遥か ３
こんばんは～🎶
本日も『遥か』です。
中途半端でごめんなさいm(__)m
それではどうぞ～❤
私信です。
☆様
こんばんは～(^-^)/
コメントありがとうございます。😊
ハイ！つくしちゃんも長かったと思います！
今回は既に相思相愛なので気持ちに関しての問題はありませんが
それ以外は色々とあるようです…(´･_･`)
ルームサービスで持って越させた
こいつ希望の中華を二人で食べながら
聞かされたこいつの話しには驚かされてばかり
「ってことはお前の今の名前は遥って事で
産まれた瞬間から前世だった時の記憶が
あったってことか？」
「うん・・自分でもなんか違和感ありまくりなんだけど・・一応・・そんな感じ」
「だったらどうしてもっと早く
俺に会いに来なかったんだよ！？」
生まれた瞬間から牧野つくしだったのなら
俺達はもっと早く再会出来ていたんじゃないかと考えてしまい
ついつい責めるような口調になる
「いやいや・・無茶言わないでよ。
一応、未成年だしあたしはずっとＬＡだったし
あんたはＮＹだったんだから」
そうなの
あたしは東京で生まれたんだけど
東京に居たのは小学校に上がる直前までで
その後は両親の仕事の都合やらなんやかんやで
ハワイで４年間を過ごしその後は
ＬＡへと移住していた
そしてね
今のあたしを語る上でもう一つ重要な事が
年齢的に言えば高校生なんだけど
実はこの春に大学を卒業している
見た目は子供中身は・・
って感じであたしには牧野つくしとしての
自我だけではなく学力もそのままだったから
小さな頃は周囲から神童だとか天才少女だとか言われていた
実際は神童でも天才でも無くて
ただ前世の記憶があっただけだったんだけどね
それでもこの学力と両親がハワイ、ＬＡへと移り住んでくれた事はラッキーだった
牧野つくしだった頃の学力は
早く大人になりたかったあたしに有利に働いてくれた
英徳に通っていた時の学力だから
高校二年生までの学力はバッチリ
それに加え英徳の偏差値はかなり高い
有名な資産家や実業家の子息が通い
授業料が高い事ばかりに意識が行きがちだけど
実は偏差値も都内でもトップクラス
子供じみた陰険な苛めが横行していた
狂った世界だったけど授業内容も専門的で高度な授業が行われていた
誰も真剣には聞いてなかったけどね・・
でもあたしは真剣に授業を受けていたし
外部から試験で入れちゃうくらいだったから
実はお勉強は出来た
その学力とアメリカの学校にある飛び級制度を利用して
小学校の六年間と中学校の三年間で高校課程を終了し
１５歳でアメリカの名門大学である
ＵＣＬＡに進学してこの夏に卒業ししたばかりで
来年の春からは両親が日本へと帰国することもあり
あたしも日本へと戻り
英徳大学の法学部に通いながら
弁護士資格の取得を目指すことになっている
今回はその準備の為に日本に一時帰国していた
だから今日
道明寺と会えるとは思っていなかった
普段、ＮＹの彼と東京で・・
なんて出会える確率は0に近いだろうって思ってたんだけど
今朝、目が覚めたら雨が降っていて
その雨を見ていたらなんだか道明寺が泣いているような気がして・・
行かなきゃって思ったの
ちょうどあの時と同じ１７歳
根拠も確証も何もないけれど
朝、雨が降っているのを見て
行かなきゃって思って逸る気持ちを押さえつつ
道明寺ＨＤのビルの前で待つ間に
なんだか今日、会えるって思い始めていて・・・
雨が粉雪に変わり始めた頃には
道明寺は絶対にあたしを見つけるって
自信に変わっていた
上手く言葉では説明出来ないんだけど
生まれた瞬間から理解も説明も出来ない世界で生きてきたあたしだから
これぐらい不思議でもなんでもない
「・・って！ちょっと待て！」
「ん？どうしたの？」
これまでの事を話すあたしを突然遮った道明寺
「いや・・って事はお前・・
来年から日本に住むってことか？！」
「うん、そうだけど」
最初の内はこいつの話しを聞きながら
今度は貧乏じゃなくて良かったな！
なんて話していたが話がＬＡに引っ越し
学校をスキップしてと話し出した辺りから
俺の予想の範疇を軽く超えだして
ただあ然とこいつの口元を見ていただけだった
確かにこいつは英徳に通っていた頃は
成績は良かった
その学力をそのまま引き継いでいたとしても
１５歳でＵＣＬＡに入学なんて
並大抵の努力じゃなかっただろう
UCLAはアメリカでもトップクラスの名門大学で
国内だけではなく世界中から優秀な生徒が入学してきていて
競争も激しくいくら前世から引き継いだ学力があったとしても
１５歳で入学したった３年足らずで卒業してしまうなんて驚きだ
それなのに
そんな事はおくびにも出さず
サラリと当たり前の事のように言ってのけたこいつ
そして最後に聞き捨てならない言葉を
またサラリといとも簡単に吐きやがって
春から英徳だと！？
険しい表情の道明寺
久しぶりに見た！
額に青筋を何本も立てて睨むような鋭い視線をこちらへと向けてくる
「険しい顔してどうしたの？
こ、怖いんだけど・・」
「離れたくないって思ってるのは俺だけか？
お前は違うのか？！」
応援ありがとうございます。
本日も『遥か』です。
中途半端でごめんなさいm(__)m
それではどうぞ～❤
私信です。
☆様
こんばんは～(^-^)/
コメントありがとうございます。😊
ハイ！つくしちゃんも長かったと思います！
今回は既に相思相愛なので気持ちに関しての問題はありませんが
それ以外は色々とあるようです…(´･_･`)
ルームサービスで持って越させた
こいつ希望の中華を二人で食べながら
聞かされたこいつの話しには驚かされてばかり
「ってことはお前の今の名前は遥って事で
産まれた瞬間から前世だった時の記憶が
あったってことか？」
「うん・・自分でもなんか違和感ありまくりなんだけど・・一応・・そんな感じ」
「だったらどうしてもっと早く
俺に会いに来なかったんだよ！？」
生まれた瞬間から牧野つくしだったのなら
俺達はもっと早く再会出来ていたんじゃないかと考えてしまい
ついつい責めるような口調になる
「いやいや・・無茶言わないでよ。
一応、未成年だしあたしはずっとＬＡだったし
あんたはＮＹだったんだから」
そうなの
あたしは東京で生まれたんだけど
東京に居たのは小学校に上がる直前までで
その後は両親の仕事の都合やらなんやかんやで
ハワイで４年間を過ごしその後は
ＬＡへと移住していた
そしてね
今のあたしを語る上でもう一つ重要な事が
年齢的に言えば高校生なんだけど
実はこの春に大学を卒業している
見た目は子供中身は・・
って感じであたしには牧野つくしとしての
自我だけではなく学力もそのままだったから
小さな頃は周囲から神童だとか天才少女だとか言われていた
実際は神童でも天才でも無くて
ただ前世の記憶があっただけだったんだけどね
それでもこの学力と両親がハワイ、ＬＡへと移り住んでくれた事はラッキーだった
牧野つくしだった頃の学力は
早く大人になりたかったあたしに有利に働いてくれた
英徳に通っていた時の学力だから
高校二年生までの学力はバッチリ
それに加え英徳の偏差値はかなり高い
有名な資産家や実業家の子息が通い
授業料が高い事ばかりに意識が行きがちだけど
実は偏差値も都内でもトップクラス
子供じみた陰険な苛めが横行していた
狂った世界だったけど授業内容も専門的で高度な授業が行われていた
誰も真剣には聞いてなかったけどね・・
でもあたしは真剣に授業を受けていたし
外部から試験で入れちゃうくらいだったから
実はお勉強は出来た
その学力とアメリカの学校にある飛び級制度を利用して
小学校の六年間と中学校の三年間で高校課程を終了し
１５歳でアメリカの名門大学である
ＵＣＬＡに進学してこの夏に卒業ししたばかりで
来年の春からは両親が日本へと帰国することもあり
あたしも日本へと戻り
英徳大学の法学部に通いながら
弁護士資格の取得を目指すことになっている
今回はその準備の為に日本に一時帰国していた
だから今日
道明寺と会えるとは思っていなかった
普段、ＮＹの彼と東京で・・
なんて出会える確率は0に近いだろうって思ってたんだけど
今朝、目が覚めたら雨が降っていて
その雨を見ていたらなんだか道明寺が泣いているような気がして・・
行かなきゃって思ったの
ちょうどあの時と同じ１７歳
根拠も確証も何もないけれど
朝、雨が降っているのを見て
行かなきゃって思って逸る気持ちを押さえつつ
道明寺ＨＤのビルの前で待つ間に
なんだか今日、会えるって思い始めていて・・・
雨が粉雪に変わり始めた頃には
道明寺は絶対にあたしを見つけるって
自信に変わっていた
上手く言葉では説明出来ないんだけど
生まれた瞬間から理解も説明も出来ない世界で生きてきたあたしだから
これぐらい不思議でもなんでもない
「・・って！ちょっと待て！」
「ん？どうしたの？」
これまでの事を話すあたしを突然遮った道明寺
「いや・・って事はお前・・
来年から日本に住むってことか？！」
「うん、そうだけど」
最初の内はこいつの話しを聞きながら
今度は貧乏じゃなくて良かったな！
なんて話していたが話がＬＡに引っ越し
学校をスキップしてと話し出した辺りから
俺の予想の範疇を軽く超えだして
ただあ然とこいつの口元を見ていただけだった
確かにこいつは英徳に通っていた頃は
成績は良かった
その学力をそのまま引き継いでいたとしても
１５歳でＵＣＬＡに入学なんて
並大抵の努力じゃなかっただろう
UCLAはアメリカでもトップクラスの名門大学で
国内だけではなく世界中から優秀な生徒が入学してきていて
競争も激しくいくら前世から引き継いだ学力があったとしても
１５歳で入学したった３年足らずで卒業してしまうなんて驚きだ
それなのに
そんな事はおくびにも出さず
サラリと当たり前の事のように言ってのけたこいつ
そして最後に聞き捨てならない言葉を
またサラリといとも簡単に吐きやがって
春から英徳だと！？
険しい表情の道明寺
久しぶりに見た！
額に青筋を何本も立てて睨むような鋭い視線をこちらへと向けてくる
「険しい顔してどうしたの？
こ、怖いんだけど・・」
「離れたくないって思ってるのは俺だけか？
お前は違うのか？！」
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