赤風信子 ７
こんにちは～🎵
本日も『赤風信子』です！
それではどうぞ～❤
私信です。
☆様
こんにちは～(^▽^)/
コメントありがとうございます❣(^^♪
はい！私もです！（笑）
揺るがないけれど
気分の良い物じゃないし
いい加減にしてよ！って思ってる
相手が誰なのか分かっていたら
浅井達みたいに直接やり合えるんだけど
サッパリ分からないからモヤモヤが溜まるばかりで解消出来ない
そんな愚痴を滋さん達に溢しながらも
女四人で楽しい時間だった
その後もね
道明寺が帰ってくるまでの一週間程は
流石に予定が合わなくて海には行けなかったんだけど
優紀だけじゃなくて滋さんや桜子とランチをしたり
先に帰国してきた類がお土産を持って来てくれたりして
道明寺が居ないのは寂しかったけれど
それなりに充実した時間だった
すっかりストレス解消とまではいかないけど
これからまた頑張ろう！って思える時間を過ごせて
大満足だったあたしとは対照的に
ストレスを溜めまくって帰国してきた道明寺
分かるんだけどね・・
ロンドンでのパーティーから始まった今回のヨーロッパ訪問は
二週間で７カ国を周り
毎晩のように行く先々で各国の支社や関連施設を視察し
夜には取引先のパーティーに出席して
その足でそのまま次の国へ移動って
詰め込めるだけ詰め込まれた
超ハードスケジュールだったみたいだから
予想は付いてはいたんだと
ただいまの言葉も無いままに
ベッドに引き摺り込まれるまでは予想していなかったし
引きずり込まれたとしても朝までコースだろうなぁ〜って思ってたんだけど
まさか・・
翌日の夜になっても終わらないエンドレスだとは思わなかった・・
やっと解放されて・・
っていうか・・
生命の危険を感じたあたしが強引にストップを掛けて
やっとひとまずはって感じで
道明寺は渋々みたいだったけど
解放されてホッとしたのも束の間
離れていた二週間
あたしが何をしていたのかって話しになったの
普段からあたしの行動なんて全てＳＰさんからの報告で知ってるくせに
道明寺はあたしの口から直接聞きたいみたいで
必ず聞いてくる
それも根掘り葉掘り
あたしとしてもそれは想定内だし
別に隠す事もないし
後ろめたい事もないから
いつも正直に話してるし
この時もそうだった
正直に話しただけなのよ
優紀と一泊旅行に行って温泉には入らずに帰ってたって・・
少しだけ怒りと嫌味を込めて話して
その一泊旅行から戻ってすぐに滋さんちの別荘へ女四人で行って
滋さんと桜子にもバッチリ見られて恥ずかしかったんだからね！
って横で話しを聞きながらコーヒーを飲んでいる
道明寺の腕に軽くグゥパンチを打ちこむと
”痛ぇよ！”
と大袈裟に痛がった道明寺
”もう！大袈裟なのよ！
それに前の晩に跡は付けないでって言ってたでしょ？
それなのに・・あんなにも沢山・・ほんとにもう恥ずかしかったんだからね！！”
”そんな付けてねぇだろ？”
”なにがそんなに付けてないだろ？なのよ！
めっちゃ付いてたわよ！身体中・・もう！恥ずかしい！”
なんて会話をしながらその後の事を話した
別荘から帰って来てから
お買い物に出かけたり
大学の図書館に行ったり
一泊旅行のお土産を持ってタマさんの所に行ったり
それから後は類から帰国したからって連絡があって
お土産を渡したいからって言われて出向いたカフェで類とランチをしたぐらい
なんだけど・・
類の話しが出た途端、道明寺の機嫌が急降下し始めたのが分かった
これも想定内
でもねあたしの行動は全て把握しているはずだから
類の事だけ話さないっていうのは変でしょ？
だからね包み隠さず
何時に何処で待ち合わせて
何処のお店に行って
注文したメニューまで正直話したのに
道明寺にとってはそもそも論で
自分が居ない時に類と二人で会ったっていうのが気に入らないみたいで
事前に類と会ってもいいか確認の連絡がなかったから浮気だとか言い始めて
始めはね
穏便にと思って
なるべく冷静に話してたんだけどね
段々と面倒臭くなってきちゃったの
あたしにとって類は大切な友人だし
道明寺にとっても大切な幼なじみ
その類と二人で会ったから浮気だって言われても・・
そう思わない？
思うでしょ？
それなのにいつものように
まるで当たり前のように
”類類言うんじゃねぇーよ！
お前はそんなに類がいいのかよ！？”
”そんなわけないでしょ！
あんたこそいい加減にしてよね！”
”うるせぇ！俺様がヨーロッパなんぞで出たくもないパーティーでクソつまんねぇ時間を過ごしている時に
お前は類とイチャイチャしやがって！”
”イチャイチャなんてしてないわよ！”
そんなやり取りの無限ループ発動でいい加減疲れてきちゃって
だからね
もういい加減にしてよ！
って寝室に鍵を掛けて閉じ籠ったあたし
以前までのあたし達なら確実にここで
売り言葉に買い言葉の応酬で
子供のケンカになっていたと思うんだけど
最近はね
ある事があって
それをきっかけにあたしもちょっとだけ反省して
ケンカのやり方を変えた
だってね
歳を追うごとに道明寺の嫉妬心と
彼が手に入れている力が大きくなっていて
最近では世間の常識なんて全く通じなくなっていて
まぁ、非常識なのは昔からなんだけど
権力に裏打ちされた非常識っぷりが
周囲に及ぼす影響が大き過ぎて
必然的にあたしの中でブレーキが掛かるようになっていた
だからってあたしのモヤモヤやストレスが晴れるわけじゃないから
そんな時は少しだけ距離を置く
それにしても彼の目の届く範囲でって感じ
だからね
今回もあたしは怒ってるのよを言葉ではなく
態度で彼に分からせる為に寝室に立て籠もった
そんなのドアを壊されておしまいでしょ？
って思ってるだろうけど
あたしとケンカして物を壊したら実家に帰るって言ってからは
物に当たったり壊したりする事は無くなったし
何よりね
この作戦
地道だけど
何気に
道明寺には有効で
こうなると
決まってドアの向こうから
焦ったような彼の声が聞こえてきて
それでも無視していると
やがて蚊の鳴くような声で
“・・・ごめん・・なんでも言う事聞くから開けてくれ・・”
って愁傷な言葉が聞こえてくるから
ちょっとだけ可愛いなんて思っちゃうあたしもあたしなんだけど・・
とりあえずケンカはここまで
この先の流れはって？
この先はね・・
カチャッと小さく音を立てて鍵が開けられる音がすると
すぐに道明寺が部屋に飛び込んできて
そのままベッドへと引きずり込まれる
ってのがパターンで
この時もそうだった
そしてね今回、あたしが考えたのが
名付けて
”英徳のカフェで衆人環視の前で大量のスイーツでア～ン作戦！”←長っ！
面白そうでしょ？
色々と考えたのよ
今までだってなんでも言う事聞くからって言った道明寺には
色々とやったのよ
例えば貸し切りじゃない遊園地で絶叫マシーンに乗るでしょ
それにファーストフード店での食事でしょ
それから一週間、公共交通機関での通学
これがね道明寺にとっては一番ダメージが大きかったみたいで
一週間後には二度と電車には乗らねぇ！って美作さん達に愚痴っていたほどだった
おかしいな・・短編のはずだったのに・・💦
もうちょっとだけ続きますのでお付き合いくださいませ。<(_ _)>
応援ありがとうございます。
本日も『赤風信子』です！
それではどうぞ～❤
私信です。
☆様
こんにちは～(^▽^)/
コメントありがとうございます❣(^^♪
はい！私もです！（笑）
揺るがないけれど
気分の良い物じゃないし
いい加減にしてよ！って思ってる
相手が誰なのか分かっていたら
浅井達みたいに直接やり合えるんだけど
サッパリ分からないからモヤモヤが溜まるばかりで解消出来ない
そんな愚痴を滋さん達に溢しながらも
女四人で楽しい時間だった
その後もね
道明寺が帰ってくるまでの一週間程は
流石に予定が合わなくて海には行けなかったんだけど
優紀だけじゃなくて滋さんや桜子とランチをしたり
先に帰国してきた類がお土産を持って来てくれたりして
道明寺が居ないのは寂しかったけれど
それなりに充実した時間だった
すっかりストレス解消とまではいかないけど
これからまた頑張ろう！って思える時間を過ごせて
大満足だったあたしとは対照的に
ストレスを溜めまくって帰国してきた道明寺
分かるんだけどね・・
ロンドンでのパーティーから始まった今回のヨーロッパ訪問は
二週間で７カ国を周り
毎晩のように行く先々で各国の支社や関連施設を視察し
夜には取引先のパーティーに出席して
その足でそのまま次の国へ移動って
詰め込めるだけ詰め込まれた
超ハードスケジュールだったみたいだから
予想は付いてはいたんだと
ただいまの言葉も無いままに
ベッドに引き摺り込まれるまでは予想していなかったし
引きずり込まれたとしても朝までコースだろうなぁ〜って思ってたんだけど
まさか・・
翌日の夜になっても終わらないエンドレスだとは思わなかった・・
やっと解放されて・・
っていうか・・
生命の危険を感じたあたしが強引にストップを掛けて
やっとひとまずはって感じで
道明寺は渋々みたいだったけど
解放されてホッとしたのも束の間
離れていた二週間
あたしが何をしていたのかって話しになったの
普段からあたしの行動なんて全てＳＰさんからの報告で知ってるくせに
道明寺はあたしの口から直接聞きたいみたいで
必ず聞いてくる
それも根掘り葉掘り
あたしとしてもそれは想定内だし
別に隠す事もないし
後ろめたい事もないから
いつも正直に話してるし
この時もそうだった
正直に話しただけなのよ
優紀と一泊旅行に行って温泉には入らずに帰ってたって・・
少しだけ怒りと嫌味を込めて話して
その一泊旅行から戻ってすぐに滋さんちの別荘へ女四人で行って
滋さんと桜子にもバッチリ見られて恥ずかしかったんだからね！
って横で話しを聞きながらコーヒーを飲んでいる
道明寺の腕に軽くグゥパンチを打ちこむと
”痛ぇよ！”
と大袈裟に痛がった道明寺
”もう！大袈裟なのよ！
それに前の晩に跡は付けないでって言ってたでしょ？
それなのに・・あんなにも沢山・・ほんとにもう恥ずかしかったんだからね！！”
”そんな付けてねぇだろ？”
”なにがそんなに付けてないだろ？なのよ！
めっちゃ付いてたわよ！身体中・・もう！恥ずかしい！”
なんて会話をしながらその後の事を話した
別荘から帰って来てから
お買い物に出かけたり
大学の図書館に行ったり
一泊旅行のお土産を持ってタマさんの所に行ったり
それから後は類から帰国したからって連絡があって
お土産を渡したいからって言われて出向いたカフェで類とランチをしたぐらい
なんだけど・・
類の話しが出た途端、道明寺の機嫌が急降下し始めたのが分かった
これも想定内
でもねあたしの行動は全て把握しているはずだから
類の事だけ話さないっていうのは変でしょ？
だからね包み隠さず
何時に何処で待ち合わせて
何処のお店に行って
注文したメニューまで正直話したのに
道明寺にとってはそもそも論で
自分が居ない時に類と二人で会ったっていうのが気に入らないみたいで
事前に類と会ってもいいか確認の連絡がなかったから浮気だとか言い始めて
始めはね
穏便にと思って
なるべく冷静に話してたんだけどね
段々と面倒臭くなってきちゃったの
あたしにとって類は大切な友人だし
道明寺にとっても大切な幼なじみ
その類と二人で会ったから浮気だって言われても・・
そう思わない？
思うでしょ？
それなのにいつものように
まるで当たり前のように
”類類言うんじゃねぇーよ！
お前はそんなに類がいいのかよ！？”
”そんなわけないでしょ！
あんたこそいい加減にしてよね！”
”うるせぇ！俺様がヨーロッパなんぞで出たくもないパーティーでクソつまんねぇ時間を過ごしている時に
お前は類とイチャイチャしやがって！”
”イチャイチャなんてしてないわよ！”
そんなやり取りの無限ループ発動でいい加減疲れてきちゃって
だからね
もういい加減にしてよ！
って寝室に鍵を掛けて閉じ籠ったあたし
以前までのあたし達なら確実にここで
売り言葉に買い言葉の応酬で
子供のケンカになっていたと思うんだけど
最近はね
ある事があって
それをきっかけにあたしもちょっとだけ反省して
ケンカのやり方を変えた
だってね
歳を追うごとに道明寺の嫉妬心と
彼が手に入れている力が大きくなっていて
最近では世間の常識なんて全く通じなくなっていて
まぁ、非常識なのは昔からなんだけど
権力に裏打ちされた非常識っぷりが
周囲に及ぼす影響が大き過ぎて
必然的にあたしの中でブレーキが掛かるようになっていた
だからってあたしのモヤモヤやストレスが晴れるわけじゃないから
そんな時は少しだけ距離を置く
それにしても彼の目の届く範囲でって感じ
だからね
今回もあたしは怒ってるのよを言葉ではなく
態度で彼に分からせる為に寝室に立て籠もった
そんなのドアを壊されておしまいでしょ？
って思ってるだろうけど
あたしとケンカして物を壊したら実家に帰るって言ってからは
物に当たったり壊したりする事は無くなったし
何よりね
この作戦
地道だけど
何気に
道明寺には有効で
こうなると
決まってドアの向こうから
焦ったような彼の声が聞こえてきて
それでも無視していると
やがて蚊の鳴くような声で
“・・・ごめん・・なんでも言う事聞くから開けてくれ・・”
って愁傷な言葉が聞こえてくるから
ちょっとだけ可愛いなんて思っちゃうあたしもあたしなんだけど・・
とりあえずケンカはここまで
この先の流れはって？
この先はね・・
カチャッと小さく音を立てて鍵が開けられる音がすると
すぐに道明寺が部屋に飛び込んできて
そのままベッドへと引きずり込まれる
ってのがパターンで
この時もそうだった
そしてね今回、あたしが考えたのが
名付けて
”英徳のカフェで衆人環視の前で大量のスイーツでア～ン作戦！”←長っ！
面白そうでしょ？
色々と考えたのよ
今までだってなんでも言う事聞くからって言った道明寺には
色々とやったのよ
例えば貸し切りじゃない遊園地で絶叫マシーンに乗るでしょ
それにファーストフード店での食事でしょ
それから一週間、公共交通機関での通学
これがね道明寺にとっては一番ダメージが大きかったみたいで
一週間後には二度と電車には乗らねぇ！って美作さん達に愚痴っていたほどだった
おかしいな・・短編のはずだったのに・・💦
もうちょっとだけ続きますのでお付き合いくださいませ。<(_ _)>
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