遥か 9
こんばんは~(^-^)/
本日も『遥か』です。🎶
あんまり進んでいませんが…
それではどうぞ~❤
昨日、息子さんが2回目のワクチンを接種し
現在、腕の痛みと発熱がありめっちゃ面倒くさいです!(笑)
息子さん:腕が痛い!
母:うん
息子さん:熱が37.8!
母:うん、熱上がってきたね
息子さん:腕が上がらんくなってきた!
母:うん、みんなそうやって
息子さん:熱が38度超えた!
母:………そんなに何回も測らんでいいんちゃう?
(30分おきぐらいに測ってる…)
息子さん:明日も学校無理やな!←めっちゃ笑顔…
母:………ん…大丈夫ちゃう?まぁ…明日の朝になってみな分からんと思うよ
息子さん:いや!絶対、無理やから休むわ!
母:………w( ̄o ̄)w
ってな感じですっごく絡んできて面倒くさいので
申し訳ありませんが頂いているコメントのお返事は後日まとめてさせていただきます。
m(__)m
信じてくれなくて当然
誰だって信じられない
娘が突然
あたしには前世の記憶があるの
あたしは20年前、事件に巻き込まれて刺されて死んだ牧野つくしって女性の生まれ変わりなの
なんて言われて
信じろって方がムリでしょ?
「はるちゃん、ちょ、ちょっと待って!」
なるべく感情を排除して事実だけを伝えようと努めていたあたし
だってね
やっぱり話している内にあの頃の
色々な感情が溢れ出してきて
話が脱線するんだもん
だから
あたしが話したのは
あたしは生まれた時から20年前に死んだ
牧野つくしの記憶を持ったまま生まれて来たってことと
ずっと道明寺に会いたかったってことと
早く大人になりたかったってこと
そして
きっとこれが今の両親にとっては一番重要な問題だと思う
自分の中にずっとあった違和感について
今は瀬戸口遥で
今の両親の事は好きだし感謝だってしてる
頭では分かっているんだけど
だけどね
重要な決定を下していたのはいつも牧野つくしだった
どちらもあたしなんだけど
瀬戸口遥の現状を利用して牧野つくしとして行動していた
だからママが心配していたように
子供の頃から全く子供らしくない子だったと思うの
パパとママには感謝しながらも
一日でも早く道明寺の元に行きたくて・・
全く金銭面では苦労しない今の両親に甘えながら
生活力の無い牧野の両親とその両親の事を押し付けるような形になってしまった
進の事が心配だった
今、どうしてるのかな?
とか・・
仕事してちゃんと暮らせてるかな?
とか・・
会えるわけないのに・・
会いたいなぁだとか
考えていて
それと同時に今の両親には申し訳なさも感じていた
ずっと牧野つくしまま
瀬戸口遥にはなりきれなくて
でも
最後に道明寺と約束した通り
生まれ変わってきたって事は
きっと意味があることなんだって思いながらここまで来たの
夕べ
道明寺と再会してやっぱり間違いじゃなかったって
分かったんだけどそれと同時に
言い様の無い罪悪感みたいな物も抱えている
だから
それも正直に話した
あたしの告白を聞きながらパパもママも驚いている
当たり前なんだけど
ママは険しい表情のままで
パパは涙も引っ込んでポカーンとしている
「・・今のは本当の話・・なの?」
「うん、全部ほんと」
「えーっと・・・その・・
まきのつくしさん?だっけ?」
「うん」
「そ、その彼女の生まれ変わり?ってこと・・?
はるちゃんが?」
「うん」
「生まれた時から?
記憶が・・あったの?」
「うん、信じられないよね・・・」
「・・うん・・っと・・信じられないけど・・
で、でも・・ちょっと待ってね・・
ママもパパも驚いちゃってて・・
今は何を話していいのか・・」
両親の驚きと戸惑いは大きい物だと思う
それにあたしもこれ以上
何を伝えればいいのかも分からず
部屋に沈黙が降りてくる
そんな中
隣に座っていた道明寺が上着の内ポケットから
取り出した手帳の中に挟まれていた
一枚の写真を取り出した
綺麗にラミネート加工された
その写真に写されていたのは
あの頃の道明寺とあたし
制服姿のあたしと普段着姿の道明寺
場所は英徳学園の中庭みたいで
いつも喧嘩ばかりだったあたし達にしては珍しく
仲良く向かい合って芝生の上に座り
楽しそうに笑っていた
その写真を両親の前へと置いた道明寺は
「20年前、唯一残った俺と彼女の写真です」
と言い
続けて
「あの頃の俺は写真嫌いで・・
この写真は友人がこっそり撮っていた物で
彼女の死後に渡してくれた物です」
「彼女がまきのさん?」
「えぇ、牧野つくし・・彼女です」
ママの問いかけに道明寺は
横に座るあたしに微笑みかけながらそう答えた瞬間
パパが立ち上がり
「か、関係ない!
その子は瀬戸口遥で俺の娘だ!
あんたが言う牧野つくしとは違う!
あんたの彼女は20年も前に死んでるんだろ!?
いい大人なんだからいい加減認めろよ!」
チワワみたいにプルプル震えながらそう言ったパパ
そんなパパにため息をついているママ
「とにかく!はるちゃんはあんたとは何も関係ない!
帰るぞ!ママ!はるちゃん!」
そう言うが早いか向かいに座っていたあたしの腕を掴み
強引に立ち上がらせたパパ
パパに引っ張られる形で立ち上がったり
引きずられるあたしを助けてくれたのはママ
「ちょっと落ち着いて!
パパ、いくらなんでも今のは道明寺さんに失礼よ!」
そう言ってあたしの腕を掴んでいるパパの手を
強引に引き剥がしてくれたママ
パパにもう一度座るように促す
「とにかく座って!
とりあえず一つづつ問題を解決していきましょ」
と言った

応援ありがとうございます。
本日も『遥か』です。🎶
あんまり進んでいませんが…
それではどうぞ~❤
昨日、息子さんが2回目のワクチンを接種し
現在、腕の痛みと発熱がありめっちゃ面倒くさいです!(笑)
息子さん:腕が痛い!
母:うん
息子さん:熱が37.8!
母:うん、熱上がってきたね
息子さん:腕が上がらんくなってきた!
母:うん、みんなそうやって
息子さん:熱が38度超えた!
母:………そんなに何回も測らんでいいんちゃう?
(30分おきぐらいに測ってる…)
息子さん:明日も学校無理やな!←めっちゃ笑顔…
母:………ん…大丈夫ちゃう?まぁ…明日の朝になってみな分からんと思うよ
息子さん:いや!絶対、無理やから休むわ!
母:………w( ̄o ̄)w
ってな感じですっごく絡んできて面倒くさいので
申し訳ありませんが頂いているコメントのお返事は後日まとめてさせていただきます。
m(__)m
信じてくれなくて当然
誰だって信じられない
娘が突然
あたしには前世の記憶があるの
あたしは20年前、事件に巻き込まれて刺されて死んだ牧野つくしって女性の生まれ変わりなの
なんて言われて
信じろって方がムリでしょ?
「はるちゃん、ちょ、ちょっと待って!」
なるべく感情を排除して事実だけを伝えようと努めていたあたし
だってね
やっぱり話している内にあの頃の
色々な感情が溢れ出してきて
話が脱線するんだもん
だから
あたしが話したのは
あたしは生まれた時から20年前に死んだ
牧野つくしの記憶を持ったまま生まれて来たってことと
ずっと道明寺に会いたかったってことと
早く大人になりたかったってこと
そして
きっとこれが今の両親にとっては一番重要な問題だと思う
自分の中にずっとあった違和感について
今は瀬戸口遥で
今の両親の事は好きだし感謝だってしてる
頭では分かっているんだけど
だけどね
重要な決定を下していたのはいつも牧野つくしだった
どちらもあたしなんだけど
瀬戸口遥の現状を利用して牧野つくしとして行動していた
だからママが心配していたように
子供の頃から全く子供らしくない子だったと思うの
パパとママには感謝しながらも
一日でも早く道明寺の元に行きたくて・・
全く金銭面では苦労しない今の両親に甘えながら
生活力の無い牧野の両親とその両親の事を押し付けるような形になってしまった
進の事が心配だった
今、どうしてるのかな?
とか・・
仕事してちゃんと暮らせてるかな?
とか・・
会えるわけないのに・・
会いたいなぁだとか
考えていて
それと同時に今の両親には申し訳なさも感じていた
ずっと牧野つくしまま
瀬戸口遥にはなりきれなくて
でも
最後に道明寺と約束した通り
生まれ変わってきたって事は
きっと意味があることなんだって思いながらここまで来たの
夕べ
道明寺と再会してやっぱり間違いじゃなかったって
分かったんだけどそれと同時に
言い様の無い罪悪感みたいな物も抱えている
だから
それも正直に話した
あたしの告白を聞きながらパパもママも驚いている
当たり前なんだけど
ママは険しい表情のままで
パパは涙も引っ込んでポカーンとしている
「・・今のは本当の話・・なの?」
「うん、全部ほんと」
「えーっと・・・その・・
まきのつくしさん?だっけ?」
「うん」
「そ、その彼女の生まれ変わり?ってこと・・?
はるちゃんが?」
「うん」
「生まれた時から?
記憶が・・あったの?」
「うん、信じられないよね・・・」
「・・うん・・っと・・信じられないけど・・
で、でも・・ちょっと待ってね・・
ママもパパも驚いちゃってて・・
今は何を話していいのか・・」
両親の驚きと戸惑いは大きい物だと思う
それにあたしもこれ以上
何を伝えればいいのかも分からず
部屋に沈黙が降りてくる
そんな中
隣に座っていた道明寺が上着の内ポケットから
取り出した手帳の中に挟まれていた
一枚の写真を取り出した
綺麗にラミネート加工された
その写真に写されていたのは
あの頃の道明寺とあたし
制服姿のあたしと普段着姿の道明寺
場所は英徳学園の中庭みたいで
いつも喧嘩ばかりだったあたし達にしては珍しく
仲良く向かい合って芝生の上に座り
楽しそうに笑っていた
その写真を両親の前へと置いた道明寺は
「20年前、唯一残った俺と彼女の写真です」
と言い
続けて
「あの頃の俺は写真嫌いで・・
この写真は友人がこっそり撮っていた物で
彼女の死後に渡してくれた物です」
「彼女がまきのさん?」
「えぇ、牧野つくし・・彼女です」
ママの問いかけに道明寺は
横に座るあたしに微笑みかけながらそう答えた瞬間
パパが立ち上がり
「か、関係ない!
その子は瀬戸口遥で俺の娘だ!
あんたが言う牧野つくしとは違う!
あんたの彼女は20年も前に死んでるんだろ!?
いい大人なんだからいい加減認めろよ!」
チワワみたいにプルプル震えながらそう言ったパパ
そんなパパにため息をついているママ
「とにかく!はるちゃんはあんたとは何も関係ない!
帰るぞ!ママ!はるちゃん!」
そう言うが早いか向かいに座っていたあたしの腕を掴み
強引に立ち上がらせたパパ
パパに引っ張られる形で立ち上がったり
引きずられるあたしを助けてくれたのはママ
「ちょっと落ち着いて!
パパ、いくらなんでも今のは道明寺さんに失礼よ!」
そう言ってあたしの腕を掴んでいるパパの手を
強引に引き剥がしてくれたママ
パパにもう一度座るように促す
「とにかく座って!
とりあえず一つづつ問題を解決していきましょ」
と言った

応援ありがとうございます。
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