“確かに坊っちゃんが隣だっていうのは危険だろうけど
あんたは居候じゃないし不相応でもないから
大人しく今まで通り普通にしてな!”
と一言余計なタマに一括されシュンとしてやがった
目が覚めた後、記憶が戻ったと告げた牧野は
大きな瞳一杯に今にも零れ落ちそうなほど涙を溜めながら
何度も“ごめんね”と“ありがとう”と繰り返し
最後に一番聞きたかった言葉“あんたが好き”を言ってくれた
その言葉と表情はあの島での夜を思い起こさせ
体内に一気に血が巡り身体が熱くなったが
流石に病み上がりを病室でなんて・・
となんとか踏み止まり
どちらにしろ帰る場所は同じだし
あの頃のような妨害もない
屋敷に帰れば待っているのは牧野との
バラ色の同棲生活
イチャつく時間なら幾らでもある
と思っていたのが間違いだった
退院して一週間
願望は辛くも崩れ去り
二人っきりの時間が取れないまま
モンモンとした時間だけが過ぎて行く
退院したその日には呼んでもいねぇのに
あいつらが退院祝いだとかほざきながら
集まってきやがって帰れと怒鳴る俺を無視し
病み上がりのあいつにしこたま酒飲ませやがって!
飲ませるな!と怒る俺に対し
総二郎は“病み上がりってもただ寝てただけだろ?
寧ろ日頃の睡眠不足が解消されて体調バッチリだろ?!”とかほざきやがって!
体調バッチリだからこそ飲ませんな!
結局、酒に弱い牧野が早々に潰れ
類と滋と三条も日付が変わる頃にはさっさとゲストルームに引き上げ
屋敷のリビングには俺とあきらと総二郎の三人だけで
俺が気持ち良さそうに眠る牧野の隣に潜り込めたのは朝方だったし
その翌日には朝から姉ちゃんに襲撃された
襲撃って大袈裟なと思ってんだろ?
全然、大袈裟じゃねぇーぞ!
寝入り端に叩き起こされ酒臭い!と殴られ
無理やりバスルームに放り込まれ
そのまま迎えに来た西田に“お仕事です”の一言で
オフィスへと連行され休んだ分を取り返せとばかりに
ギュウギュウに詰め込まれたスケジュールに
息つく暇もないまま一日が終わり
やっとの思いで屋敷に帰り着いたら
出迎えたのはタマだけで牧野は?と問う俺に
“つくしなら一日中、椿様に振り回されて疲れて寝てるよ”と告げ
続けて“間違っても寝てる婦女子を襲うんじゃないよ!”と
釘を刺されその日は牧野の顔さえ見れずじまい
翌日はタマに言われたからなのか牧野が起こしに来てくれたが
色っぽい展開は皆無で寝起きの悪い俺に対し
姉ちゃん並みの殴る蹴るで文字通り叩き起こされた
そして極めつけは記憶が戻った報告に実家に帰りたいと言い出した牧野
心配を掛けた両親にちゃんと報告したいって気持ちは分かる
分かるけれど牧野の両親は現在
夫婦で住み込みで東海地方にある道明寺の系列会社の工場の社員寮の管理人をしていて
弟は近くの高校に通っている
行くとしたら日帰りじゃ厳しいし
何より俺も一緒に行きたい
だけどギッチギチのスケジュールがそれを許さない
だから少し待ってくれと言う俺に牧野はあっさりと
“あんた、忙しいのに無理しなくていいよ。
あたしなら大丈夫だから!”
とか言いながら
深夜バスの時間とか調べ始めやがったから
スマホを取り上げ明後日の方向へ投げ捨てて
そのままベッドへと押し倒してやったら大暴れしやがった
ざけんな!
痛ぇ〜〜
抵抗したあいつがめちゃくちゃに動かした足が
俺の大事なところにモロに入り
痛みで悶絶している俺を押し退けると
“椿お姉さ〜ん!助けてぇ〜!”
と叫びながら走って行ってしまった
その後は・・・
分かんだろ?!
怒った姉ちゃんにボッコボコにされ
不貞腐れている俺を尻目に深夜バスなんて知らなかった姉ちゃんが食いついて
“夜中に移動して寝ている間に目的地まで連れて行ってくれるバスがあるなんて素敵!
私も乗ってみたいわ!
そうだ!つくしちゃん!私と一緒に行きましょ!
心配しないでつくしちゃん!私が全部手配しておくわね!
司!あんたは仕事してなさい!お姉様があんたの代わりにつくしちゃんのご両親にちゃんとご挨拶してきてあげるからね!”
と一気にまくし立て牧野を連れて行ってしまった
どこで息継ぎしてたんだ!?

応援ありがとうございます。
本日は久々に『正しい猛獣のしつけかた』です!❤
やっと記憶が戻ったつくしちゃんと…(笑)
それではどうぞ~❤
私信
葉◯様
こんばんは~♬
コメントありがとうございます。😊
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ムフフ♥最後はやっぱりつくしちゃんらしく!と思って
彼女にはドレスだけど…砂浜だけど…
飛び蹴りしていただきました!(笑)
☆様
こんばんは~♬
コメントありがとうございます。😊
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ハイ!最後はやっぱり飛び蹴りでしめていただきました!(笑)
司君も本望だったはずです!❤(笑)
澪◯ゃん様
こんばんは~♬
コメントありがとうございます。😊
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
キュンキュンですか!?ありがとうございます!❤
今までのありったけの気持ちを込めた飛び蹴りだったと思います!
事件から一週間
記憶が戻った牧野とのラブラブな生活を思い描いていた俺の日常は
予想とはかなり違っていた
検査の結果、どこにも異常が無かった牧野は
目が覚めた翌日にはこんな豪華な病室なんて
入院費が勿体ないだとか訳のわかんねぇ事をほざき
さっさと退院してしまったが
屋敷に帰ったら帰ったで次は
今まで使っていた俺の隣の部屋は
居候の自分には不相応だとか広すぎて落ち着かないだとか
俺が隣だと危険を感じるだとかほざき
タマに嘗て使用人をしていた時に
使っていた部屋に移らせてくれと頼んでいたが
“確かに坊っちゃんが隣だっていうのは危険だろうけど
あんたは居候じゃないし不相応でもないから
大人しく今まで通り普通にしてな!”
と一言余計なタマに一括されシュンとしてやがった
目が覚めた後、記憶が戻ったと告げた牧野は
大きな瞳一杯に今にも零れ落ちそうなほど涙を溜めながら
何度も“ごめんね”と“ありがとう”と繰り返し
最後に一番聞きたかった言葉“あんたが好き”を言ってくれた
その言葉と表情はあの島での夜を思い起こさせ
体内に一気に血が巡り身体が熱くなったが
流石に病み上がりを病室でなんて・・
となんとか踏み止まり
どちらにしろ帰る場所は同じだし
あの頃のような妨害もない
屋敷に帰れば待っているのは牧野との
バラ色の同棲生活
イチャつく時間なら幾らでもある
と思っていたのが間違いだった
退院して一週間
願望は辛くも崩れ去り
二人っきりの時間が取れないまま
モンモンとした時間だけが過ぎて行く
退院したその日には呼んでもいねぇのに
あいつらが退院祝いだとかほざきながら
集まってきやがって帰れと怒鳴る俺を無視し
病み上がりのあいつにしこたま酒飲ませやがって!
飲ませるな!と怒る俺に対し
総二郎は“病み上がりってもただ寝てただけだろ?
寧ろ日頃の睡眠不足が解消されて体調バッチリだろ?!”とかほざきやがって!
体調バッチリだからこそ飲ませんな!
結局、酒に弱い牧野が早々に潰れ
類と滋と三条も日付が変わる頃にはさっさとゲストルームに引き上げ
屋敷のリビングには俺とあきらと総二郎の三人だけで
俺が気持ち良さそうに眠る牧野の隣に潜り込めたのは朝方だったし
その翌日には朝から姉ちゃんに襲撃された
襲撃って大袈裟なと思ってんだろ?
全然、大袈裟じゃねぇーぞ!
寝入り端に叩き起こされ酒臭い!と殴られ
無理やりバスルームに放り込まれ
そのまま迎えに来た西田に“お仕事です”の一言で
オフィスへと連行され休んだ分を取り返せとばかりに
ギュウギュウに詰め込まれたスケジュールに
息つく暇もないまま一日が終わり
やっとの思いで屋敷に帰り着いたら
出迎えたのはタマだけで牧野は?と問う俺に
“つくしなら一日中、椿様に振り回されて疲れて寝てるよ”と告げ
続けて“間違っても寝てる婦女子を襲うんじゃないよ!”と
釘を刺されその日は牧野の顔さえ見れずじまい
翌日はタマに言われたからなのか牧野が起こしに来てくれたが
色っぽい展開は皆無で寝起きの悪い俺に対し
姉ちゃん並みの殴る蹴るで文字通り叩き起こされた
そして極めつけは記憶が戻った報告に実家に帰りたいと言い出した牧野
心配を掛けた両親にちゃんと報告したいって気持ちは分かる
分かるけれど牧野の両親は現在
夫婦で住み込みで東海地方にある道明寺の系列会社の工場の社員寮の管理人をしていて
弟は近くの高校に通っている
行くとしたら日帰りじゃ厳しいし
何より俺も一緒に行きたい
だけどギッチギチのスケジュールがそれを許さない
だから少し待ってくれと言う俺に牧野はあっさりと
“あんた、忙しいのに無理しなくていいよ。
あたしなら大丈夫だから!”
とか言いながら
深夜バスの時間とか調べ始めやがったから
スマホを取り上げ明後日の方向へ投げ捨てて
そのままベッドへと押し倒してやったら大暴れしやがった
ざけんな!
痛ぇ〜〜
抵抗したあいつがめちゃくちゃに動かした足が
俺の大事なところにモロに入り
痛みで悶絶している俺を押し退けると
“椿お姉さ〜ん!助けてぇ〜!”
と叫びながら走って行ってしまった
その後は・・・
分かんだろ?!
怒った姉ちゃんにボッコボコにされ
不貞腐れている俺を尻目に深夜バスなんて知らなかった姉ちゃんが食いついて
“夜中に移動して寝ている間に目的地まで連れて行ってくれるバスがあるなんて素敵!
私も乗ってみたいわ!
そうだ!つくしちゃん!私と一緒に行きましょ!
心配しないでつくしちゃん!私が全部手配しておくわね!
司!あんたは仕事してなさい!お姉様があんたの代わりにつくしちゃんのご両親にちゃんとご挨拶してきてあげるからね!”
と一気にまくし立て牧野を連れて行ってしまった
どこで息継ぎしてたんだ!?

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