Black Lilly 22
こんばんは~😊
お待たせしてごめんなさい。m(__)m
本日は『Black Lilly』です。
あきら君がBlackです・・💦
そろそろ進めます!
それではどうぞ~❤
私信です。
☆様
こんばんは~(^▽^)/
コメントありがとうございます❣
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
つくしちゃんのBD話が司君のBDでも終わりませんでした・・💦
でもつくしちゃんが幸せそうなのでOKですよね?❤
闇金の連中と運転手役の男の始末を部下に指示をして部屋へと戻った
どう始末したかって?
それ聞きたいか?
まぁ、単純に考えれば近くの山にでも埋めてって思うだろうが
今回のように人数が多い場合にはオススメしない
人間を一人埋めるってのは意外に労力がいる
まず穴の深さだ
中途半端な深さだとすぐに動物が掘り返してしまったり
大量の雨が降ったりすると表面の土が削られ露見しやすい
労力の割には発見される可能性が高いし
何より今回のように人数が多い時は
オススメしない
ならコンテナに乗せるのかって?
まぁ、それも一つの手だが
生憎今は手頃なコンテナが無い
それに今回はここにちょうどお誂え向きのいいやつがある
前にここは色んな物を研究している研究所だって言っただろ
ここには1500℃まで温度が上がる
高温溶解炉がある
すげぇぞ
鉄だってドロドロになる
もしもそこに落ちたりしたら
一巻の終わりだ
人間なんてあっという間に跡形も無くなる
もしもだぞ
そうならないようにちゃんと安全対策は取られているからな
難点はここにある溶解炉は小さいってこと
落ちるとしても一人ずつだな
まぁ、昼過ぎには全部終わるだろう
同情なんてしない
一抹の哀れさは感じているけどな
部下に指示を出し胸ポケットから煙草を一本取り出し
ライターで火を点けた
オイルライター特有の音と匂いの後に
ゆっくりと立ち上る紫煙が風に流されて
山の方へと流れて行くのを追いかけていた
また朝が来てしまった
カレンダーも時計も無いから日付や時間の感覚が麻痺してきている
辛うじて太陽の高さでだいたいの時間が分かるだけ
また今日も昨日のような一日の繰り返しなのだろうか?
あの男性は昨日、後二、三日ここで過ごしてと言っていたから
今日もまだここであの男性と二人っきり?
いつまで記憶喪失のフリが続けられるか分からない
そろそろ怪しまれるかも・・
いや
もうすでに怪しまれているかも・・
男性の態度からは分からないけれど
とにかくもうあんまり時間は掛けられない
あたしが精神的に限界にきている
じっとしていられない
なら積極的に動いてみようかしら?
動いてみてあの男性の反応を見てみよう
備え付けられている洗面台で顔を洗って
自ら部屋を出て昨夜のダイニングへと下りていく
ダイニングには明かりが付いたままで
あの男性はストーブの前に置かれているソファーで
まだ眠ったままだった
昨夜は気がつかなかったんだけど
キッチンカウンターの上に小さなデジタル時計が置かれていて
確認すると誘拐された夜から四日後の午前九時を過ぎたところだった
男性はまだ眠ったまま
今なら逃げられるかも?
どこかに車のキーないかしら?
いや
この際、車なんてこだわらないで
逃げられる時にここから逃げた方がいいかしら?
なんて考えも一瞬うかんだんだけどね
その考えはすぐに打ち消した
数少ない脱出のチャンスを無駄にしたくなかった
この建物の周囲の状況も分からないまま
闇雲に逃げ出してもしまたこの人に見つかってしまったら
もう記憶喪失は通用しないし
次の機会は無いかもしれないし
夕べの電話も気になる
もしもまだ他にも仲間がいたなら・・
そう思って今すぐここから逃げ出したい気持ちを押さえた
とにかくどこまで通用するのかは分からないけれど
まずはこの男性を油断させておく事から始める
そう考えてキッチンへと入り
朝食の準備を始めた
冷蔵庫の中にはあまり食料が入っていない
これは使えるんじゃないかと思いつき
まだ寝ていた男性を起こした
あたしに起こされた男性は一瞬だけ驚いた表情を浮かべたけれど
それには構わずになるべく明るく男性に
食料の買い出しに行きたいと話しかけた
坊ちゃん、お誕生日おめでとうございます。❤

応援ありがとうございます。
お待たせしてごめんなさい。m(__)m
本日は『Black Lilly』です。
あきら君がBlackです・・💦
そろそろ進めます!
それではどうぞ~❤
私信です。
☆様
こんばんは~(^▽^)/
コメントありがとうございます❣
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
つくしちゃんのBD話が司君のBDでも終わりませんでした・・💦
でもつくしちゃんが幸せそうなのでOKですよね?❤
闇金の連中と運転手役の男の始末を部下に指示をして部屋へと戻った
どう始末したかって?
それ聞きたいか?
まぁ、単純に考えれば近くの山にでも埋めてって思うだろうが
今回のように人数が多い場合にはオススメしない
人間を一人埋めるってのは意外に労力がいる
まず穴の深さだ
中途半端な深さだとすぐに動物が掘り返してしまったり
大量の雨が降ったりすると表面の土が削られ露見しやすい
労力の割には発見される可能性が高いし
何より今回のように人数が多い時は
オススメしない
ならコンテナに乗せるのかって?
まぁ、それも一つの手だが
生憎今は手頃なコンテナが無い
それに今回はここにちょうどお誂え向きのいいやつがある
前にここは色んな物を研究している研究所だって言っただろ
ここには1500℃まで温度が上がる
高温溶解炉がある
すげぇぞ
鉄だってドロドロになる
もしもそこに落ちたりしたら
一巻の終わりだ
人間なんてあっという間に跡形も無くなる
もしもだぞ
そうならないようにちゃんと安全対策は取られているからな
難点はここにある溶解炉は小さいってこと
落ちるとしても一人ずつだな
まぁ、昼過ぎには全部終わるだろう
同情なんてしない
一抹の哀れさは感じているけどな
部下に指示を出し胸ポケットから煙草を一本取り出し
ライターで火を点けた
オイルライター特有の音と匂いの後に
ゆっくりと立ち上る紫煙が風に流されて
山の方へと流れて行くのを追いかけていた
また朝が来てしまった
カレンダーも時計も無いから日付や時間の感覚が麻痺してきている
辛うじて太陽の高さでだいたいの時間が分かるだけ
また今日も昨日のような一日の繰り返しなのだろうか?
あの男性は昨日、後二、三日ここで過ごしてと言っていたから
今日もまだここであの男性と二人っきり?
いつまで記憶喪失のフリが続けられるか分からない
そろそろ怪しまれるかも・・
いや
もうすでに怪しまれているかも・・
男性の態度からは分からないけれど
とにかくもうあんまり時間は掛けられない
あたしが精神的に限界にきている
じっとしていられない
なら積極的に動いてみようかしら?
動いてみてあの男性の反応を見てみよう
備え付けられている洗面台で顔を洗って
自ら部屋を出て昨夜のダイニングへと下りていく
ダイニングには明かりが付いたままで
あの男性はストーブの前に置かれているソファーで
まだ眠ったままだった
昨夜は気がつかなかったんだけど
キッチンカウンターの上に小さなデジタル時計が置かれていて
確認すると誘拐された夜から四日後の午前九時を過ぎたところだった
男性はまだ眠ったまま
今なら逃げられるかも?
どこかに車のキーないかしら?
いや
この際、車なんてこだわらないで
逃げられる時にここから逃げた方がいいかしら?
なんて考えも一瞬うかんだんだけどね
その考えはすぐに打ち消した
数少ない脱出のチャンスを無駄にしたくなかった
この建物の周囲の状況も分からないまま
闇雲に逃げ出してもしまたこの人に見つかってしまったら
もう記憶喪失は通用しないし
次の機会は無いかもしれないし
夕べの電話も気になる
もしもまだ他にも仲間がいたなら・・
そう思って今すぐここから逃げ出したい気持ちを押さえた
とにかくどこまで通用するのかは分からないけれど
まずはこの男性を油断させておく事から始める
そう考えてキッチンへと入り
朝食の準備を始めた
冷蔵庫の中にはあまり食料が入っていない
これは使えるんじゃないかと思いつき
まだ寝ていた男性を起こした
あたしに起こされた男性は一瞬だけ驚いた表情を浮かべたけれど
それには構わずになるべく明るく男性に
食料の買い出しに行きたいと話しかけた
坊ちゃん、お誕生日おめでとうございます。❤

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