Black Lilly 17
こんばんは~😊
本日は久々の『Black Lilly』です。❤
つくしちゃんBD話をと考えていたのですが
流れに迷い右往左往中ですのでもう少しお待たせしてしまいます・・m(__)m
それではどうぞ~❤
私信です。
☆様
こんばんは~(^^♪
コメントありがとうございます❣
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ウフフ❤本人達に自覚はないのですが❤
すぐに二人だけの世界に入れるようです!(笑)
吐かせると言っても方法は千差万別
それこそ適材適所だな
その点
こんな連中は簡単だ
奴らの中に精神的な繋がりはない
あるのは損得勘定だけ
だから簡単に裏切る
奴らの中から一人だけ部屋から出す
それだけ
たったそれだけで時間の経過と共に奴らの中に疑心暗鬼が生まれる
部屋から一人だけ連れ去り
別の部屋へと移すだけ
後は放置
互いの状況が分からないまま
時間だけが過ぎると
残された者の中にあいつが戻って来ないのは
もしかしたら裏切ったんじゃないか?
もしかしたら殺されたんじゃないか?
次は自分の番なんじゃないか?という疑念が生まれ始める
それでなくても監禁されているという
異常な状況の中で生まれた疑念と恐怖は
簡単に人を壊していく
時計も窓も無い部屋で時間の概念が薄れ
その中でまた一人
部屋から出す
二人目の男が連れ出される時
男の顔には明らかな恐怖が浮かんでいる
恐怖が伝染していく
部屋から連れ出しただけで
饒舌になり素直にペラペラと話し始める
そして三人目
ここまで来ると連れ出すために部屋のドアを開けただけで
残っている奴らは我先にと話し始める
その様子を別室のモニターで眺めていて分かったことがあった
この誘拐事件には他に関係している者はいない
実行犯である二人と闇金の奴らが五名
それだけで他に計画を知っている者はいない
そして闇金の連中が小屋に到着した時には既に小屋は火事になっていて
それは計画外の事でどうなっているのか分からないと話していた
今回の計画を持ち掛けて来たのは女の方で
女は自分が牧野を誘拐し身代金を受け取り
その金で借金を返しその後は牧野を殺害し
死体を始末するところまでが俺達が女から請け負った仕事で
その報酬は2億だったと話した
だがその話しには続きがある
俺の部下が少し揺さぶりを掛けたところ闇金の連中は
実際の計画は女が司から身代金を手に入れた時点で
牧野はもちろんだが実行犯の女と男もまとめて始末する予定だったと吐いた
予想通り
どのみち始末される運命だった女
同情なんてこれっぽっちも浮かんではこないが
一抹の哀れさは感じている
だがそれまで
肝心な牧野の行方がまだ分かっていない
闇金連中を締め上げてもこれ以上の情報は出てこないだろう
残るは一つ
運転手役だった男の存在
小屋にはあの男もいたはず
だけど焼け跡からは見つかっていない
だとすると火を着けたのはあの男か?
牧野はあの男と一緒なのか?
とにかく牧野が生きている可能性がある以上
全力で探すしかない
もう用済みの闇金の連中の始末は部下に任せて
俺は司達が待つ部屋へと戻った
最悪の状況
まさに道明寺家の存続の危機でございます
メープルではないホテルで行なわれたパーティーの途中に
牧野様を拉致されてしまうという大失態
弁解の余地はございません
そして意外な犯人
まさかあの女性がと一瞬だけ耳を疑いましたが
西門様や美作様からもたらされた情報を加味して導きだされた答えには
疑念の余地はありませんでした
わたくしの中にあったあの女性の印象はと申しますと
至って普通のどこにでもいる女性
些かインパクトにかける面もございましたが
牧野様と比較してのことであり
あまりに対象的な方でした
今となっては牧野様がインパクトがあり過ぎたのだからだと感じておりますが
とにかくあの女性は司様にとって
毒にも薬にもならない女性だと思っておりましたし
まさにその通りでございました
共にNYへと渡られましたが司様の女性に対する態度は素っ気なく
日々の活動の中で女性を気に掛けていらっしゃるご様子は皆無でございました
女性の方はご不満を感じておられたようですが
わたくしとしましてはそのご不満はごもっともだと考えておりました
請われて渡米したのに全く気に掛けてもらえない
性別に関係なく普通の反応だと思っておりました
それと同時に女性の日々の行動を鑑みて
ご不満を物欲で解消される方だと感じておりましたから
頃合いを見てそれ相応の金銭を受け取っていただき帰国していただきました
その事を司様にご報告申し上げた折も司様は素っ気ない態度で
お返事さえ戻ってはきませんでしたから
あの女性にとっても最善の策だったのだと思っていました
やがて記憶を取り戻された司様は
仕事以上の情熱と執念で再び牧野様と交際を再開させられ
無事にご婚約の運びとなりこの西田もホッと胸を撫で下ろしていたばかりでございました
司様のご婚約者となられた牧野様に対しては当然、身の安全を図るために
常日頃からSPが周囲を警護しておりパーティー当日も万全の体制を取っておりました
ですがメープルではないホテルだということもあり
万全とはなっていなかったのだろうと後悔しております
もしこれがメープルであったのなら
外部から従業員に偽装し紛れ込むなどあり得なかったはず
化粧室前で警護していたSPにしても
清掃員の不自然な行動に気が付いたはず
悔やまれることばかりでございますがそれは今後の課題点として
今は一刻も早く牧野様を救出する事が最優先事項でございます
その為に道明寺だけではなく美作様のお力もお借りして捜索を進めておりました
焼跡から女性と思われる焼死体が発見されたと一報が入った時は
流石にこの西田も恐怖と絶望で震えましたが
一先ず牧野様では無かった事で安堵いたしました
焼死体の身元の確認はまだ不明なままですが
恐らくは実行犯であるあの女性であることは間違いなく
だとするとまた新たなる疑問が湧いてきます
小屋に火を放ったのは誰なのか?
どうしてあの女だけが逃げ遅れたのか?
もう一人のあの男は牧野様と一緒なのか?
疑問が次々と浮かんでくるがその答えは意外な角度から入ってきた
小屋で見つかった焼死体の身元に関して調べているのは警察
警視総監を通じて情報が入ってきております
そんな中で飛び込んできたのがあの女の家族の行方が
分からなくなっているとの情報でございました
焼死体の身元確認の為に警察は
あの女の旦那にコンタクトを取ろうといたしました
これは当たり前の手順
小屋にいたとされる女性は二人
牧野様とあの女
焼死体が牧野様でないとすれば残るはあの女だけ
警察は当然、身元確認と事情聴取の為に
白石祐輔にコンタクトを取ろうとしたが連絡が付かず
最寄り署の捜査員がマンションの部屋を訪ねたが応答がなかったため
管理人立会いの下、室内へと入ったが旦那の姿は無かった
白石祐輔に対してはあまり疑念は抱いておりませんでした
経歴に関しても至って普通
可もなく不可もなくと言ったところでしょうか
出身は東京都
都内の中高一貫校から都内の有名私大に進学し
そこから現在の会社に就職し秘書として勤務を始め
数年前より重役秘書として外回りにも同行している
勤務態度は真面目
ギャンブルも女遊びも無し
ただ気になることがあるとすれば一つだけ
ある時、唐突にあの女と入籍している
どうやら大学時代の友人に誘われて出席した合コンで知り合ったようだったが
その合コンに出席していた友人達も二人が付き合っていた事を知らなかったようで
周囲にしてみれば二人の結婚は突然で意外だったようでした
だが幾ら意外だったとしても婚姻は事実であり
男と女の縁などどこでどう繋がっているか分かりません
司様と牧野様を間近で見守ってきたわたくしにとっては意外でもなんでもない
だが白石祐輔に関しては些か判断を誤ってしまっていたようでございます
白石祐輔には監視を付けてあった
だが以上の判断からあくまでも念の為で
それが裏目に出てしまったようでございます
白石祐輔は車は所持していない
もし出掛けるとしても徒歩でだと判断したSPが
監視をしていたのはマンションの出入り口のみだった
自宅を訪れた刑事が確認したところ
白石祐輔は地下にある駐車場の非常口から外へ出たことが分かっている
どうしてわざわざ人目に付きにくい
地下駐車場の非常口などから出入りする必要があったのだろうか?
彼もまたこの誘拐事件に関係していたのだろうか?
だとすれば何故?
動機が全く分からない
単純に監視の目から逃れたかっただけなのだろうか?
いや
彼もバカではないはず
この状況で不審な行動をすれば自分にも疑いの目が向く事は分かるはず
それでも尚
行方をくらませたという事は白石祐輔もこの誘拐事件に関与しているということ
刑事によって周辺の防犯カメラがチェックされ白石祐輔の足取りを追っているが
今のところ大通りに出てタクシーに乗り込んだところまでしか判明していない
一つ手掛かりを追えば
また一つ新たな問題に行き当たる
それの繰り返しで牧野様の行方が分からないまま
無情にも時間だけが過ぎてゆく

応援ありがとうございます。
本日は久々の『Black Lilly』です。❤
つくしちゃんBD話をと考えていたのですが
流れに迷い右往左往中ですのでもう少しお待たせしてしまいます・・m(__)m
それではどうぞ~❤
私信です。
☆様
こんばんは~(^^♪
コメントありがとうございます❣
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ウフフ❤本人達に自覚はないのですが❤
すぐに二人だけの世界に入れるようです!(笑)
吐かせると言っても方法は千差万別
それこそ適材適所だな
その点
こんな連中は簡単だ
奴らの中に精神的な繋がりはない
あるのは損得勘定だけ
だから簡単に裏切る
奴らの中から一人だけ部屋から出す
それだけ
たったそれだけで時間の経過と共に奴らの中に疑心暗鬼が生まれる
部屋から一人だけ連れ去り
別の部屋へと移すだけ
後は放置
互いの状況が分からないまま
時間だけが過ぎると
残された者の中にあいつが戻って来ないのは
もしかしたら裏切ったんじゃないか?
もしかしたら殺されたんじゃないか?
次は自分の番なんじゃないか?という疑念が生まれ始める
それでなくても監禁されているという
異常な状況の中で生まれた疑念と恐怖は
簡単に人を壊していく
時計も窓も無い部屋で時間の概念が薄れ
その中でまた一人
部屋から出す
二人目の男が連れ出される時
男の顔には明らかな恐怖が浮かんでいる
恐怖が伝染していく
部屋から連れ出しただけで
饒舌になり素直にペラペラと話し始める
そして三人目
ここまで来ると連れ出すために部屋のドアを開けただけで
残っている奴らは我先にと話し始める
その様子を別室のモニターで眺めていて分かったことがあった
この誘拐事件には他に関係している者はいない
実行犯である二人と闇金の奴らが五名
それだけで他に計画を知っている者はいない
そして闇金の連中が小屋に到着した時には既に小屋は火事になっていて
それは計画外の事でどうなっているのか分からないと話していた
今回の計画を持ち掛けて来たのは女の方で
女は自分が牧野を誘拐し身代金を受け取り
その金で借金を返しその後は牧野を殺害し
死体を始末するところまでが俺達が女から請け負った仕事で
その報酬は2億だったと話した
だがその話しには続きがある
俺の部下が少し揺さぶりを掛けたところ闇金の連中は
実際の計画は女が司から身代金を手に入れた時点で
牧野はもちろんだが実行犯の女と男もまとめて始末する予定だったと吐いた
予想通り
どのみち始末される運命だった女
同情なんてこれっぽっちも浮かんではこないが
一抹の哀れさは感じている
だがそれまで
肝心な牧野の行方がまだ分かっていない
闇金連中を締め上げてもこれ以上の情報は出てこないだろう
残るは一つ
運転手役だった男の存在
小屋にはあの男もいたはず
だけど焼け跡からは見つかっていない
だとすると火を着けたのはあの男か?
牧野はあの男と一緒なのか?
とにかく牧野が生きている可能性がある以上
全力で探すしかない
もう用済みの闇金の連中の始末は部下に任せて
俺は司達が待つ部屋へと戻った
最悪の状況
まさに道明寺家の存続の危機でございます
メープルではないホテルで行なわれたパーティーの途中に
牧野様を拉致されてしまうという大失態
弁解の余地はございません
そして意外な犯人
まさかあの女性がと一瞬だけ耳を疑いましたが
西門様や美作様からもたらされた情報を加味して導きだされた答えには
疑念の余地はありませんでした
わたくしの中にあったあの女性の印象はと申しますと
至って普通のどこにでもいる女性
些かインパクトにかける面もございましたが
牧野様と比較してのことであり
あまりに対象的な方でした
今となっては牧野様がインパクトがあり過ぎたのだからだと感じておりますが
とにかくあの女性は司様にとって
毒にも薬にもならない女性だと思っておりましたし
まさにその通りでございました
共にNYへと渡られましたが司様の女性に対する態度は素っ気なく
日々の活動の中で女性を気に掛けていらっしゃるご様子は皆無でございました
女性の方はご不満を感じておられたようですが
わたくしとしましてはそのご不満はごもっともだと考えておりました
請われて渡米したのに全く気に掛けてもらえない
性別に関係なく普通の反応だと思っておりました
それと同時に女性の日々の行動を鑑みて
ご不満を物欲で解消される方だと感じておりましたから
頃合いを見てそれ相応の金銭を受け取っていただき帰国していただきました
その事を司様にご報告申し上げた折も司様は素っ気ない態度で
お返事さえ戻ってはきませんでしたから
あの女性にとっても最善の策だったのだと思っていました
やがて記憶を取り戻された司様は
仕事以上の情熱と執念で再び牧野様と交際を再開させられ
無事にご婚約の運びとなりこの西田もホッと胸を撫で下ろしていたばかりでございました
司様のご婚約者となられた牧野様に対しては当然、身の安全を図るために
常日頃からSPが周囲を警護しておりパーティー当日も万全の体制を取っておりました
ですがメープルではないホテルだということもあり
万全とはなっていなかったのだろうと後悔しております
もしこれがメープルであったのなら
外部から従業員に偽装し紛れ込むなどあり得なかったはず
化粧室前で警護していたSPにしても
清掃員の不自然な行動に気が付いたはず
悔やまれることばかりでございますがそれは今後の課題点として
今は一刻も早く牧野様を救出する事が最優先事項でございます
その為に道明寺だけではなく美作様のお力もお借りして捜索を進めておりました
焼跡から女性と思われる焼死体が発見されたと一報が入った時は
流石にこの西田も恐怖と絶望で震えましたが
一先ず牧野様では無かった事で安堵いたしました
焼死体の身元の確認はまだ不明なままですが
恐らくは実行犯であるあの女性であることは間違いなく
だとするとまた新たなる疑問が湧いてきます
小屋に火を放ったのは誰なのか?
どうしてあの女だけが逃げ遅れたのか?
もう一人のあの男は牧野様と一緒なのか?
疑問が次々と浮かんでくるがその答えは意外な角度から入ってきた
小屋で見つかった焼死体の身元に関して調べているのは警察
警視総監を通じて情報が入ってきております
そんな中で飛び込んできたのがあの女の家族の行方が
分からなくなっているとの情報でございました
焼死体の身元確認の為に警察は
あの女の旦那にコンタクトを取ろうといたしました
これは当たり前の手順
小屋にいたとされる女性は二人
牧野様とあの女
焼死体が牧野様でないとすれば残るはあの女だけ
警察は当然、身元確認と事情聴取の為に
白石祐輔にコンタクトを取ろうとしたが連絡が付かず
最寄り署の捜査員がマンションの部屋を訪ねたが応答がなかったため
管理人立会いの下、室内へと入ったが旦那の姿は無かった
白石祐輔に対してはあまり疑念は抱いておりませんでした
経歴に関しても至って普通
可もなく不可もなくと言ったところでしょうか
出身は東京都
都内の中高一貫校から都内の有名私大に進学し
そこから現在の会社に就職し秘書として勤務を始め
数年前より重役秘書として外回りにも同行している
勤務態度は真面目
ギャンブルも女遊びも無し
ただ気になることがあるとすれば一つだけ
ある時、唐突にあの女と入籍している
どうやら大学時代の友人に誘われて出席した合コンで知り合ったようだったが
その合コンに出席していた友人達も二人が付き合っていた事を知らなかったようで
周囲にしてみれば二人の結婚は突然で意外だったようでした
だが幾ら意外だったとしても婚姻は事実であり
男と女の縁などどこでどう繋がっているか分かりません
司様と牧野様を間近で見守ってきたわたくしにとっては意外でもなんでもない
だが白石祐輔に関しては些か判断を誤ってしまっていたようでございます
白石祐輔には監視を付けてあった
だが以上の判断からあくまでも念の為で
それが裏目に出てしまったようでございます
白石祐輔は車は所持していない
もし出掛けるとしても徒歩でだと判断したSPが
監視をしていたのはマンションの出入り口のみだった
自宅を訪れた刑事が確認したところ
白石祐輔は地下にある駐車場の非常口から外へ出たことが分かっている
どうしてわざわざ人目に付きにくい
地下駐車場の非常口などから出入りする必要があったのだろうか?
彼もまたこの誘拐事件に関係していたのだろうか?
だとすれば何故?
動機が全く分からない
単純に監視の目から逃れたかっただけなのだろうか?
いや
彼もバカではないはず
この状況で不審な行動をすれば自分にも疑いの目が向く事は分かるはず
それでも尚
行方をくらませたという事は白石祐輔もこの誘拐事件に関与しているということ
刑事によって周辺の防犯カメラがチェックされ白石祐輔の足取りを追っているが
今のところ大通りに出てタクシーに乗り込んだところまでしか判明していない
一つ手掛かりを追えば
また一つ新たな問題に行き当たる
それの繰り返しで牧野様の行方が分からないまま
無情にも時間だけが過ぎてゆく

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