修羅場ってる? 19
こんにちは。
本日も『修羅場ってる?』です🎶
それではどうぞ~✴
ご心配いただきありがとうございました。
管理人…なんとか復活しました❗😆💕✨
私信です
ア○○ィ○○ーク様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
総二郎君の元妻は勿論ですが重鎮一族も
もう日本には居られないとおもいますが…
海外逃亡するだけの資金ももう残っていないと
思うのでこれからはひっそりとF4から隠れるように
過ごさないとですね。🎶
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ご心配いただきありがとうございます。\(^-^)/
お陰様で週末寝まくり作戦でなんとか回復しました❗😆💕✨
☆様も体調管理には気をつけてくださいね。💕
牧野が手術室に入って2時間程が過ぎた頃
顔面蒼白の総二郎が息を切らし待合室に飛び込んできた
「牧野は!?」
「総二郎!牧野は今、手術中だ!
ちょっと落ち着け!」
茶会で京都に居た総二郎は牧野が刺されたと連絡を受け
ヘリを飛ばし大急ぎで東京へ戻って来た
着物姿のまま髪を振り乱し待合室に転がるように飛び込んできた総二郎
すでに牧野を刺したのが自分の元妻だと聞いていたようで
待合室に入ってくるなり俺の方へと倒れ込んできた
「落ち着いてられるか!?
あの女なんだろ?!牧野を刺したのはあの女なんだろ?!
俺の責任だろーが!すまない…」
「なんの話しだ!?総二郎!お前あいつを刺した奴を知ってんのか?!
オイ!答えろ!総二郎!」
あ~こいつが居たんだった…
牧野に輸血する為に一緒に手術室に入っていた司が
戻って来ていた…
戻って来る時にも牧野の側から離れたがらない司を無理矢理
引き離し暫く安静にしていろと言うドクターの言葉を無視して
手術室に近いこの待合室で手術が終わるのを一緒に待っていた
司にはまだ牧野を刺したのは総二郎の元妻だった女とは伝えていない
何時までも隠しておけるとは考えていなかったが
伝えるのは少なくとも今の段階では無いと俺も類も判断し
三人で牧野の手術が終わるのを待っていた
そこへ飛び込んできた総二郎…
総二郎の言葉を聞いた瞬間、弾けるように立ち上がると
少しふらつきながら総二郎へと掴みかかった司
「司!止めろ!」
「うるせぇ!お前は黙ってろ!
どうなんだ?!総二郎!?」
総二郎の胸ぐらを掴み詰め寄る司の腕を引き離そうとするけど
フラついていた割にはバカ力で
上手く引き離せない
「すまない…牧野を刺したのは俺が結婚してた女だ…クソッ!」
総二郎が言い終えた瞬間、制していた俺を振り払うように
司が総二郎に殴り掛かった
足元がフラついたままの一発目で倒れ込んだ総二郎の身体に
馬乗りになるようにして何発もパンチを繰り出す司
司と総二郎
普段なら喧嘩早いのも強さもほぼ互角なはずなのに
フラつく司相手に全く抵抗せず
殴られるに任せている総二郎
「止めろ!司!
そこまでだ!」
類と二人で総二郎から司を引き離す
「そこどけ!あきら!
じゃねぇーとお前もぶっ殺すぞ!」
頭に血が昇りすぎてんのは分かるけどよ…
総二郎を殺すつもりだったんかよ?!
「いい加減にしろ!ドクターにも安静にしてろって言われただろ!
それにな殴るのも殴られんのもお前らの勝手だけど
やるなら他所へ行ってやってこい!
牧野は今、手術中なんだぞ!
それに牧野がなんで救急車を呼ばなかったのか
そんなもん考えなくてもお前らなら直ぐに分かんだろーが!
その牧野の意志を無視してやるんなら
俺も類も止めねぇーから他所でやってこい!バカヤローが!」
息継ぎするのも忘れて一気に畳み掛けた言葉
牧野が救急車を呼ばなかった理由
あいつは優しい女だから総二郎の元嫁に同情した?
そんな訳がない
総二郎に傷が付くのを恐れた?
確かにそうだろう
だけどそれが一番の理由じゃない
2年前
総二郎の愛人だなんて突拍子もない提案に乗り
全てを犠牲にして西門流を護ったのも
いや…この2年だけじない
10年だな…
10年もの長い時間
牧野が自分の全てを犠牲にしても守りたかった物
それは司だったんだと
今頃になって気がついた
あいつは司にとって唯一無二の親友である俺達を護る事で
司を護っていたんだ
もし司が記憶を無くしていなかったから?
もし司が記憶を無くしていても早い段階でそれを取り戻していたら?
社会人になりそれぞれが忙しい日々を送っていたとしても
時には四人で集まりバカ話しをしながら酒を酌み交わしていただろう
そして親友のピンチには全員で立ち向かっていただろう
だが現実には司は記憶を取り戻さず
NYへ渡ったっきり最低最悪の鬼畜野郎に成り下がり
俺達との絆も途絶えかけていた
それを繋いでくれていたのが牧野だった
牧野を間に挟む事によって俺達は繋がっていられた
その牧野の気持ちを無視してやるんなら
他所でやってこい!
そう広くもない待合室で
一気に畳み掛けた俺
肩で息をしたまま総二郎を睨みつけている司
類に助け起こされた総二郎
それぞれが言葉を発しないまま
「とりあえず座れ!」
手近にあった椅子に腰を下ろし
下から司の腕を引っ張り強引に隣の椅子に座らせた
類と総二郎も並んで手近にあった椅子に腰を下ろした
重苦しい空気に支配される待合室
誰もが無言のまま手術が終わるのを待っていた

応援ありがとうございます。
本日も『修羅場ってる?』です🎶
それではどうぞ~✴
ご心配いただきありがとうございました。
管理人…なんとか復活しました❗😆💕✨
私信です
ア○○ィ○○ーク様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
総二郎君の元妻は勿論ですが重鎮一族も
もう日本には居られないとおもいますが…
海外逃亡するだけの資金ももう残っていないと
思うのでこれからはひっそりとF4から隠れるように
過ごさないとですね。🎶
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ご心配いただきありがとうございます。\(^-^)/
お陰様で週末寝まくり作戦でなんとか回復しました❗😆💕✨
☆様も体調管理には気をつけてくださいね。💕
牧野が手術室に入って2時間程が過ぎた頃
顔面蒼白の総二郎が息を切らし待合室に飛び込んできた
「牧野は!?」
「総二郎!牧野は今、手術中だ!
ちょっと落ち着け!」
茶会で京都に居た総二郎は牧野が刺されたと連絡を受け
ヘリを飛ばし大急ぎで東京へ戻って来た
着物姿のまま髪を振り乱し待合室に転がるように飛び込んできた総二郎
すでに牧野を刺したのが自分の元妻だと聞いていたようで
待合室に入ってくるなり俺の方へと倒れ込んできた
「落ち着いてられるか!?
あの女なんだろ?!牧野を刺したのはあの女なんだろ?!
俺の責任だろーが!すまない…」
「なんの話しだ!?総二郎!お前あいつを刺した奴を知ってんのか?!
オイ!答えろ!総二郎!」
あ~こいつが居たんだった…
牧野に輸血する為に一緒に手術室に入っていた司が
戻って来ていた…
戻って来る時にも牧野の側から離れたがらない司を無理矢理
引き離し暫く安静にしていろと言うドクターの言葉を無視して
手術室に近いこの待合室で手術が終わるのを一緒に待っていた
司にはまだ牧野を刺したのは総二郎の元妻だった女とは伝えていない
何時までも隠しておけるとは考えていなかったが
伝えるのは少なくとも今の段階では無いと俺も類も判断し
三人で牧野の手術が終わるのを待っていた
そこへ飛び込んできた総二郎…
総二郎の言葉を聞いた瞬間、弾けるように立ち上がると
少しふらつきながら総二郎へと掴みかかった司
「司!止めろ!」
「うるせぇ!お前は黙ってろ!
どうなんだ?!総二郎!?」
総二郎の胸ぐらを掴み詰め寄る司の腕を引き離そうとするけど
フラついていた割にはバカ力で
上手く引き離せない
「すまない…牧野を刺したのは俺が結婚してた女だ…クソッ!」
総二郎が言い終えた瞬間、制していた俺を振り払うように
司が総二郎に殴り掛かった
足元がフラついたままの一発目で倒れ込んだ総二郎の身体に
馬乗りになるようにして何発もパンチを繰り出す司
司と総二郎
普段なら喧嘩早いのも強さもほぼ互角なはずなのに
フラつく司相手に全く抵抗せず
殴られるに任せている総二郎
「止めろ!司!
そこまでだ!」
類と二人で総二郎から司を引き離す
「そこどけ!あきら!
じゃねぇーとお前もぶっ殺すぞ!」
頭に血が昇りすぎてんのは分かるけどよ…
総二郎を殺すつもりだったんかよ?!
「いい加減にしろ!ドクターにも安静にしてろって言われただろ!
それにな殴るのも殴られんのもお前らの勝手だけど
やるなら他所へ行ってやってこい!
牧野は今、手術中なんだぞ!
それに牧野がなんで救急車を呼ばなかったのか
そんなもん考えなくてもお前らなら直ぐに分かんだろーが!
その牧野の意志を無視してやるんなら
俺も類も止めねぇーから他所でやってこい!バカヤローが!」
息継ぎするのも忘れて一気に畳み掛けた言葉
牧野が救急車を呼ばなかった理由
あいつは優しい女だから総二郎の元嫁に同情した?
そんな訳がない
総二郎に傷が付くのを恐れた?
確かにそうだろう
だけどそれが一番の理由じゃない
2年前
総二郎の愛人だなんて突拍子もない提案に乗り
全てを犠牲にして西門流を護ったのも
いや…この2年だけじない
10年だな…
10年もの長い時間
牧野が自分の全てを犠牲にしても守りたかった物
それは司だったんだと
今頃になって気がついた
あいつは司にとって唯一無二の親友である俺達を護る事で
司を護っていたんだ
もし司が記憶を無くしていなかったから?
もし司が記憶を無くしていても早い段階でそれを取り戻していたら?
社会人になりそれぞれが忙しい日々を送っていたとしても
時には四人で集まりバカ話しをしながら酒を酌み交わしていただろう
そして親友のピンチには全員で立ち向かっていただろう
だが現実には司は記憶を取り戻さず
NYへ渡ったっきり最低最悪の鬼畜野郎に成り下がり
俺達との絆も途絶えかけていた
それを繋いでくれていたのが牧野だった
牧野を間に挟む事によって俺達は繋がっていられた
その牧野の気持ちを無視してやるんなら
他所でやってこい!
そう広くもない待合室で
一気に畳み掛けた俺
肩で息をしたまま総二郎を睨みつけている司
類に助け起こされた総二郎
それぞれが言葉を発しないまま
「とりあえず座れ!」
手近にあった椅子に腰を下ろし
下から司の腕を引っ張り強引に隣の椅子に座らせた
類と総二郎も並んで手近にあった椅子に腰を下ろした
重苦しい空気に支配される待合室
誰もが無言のまま手術が終わるのを待っていた

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