パパはおんぞうし? 46
こんばんは~😊
本日は久しぶりの『パパはおんぞうし?』です。🎵
それではどうぞ~❤
そしてお知らせです。
ちょっとバタバタしておりますので
明日、明後日と『パパはおんぞうし?』をお昼の12時に予約投稿しておきます。
とりあえずストックがある分だけですが・・💦
楽しんで頂ければ嬉しいです、❤
私信です。
☆様
こんばんは~❤
コメントありがとうございます❣
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
もう最後はこれ以上ないってぐらいの真っ黒にしちゃいました・・💦
授業参観に来た親達の車で
初等部前には軽い渋滞が発生している
英徳には今でも家柄や親の職業による
明確なヒエラルキーが存在している
今では所謂、ポッと出の成金も入学出来るようだが
俺達が通っていた頃の初等部は何代も続いている
由緒正しき家の子息しか入学が許されなかった
英徳は授業料に関しては他の私学と比べてもそれほど高額ではない
まぁ、それでもかなり高額な部類には入るだろうけれど
だから英徳を希望する奴らも多いようだが
初等部に関してはほぼ外部からの入学は無理だ
これは中等部に関しても同じで
唯一、外部からの入学を許されるのは
つくしもそうだったように高等部から
その高等部にしても財力はもちろんだが
それ以上に学力が考慮されつくしのように
外部から入学出来るのなんてのは本当に稀だ
初等部の一学年のクラス数2クラスのみ
1クラス25人だから定員は最大で50人
そのほぼ全てが幼稚舎からの繰り上がり
要するに英徳の初等部に通いたければ
まず幼稚舎に入る必要があり
その幼稚舎の門は狭き門で
まず親が英徳の出身者でないと願書を出すのさえ難しい
もし運良く願書を出せたとしても
そこからかなり厳しいふるいに掛けられる
この時点で重要なのは子供の学力じゃない
審査されるのは親
家柄や職業なんてのはこの時点で既に合格ラインに達している奴らばかりだから
そこは審査の対象にはならない
この時点で審査されるのは入学に際しての寄付金の額
下世話な話だが学園側が見ているのは
どの親がどれだけの寄付をするかってことらしく
その最低ラインは一千万らしい
それを毎年
コンスタントに寄付出来るだけの財力があるかどうかで
ほぼ合格か不合格かが決まる
そして我が家の問題児はそんなヒエラルキーまみれの学園に
創立以来の嵐を巻き起こしている
らしい・・・
初等部なんて卒業以来初めて足を踏み入れた
あの頃とはかなり変わっているのだろうけれど
既にあの頃から何事に於いて興味が無かった俺は
靴箱一つにしてもこんな小さかったか?ぐらいで
大した感慨もなければ感動も無いままに蒼を抱いたまままず紬の元へと向かう
蓮と紬
一年生と四年生
同時の授業参観
まずつくしが蓮の教室へと向かい俺は紬の教室へ
そして頃合いを見て交代する
紬の授業は体育らしく
嘗て親父が寄付をした体育館へと足を踏み入れた
紬とはまだ若干冷戦中だって言っただろ
だからなのか
俺が体育館に足を踏み入れた途端
参観に来ていた保護者達はざわめき動揺を隠せないでいるのに
紬だけはそれに気付いているのにも関わらず俺の方は一切見ずにガン無視してやがる
それにしてもウゼェ~!
そんなに俺がここにいるのがおかしいのかよ!?
俺は子供達の授業参観に来ただけだ!
全員でこっちを見て
ヒソヒソ話をしている奴なんかもいてマジでウザい!
現在、俺は道明寺には戻ってはいるけれど
それだけで戸籍上は牧野司のまま
つくしと結婚するにあたり道明寺家を出た俺は
婚姻届けを提出する時に所謂、婿養子に入った
理由は簡単
道明寺という名前は目立ちすぎるから
それだけだが
それ以降は特に問題無く
ずっと牧野のまま
だから子供たちも英徳に通ってはいるが
道明寺の名前は一切出してはおらず牧野のままで通っている
恐らく柊に紬に蓮が俺のガキだってことを知っている奴はほぼいない
だからなのだろうが
子供そっちのけで俺に注目している父兄達
俺はそんな視線を無視し
蒼を抱いたまま紬がバレーボールをしているところを見学していた
同時刻に同時に開催されている授業参観
50分の授業時間内に蓮の教室にも行かなければならない
ちっともこっちを見ようとしない紬の視界に入るように
紬が移動すると俺も移動する
そしてちょっと視線が交わるとすんげぇ睨んでくる紬
つくしそっくりの表情で俺を睨む紬
そんな顔だって可愛いと思ってしまっている俺
まだまだ紬を見ていたかったがそろそろ時間切れ
つくしと交代する時間だ
蓮の教室からこちらに来たつくしと入れ代わるように連の教室へと向かう

応援ありがとうございます。
本日は久しぶりの『パパはおんぞうし?』です。🎵
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ちょっとバタバタしておりますので
明日、明後日と『パパはおんぞうし?』をお昼の12時に予約投稿しておきます。
とりあえずストックがある分だけですが・・💦
楽しんで頂ければ嬉しいです、❤
私信です。
☆様
こんばんは~❤
コメントありがとうございます❣
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
もう最後はこれ以上ないってぐらいの真っ黒にしちゃいました・・💦
授業参観に来た親達の車で
初等部前には軽い渋滞が発生している
英徳には今でも家柄や親の職業による
明確なヒエラルキーが存在している
今では所謂、ポッと出の成金も入学出来るようだが
俺達が通っていた頃の初等部は何代も続いている
由緒正しき家の子息しか入学が許されなかった
英徳は授業料に関しては他の私学と比べてもそれほど高額ではない
まぁ、それでもかなり高額な部類には入るだろうけれど
だから英徳を希望する奴らも多いようだが
初等部に関してはほぼ外部からの入学は無理だ
これは中等部に関しても同じで
唯一、外部からの入学を許されるのは
つくしもそうだったように高等部から
その高等部にしても財力はもちろんだが
それ以上に学力が考慮されつくしのように
外部から入学出来るのなんてのは本当に稀だ
初等部の一学年のクラス数2クラスのみ
1クラス25人だから定員は最大で50人
そのほぼ全てが幼稚舎からの繰り上がり
要するに英徳の初等部に通いたければ
まず幼稚舎に入る必要があり
その幼稚舎の門は狭き門で
まず親が英徳の出身者でないと願書を出すのさえ難しい
もし運良く願書を出せたとしても
そこからかなり厳しいふるいに掛けられる
この時点で重要なのは子供の学力じゃない
審査されるのは親
家柄や職業なんてのはこの時点で既に合格ラインに達している奴らばかりだから
そこは審査の対象にはならない
この時点で審査されるのは入学に際しての寄付金の額
下世話な話だが学園側が見ているのは
どの親がどれだけの寄付をするかってことらしく
その最低ラインは一千万らしい
それを毎年
コンスタントに寄付出来るだけの財力があるかどうかで
ほぼ合格か不合格かが決まる
そして我が家の問題児はそんなヒエラルキーまみれの学園に
創立以来の嵐を巻き起こしている
らしい・・・
初等部なんて卒業以来初めて足を踏み入れた
あの頃とはかなり変わっているのだろうけれど
既にあの頃から何事に於いて興味が無かった俺は
靴箱一つにしてもこんな小さかったか?ぐらいで
大した感慨もなければ感動も無いままに蒼を抱いたまままず紬の元へと向かう
蓮と紬
一年生と四年生
同時の授業参観
まずつくしが蓮の教室へと向かい俺は紬の教室へ
そして頃合いを見て交代する
紬の授業は体育らしく
嘗て親父が寄付をした体育館へと足を踏み入れた
紬とはまだ若干冷戦中だって言っただろ
だからなのか
俺が体育館に足を踏み入れた途端
参観に来ていた保護者達はざわめき動揺を隠せないでいるのに
紬だけはそれに気付いているのにも関わらず俺の方は一切見ずにガン無視してやがる
それにしてもウゼェ~!
そんなに俺がここにいるのがおかしいのかよ!?
俺は子供達の授業参観に来ただけだ!
全員でこっちを見て
ヒソヒソ話をしている奴なんかもいてマジでウザい!
現在、俺は道明寺には戻ってはいるけれど
それだけで戸籍上は牧野司のまま
つくしと結婚するにあたり道明寺家を出た俺は
婚姻届けを提出する時に所謂、婿養子に入った
理由は簡単
道明寺という名前は目立ちすぎるから
それだけだが
それ以降は特に問題無く
ずっと牧野のまま
だから子供たちも英徳に通ってはいるが
道明寺の名前は一切出してはおらず牧野のままで通っている
恐らく柊に紬に蓮が俺のガキだってことを知っている奴はほぼいない
だからなのだろうが
子供そっちのけで俺に注目している父兄達
俺はそんな視線を無視し
蒼を抱いたまま紬がバレーボールをしているところを見学していた
同時刻に同時に開催されている授業参観
50分の授業時間内に蓮の教室にも行かなければならない
ちっともこっちを見ようとしない紬の視界に入るように
紬が移動すると俺も移動する
そしてちょっと視線が交わるとすんげぇ睨んでくる紬
つくしそっくりの表情で俺を睨む紬
そんな顔だって可愛いと思ってしまっている俺
まだまだ紬を見ていたかったがそろそろ時間切れ
つくしと交代する時間だ
蓮の教室からこちらに来たつくしと入れ代わるように連の教室へと向かう

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