彼女が結婚しない理由 4
本日も『プリズム』をUpする予定でしたが間に合いませんでした・・💦
楽しみにしていただいていた方はごめんなさい。m(__)m
チマチマとは書いていたのですが一話分の長さには短すぎて
もう少しお時間をいただく事にしました!
で!その代わりと言ってはなんですが本日は『彼女が結婚しない理由』をUpします。
こちらのお話しまだ続いてたのか!?とお思いの方もいらっしゃるとは思いますが
まだまだ続いております!今までは一話完結のような形でUpしておりましたが
今回は少し長すぎる為、二話に分けさせていただきました。
中途半端な所で終わっておりますが続きは明日にでもUpしようと思っておりますので
楽しんでいただければと思っております。
色々と書きましたがいつも通り大した内容ではありませんので
生暖かい目でよろしくお願いいたします。<(_ _)>
それではどうぞ~❤
私信です。
葉◯様
こんばんは~😊
コメントありがとうございます。❤
返事が遅くなってごめんなさい。m(__)m
はい!確実に無くなりますよね~(笑)
司君にバレちゃったのでこの先はきっと司君が黙っていないし
どんな結末になってもつくしちゃんにはもう逃げ道は無いかも?です!(笑)
☆様
こんばんは~❣(^^♪
コメントありがとうございます。🎵
ハイ!魔王様・・今回は調べてなかったんです!
その辺りの事は後々に出てくると思いますが
色々とバレちゃったのでつくしちゃんの運命はもう決まったも同然ですよね~❤(笑)
「それで?あんた、わざわざ有給使って
東京まで出て来て元カレのお屋敷の前まで行ってから
元カレがNY在住だって思い出したわけ?」
身も蓋もない辛辣な言葉でズバリ言われて
言い淀みながらも小さな抵抗を示す小っちゃいあたし
「そんな・・ん・・まぁ・・お屋敷の前ででは無いんだけど・・
そんな感じ・・だから今夜、泊めてくれない?」
「泊めるのは構わないけど。
それで?目的は果たせたの?」
「うん、一応ね・・お屋敷の門の前に置いてきた・・」
「・・・・・」
「なによ?
そんな顔しなくてもいいでしょ?」
「あんたね・・ガキの使いじゃないんだから・・
門の前に置いてきたって・・」
おっしゃる通りです・・
自覚はあるのよ
いい大人のする事じゃ無いって事ぐらい
分かってるんだけどね
一応、向こうを出る時には
道明寺に会ってちゃんと話しをして
美作さんから受け取った箱を返そうって考えてたのよ
そのつもりで向こうを出たんだけど・・
首都高に入った辺りから段々とね
その気持ちが萎えてきたっていうか・・
なんていうか・・
気が進まないっていうか・・
回れ右したくなったんだけど
なんとか堪えてお屋敷の近くまで行って
あたしは大事な事に気がついた
あいつってNYじゃなかったっけ?
って・・
バカでしょ?
自覚はあります!
それにね
超多忙な財閥の御曹司にアポ無しでって・・
ますますバカでしょ?
そこで一気に萎えて
そこで少し気が楽になったわけ
会わなくて済むって
会いに来たはずなのに
会わなくて済むってって・・
わざわざ有給使って何やってんの?
って思うけど
これがあたしの本音
その後は一気に気が楽になったあたしは
お屋敷の前まで行き門の所にいた守衛さんに箱を預けようと思ったんだけど
守衛さんはあたしの事を覚えていたようで
”受け取れません!”
”受け取って下さい”
の押し問答の末
守衛さんが中へと連絡を入れている隙きに
箱だけ置いて帰って来ちゃったの
はい
分かってます
逃げてきました
分かってます
また悪いクセが出ちゃってるって自覚はあります
でもね・・
言い訳するつもりは無いんだけど
ちょっとだけ・・
言い訳させてほしい
「だって・・連絡先とか知らないし・・
そもそも勝手に送り付けてきたのは向こうなんだからさ・・」
「言い訳しないの!」
あたしの見苦しい言い訳を一刀両断してくる彼女
「・・ごめんなさい」
「あたしに謝ってもしょうがないでしょ」
「おっしゃるとおりです・・」
「反省してる?」
「はい・・してます」
「だったら元カレさんに連絡してあげなさい」
「・・連絡先知らないし・・」
「連絡先ぐらい王子様に聞けばすぐに分かるでしょ?!」
確かに彼女の言うとおり
あの三人の連絡先は知ってるから
誰かに聞けば分かるんだけど
なんかね・・
結局、道明寺の思い通りに上手く誘導されているみたいで
気が向かない・・
っていうか
なんかムカつくからヤダ
そもそもじゃない?
そもそも道明寺がこんな物
送って来なければ
こんな状況になってないわよね?
勝手に送って来られた物で
どうしてあたしがこんなにグダグダしなきゃいけないわけ?
そう思ったら急にバカバカしくなってきちゃって
や〜めた!
ムリ!
あたしに関わらないで!
って感じ・・
だってそう思わない?
そもそもあたしには関係無い話しだもん
道明寺の気持ちは・・
今のあたしには有難迷惑なだけだ
あたしの願いはただ一つ
“ほっといて!”
なんだもん
だから基本に立ち返ろう
惑わされて振り回されるのは
もう、懲り懲り
彼女はそんなあたしに
“問題を先送りにしてるだけじゃない?”
なんて呆れてるけれど
そんな事は無い
そもそも問題なんて無いんだから!
道明寺の策略に乗る必要は無い
それにね話しがあるのは道明寺の方でしょ?
あたしは話す事なんて無いんだから
だったらこんな回りくどい事しないで
道明寺が直接あたしに連絡してくれば良くない?
裁判にしたって
この食器にしたって
あたしが望んだ事じゃないのに
どうしてあたしから連絡しなきゃいけないわけ?
ヨシ!
やっぱり帰ろ!
泊まるつもりだったけど
いきなり帰ると言ったあたしに対して彼女は
“夜の運転は危ないわよ”
って言ってくれたけれど
思い立ったらなんちゃらじゃないんだけど・・
なんだか東京に居ることが落ち着かなくて
真夜中の高速を飛ばして帰って来ちゃった
高速代とガソリン代使って
何やってんだ!?って思うけど
ハァ〜
やっぱり落ち着く
東京はね故郷なんだけど
今のあたしには騒がしすぎて落ち着かない
つい最近までずっと住んでいたのに
人の歩く速さだとか
人の多さだとか
色々と雑音が多すぎて
今のあたしは落ち着かないの

応援ありがとうございます。