遥か 19
こんばんは~🎵
本日も『遥か』です。❤
椿さんです❣
それではどうぞ~\(^o^)/
私信です。
☆様
こんばんは~😊
コメントありがとうございます。ヽ(≧∀≦)ノ
楓さんはラスボス?なので(笑)
まずは椿さんに登場していただきました~❤
20年前
司の行方が分からなくなっていると
タマさんから連絡があった時
それほど心配はしていなかった
司の悪友達とつくしちゃんも同時に所在の確認が出来なくなっていたから
一緒なのだろうと思っていたし四人が一緒にいるなら大丈夫だと思っていた
あの四人は変わった
幼稚舎からずっと一緒にいたけれど
だからといって群れるような事は無く
それぞれが個人主義で互いには無関心なところがあり
四人四様にどこか冷めていて
年齢を重ねる毎に一つづつ何かを諦めているように感じていた
そんなあの子達がつくしちゃんに出会ってから
明らかに変わった
司達以外には誰にも心を開かなかったあの類が
つくしちゃんだけには笑顔を見せるようになり
赤札などと猿より低俗な遊びに興じていたあの司さえも
変えてしまった
四人にいい影響を与えながらも
母の執拗な嫌がらせを受けていたつくしちゃん
若さ故の無謀さも
若さ故の誠実さも
母の前では全てが無意味で
心の底から司とつくしちゃんの幸せを願いながら
なにもしてあげられなかった後悔だけが残った
あの頃の母は若い二人をただ引き離せば
後はなんとでもなると思っていたのだろう
そして司の変化に気付くことなく
司をただただ後継者としてしか見ていなかったのだろう
母にとって司は息子である前に
大切な財閥の後継者
多少、素行に問題があっても
いずれ後継者としての自覚が芽生えるだろうから
問題が起ればもみ消せばいい
そんな態度だった
だけど私はいつか司は誰かを殺してしまうんじゃないかと思っていた
そして誰かに殺されるんじゃないかと思っていた
どちらにしても母のやり方は
道明寺にとっても司にとっても悪手だと思っていた
私は司を変えたつくしちゃんには感謝していたし
例えつくしちゃんが司のことをなんとも思っていなくても
可愛くて大好きで彼女に出会えた事を
世界中の神様に感謝のキスをして回りたいぐらい大好きだった
だからあの日
LAにいた私に届いた一報は
立っていられないほどの衝撃だった
取るものもとりあえず帰国した私が見た物は・・・
憔悴しきった司の姿
司だけじゃなく
仲間たちも皆一様に目を腫らし
ただ置物のようにそこに存在していただけ
生気のない虚ろな目で彼女の躯に寄り添い続けていた司に
掛ける言葉は見つからず
彼女の死を受け入れることが出来なかったのは私も同じで
ただその場に立ち尽くしていただけだった
この20年間
それぞれに傷を抱えながら過ごしてきた
ずっと一人でいる司が心配だった
事件直後はつくしちゃんの後を追って行ってしまうのではないかと本気で心配し
暫くはNYへと移った司の側で過ごしていた
司は後を追うことはしなかったが
それ以降はまるで自分を痛めつけるように仕事にのめり込み
仕事と屋敷を往復するだけの生活を続けていた
唯一の例外は年末の帰国だけ
つくしちゃんの誕生日に彼女の歳の数の薔薇を持ち
彼女に会いに行っているのは知っていた
27日帰国し翌日の早朝
自らが運転する車でつくしちゃんに会いに行き
トンボ返りで東京に戻ると
そのままNYへ帰るという生活を続けていた
どんな女性にも興味を示さず
ただただ心の中につくしちゃんへの想いを抱えたまま生きる司を
心配で誰かと幸せになって欲しいと心から願いながらも
時を追うごとにこれが司の幸せなのだとも思うようになっていた
自分のそんな心境の変化を感じながらも
見守っていた弟が去年の暮
いつものように帰国したはずなのに
つくしちゃんに会いに行かなかったようだと連絡が入った
その心境の変化が気になり
何度も司のスマホを鳴らしたけれど
司からの返答が無いまま時間だけが過ぎていく
秘書に聞いても要領を得ず
ただNYへ帰る便をキャンセルし
年末年始のスケジュールまで全てをキャンセルさせた後は
スマホの電源まで落としてしまっていたようで
急な予定変更の理由は知らなかった
部屋に戻り
彼女の前へと腰を下ろした
司は当たり前のように彼女の横へと腰を下ろし
まるで一人にして悪かったなとでも言うように
愛おしそうに彼女の髪を撫でている
撫でられている彼女の方も司に向かって
大丈夫とでも言うかのように微笑んでいて
こうやって並んで座っている姿を見ていると
二人はお似合いだと思う
20もの歳の差はあるけれど
それを感じさせず
もう何十年と一緒にいるかのような
妙な安定感を感じさせている
不思議な感覚だった
だからといって信じたわけじゃない
生まれ変わりなんて有り得ないと思っている
だから幾分けんか腰だったかもしれないけれど
厳しい態度で彼女と対峙する
彼女の一言一句を聞き逃さないように
彼女の矛盾を見逃さないように
神経を集中させ彼女の話しに耳を傾けているけれど
やっぱり信じられない事柄ばかり
生まれ落ちた瞬間から自分がつくしちゃんの生まれ変わりだと自覚があっただとか
ずっとつくしちゃんとしての自我を抱えたまま瀬戸口遥として過ごしてきただとか
俄かには信じられない話しばかり
物語としては面白いのかもしれないが
現実には有り得ない
だからわざと意地悪な態度で意地悪な質問ばかりを彼女にぶつけている私に
司がかなりイライラとしているのは分かっていたけれど
私は彼女の嘘を暴こうと
司の目を覚まさせようと必死だった
なのに・・
彼女は嫌な顔一つせずに淡々と私の質問に答えていて
そのどれもがつくしちゃんじゃなければ答えられない物ばかりで
私は混乱している
彼女の嘘を暴こうとすればするほど
彼女は本当のことを言っているんじゃないかと・・
もしかして
本当に有り得ないことが起こっているんじゃないだろうかと
そんな気持ちになってくる
話しを進める内に私の中で“有り得ない”と“もしかして”がせめぎ合っている
だけどやっぱりあり得ない!
生まれ変わりだなんて信じられるわけないでしょ!
つくしちゃんは20年も前に亡くなっている
この20年、司が本当に苦しんでいる姿を
私は身近で見てきた
司は目の前の少女がつくしちゃんの生まれ変わりだと信じたいのだろうけれど
そんな事はあり得ない騙されているなら今の内に・・
傷は浅い方がいい
司からこの少女を引き離さないと
今ならまだ傷は最小限で済む
そうしないとこのままこの少女にのめり込み
真実が分かった時には
今度こそ司は生きていられない
私が悪役を引き受ければいい
例えどれだけ司に恨まれようとも
生きてさえくれればそれでいいと思ったから彼女に
「つくしちゃんのことよく調べてあるようだけど
司は騙せても私は騙せないわよ。
何が目的なの?お金かしら?
それとも何か別の物?
どちらにしてもこれ以上は何をしても無駄よ。
大人しく司の前から消えてちょうだい。
そして二度と私達の前に現れないって約束してくれたら
あなたの望みを聞くわ」
本来であれば一円たりとも渡す必要はない
逆に詐欺で告発することも出来る
だけど穏便に済ませる為に敢えて譲歩してあげた
そんな私の言葉に司は
「こいつは俺を騙そうとなんかしてねぇーよ!
姉ちゃんこそ余計なこと言うな!」
と怒鳴っているけれど
それを無視して目の前の少女に問いかけた
「さぁ、どうするの?
答えを聞かせてちょうだい」
そう言って返事を促すと彼女は少し俯き加減のまま
大きく息を吐き出してから話し始めた
「お姉さんが信じられないのはもっともです。
あたしだって最初は信じられなかったですから・・
でもあたしは道明寺のことが好きなんです。
お金なんか一円だって欲しくありません!
あたしが欲しいのは道明寺だけなんです!
あたしの望みはこの先もずっと道明寺と一緒にいることなんです!
昔、お姉さんにお寿司屋さんに連れて行ってもらった時に言った言葉は
あたしの本心であの気持ちは今も変わっていません・・あたしは」
「・・ちょ、ちょっと待ってちょうだい!」
話す彼女を遮る
「あなた・・もう一度言ってちょうだい!」
「えっ・・は、はい・・あたしの望みは」
「そこじゃなくて!
あなた・・今、お寿司屋さんって言ったわよね?」
彼女の声に被せるように割って入った私
「はい、言いました。
昔、連れて行ってくれましたよね?お寿司屋さんに。
すっごく美味しかったのを覚えてます」
そう言ってニコッと笑った彼女
「・・・・・・・・」
お寿司屋さんの話をした彼女
その事は誰も知らないはず
知っているとしたら私とつくしちゃんだけ・・
その話をし始めた彼女
信じられなかった・・
信じられないけれど
こんな話し調べようなんて無いはず
私もあの時の事はよく覚えている
色んな物を抱えていた彼女が私だけに聞かせてくれた本心
それを疑ったことは無い
だとしたら
目の前にいる少女は
ほんとうにつくしちゃんなの?
目の前につくしちゃんがいるの?
散々、疑って酷い言葉ばかり投げつけてしまって・・
あぁ・・
なんてバカなことを!
私の可愛いい妹ちゃんが目の前にいたのに!
気がつかなかっただなんて!
あぁーー!
バカバカバカ!
なんてことなの!?
「ごめんなさい、つくしちゃん!
私はてっきり司が騙されてるんだと思って!
お詫びになんでもするから許してちょうだい!」
「・・・い、いえ・・あ、の・・お、お姉さん・・ぐる・・しぃで、す・・」

応援ありがとうございます。
本日も『遥か』です。❤
椿さんです❣
それではどうぞ~\(^o^)/
私信です。
☆様
こんばんは~😊
コメントありがとうございます。ヽ(≧∀≦)ノ
楓さんはラスボス?なので(笑)
まずは椿さんに登場していただきました~❤
20年前
司の行方が分からなくなっていると
タマさんから連絡があった時
それほど心配はしていなかった
司の悪友達とつくしちゃんも同時に所在の確認が出来なくなっていたから
一緒なのだろうと思っていたし四人が一緒にいるなら大丈夫だと思っていた
あの四人は変わった
幼稚舎からずっと一緒にいたけれど
だからといって群れるような事は無く
それぞれが個人主義で互いには無関心なところがあり
四人四様にどこか冷めていて
年齢を重ねる毎に一つづつ何かを諦めているように感じていた
そんなあの子達がつくしちゃんに出会ってから
明らかに変わった
司達以外には誰にも心を開かなかったあの類が
つくしちゃんだけには笑顔を見せるようになり
赤札などと猿より低俗な遊びに興じていたあの司さえも
変えてしまった
四人にいい影響を与えながらも
母の執拗な嫌がらせを受けていたつくしちゃん
若さ故の無謀さも
若さ故の誠実さも
母の前では全てが無意味で
心の底から司とつくしちゃんの幸せを願いながら
なにもしてあげられなかった後悔だけが残った
あの頃の母は若い二人をただ引き離せば
後はなんとでもなると思っていたのだろう
そして司の変化に気付くことなく
司をただただ後継者としてしか見ていなかったのだろう
母にとって司は息子である前に
大切な財閥の後継者
多少、素行に問題があっても
いずれ後継者としての自覚が芽生えるだろうから
問題が起ればもみ消せばいい
そんな態度だった
だけど私はいつか司は誰かを殺してしまうんじゃないかと思っていた
そして誰かに殺されるんじゃないかと思っていた
どちらにしても母のやり方は
道明寺にとっても司にとっても悪手だと思っていた
私は司を変えたつくしちゃんには感謝していたし
例えつくしちゃんが司のことをなんとも思っていなくても
可愛くて大好きで彼女に出会えた事を
世界中の神様に感謝のキスをして回りたいぐらい大好きだった
だからあの日
LAにいた私に届いた一報は
立っていられないほどの衝撃だった
取るものもとりあえず帰国した私が見た物は・・・
憔悴しきった司の姿
司だけじゃなく
仲間たちも皆一様に目を腫らし
ただ置物のようにそこに存在していただけ
生気のない虚ろな目で彼女の躯に寄り添い続けていた司に
掛ける言葉は見つからず
彼女の死を受け入れることが出来なかったのは私も同じで
ただその場に立ち尽くしていただけだった
この20年間
それぞれに傷を抱えながら過ごしてきた
ずっと一人でいる司が心配だった
事件直後はつくしちゃんの後を追って行ってしまうのではないかと本気で心配し
暫くはNYへと移った司の側で過ごしていた
司は後を追うことはしなかったが
それ以降はまるで自分を痛めつけるように仕事にのめり込み
仕事と屋敷を往復するだけの生活を続けていた
唯一の例外は年末の帰国だけ
つくしちゃんの誕生日に彼女の歳の数の薔薇を持ち
彼女に会いに行っているのは知っていた
27日帰国し翌日の早朝
自らが運転する車でつくしちゃんに会いに行き
トンボ返りで東京に戻ると
そのままNYへ帰るという生活を続けていた
どんな女性にも興味を示さず
ただただ心の中につくしちゃんへの想いを抱えたまま生きる司を
心配で誰かと幸せになって欲しいと心から願いながらも
時を追うごとにこれが司の幸せなのだとも思うようになっていた
自分のそんな心境の変化を感じながらも
見守っていた弟が去年の暮
いつものように帰国したはずなのに
つくしちゃんに会いに行かなかったようだと連絡が入った
その心境の変化が気になり
何度も司のスマホを鳴らしたけれど
司からの返答が無いまま時間だけが過ぎていく
秘書に聞いても要領を得ず
ただNYへ帰る便をキャンセルし
年末年始のスケジュールまで全てをキャンセルさせた後は
スマホの電源まで落としてしまっていたようで
急な予定変更の理由は知らなかった
部屋に戻り
彼女の前へと腰を下ろした
司は当たり前のように彼女の横へと腰を下ろし
まるで一人にして悪かったなとでも言うように
愛おしそうに彼女の髪を撫でている
撫でられている彼女の方も司に向かって
大丈夫とでも言うかのように微笑んでいて
こうやって並んで座っている姿を見ていると
二人はお似合いだと思う
20もの歳の差はあるけれど
それを感じさせず
もう何十年と一緒にいるかのような
妙な安定感を感じさせている
不思議な感覚だった
だからといって信じたわけじゃない
生まれ変わりなんて有り得ないと思っている
だから幾分けんか腰だったかもしれないけれど
厳しい態度で彼女と対峙する
彼女の一言一句を聞き逃さないように
彼女の矛盾を見逃さないように
神経を集中させ彼女の話しに耳を傾けているけれど
やっぱり信じられない事柄ばかり
生まれ落ちた瞬間から自分がつくしちゃんの生まれ変わりだと自覚があっただとか
ずっとつくしちゃんとしての自我を抱えたまま瀬戸口遥として過ごしてきただとか
俄かには信じられない話しばかり
物語としては面白いのかもしれないが
現実には有り得ない
だからわざと意地悪な態度で意地悪な質問ばかりを彼女にぶつけている私に
司がかなりイライラとしているのは分かっていたけれど
私は彼女の嘘を暴こうと
司の目を覚まさせようと必死だった
なのに・・
彼女は嫌な顔一つせずに淡々と私の質問に答えていて
そのどれもがつくしちゃんじゃなければ答えられない物ばかりで
私は混乱している
彼女の嘘を暴こうとすればするほど
彼女は本当のことを言っているんじゃないかと・・
もしかして
本当に有り得ないことが起こっているんじゃないだろうかと
そんな気持ちになってくる
話しを進める内に私の中で“有り得ない”と“もしかして”がせめぎ合っている
だけどやっぱりあり得ない!
生まれ変わりだなんて信じられるわけないでしょ!
つくしちゃんは20年も前に亡くなっている
この20年、司が本当に苦しんでいる姿を
私は身近で見てきた
司は目の前の少女がつくしちゃんの生まれ変わりだと信じたいのだろうけれど
そんな事はあり得ない騙されているなら今の内に・・
傷は浅い方がいい
司からこの少女を引き離さないと
今ならまだ傷は最小限で済む
そうしないとこのままこの少女にのめり込み
真実が分かった時には
今度こそ司は生きていられない
私が悪役を引き受ければいい
例えどれだけ司に恨まれようとも
生きてさえくれればそれでいいと思ったから彼女に
「つくしちゃんのことよく調べてあるようだけど
司は騙せても私は騙せないわよ。
何が目的なの?お金かしら?
それとも何か別の物?
どちらにしてもこれ以上は何をしても無駄よ。
大人しく司の前から消えてちょうだい。
そして二度と私達の前に現れないって約束してくれたら
あなたの望みを聞くわ」
本来であれば一円たりとも渡す必要はない
逆に詐欺で告発することも出来る
だけど穏便に済ませる為に敢えて譲歩してあげた
そんな私の言葉に司は
「こいつは俺を騙そうとなんかしてねぇーよ!
姉ちゃんこそ余計なこと言うな!」
と怒鳴っているけれど
それを無視して目の前の少女に問いかけた
「さぁ、どうするの?
答えを聞かせてちょうだい」
そう言って返事を促すと彼女は少し俯き加減のまま
大きく息を吐き出してから話し始めた
「お姉さんが信じられないのはもっともです。
あたしだって最初は信じられなかったですから・・
でもあたしは道明寺のことが好きなんです。
お金なんか一円だって欲しくありません!
あたしが欲しいのは道明寺だけなんです!
あたしの望みはこの先もずっと道明寺と一緒にいることなんです!
昔、お姉さんにお寿司屋さんに連れて行ってもらった時に言った言葉は
あたしの本心であの気持ちは今も変わっていません・・あたしは」
「・・ちょ、ちょっと待ってちょうだい!」
話す彼女を遮る
「あなた・・もう一度言ってちょうだい!」
「えっ・・は、はい・・あたしの望みは」
「そこじゃなくて!
あなた・・今、お寿司屋さんって言ったわよね?」
彼女の声に被せるように割って入った私
「はい、言いました。
昔、連れて行ってくれましたよね?お寿司屋さんに。
すっごく美味しかったのを覚えてます」
そう言ってニコッと笑った彼女
「・・・・・・・・」
お寿司屋さんの話をした彼女
その事は誰も知らないはず
知っているとしたら私とつくしちゃんだけ・・
その話をし始めた彼女
信じられなかった・・
信じられないけれど
こんな話し調べようなんて無いはず
私もあの時の事はよく覚えている
色んな物を抱えていた彼女が私だけに聞かせてくれた本心
それを疑ったことは無い
だとしたら
目の前にいる少女は
ほんとうにつくしちゃんなの?
目の前につくしちゃんがいるの?
散々、疑って酷い言葉ばかり投げつけてしまって・・
あぁ・・
なんてバカなことを!
私の可愛いい妹ちゃんが目の前にいたのに!
気がつかなかっただなんて!
あぁーー!
バカバカバカ!
なんてことなの!?
「ごめんなさい、つくしちゃん!
私はてっきり司が騙されてるんだと思って!
お詫びになんでもするから許してちょうだい!」
「・・・い、いえ・・あ、の・・お、お姉さん・・ぐる・・しぃで、す・・」

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