修羅場ってる? 17
こんにちは。
本日も『修羅場ってる?』です🎶
ん~ベタな展開です…😅
短くてごめんなさいm(__)m
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは。🎶
コメントありがとうございます。😆
鈍りまくりです❗
つくしちゃん並み鈍感さんになっていますが
きっと以前の自分の行いを反省しているからだと思います。\(^-^)/
犯人は…ベタな展開です!💧
成田空港のターミナルビルから出て
迎えの車に向かって歩いていた
SPさんには到着ゲートではなく
目立たないように車の所で待機してもらっていた
日本なんだし今はややこしい案件は抱えていないから
それほど危険は感じていなかったから
逆に目立つ彼らには離れて警護してもらったのが裏目に出ちゃったかも…
車を見つけそちらへとスーツケースを引きながら向かっていた時
後ろから勢いよく誰かがぶつかってきて
ゆっくりと振り向くのとSPの橋本さんが私の名前を叫んだのが同時だった
左の腰の辺りに焼けるような感覚を覚えて眉根が寄る
腰の辺りに手を置くとヌルッとした感触
その感触が気持ち悪くて鳥肌が立つような感覚に襲われて
背後に立ち尽くしている女性の顔を見た
西門さんの奥様だった人が両腕を前に突き出すような体勢で
果物ナイフを持ちブルブルと震えていた
真っ赤に染まる私の手と同じように
彼女の手も真っ赤に染まっていて
あ~私…彼女に刺されたんだ…
やっと状況が理解出来た
駆け寄ったSPさんに支えられなんとか立っている状態
SPさんが救急車を呼ぼうとしているのを止めた
「橋本さん…救急車はダメ!
このまま車で道明寺総合病院に運んで…下さい!
それから警察も…ダメ!
と、にかく…あの人も…く、るまに…乗せ、て!早く!お、願い…」
救急車はダメ!
救急車を呼んだら警察にも話しが行ってしまう!
そんな事になったら西門流に迷惑が掛かる!
だからダメ!
「分かりました!
もう話さないで下さい!」
橋本さんが私を抱き抱えるように車に乗せ
もう一人のSPさんが西門さんの元奥様を拘束するように車に乗せた
「つくし様!出血が多いので傷口を押さえます!
少し痛むかもしれませんが我慢してください!」
「わ、わか、った…」
うるさい!
ちょっと黙ってて…
痛いんだから…
西門さんの元奥様は車に乗せてからもずっとブルブルと震えたままで
“あなたのせいよ!”
“あなたが悪いんだから!”と繰り返しているだけ
私としては
“人のせいにしないでよ!”
“悪いにはあなたの叔父さん達でしょ!?”
“ざけんな!痛いっつーの!”
って気分
RRRRRRRRRRR RRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRR RRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRR RRRRRRRRRRRRR
もぅ!うるさいってば!
今、それどころじゃないっつーの!
何度も何度も切れては鳴るを繰り返す携帯
ハァ~こんな時に道明寺?
めんどくさいんだけど…
「はし、もとさん、出、てく、ださい」
「わ、分かりました!」
右手で私の傷口を押さえながら左手で携帯を持ち道明寺と話している橋本さん
状況を説明する橋本さんの持つ携帯から漏れ聞こえてくるのは
道明寺の怒鳴り声
そりゃ…ビックリするわよね…
私だってビックリなんだもの…
なんでこの女に逆恨みされて刺されなきゃいけないわけ?
冗談じゃないっつーの!
だけど…今回ばかりはちょっとヤバいかも…
「は、しも、とさん…かわ、ってくだ、さい…」
そう言うと橋本さんが私の耳元に携帯を当ててくれた
“お、っな、声…出さ、ない、でよ…イタッ!”
飛び込んでくる道明寺の怒鳴り声
“だ、から…うる、さ、い、って…
ちょっと、ゆ、だん…しちゃ、った、み…たい
で、も…だ、じょ、ぶ…だ、から…し、んぱい…”
ダメだ…段々と声が掠れて出にくくなってきちゃった…
ハハハ
マジでヤバいかも…?
“あ、のね…ちょ、っと…や、ばい、かも…”
最後かもしれない…
ふとそんな考えが頭を過り
伝えておかなきゃいけないと思った
伝えておきたい言葉…
あ…ダメかも…
ス~っと意識が遠退く感覚に言葉が続かず
ゆっくりと視界が狭まり辛うじて掴んでいた意識の端を手放した

応援ありがとうございます。
本日も『修羅場ってる?』です🎶
ん~ベタな展開です…😅
短くてごめんなさいm(__)m
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは。🎶
コメントありがとうございます。😆
鈍りまくりです❗
つくしちゃん並み鈍感さんになっていますが
きっと以前の自分の行いを反省しているからだと思います。\(^-^)/
犯人は…ベタな展開です!💧
成田空港のターミナルビルから出て
迎えの車に向かって歩いていた
SPさんには到着ゲートではなく
目立たないように車の所で待機してもらっていた
日本なんだし今はややこしい案件は抱えていないから
それほど危険は感じていなかったから
逆に目立つ彼らには離れて警護してもらったのが裏目に出ちゃったかも…
車を見つけそちらへとスーツケースを引きながら向かっていた時
後ろから勢いよく誰かがぶつかってきて
ゆっくりと振り向くのとSPの橋本さんが私の名前を叫んだのが同時だった
左の腰の辺りに焼けるような感覚を覚えて眉根が寄る
腰の辺りに手を置くとヌルッとした感触
その感触が気持ち悪くて鳥肌が立つような感覚に襲われて
背後に立ち尽くしている女性の顔を見た
西門さんの奥様だった人が両腕を前に突き出すような体勢で
果物ナイフを持ちブルブルと震えていた
真っ赤に染まる私の手と同じように
彼女の手も真っ赤に染まっていて
あ~私…彼女に刺されたんだ…
やっと状況が理解出来た
駆け寄ったSPさんに支えられなんとか立っている状態
SPさんが救急車を呼ぼうとしているのを止めた
「橋本さん…救急車はダメ!
このまま車で道明寺総合病院に運んで…下さい!
それから警察も…ダメ!
と、にかく…あの人も…く、るまに…乗せ、て!早く!お、願い…」
救急車はダメ!
救急車を呼んだら警察にも話しが行ってしまう!
そんな事になったら西門流に迷惑が掛かる!
だからダメ!
「分かりました!
もう話さないで下さい!」
橋本さんが私を抱き抱えるように車に乗せ
もう一人のSPさんが西門さんの元奥様を拘束するように車に乗せた
「つくし様!出血が多いので傷口を押さえます!
少し痛むかもしれませんが我慢してください!」
「わ、わか、った…」
うるさい!
ちょっと黙ってて…
痛いんだから…
西門さんの元奥様は車に乗せてからもずっとブルブルと震えたままで
“あなたのせいよ!”
“あなたが悪いんだから!”と繰り返しているだけ
私としては
“人のせいにしないでよ!”
“悪いにはあなたの叔父さん達でしょ!?”
“ざけんな!痛いっつーの!”
って気分
RRRRRRRRRRR RRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRR RRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRR RRRRRRRRRRRRR
もぅ!うるさいってば!
今、それどころじゃないっつーの!
何度も何度も切れては鳴るを繰り返す携帯
ハァ~こんな時に道明寺?
めんどくさいんだけど…
「はし、もとさん、出、てく、ださい」
「わ、分かりました!」
右手で私の傷口を押さえながら左手で携帯を持ち道明寺と話している橋本さん
状況を説明する橋本さんの持つ携帯から漏れ聞こえてくるのは
道明寺の怒鳴り声
そりゃ…ビックリするわよね…
私だってビックリなんだもの…
なんでこの女に逆恨みされて刺されなきゃいけないわけ?
冗談じゃないっつーの!
だけど…今回ばかりはちょっとヤバいかも…
「は、しも、とさん…かわ、ってくだ、さい…」
そう言うと橋本さんが私の耳元に携帯を当ててくれた
“お、っな、声…出さ、ない、でよ…イタッ!”
飛び込んでくる道明寺の怒鳴り声
“だ、から…うる、さ、い、って…
ちょっと、ゆ、だん…しちゃ、った、み…たい
で、も…だ、じょ、ぶ…だ、から…し、んぱい…”
ダメだ…段々と声が掠れて出にくくなってきちゃった…
ハハハ
マジでヤバいかも…?
“あ、のね…ちょ、っと…や、ばい、かも…”
最後かもしれない…
ふとそんな考えが頭を過り
伝えておかなきゃいけないと思った
伝えておきたい言葉…
あ…ダメかも…
ス~っと意識が遠退く感覚に言葉が続かず
ゆっくりと視界が狭まり辛うじて掴んでいた意識の端を手放した

応援ありがとうございます。
スポンサーサイト