Family 47
こんにちは。
本日は『Family』です🎶
パンケ~キ💕
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
三人組の意地悪が司君にバレちゃったので
あの秘書さん達はもう終わりですね!ムフフ♥
つくしちゃんは庇ってしまうかもしれませんが…😖
買い物はまだ全然…
2時間掛かって買えたのはワンピースが2着と
スカートとパンツがセットになったグレーのスーツが1着だけ
道明寺系列のデパートで以前から子供服やマタニティウェアの品揃えが豊富で
仕事にも着ていけるマタニティも取り扱っているから助かるんだけどね
流石デパート!って感じでいいお値段…
デザインは洗練されていてマタニティには見えない
素材の手触りも最高
なんだけどね…
着るのはたった数ヶ月
3着買っただけで私の一ヶ月分のお給料が飛んで行っちゃった…
パパならなんとも思わないんだろうけどね
あたしは気になって仕方がない
まぁ、支払いはパパなんだけど…
後は下着も新調しなきゃだし
寒くなってくるとコートも必要だけど
コートは翼の時のでいいか!
あっ!でもNYに置いたまんまだ!
来週、パパはNY出張だって言ってたから
持って帰って来てもらわないとね
なんて考えていると横から翼があたしの袖口辺りを引っ張ってきた
「ママ?お腹すいた~!」
時計を確認するともう12時半
2時間近くも大人しく退屈なママのお買い物に付き合ってくれたお礼に
この子達の食べたい物を食べさせてあげよう!
「もうこんな時間だったんだね。
気付かなくてごめんね。
二人は何食べたい?」
聞いた結果
お兄ちゃんは”何でもいい”で
翼は”パンケーキ!”
やっと明太子スパゲティを卒業してくれたお兄ちゃんは
お気に入りがなければ何でもいいって具合だから
お昼は翼のリクエストのパンケーキに決まった
ちょうどデパートの中にパンケーキの専門店が入っていて
そこに向かったんだけど週末だしお昼時だし
何より最近、テレビや雑誌でも紹介されている人気の系列店らしく
お店の前には結構な行列が出来ていた
待つこと30分
翼が空腹ですっかり口数の少なくなった頃にやっと席に案内された
翼とあたしはイチゴやらマンゴーやらフルーツと生クリームがたっぷりと乗った定番のパンケーキ
お兄ちゃんは目玉焼きやベーコンなどが乗った食事タイプのパンケーキを注文してやっと一息ついた
お兄ちゃんは元々口数は多くないから静かでもあんまり気にならないんだけど
普段おしゃべりの翼が静かなのは気になる
「翼?疲れた?」
「お腹空きすぎて死にそう~!」
ちゃんと大袈裟なその言い方に笑ってしまう
「そっか…遅くなってごめんね。
お腹いっぱいになったらまたママのお買い物に付き合ってくれる?」
「うん、いいよ!
あっ!パパ!」
翼の言葉に驚いて視線を前へと向けると
パパがこちらへと向かって歩いてくる
Tシャツにジャケットを羽織り
下はジーンズにスニーカー
普段着の超~ラフな出で立ちでブラウンのサングラスを掛け
店内中の視線を一身に浴びながらこちらへと歩いてくる
「パパ!」
「よぉ!」
パパの登場に店中の人が食事の手を止めこちらに注目している
そんな中でも平然としていられるあたし以外の家族
あたしはダメ!
パパなんだけど
見慣れてるはずのその姿にドギマギしちゃって
思わず声が裏返っちゃう
「ど、どうしたの?」
「仕事が早く終わったから迎えに来た」
なんて答えながら翼にあっちに座れ!と無理やり健の隣に移動させると
当たり前のようにあたしの隣に腰を下ろした
いや…だから!
こんなとこで頭を抱き寄せるようにして頬っぺとかにキスしないで!
分かってんの?
み~んな、こっち見てるわよ!
「ちょ、ちょっと!」
小声でさりげなくパパを押し返すんだけど
肩の辺りにあった腕が腰に移動しただけで
密着度は変わらない…
「もうオーダーしたのか?」
「う、うん…って!近いって!」
身体を反らせて押し返すんだけど
パパの身体はピクリともせず
距離は開かないまま
「何頼んだんだ?」
「僕とママはフルーツが乗ってる甘いやつで兄ちゃんはなんかご飯みたいなやつ頼んだよ!
お父さんは食べないの?」
あたしの代わりに答えた翼がパパにメニューを渡そうとしたけれど
パパはそれを断り近くにいた店員さんにコーヒーを頼んだ
「お昼食べてないでしょ?」
「あぁ、食ってねぇ」
「お腹空かない?大丈夫?」
「大丈夫だ。俺を翼と同じに扱うな!」
「同じにはしてないけど…
食べる事に関しては翼の方がちゃんとしてるわよ」
「翼はお前に似たんだろ?!
それよか買い物は済んだのか?」
「う~ん…微妙…」
「微妙ってなんだよ?」
「まだまだって事だよ」
「まだまだ~!」
二人してママのお買い物に呆れてる?
「だ、だって…デザインだとか値段だとか見てると悩んじゃうんだもん!」
「しょーがねぇーな!
じゃあ、昼飯食い終わったら俺が選んでやるから任せとけ!」
「えっ?!あっ…下着も選びたいから…いいよ!遠慮しとく!」
「遠慮すんな!全部、俺に任せとけ!」
「え、遠慮するわ!」
「「遠慮すんな!」」
ピッタリ重なったパパと翼の声に思わず笑ってしまう
んだけど!
笑ってる場合じゃない!
あ~あ、今日は下着は諦めよう!
やっと運ばれて来たお目当てのパンケーキ
味は並んだかいがあったかも?!
パンケーキなのにフワフワで蕩けるような食感で
乗っていたフルーツも新鮮だし生クリームも甘過ぎず最高~!
三人共、ペロリと平らげちゃったんだけど
そんなあたし達をパパはちょっと呆れた表情で
コーヒーが不味い!とか言いながら眺めていた
あっ!翼に生クリームがたっぷりと乗ったところを無理やり口に放り込まれて更に渋い顔になってたけどね
パンケーキは美味しかったし
家族一緒だし
幸せで楽しい時間だった

応援ありがとうございます。
本日は『Family』です🎶
パンケ~キ💕
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
三人組の意地悪が司君にバレちゃったので
あの秘書さん達はもう終わりですね!ムフフ♥
つくしちゃんは庇ってしまうかもしれませんが…😖
買い物はまだ全然…
2時間掛かって買えたのはワンピースが2着と
スカートとパンツがセットになったグレーのスーツが1着だけ
道明寺系列のデパートで以前から子供服やマタニティウェアの品揃えが豊富で
仕事にも着ていけるマタニティも取り扱っているから助かるんだけどね
流石デパート!って感じでいいお値段…
デザインは洗練されていてマタニティには見えない
素材の手触りも最高
なんだけどね…
着るのはたった数ヶ月
3着買っただけで私の一ヶ月分のお給料が飛んで行っちゃった…
パパならなんとも思わないんだろうけどね
あたしは気になって仕方がない
まぁ、支払いはパパなんだけど…
後は下着も新調しなきゃだし
寒くなってくるとコートも必要だけど
コートは翼の時のでいいか!
あっ!でもNYに置いたまんまだ!
来週、パパはNY出張だって言ってたから
持って帰って来てもらわないとね
なんて考えていると横から翼があたしの袖口辺りを引っ張ってきた
「ママ?お腹すいた~!」
時計を確認するともう12時半
2時間近くも大人しく退屈なママのお買い物に付き合ってくれたお礼に
この子達の食べたい物を食べさせてあげよう!
「もうこんな時間だったんだね。
気付かなくてごめんね。
二人は何食べたい?」
聞いた結果
お兄ちゃんは”何でもいい”で
翼は”パンケーキ!”
やっと明太子スパゲティを卒業してくれたお兄ちゃんは
お気に入りがなければ何でもいいって具合だから
お昼は翼のリクエストのパンケーキに決まった
ちょうどデパートの中にパンケーキの専門店が入っていて
そこに向かったんだけど週末だしお昼時だし
何より最近、テレビや雑誌でも紹介されている人気の系列店らしく
お店の前には結構な行列が出来ていた
待つこと30分
翼が空腹ですっかり口数の少なくなった頃にやっと席に案内された
翼とあたしはイチゴやらマンゴーやらフルーツと生クリームがたっぷりと乗った定番のパンケーキ
お兄ちゃんは目玉焼きやベーコンなどが乗った食事タイプのパンケーキを注文してやっと一息ついた
お兄ちゃんは元々口数は多くないから静かでもあんまり気にならないんだけど
普段おしゃべりの翼が静かなのは気になる
「翼?疲れた?」
「お腹空きすぎて死にそう~!」
ちゃんと大袈裟なその言い方に笑ってしまう
「そっか…遅くなってごめんね。
お腹いっぱいになったらまたママのお買い物に付き合ってくれる?」
「うん、いいよ!
あっ!パパ!」
翼の言葉に驚いて視線を前へと向けると
パパがこちらへと向かって歩いてくる
Tシャツにジャケットを羽織り
下はジーンズにスニーカー
普段着の超~ラフな出で立ちでブラウンのサングラスを掛け
店内中の視線を一身に浴びながらこちらへと歩いてくる
「パパ!」
「よぉ!」
パパの登場に店中の人が食事の手を止めこちらに注目している
そんな中でも平然としていられるあたし以外の家族
あたしはダメ!
パパなんだけど
見慣れてるはずのその姿にドギマギしちゃって
思わず声が裏返っちゃう
「ど、どうしたの?」
「仕事が早く終わったから迎えに来た」
なんて答えながら翼にあっちに座れ!と無理やり健の隣に移動させると
当たり前のようにあたしの隣に腰を下ろした
いや…だから!
こんなとこで頭を抱き寄せるようにして頬っぺとかにキスしないで!
分かってんの?
み~んな、こっち見てるわよ!
「ちょ、ちょっと!」
小声でさりげなくパパを押し返すんだけど
肩の辺りにあった腕が腰に移動しただけで
密着度は変わらない…
「もうオーダーしたのか?」
「う、うん…って!近いって!」
身体を反らせて押し返すんだけど
パパの身体はピクリともせず
距離は開かないまま
「何頼んだんだ?」
「僕とママはフルーツが乗ってる甘いやつで兄ちゃんはなんかご飯みたいなやつ頼んだよ!
お父さんは食べないの?」
あたしの代わりに答えた翼がパパにメニューを渡そうとしたけれど
パパはそれを断り近くにいた店員さんにコーヒーを頼んだ
「お昼食べてないでしょ?」
「あぁ、食ってねぇ」
「お腹空かない?大丈夫?」
「大丈夫だ。俺を翼と同じに扱うな!」
「同じにはしてないけど…
食べる事に関しては翼の方がちゃんとしてるわよ」
「翼はお前に似たんだろ?!
それよか買い物は済んだのか?」
「う~ん…微妙…」
「微妙ってなんだよ?」
「まだまだって事だよ」
「まだまだ~!」
二人してママのお買い物に呆れてる?
「だ、だって…デザインだとか値段だとか見てると悩んじゃうんだもん!」
「しょーがねぇーな!
じゃあ、昼飯食い終わったら俺が選んでやるから任せとけ!」
「えっ?!あっ…下着も選びたいから…いいよ!遠慮しとく!」
「遠慮すんな!全部、俺に任せとけ!」
「え、遠慮するわ!」
「「遠慮すんな!」」
ピッタリ重なったパパと翼の声に思わず笑ってしまう
んだけど!
笑ってる場合じゃない!
あ~あ、今日は下着は諦めよう!
やっと運ばれて来たお目当てのパンケーキ
味は並んだかいがあったかも?!
パンケーキなのにフワフワで蕩けるような食感で
乗っていたフルーツも新鮮だし生クリームも甘過ぎず最高~!
三人共、ペロリと平らげちゃったんだけど
そんなあたし達をパパはちょっと呆れた表情で
コーヒーが不味い!とか言いながら眺めていた
あっ!翼に生クリームがたっぷりと乗ったところを無理やり口に放り込まれて更に渋い顔になってたけどね
パンケーキは美味しかったし
家族一緒だし
幸せで楽しい時間だった

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