二度目の恋の話をしよう ５６
こんばんは～(^▽^)/
本日も『二度目』です！
つくしちゃん・・💦
それではどうぞ～❤
私信です。
☆様
こんばんは～🌃
コメントありがとうございます❣(^^♪
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ハイ！つくしちゃんもとうとう・・（笑）
ヤバい状況だって事は自覚しているし
この状況が自業自得だって事も分かっているが
これだけは絶対に違うと断言出来る・・
出来るが・・
だからといって
はいそうですかで済む問題じゃねぇ事も分かっている
そして何よりつくしの態度が気になる
いつもと違う
まぁ、こんな状況なのだから
いつも通りって方がおかしいけれど
今までとは明らかに違う対応に
心に冷たい物を感じている
もしかしたら今回ばかりは
つくしも本気で俺と別れる事を考えているのかもしれない
いや
今の状況を思えば
その可能性の方が高い
元来、あいつは潔癖症で
特にセクシャルな事に関しては
頑固で考え方も古風だ
昔っから誰彼構わず付き合っていた総二郎や
不倫を純愛だとかいいながら人の妻を寝取っていたあきらに呆れていた
それを変えてしまったのは俺
別に浮気は甲斐性なんて思っちゃいねぇが
つくしの貞操観念や身持ちの硬さに物足りなさを感じていたのも事実で
惚れて一緒になったはずなのに
いつの間にか父親と母親というポジションに
刺激を感じられなくなって
欲を外へと向けるようになっていた
それでいいんだと思っていた
つくしは知っていて何も言わない
黙認を承認と勘違いしたまま
夫婦としてこのまま生活が続いていくんだと思っていた
勝手な思い込み
つくしの気持ちなんてこれっぽっちも考えていない
勝手な思い込みで自分の行為を正当化していただけ
バカだったと思う
今さら反省しても遅いのかもしれないが
今の俺の頭の中には
今朝の諦めきってしまったような
淡々とした表情のつくしの姿が
ぐるぐると回っている
だからってつくしと離婚する気はねぇけどな！
赤ちゃんの事があるからスケジュールを全てキャンセルし
一日お屋敷に籠もっていた
お屋敷だから当然、人手には困らないし
私が面倒を見る必要も無いんだけど
なんだか人任せには出来なくて
赤ちゃんの無邪気な笑顔に癒やされている私がいる
赤ちゃんが来てから三日目
予想より一日遅くなったけど
鑑定結果が出た
私はこの三日間、赤ちゃんを口実にずっと彼を避けている
じゃないと余計な事を口走ってしまいそうになるから・・
今はまだ何も決めていないし
彼にしてもずっと機嫌が悪いままだから・・
そして夜
結果が出たと聞いて続々と集まってくるメンバー
優と類の表情が若干ニヤニヤしていて
楽しそうなのが気になるけれど
他のメンバーの表情は固い
いよいよ
運命の瞬間
今回もまた優が届けられた書類を読むらしい
私は赤ちゃんを抱っこしたままソファーに座っている
そして私の横には彼
表情は固いまま
そして結果は・・
彼の子供じゃない
優の声を聞いた瞬間ホッとして
身体から力が抜けた
隣に座る彼も一様にホッとしたようで
大きく息を吐き出すとすぐに
「だから言っただろーが！
俺のガキじゃねぇって！」
そう言ってちょっと尊大な態度で
ソファーの背凭れに身体を預けた彼に対して
類がすぐに笑いながら
「でも自業自得だよね」
と返している
「うるせぇーぞ、類！」
そんなやり取りを聞きながら
私が感じていたのは寂しさ
彼の子供じゃなくてホッとしたっていうのは本心なんだけど
それと同時にこの子と別れなきゃいけない現実に
寂しさを感じている
私、すっかりこの子に情が湧いてしまっている・・
「オイ！つくし！いつまでそんなガキ抱いてんだ！？
さっさと警視総監に連絡して引き取らせろ！」
彼としてはいつもの感じで
思ったことをそのまま口に出しただけなんだろうけど
私のこの複雑な気持ちに何一つ気付く事なく
ぶつけられたその言葉にカチンと来た
この感覚は本当に久しぶりで
赤ちゃんを抱いたままで立ち上がると
そのまま横の彼を少し見下ろすような位置から
“あなた、離婚して下さい。
私はこのお屋敷から出て行きますので”
とだけ告げてサロンから出た
応援ありがとうございます。
本日も『二度目』です！
つくしちゃん・・💦
それではどうぞ～❤
私信です。
☆様
こんばんは～🌃
コメントありがとうございます❣(^^♪
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
ハイ！つくしちゃんもとうとう・・（笑）
ヤバい状況だって事は自覚しているし
この状況が自業自得だって事も分かっているが
これだけは絶対に違うと断言出来る・・
出来るが・・
だからといって
はいそうですかで済む問題じゃねぇ事も分かっている
そして何よりつくしの態度が気になる
いつもと違う
まぁ、こんな状況なのだから
いつも通りって方がおかしいけれど
今までとは明らかに違う対応に
心に冷たい物を感じている
もしかしたら今回ばかりは
つくしも本気で俺と別れる事を考えているのかもしれない
いや
今の状況を思えば
その可能性の方が高い
元来、あいつは潔癖症で
特にセクシャルな事に関しては
頑固で考え方も古風だ
昔っから誰彼構わず付き合っていた総二郎や
不倫を純愛だとかいいながら人の妻を寝取っていたあきらに呆れていた
それを変えてしまったのは俺
別に浮気は甲斐性なんて思っちゃいねぇが
つくしの貞操観念や身持ちの硬さに物足りなさを感じていたのも事実で
惚れて一緒になったはずなのに
いつの間にか父親と母親というポジションに
刺激を感じられなくなって
欲を外へと向けるようになっていた
それでいいんだと思っていた
つくしは知っていて何も言わない
黙認を承認と勘違いしたまま
夫婦としてこのまま生活が続いていくんだと思っていた
勝手な思い込み
つくしの気持ちなんてこれっぽっちも考えていない
勝手な思い込みで自分の行為を正当化していただけ
バカだったと思う
今さら反省しても遅いのかもしれないが
今の俺の頭の中には
今朝の諦めきってしまったような
淡々とした表情のつくしの姿が
ぐるぐると回っている
だからってつくしと離婚する気はねぇけどな！
赤ちゃんの事があるからスケジュールを全てキャンセルし
一日お屋敷に籠もっていた
お屋敷だから当然、人手には困らないし
私が面倒を見る必要も無いんだけど
なんだか人任せには出来なくて
赤ちゃんの無邪気な笑顔に癒やされている私がいる
赤ちゃんが来てから三日目
予想より一日遅くなったけど
鑑定結果が出た
私はこの三日間、赤ちゃんを口実にずっと彼を避けている
じゃないと余計な事を口走ってしまいそうになるから・・
今はまだ何も決めていないし
彼にしてもずっと機嫌が悪いままだから・・
そして夜
結果が出たと聞いて続々と集まってくるメンバー
優と類の表情が若干ニヤニヤしていて
楽しそうなのが気になるけれど
他のメンバーの表情は固い
いよいよ
運命の瞬間
今回もまた優が届けられた書類を読むらしい
私は赤ちゃんを抱っこしたままソファーに座っている
そして私の横には彼
表情は固いまま
そして結果は・・
彼の子供じゃない
優の声を聞いた瞬間ホッとして
身体から力が抜けた
隣に座る彼も一様にホッとしたようで
大きく息を吐き出すとすぐに
「だから言っただろーが！
俺のガキじゃねぇって！」
そう言ってちょっと尊大な態度で
ソファーの背凭れに身体を預けた彼に対して
類がすぐに笑いながら
「でも自業自得だよね」
と返している
「うるせぇーぞ、類！」
そんなやり取りを聞きながら
私が感じていたのは寂しさ
彼の子供じゃなくてホッとしたっていうのは本心なんだけど
それと同時にこの子と別れなきゃいけない現実に
寂しさを感じている
私、すっかりこの子に情が湧いてしまっている・・
「オイ！つくし！いつまでそんなガキ抱いてんだ！？
さっさと警視総監に連絡して引き取らせろ！」
彼としてはいつもの感じで
思ったことをそのまま口に出しただけなんだろうけど
私のこの複雑な気持ちに何一つ気付く事なく
ぶつけられたその言葉にカチンと来た
この感覚は本当に久しぶりで
赤ちゃんを抱いたままで立ち上がると
そのまま横の彼を少し見下ろすような位置から
“あなた、離婚して下さい。
私はこのお屋敷から出て行きますので”
とだけ告げてサロンから出た
応援ありがとうございます。
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