fc2ブログ

パパはおんぞうし? 40

こんばんは~(^^♪
本日も『パパはおんぞうし?』です🎶
それではどうぞ~❤






私信です。
☆様
こんばんは~❤
コメントありがとうございます。😊
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
蓮君を相棒にして邪魔作戦を開始した司パパですが…
蓮君を相棒に選んだことがこの後、吉と出るのか?凶と出るのか?
そしてつくしちゃんのご機嫌も…😢
前途多難な司パパです!(笑)

















パパが怒るのなんて予想済み

だって毎年、怒ってるんだもん!

それに毎年、なにかと邪魔してくるし!

だからね

今年はママに協力してもらって
類君と出かけるのを内緒にしてたの

直前になってやっぱり怒って邪魔してきたけれど
上手くかわして類君とデート

一年に一度

バレンタインの時だけは絶対に譲れないの!


あっ!

お誕生日とクリスマスも譲れないけど

類君はお仕事が忙しくて日本にいない時も多いから
普段は電話だけで我慢してるの
だからねバレンタインだけはなにがなんでも
絶対に譲れないの!

朝からオシャレして王子様のお迎えを待つ私

健気でしょ?

カッコいい車でお迎えに来てくれた王子様と
今日は水族館デート

エスコートされて車に乗り込んで
王子様がシートベルトも付けてくれて

完璧!

パパなんてね

車に乗る時なんて

“早く乗れ!”としか言わないの
シートベルトだってつけてくれないし!

でもね

類君は王子様だから

つむをお姫様みたいに扱ってくれるの

最高でしょ?

パパなんて大嫌い!

いつも怒ってばっかりだし

ダメだ!としか言わないし

だからね


つむは類君がいればいいの

パパなんていらない!


・・・ん〜

やっぱり

ちょっとはいる!

ほんとにちょっとだけだけどね!







水族館に着いて二人の姿を探しながら
広い館内を移動するが蓮がいちいち立ち止まり
なかなか前に進まない


「オイ!蓮!行くぞ!」

急かす俺と全く聞いてない蓮


「とーちゃん すげぇ~ぞ!
ここ めっちゃ さかな いるぞ!」

「分かったから、後にしろよ!」


水族館で魚を素通りで蓮の腕を引っ張り進む俺


それでもいちいち立ち止まる蓮に付き合い
かなり時間をロスしながらも
やっと紬と類の姿を見つけた!


「あっ!とーちゃん!
つむ みっけ!」


「おぉ!行くぞ!」


「おぉ〜!」



蓮が二人の背後から近付き
ムカつくことに手を繋ぎ歩く紬と類の間に割り込んだ


ナイス!蓮!

二人に割り込んだ蓮

その姿を見て振り返った紬は
後ろから歩いてくる俺の姿を見つけ途端

眉根が寄りすっげぇ睨んでやがる

つくしにそっくりのその視線に
一瞬だけたじろいだがすぐに立て直し余裕なフリしてゆっくりと近付くと

「ヨッ!偶然だな!?
お前らも来てたのか!?」


「・・・・・・」


睨んでくるだけで無言の紬と
少しだけ笑みを浮かべている類

その笑みが余裕の表情に思えてムカつくから
強引に無言のままの紬と手を繋ぎ

「どうせなら一緒に回ろうぜ!な?つむ?!」


「・・・信じらんない!
パパとは回らないわよ!
あっち行ってよ!
パパは蓮と二人で回ればいいでしょ!」


「んでだよ?!
おんなじとこにいるんだからいいだろ?!」


「よくないわよ!どっか行って!
じゃないと一生パパとは口聞かないからね!」


それは困る

困るけど

俺だってここまで来て一歩だって引く気はない!


「プッ!ねぇ、つむ?
一緒に回るくらいはいいんじゃない?
司もつむと一緒に回りたいんだよ」


「そんなわけないじゃん!
パパはつむと類君の邪魔したいだけなんだから!」


「分かってんなら行くなよ!」


「やっぱり!偶然なんかじゃないじゃない!
もう!信じらんない!
手、離してよ!」


「誰が離すか!」


「離してってば!」


「離さねぇ!」

離せ

離さないで押し問答を続けていると紬が

「痛い!痛い!
パパ!痛い〜!」

と大袈裟に痛がりだし周囲にいた奴らが
何事かと注目しだし
それに気が付いた紬が更に大きな声で大袈裟に痛がり
思わず手を離してしまった瞬間
類の腕を掴み駆け出した紬


「あっ!コラ!待ちやがれ!つむ!」


「ギャ〜追い掛けてこないでぇ〜!」









応援ありがとうございます。
スポンサーサイト



kirakira
Posted bykirakira

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply