Family 17
こんにちは。
本日は『Family』です🎶
なかなか前に進まない…(´д`|||)
それではどうぞ~✴
私信です。
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
ムフフ♥順番…\(^-^)/
「て…訳なの」
桜子と滋さんにここ二日間の出来事をざっと状況説明
ほんとにざっくりだったんだけど
パパが子供達を連れて社員食堂に現れたところから
今朝は健を連れて仕事に出たところまでを話し終えると
パパの目立ちすぎる行動に二人とも納得したみたい
なんだけど…
関西のテーマパークには滋さんも行きたかったみたいで
次は絶対にみんなで行く約束をさせられちゃった
「ねぇねぇ!?そろそろお昼じゃない?二人ともお腹空かない?」
突然、話題を変えた滋さん
確かにお昼だけど
滋さん…さっきからあたしの説明聞きながら立て続けにケーキを三個たいらげてる…
「あたしはあんまり食欲がないんだけど…
滋さん、お腹空いたの?」
「うん!空いてるよ!
桜子は?」
「私は結構ですけど、先輩?」
ケーキを頬張る滋さんを呆れたように見ていた桜子が
横に座るあたしの方へ向き直る
「ん?どうしたの?」
「いつから食欲が無いんですか?」
「ん…二、三日前ぐらいかな?
でも大したことないから心配しないで」
「心配はしていません」
桜子が何を言いたいのか分からず
あたしは滋さんの為に何か作って貰う為
ソファーから立ち上がろうとした所を
軽く桜子に腕を引っ張られ再びソファーに逆戻りしてしまった
「もぅ!何なの?」
「いいですから!
ちょっとこの匂い嗅いでみて下さい!」
そう言って目の前に出されたのは
桜子の手首
手首の内側を鼻先に突き付けられて
思わず顔をしかめるあたし
「何なのよ!?」
鼻先の桜子の手首を掴み
そのまま押し返すけど
桜子は構わずまた鼻先へと持っくる
「この匂いどうですか?」
何?
香水の匂いがどうか聞いてるわけ?
桜子がつけるぐらいだから彼女専用に調合されたオリジナルで
きっと高級品なんだろうけど
ちょっとこの甘い感じの匂いは苦手かも…
「どうって言われても…ねぇ…
桜子にあってていいと思うけど…」
「私にあってるのは当たり前です!
私はそんな事を聞いてるんじゃありません!」
なんだかあたしまた叱られてる?
「鈍感な先輩に回りくどい言い方した私が悪かったですね。
それじゃ先輩でも分かるよう単刀直入に聞きますけど
先輩?妊娠してません?」
ん?
なんか前半部分でスッゴく失礼な言われ方してたような気がするんだけど
それさえも打ち消しちゃう程に
衝撃的な後半部分
「ぐふっ…!」
何か言葉を!って思うんだけど
あたしの口から出たのは意味不明な破裂音だけで
言葉が上手く繋げない
「えっ?!つくし!赤ちゃん出来たの?」
スプーンを口に突っ込んだままの滋さんから驚いた声
「えっ…まさか!」
「心当たりはないんですか?」
「/////////////////」
「二人も産んどいて今さら照れないで下さい!」
心当たりなんて聞かれて思わず赤面したあたしに
桜子からすかさず放たれた言葉
確かにそうなんだけどね
二人も産んでるんだからそれなりに…ねぇ
心当たりなんてありまくりだし!
胸張って言う事でもないと思うんだけど
パパは避妊なんてしたことないし
きっとパパのボキャブラリーの中には避妊なんて言葉は存在してないだろうし
何より夫婦なんだからあたしとしてはいつ出来てもよかったし
って言うか!
三人目が欲しかったのよね!
一気に色々浮かんできたけど
あたしは三人目が!
女の子が欲しかったの
だから…
桜子の予感が当たってたら…
スッゴく嬉しい!
「先輩!大丈夫ですか?」
「あっ…うん!大丈夫!
なんだけど…調べた方がいいよね?」
「そうですね。
調べた方がいいと思います」
「滋ちゃんも調べた方がいいと思う!
んだけど!桜子、どうして気がついたの?つくしも気づいてなかったのに」
「二人も産んどいてまだ気付かない鈍感な先輩と一緒にしないで下さい!」
桜子ちゃん…
あんたの言葉っていちいちグサッとくるんだから
もう少し優しい言葉でお願い…
「簡単じゃないですか!
先輩が目の前のケーキを食べなかったのって健君の妊娠が分かった時ぐらいでしたでしょ?
それに先輩、今日はいつものトワレつけてませんよね?
いつもは道明寺さんからいただいたのをつけてらっしゃるのに」
言われてみれば確かに
全部、無意識なんだけど
今朝はトワレをつけていなくて
目の前に並べられているケーキにも手が伸びないのよね
確かに桜子の言う通りなんだけど
これだけの変化で気付くなんて…
ちょっと怖いんだけど!
「先輩?今、怖いとか思ってません?」
言い当てられて思わず仰け反りながら両手を前に突き出し
頭をブンブン振って全力で否定
「とにかく調べてみませんか?」
うんうんうん!
首が取れるんじゃないかってぐらい大げさに頷いたあたしは
検査薬を取りにバスルームへと向かった
確か前に使った残りがバスルームの棚にしまったままなはず
数年前に一度、月の物が飛んで確かめた事があって
その時の残りが確か…
この棚に入れたままに
なってた
はず
なんだけど…
う~ん…
何処だ?
あっ!あった!
コレよ!コレ!
箱からスティックを取り出し試してみる
アハハ
健の時と同じ
あっという間に結果が判明
くっきりとピンクの線が二本
「つくし~どうだった~?」
扉の向こうから滋さんの声
「あっ!うん…出来てた…」
「キャ~~!」
「おめでとうございます、先輩」
あたしの声に重なる滋さんの歓声と桜子の声
そっとお腹に手を当ててみる
赤ちゃんいるんだここに…
ウフフ
頬が緩むのが止められない

応援ありがとうございます。
本日は『Family』です🎶
なかなか前に進まない…(´д`|||)
それではどうぞ~✴
私信です。
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
ムフフ♥順番…\(^-^)/
「て…訳なの」
桜子と滋さんにここ二日間の出来事をざっと状況説明
ほんとにざっくりだったんだけど
パパが子供達を連れて社員食堂に現れたところから
今朝は健を連れて仕事に出たところまでを話し終えると
パパの目立ちすぎる行動に二人とも納得したみたい
なんだけど…
関西のテーマパークには滋さんも行きたかったみたいで
次は絶対にみんなで行く約束をさせられちゃった
「ねぇねぇ!?そろそろお昼じゃない?二人ともお腹空かない?」
突然、話題を変えた滋さん
確かにお昼だけど
滋さん…さっきからあたしの説明聞きながら立て続けにケーキを三個たいらげてる…
「あたしはあんまり食欲がないんだけど…
滋さん、お腹空いたの?」
「うん!空いてるよ!
桜子は?」
「私は結構ですけど、先輩?」
ケーキを頬張る滋さんを呆れたように見ていた桜子が
横に座るあたしの方へ向き直る
「ん?どうしたの?」
「いつから食欲が無いんですか?」
「ん…二、三日前ぐらいかな?
でも大したことないから心配しないで」
「心配はしていません」
桜子が何を言いたいのか分からず
あたしは滋さんの為に何か作って貰う為
ソファーから立ち上がろうとした所を
軽く桜子に腕を引っ張られ再びソファーに逆戻りしてしまった
「もぅ!何なの?」
「いいですから!
ちょっとこの匂い嗅いでみて下さい!」
そう言って目の前に出されたのは
桜子の手首
手首の内側を鼻先に突き付けられて
思わず顔をしかめるあたし
「何なのよ!?」
鼻先の桜子の手首を掴み
そのまま押し返すけど
桜子は構わずまた鼻先へと持っくる
「この匂いどうですか?」
何?
香水の匂いがどうか聞いてるわけ?
桜子がつけるぐらいだから彼女専用に調合されたオリジナルで
きっと高級品なんだろうけど
ちょっとこの甘い感じの匂いは苦手かも…
「どうって言われても…ねぇ…
桜子にあってていいと思うけど…」
「私にあってるのは当たり前です!
私はそんな事を聞いてるんじゃありません!」
なんだかあたしまた叱られてる?
「鈍感な先輩に回りくどい言い方した私が悪かったですね。
それじゃ先輩でも分かるよう単刀直入に聞きますけど
先輩?妊娠してません?」
ん?
なんか前半部分でスッゴく失礼な言われ方してたような気がするんだけど
それさえも打ち消しちゃう程に
衝撃的な後半部分
「ぐふっ…!」
何か言葉を!って思うんだけど
あたしの口から出たのは意味不明な破裂音だけで
言葉が上手く繋げない
「えっ?!つくし!赤ちゃん出来たの?」
スプーンを口に突っ込んだままの滋さんから驚いた声
「えっ…まさか!」
「心当たりはないんですか?」
「/////////////////」
「二人も産んどいて今さら照れないで下さい!」
心当たりなんて聞かれて思わず赤面したあたしに
桜子からすかさず放たれた言葉
確かにそうなんだけどね
二人も産んでるんだからそれなりに…ねぇ
心当たりなんてありまくりだし!
胸張って言う事でもないと思うんだけど
パパは避妊なんてしたことないし
きっとパパのボキャブラリーの中には避妊なんて言葉は存在してないだろうし
何より夫婦なんだからあたしとしてはいつ出来てもよかったし
って言うか!
三人目が欲しかったのよね!
一気に色々浮かんできたけど
あたしは三人目が!
女の子が欲しかったの
だから…
桜子の予感が当たってたら…
スッゴく嬉しい!
「先輩!大丈夫ですか?」
「あっ…うん!大丈夫!
なんだけど…調べた方がいいよね?」
「そうですね。
調べた方がいいと思います」
「滋ちゃんも調べた方がいいと思う!
んだけど!桜子、どうして気がついたの?つくしも気づいてなかったのに」
「二人も産んどいてまだ気付かない鈍感な先輩と一緒にしないで下さい!」
桜子ちゃん…
あんたの言葉っていちいちグサッとくるんだから
もう少し優しい言葉でお願い…
「簡単じゃないですか!
先輩が目の前のケーキを食べなかったのって健君の妊娠が分かった時ぐらいでしたでしょ?
それに先輩、今日はいつものトワレつけてませんよね?
いつもは道明寺さんからいただいたのをつけてらっしゃるのに」
言われてみれば確かに
全部、無意識なんだけど
今朝はトワレをつけていなくて
目の前に並べられているケーキにも手が伸びないのよね
確かに桜子の言う通りなんだけど
これだけの変化で気付くなんて…
ちょっと怖いんだけど!
「先輩?今、怖いとか思ってません?」
言い当てられて思わず仰け反りながら両手を前に突き出し
頭をブンブン振って全力で否定
「とにかく調べてみませんか?」
うんうんうん!
首が取れるんじゃないかってぐらい大げさに頷いたあたしは
検査薬を取りにバスルームへと向かった
確か前に使った残りがバスルームの棚にしまったままなはず
数年前に一度、月の物が飛んで確かめた事があって
その時の残りが確か…
この棚に入れたままに
なってた
はず
なんだけど…
う~ん…
何処だ?
あっ!あった!
コレよ!コレ!
箱からスティックを取り出し試してみる
アハハ
健の時と同じ
あっという間に結果が判明
くっきりとピンクの線が二本
「つくし~どうだった~?」
扉の向こうから滋さんの声
「あっ!うん…出来てた…」
「キャ~~!」
「おめでとうございます、先輩」
あたしの声に重なる滋さんの歓声と桜子の声
そっとお腹に手を当ててみる
赤ちゃんいるんだここに…
ウフフ
頬が緩むのが止められない

応援ありがとうございます。
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