園ちゃんシリーズ 2008年クリスマスVer 4
園ちゃんシリーズ2008年クリスマスVerの第4話です。
それではどうぞ🎶
ママのその表情に聞いちゃいけない事を聞いてしまったんだと思っ た
「・・・あっ・・・ごめんなさい!」
「謝らなくていいのよ・・・園ちゃん知ってたのね・・・?」
「うん・・・なんとなくだけど・・・
パパ達が話してるのを聞いた事があったの・・・ごめんなさい・・ ・」
「いいのよ、園ちゃんが思ってる通りだもの」
「じゃあ、本当に司おじさんとも付き合ってたの?」
「ええ、道明寺はママが一番最初にお付き合いした人なのよ」
買い物に疲れたのかママの膝に凭れ掛かり
ウトウトし始めたはなちゃんの頭を撫でながらママは
パパ達と過ごしたヘビーな昔話を教えてくれた
最初はパパ達に虐められていた事
ママが好きになったのは類おじさんだった事
その後の司おじさんとの事
桜子おばちゃんや滋おばちゃんも入り乱れて
ジェットコースタに乗ってるみたいな
アップダウンの激しい司おじさんとの恋愛を経て
やがてパパと恋に落ちた事
ママの話しを聞いて今まで不思議に思っていた事の謎が解けた
刺されてママの事だけ忘れちゃった司おじさん
司おじさんの記憶が戻ったのは私が幼稚舎に通っていた頃・・・
私が初めて司おじさんに会った時だ
あの時の事は鮮明に覚えている
だってママが泣いてたんだもの・・・
あの当時は類おじさんが結婚した直後で
毎晩、仕事が終わったら我が家に帰ってきてた時期で
夜、夕食も済みパパとお風呂に入って後は寝るだけだった私は
絵本を読んでもらいたくてママを探してリビングへと向かった
ちょこんと顔だけ差し入れたリビングには
パパとママと類おじさんと司おじさんが居て
パパと類おじさんは怖い顔をしていて
ママは口元に手を当て泣いていた
最初はパパと喧嘩をしてママが泣いてるのかなって思ったけど
リビングの雰囲気がピリピリしていて
入っていける空気じゃなかったから
私はそのまま部屋へと戻った
ベッドに入ってもなかなか寝付けなくて
しばらくママを待ってたんだけど
結局、誰も来てくれなくて
いつの間にか朝になっていた
翌朝、会ったパパもママも類おじさんの様子はいつもと同じで
私もあの夜の事は忘れていた・・・
ママの話しを聞いてクリスマスイブに彼と二人だけで過ごす為に
いろいろ考えを巡らせている自分がちっちゃく思えてきちゃった・ ・・
いきなりパパにっていうのはまだちょっとハードルが高いけど
ママにはちゃんと正直に自分の気持ちを話してみよう

応援ありがとうございます。♪
それではどうぞ🎶
ママのその表情に聞いちゃいけない事を聞いてしまったんだと思っ た
「・・・あっ・・・ごめんなさい!」
「謝らなくていいのよ・・・園ちゃん知ってたのね・・・?」
「うん・・・なんとなくだけど・・・
パパ達が話してるのを聞いた事があったの・・・ごめんなさい・・ ・」
「いいのよ、園ちゃんが思ってる通りだもの」
「じゃあ、本当に司おじさんとも付き合ってたの?」
「ええ、道明寺はママが一番最初にお付き合いした人なのよ」
買い物に疲れたのかママの膝に凭れ掛かり
ウトウトし始めたはなちゃんの頭を撫でながらママは
パパ達と過ごしたヘビーな昔話を教えてくれた
最初はパパ達に虐められていた事
ママが好きになったのは類おじさんだった事
その後の司おじさんとの事
桜子おばちゃんや滋おばちゃんも入り乱れて
ジェットコースタに乗ってるみたいな
アップダウンの激しい司おじさんとの恋愛を経て
やがてパパと恋に落ちた事
ママの話しを聞いて今まで不思議に思っていた事の謎が解けた
刺されてママの事だけ忘れちゃった司おじさん
司おじさんの記憶が戻ったのは私が幼稚舎に通っていた頃・・・
私が初めて司おじさんに会った時だ
あの時の事は鮮明に覚えている
だってママが泣いてたんだもの・・・
あの当時は類おじさんが結婚した直後で
毎晩、仕事が終わったら我が家に帰ってきてた時期で
夜、夕食も済みパパとお風呂に入って後は寝るだけだった私は
絵本を読んでもらいたくてママを探してリビングへと向かった
ちょこんと顔だけ差し入れたリビングには
パパとママと類おじさんと司おじさんが居て
パパと類おじさんは怖い顔をしていて
ママは口元に手を当て泣いていた
最初はパパと喧嘩をしてママが泣いてるのかなって思ったけど
リビングの雰囲気がピリピリしていて
入っていける空気じゃなかったから
私はそのまま部屋へと戻った
ベッドに入ってもなかなか寝付けなくて
しばらくママを待ってたんだけど
結局、誰も来てくれなくて
いつの間にか朝になっていた
翌朝、会ったパパもママも類おじさんの様子はいつもと同じで
私もあの夜の事は忘れていた・・・
ママの話しを聞いてクリスマスイブに彼と二人だけで過ごす為に
いろいろ考えを巡らせている自分がちっちゃく思えてきちゃった・ ・・
いきなりパパにっていうのはまだちょっとハードルが高いけど
ママにはちゃんと正直に自分の気持ちを話してみよう

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