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Oh~! 18

こんにちは。

本日も『Oh~!』です。

あんまり進んでない…😖 & 短くてごめんなさいm(__)m


それではどうぞ~✴


昨日の記事の冒頭部分で皆さんをビックリさせてしまってごめんなさいm(__)m
フッと思いついた物を忘れないうちにと書いてしまいました…💧
最近は記憶力が鳥レベルなのですぐに忘れちゃうんです❗(笑)
なにはともあれ驚かせてしまってごめんなさいm(__)m



私信です
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
ビックリさせちゃってごめんなさいm(__)m
新しいお話しはちょっとシリアスな内容をおバカなコメディタッチで
最終的にはハピエンでと❗思っていますのでこれから少しずつ妄想していきますね💕
Oh~!の三人組は司君がビシッ!っと決めてくれると思います。\(^-^)/









やっと診察が終わって

診断の結果、軽い打撲と左足首の捻挫

捻挫にしても軽く捻っただけだから大したことなくて
今日は腫れてくるかもしれないけど
なるべく足を使わないで安静にしていれば2~3日で良くなるだろうってドクターは言ってたんだけどね

そんな軽い怪我じゃねぇーだろ!だとか

2~3日で治るわけねぇーだろ!だとか

いい加減な事言ってんじゃねぇーぞ!だとか

挙げ句の果てにヤブ医者!だとかね…


最初っから最後まで言い掛かり?八つ当たり?ばっかりの道明寺

そもそもが触るな!触れる!じゃ診察になんないっつーの!

最後にドクターが足首に湿布を貼ってくれようとした時だって
俺がする!ってドクターの手から湿布を取り上げちゃったし

診察が終わってドクターがオフィスを出て行ってからも
膝の上に横抱きのまま離してくれなくて
二人っきりのオフィスで私の後頭部を押さえ込むように顔を近づけられ
頬ずりされて…

“怪我させてごめんな”とか

“守ってやれなくてごめんな”とか

“また俺が原因でお前を傷つけてごめんな”とか

“俺に愛想をつかせてないよな?”とか

“俺との事、嫌になってないよな?”とかって


あんたのせいじゃないよ…とか

守って欲しいなんて思ってない…とか

こんなことで傷ついたりしない!…とか

愛想をつかせてなんて…今さらじゃない?…とか


嫌いになんてなれない…だって誰よりも愛してるから…とか


答えたいのに

そのどれもが声に出して言葉にはならず

息苦しさを感じる程の彼からの情愛に身を委ねていた







「それで怪我の具合はどうなの?」


「幸い打撲と捻挫でした。
暫くは歩行に不自由されるとおもいますが
ご本人は足の怪我よりも三人組の方を気遣っておられます」


「そう。それで司は?
オフィスにいるの?」


「はい、司様は現在、牧野様とオフィスにいらっしゃいますが…」


「それ以上の報告は必要ないわ。
司には何を言っても無駄でしょうから好きにさせなさい。
但し、仕事はスケジュール通りに
後始末はあなたに任せるわ」


「畏まりました」


話はお仕舞い

ドアの方へ視線を向けただけで
いつもの西田ならさっさと部屋から出て行くはずなのに今日は違っていた

「社長、私の処分もお願いいたします」


「なんの処分かしら?」


「牧野様に怪我をさせた三人は秘書課の人間でございます。
今回の事は私の監督不行き届きでございます。
それだけではなく書類を隠すといった秘書としてあるまじき行為を見過ごしてしまいました」

「確かにあなたらしくないミスだわね。
だけどあの秘書達に関しては各重役が各自の裁量で採用した縁故者よ。
責任なら彼らに取らせます。
話はお仕舞いよ、下がりなさい」


「失礼いたしました」


楓社長のオフィスを出て司様のオフィスへと入って行くと
司様はまだ牧野様を抱き抱えたまま


やれやれ…どうやら離すつもりはないようだ


私が入って来たのに気付かれた牧野様が
助けてくださいとばかりに私へ視線を送ってこられている

私としても助けてさしあげたい気持ちはあるのですが

ここはどうか司様のご機嫌の為にもご辛抱ください

今の司様はきっと心の内に吹き荒れる嵐のような激しい怒りを
牧野様に触れている事によって冷静に対処しようとされている


そうでなければ彼女達はとっくに殴り殺されているでしょうから

私がオフィスに入った瞬間から司様は私でさえ牧野様を傷つける
不届者だというようにこちらに鋭い視線を投げつけてこられている



「牧野様」

「出て行け!」

「ちょ、ちょっと!道明寺!」

「うるせぇー!お前は黙ってろ!
西田!おめぇーは何をやってた!?」


秘書課の室長として司様の怒りはごもっともで

私もその責任をうやむやにするつもりはないが

まずはこうなった経緯を牧野様にご説明いただかないと

「申し訳ございません。
今回の事は全て私の責任でございます」

「そ、そんな!室長の責任じゃぁありません!
悪いのはあんな所で彼女達にコーヒーを掛けてしまった私です!」


「いいえ、牧野様の責任ではございません。
私は秘書課の室長として彼女達の不正行為を見過ごしてしまいました。
ですが、まずここに至った経緯を詳しくお教えいただけますでしょうか」

そう言い終え一度頭を下げると真っ直ぐに司様を見た

「ど、道明寺?お願い…」


お願いされた牧野様の頬を一撫でされた司様はやっと少しだけその眼から
凶暴なまでの怒りが消えた







応援ありがとうございます。

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kirakira
Posted bykirakira

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