Black Lilly 28
こんばんは~😊
本日も『Black Lilly』です。❤
あと少し!🎵
それではどうぞ~❣
私信です。
☆様
こんばんは~(≧▽≦)
コメントありがとうございます。(^^♪
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ハイ!一発でやっつけちゃいました!
最初は司君にお任せしようかなぁと思っていたのですが
結局、つくしちゃんにお願いしました!(笑)
あれ?今回F4あんまりいいとこないですよね・・💦
おかしいなぁ・・( ;∀;)
男と対峙する位置で飛び掛かるタイミングを計りながらも
牧野から男の気を逸らせるためわざと男を挑発していた
挑発に乗った男の言い分は支離滅裂
こんな大それた事をする理由になってねぇ
くだらねぇ
この男のくだらない自尊心の為に牧野を監禁していたのかと思うと
殺すだけじゃ足りねぇ
こんな男
力じゃ絶対ぇ負けない
だけど牧野を人質に取られていて
迂闊には動けない
あきら達も同じで周囲を取り囲み男にプレッシャーを掛けているが
タイミングが掴めず膠着状態
その時
牧野の表情に気が付いた
目だけで俺に何かを訴えている
ん?
牧野の目線が誘導するように下へと動いている
その視線の先を追いかけるとダラリと下げられたままの牧野の右手に
ボールペンらしきものが握られているのが見えた
何をするつもりなのかは分からなかったから
とにかく時間稼ぎに男への挑発を続けながら
俺の視線は牧野の右手に集中していた
牧野が右手に持っていたボールペンの先を男に向けるように握り直したのが見えた時
こいつが何をしようとしているのか分かった
ハァ~
この女
ったく!
危ねぇ事はするなといつも言っているのに・・
牧野が反撃するつもりだということに気が付いたが
止める術は無い
だから少しでも牧野の近くにと
もしもの時にはすぐに飛び掛かれるようにと
会話を続けながら間合いを詰める
俺と牧野の言い争いのような会話に
気勢を削がれほんの少しだけナイフを持つ男の手から
力が抜けた瞬間を牧野は見逃さなかった
ボールペンを隠し持ったままの右手を
力いっぱい男の太腿辺りに叩きつけるように
突き刺さした牧野
男が悲鳴を上げて腰を曲げた時
喉元に突き付けられていたナイフを持つ手も下がった
その瞬間、牧野は両腕を大きく後ろへと振りかぶり
男の髪を掴むと腰を落とし柔道の背負投げのような技で
男を投げ飛ばしやがった
ドサッと鈍い音を立てて床に転がった男の手に握られたままのナイフを蹴り上げると
ナイフは勢いよく飛び壁に突き刺さり
数回震えるように震度すると動きを止めた
SPによって拘束された男の太腿には
ボールペンが突き刺さったまま
その向こうでは牧野が放心状態で
座り込んでいる
その牧野の元に駆け寄りその身体を引き寄せるように抱きしめると
我に返った牧野はホッと気が抜けたように脱力し
俺の胸に顔を押し付けるようにして泣き始めた
初めに感じたのは状況が分からないことと
現れた人物が誰で何をしようとしているのかが分からない恐怖
そして次に感じたのは驚き
この男性があたしを庇ったこともなんだけど
刺されてしまった事への驚き
道明寺達が飛び込んで来たことにはあんまり驚かなかったんだけど
道明寺との会話の中でこの人が
あの瀧口君のお兄さんだったってことに驚いた
そして次に感じたのは呆れ
瀧口君のお兄さんを挑発し始めた道明寺
その会話の中で言ったお兄さんの言葉に呆れた
何言ってんの?この人って感じ
曲がりなりにもお医者様だったんでしょ?
人の命を助けるのがお仕事だったんでしょ?
それなのに!
海ちゃんを殺してその旦那さんまで刺して
次はあたしまでって
ざけんな!って感じ
そりゃあね
瀧口君のしたことは許せないことだけど・・
でもね
瀧口君は血の繋がった兄弟でしょ?
それなのに・・
あんな言い方って・・
道明寺は自分が瀧口君を殺したなんて
言ってるけどあたしは信じてないし
ご両親の事は道明寺達が何らかの圧力みたいな物は掛けたかもしれないけれど
けどね
それが理由にはならないと思ったし
何よりこのお兄さんの言葉には呆れた
そしてすっごくムカついたのよね
だってあたし
なんにも関係ないじゃない!
あたしが何した?
そう思ったら今のこの状況にすっごくムカついて
さっき咄嗟に掴んで隠し持っていたボールペンで反撃した
道明寺はお兄さんを挑発しながらも
視線だけで止めろ!って言ってたけど
ムカついて
身体が勝手に動いていた
でも頭の中では冷静に花嫁修業の一環として習っていた護身術
道明寺は必要無いとか怒ってたけど
あたしとしてはお茶にお花にダンスに語学にテーブルマナーにと
行きつく暇も無しに続くレッスンの合間の護身術は
いいストレス発散になっていて
なかなか筋が良いって褒められていた
あっ!講師はもちろん女性のSPさんで
身体を動かすのは楽しいんだけど
いざって時に役に立つのかなぁなんて思ったりもしてたけど
彼女達が教えてくれた実戦的な暴漢の倒し方が
ここにきて役に立った
“どんな小さな物でも反撃する場合には
有益な武器になることがあるのを覚えておいて下さい”
“小さな物って例えば?”
“例えば女性だと髪留めやブローチなどのアクセサリー類などで
男性であれば万年筆やペンなど
普段からごく身近にある物でも
立派な武器になります。
相手に致命的なダメージを与えるまではいきませんが
相手にかなりの心理的ダメージを与える事は可能です。
可能であれば相手のクビにそれが不可能であれば
腕か太腿に躊躇せず思いっきり突き刺してください”
SPさんがそう教えてくれていた
実際にやったのは初めてだったけれど
その時に繰り返し言われていた事は
“いいですか、この攻撃はあくまでも一時的な物で
相手はすぐに反撃してくるでしょう。
なのですぐに次の行動に移ってください”
その通りに出来たのかは分からないけど
道明寺もすぐに反応してくれて
上手くいったと思ったらホッとして
涙が止まらなかった

応援ありがとうございます。
本日も『Black Lilly』です。❤
あと少し!🎵
それではどうぞ~❣
私信です。
☆様
こんばんは~(≧▽≦)
コメントありがとうございます。(^^♪
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ハイ!一発でやっつけちゃいました!
最初は司君にお任せしようかなぁと思っていたのですが
結局、つくしちゃんにお願いしました!(笑)
あれ?今回F4あんまりいいとこないですよね・・💦
おかしいなぁ・・( ;∀;)
男と対峙する位置で飛び掛かるタイミングを計りながらも
牧野から男の気を逸らせるためわざと男を挑発していた
挑発に乗った男の言い分は支離滅裂
こんな大それた事をする理由になってねぇ
くだらねぇ
この男のくだらない自尊心の為に牧野を監禁していたのかと思うと
殺すだけじゃ足りねぇ
こんな男
力じゃ絶対ぇ負けない
だけど牧野を人質に取られていて
迂闊には動けない
あきら達も同じで周囲を取り囲み男にプレッシャーを掛けているが
タイミングが掴めず膠着状態
その時
牧野の表情に気が付いた
目だけで俺に何かを訴えている
ん?
牧野の目線が誘導するように下へと動いている
その視線の先を追いかけるとダラリと下げられたままの牧野の右手に
ボールペンらしきものが握られているのが見えた
何をするつもりなのかは分からなかったから
とにかく時間稼ぎに男への挑発を続けながら
俺の視線は牧野の右手に集中していた
牧野が右手に持っていたボールペンの先を男に向けるように握り直したのが見えた時
こいつが何をしようとしているのか分かった
ハァ~
この女
ったく!
危ねぇ事はするなといつも言っているのに・・
牧野が反撃するつもりだということに気が付いたが
止める術は無い
だから少しでも牧野の近くにと
もしもの時にはすぐに飛び掛かれるようにと
会話を続けながら間合いを詰める
俺と牧野の言い争いのような会話に
気勢を削がれほんの少しだけナイフを持つ男の手から
力が抜けた瞬間を牧野は見逃さなかった
ボールペンを隠し持ったままの右手を
力いっぱい男の太腿辺りに叩きつけるように
突き刺さした牧野
男が悲鳴を上げて腰を曲げた時
喉元に突き付けられていたナイフを持つ手も下がった
その瞬間、牧野は両腕を大きく後ろへと振りかぶり
男の髪を掴むと腰を落とし柔道の背負投げのような技で
男を投げ飛ばしやがった
ドサッと鈍い音を立てて床に転がった男の手に握られたままのナイフを蹴り上げると
ナイフは勢いよく飛び壁に突き刺さり
数回震えるように震度すると動きを止めた
SPによって拘束された男の太腿には
ボールペンが突き刺さったまま
その向こうでは牧野が放心状態で
座り込んでいる
その牧野の元に駆け寄りその身体を引き寄せるように抱きしめると
我に返った牧野はホッと気が抜けたように脱力し
俺の胸に顔を押し付けるようにして泣き始めた
初めに感じたのは状況が分からないことと
現れた人物が誰で何をしようとしているのかが分からない恐怖
そして次に感じたのは驚き
この男性があたしを庇ったこともなんだけど
刺されてしまった事への驚き
道明寺達が飛び込んで来たことにはあんまり驚かなかったんだけど
道明寺との会話の中でこの人が
あの瀧口君のお兄さんだったってことに驚いた
そして次に感じたのは呆れ
瀧口君のお兄さんを挑発し始めた道明寺
その会話の中で言ったお兄さんの言葉に呆れた
何言ってんの?この人って感じ
曲がりなりにもお医者様だったんでしょ?
人の命を助けるのがお仕事だったんでしょ?
それなのに!
海ちゃんを殺してその旦那さんまで刺して
次はあたしまでって
ざけんな!って感じ
そりゃあね
瀧口君のしたことは許せないことだけど・・
でもね
瀧口君は血の繋がった兄弟でしょ?
それなのに・・
あんな言い方って・・
道明寺は自分が瀧口君を殺したなんて
言ってるけどあたしは信じてないし
ご両親の事は道明寺達が何らかの圧力みたいな物は掛けたかもしれないけれど
けどね
それが理由にはならないと思ったし
何よりこのお兄さんの言葉には呆れた
そしてすっごくムカついたのよね
だってあたし
なんにも関係ないじゃない!
あたしが何した?
そう思ったら今のこの状況にすっごくムカついて
さっき咄嗟に掴んで隠し持っていたボールペンで反撃した
道明寺はお兄さんを挑発しながらも
視線だけで止めろ!って言ってたけど
ムカついて
身体が勝手に動いていた
でも頭の中では冷静に花嫁修業の一環として習っていた護身術
道明寺は必要無いとか怒ってたけど
あたしとしてはお茶にお花にダンスに語学にテーブルマナーにと
行きつく暇も無しに続くレッスンの合間の護身術は
いいストレス発散になっていて
なかなか筋が良いって褒められていた
あっ!講師はもちろん女性のSPさんで
身体を動かすのは楽しいんだけど
いざって時に役に立つのかなぁなんて思ったりもしてたけど
彼女達が教えてくれた実戦的な暴漢の倒し方が
ここにきて役に立った
“どんな小さな物でも反撃する場合には
有益な武器になることがあるのを覚えておいて下さい”
“小さな物って例えば?”
“例えば女性だと髪留めやブローチなどのアクセサリー類などで
男性であれば万年筆やペンなど
普段からごく身近にある物でも
立派な武器になります。
相手に致命的なダメージを与えるまではいきませんが
相手にかなりの心理的ダメージを与える事は可能です。
可能であれば相手のクビにそれが不可能であれば
腕か太腿に躊躇せず思いっきり突き刺してください”
SPさんがそう教えてくれていた
実際にやったのは初めてだったけれど
その時に繰り返し言われていた事は
“いいですか、この攻撃はあくまでも一時的な物で
相手はすぐに反撃してくるでしょう。
なのですぐに次の行動に移ってください”
その通りに出来たのかは分からないけど
道明寺もすぐに反応してくれて
上手くいったと思ったらホッとして
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