Family62
こんばんは。
遅くなりました…m(__)m
本日も『Family』です🎶
短くてごめんなさいm(__)m
それではどうぞ～✴
私信です
☆様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
そうなんです❗思いつきだけで司パパ○○大陸的なのに出演決定です❗(笑)
もし放送されたら私も永久保存しちゃうと思います❗💕
ア○○ィーチ○○ク様
こんばんは。🎶
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ワンちゃん達スクスクと成長しています❗😆💕✨
引き取り先はまだ決まっていませんが道明寺家のアイドル＆みんなのオモチャに
なってます❗(笑)
密着取材はつくしちゃん次第という事になったので
つくしちゃんがどんな答えを出すのか…
楽しみにしていただけると嬉しいです🎵😍🎵
朝、自分のデスクでメールのチェックをしているところに
ＮＹにいらっしゃると思っていたお義母様から呼び出しが掛かった
パパじゃなく直接、お義母様からの呼び出し
プライベートな用件ならお屋敷に呼び出されるはず
就業時間中にオフィスにって事は
仕事の話しだってこと…
あたし…何かやらかしたかしら？
それともパパに何かあった？
どちらにしろ呼ばれたら直ぐに出向かなきゃ！
部長に断りを入れて一度、一階まで下りて
重役専用のエレベーターでお義母様のオフィスへと向かう
お義母様のオフィスはパパのオフィスがある一階上のフロアーにあり
エレベーターから降りて一歩足を踏み入れたフロアーは
シーンと静まり返っていて人の気配がしなくていつ来ても緊張するからちょっと苦手
恐る恐る歩を進めるとオフィスの前に置かれたデスクに座っていた秘書さんが
あたしに気付きお義母様に取り次いでくれる
ドアの前で一度立ち止まり居ず舞いを整えてから
ドアをノックするとすぐに中からドアが開いた
ドアを開けてくれたのはパパの秘書の西田さん
西田さんも呼ばれてるって事は違っパパに何かあったの？
緊張の中、急に不安が募る
「お待たせして申し訳ありません。」
「いいえ、急に呼び出しのはわたくしの方だから構わなくてよ。
それよりおかけになって。」
入口付近で立ち止まったままのあたしに座るように促すと
お義母様も向かいのソファーに腰を下ろされ
西田さんはその背後に立っている
「あの…ご用件というのは？
司さんに何かあったのでしょうか？」
「あなた達夫婦はいつもお互いの事ばかりなのね。」
先に切り出したあたしにお義母様は少し微笑みながらそう仰られて
なんだかちょっとだけ気恥ずかしい
「いえ…あの…そういうわけでは…」
「まあ、あながち間違いでもありませんから
単刀直入に話します。
テレビ局から司に密着取材の依頼が来ました。
わたくしはいい機会だと思いそれにＯＫを出しました。
あなたの負担も増えると思いますが
財閥の為に司をしっかりとサポートしなさい。」
へっ？
あたし…今、お義母様の前ですっご～くポカンとした表情を晒してるって思う
密着取材？
パパに？
パパは絶対にＯＫしないでしょ？
「あ、あの…そのお話し司さんはＯＫしているのでしょうか？」
「まだ話していません。」
「お言葉ですが…司さんがＯＫするとは思えないのですが…」
「えぇ、分かっています。
だからこれは業務命令です。」
「ぎょ、業務命令ですか…？」
「えぇ、そうよ。
司は幾らわたくしが業務命令だと言っても
あなた達を世間の好奇な視線に晒すのを嫌がるはずです。
ですが財閥の次期後継者として道明寺ＨＤの代表として
司には社のイメージアップを図り
道明寺がいかに社会に貢献しているかを世間に知らしめる必要があります。
だからあなたを先にここに呼び出したのよ。
理解いただけたかしら？」
「はぁ…はい…」
拒否権は無いってことは理解出来ました…
「それじゃあ、以上よ。
後の詳しい事は西田から説明を聞いてちょうだい。」
「分かりました。」
分かりました…
そう言ってお義母様のオフィスから出て来たけど…
ほんとに大丈夫なの？
あたしにはいくら業務命令だからってパパがＯＫするとは到底思えないし
あたしの意見を聞いてくれるとも思えないんだけど…
って…
きっとすんなりとＯＫしないだろうパパを説得するのがあたしの役割なのだろう…
どっちにしても気が重いんだけど
きっとパパはあたしが少しでも嫌がったら
いくらお義母様からの業務命令だとしてもＯＫはしないだろうから
結局、最終的な判断はあたし！？
ハァ～
ため息が出ちゃう…
「つくし様、大丈夫でございますか？」
「あっ、すみません！
大丈夫…だと思います。」
お義母様のオフィスを出て同じ階にある会議室で
西田さんから取材についての詳細を説明してもらっている最中なのに
頭の中はパパの事で一杯
「戸惑われるお気持ちは分かりますが、
司様はつくし様の嫌がることは絶対になさらないと思いますし、
プライベートに過度に立ち入らないよう
局側には最大限の配慮も求めますのでご安心下さい。」
「分かりました。
あたしは大丈夫ですから、西田さんにはまたご迷惑をお掛けする事になると思いますが
彼の事、よろしくお願いします。」
「心得ております。
それではわたくしは支社長にご報告してまいりますので。
失礼いたします。」
西田さんが出て行ってしまった会議室
窓は全面ガラス張りで眼下には東京の街並みが広がっている
楕円形の大きなデスクが置かれた広い会議室に一人
西田さんに手渡されたファイルに書かれた文字を目で追う
密着のメインはパパ
これだけでパパは拒否じゃない？
パパのあの外見からアイドルか何かと間違えてない？って
言いたくなるような取材依頼は今までも沢山あった
ファッション誌に女性誌
果てはヘアカタログに結婚情報誌まで
その度にパパは拒否していて
取材を受けるのはメジャーな経済誌のみで
それも写真はワンカットのみって条件ばかりだったのに
テレビカメラに四六時中付きまとわれてなんて
機嫌が悪くなって
イメージアップどころかイメージダウンになるんじゃない？
パパのオンとオフのギャプ？
どんな人でもオンオフはあるでしょ？
そんな物見て楽しいの？
仕事して子育てして
忙しいと機嫌が悪くなって
双子ちゃん達と一緒にいる時はデレデレになって
お兄ちゃん達とのゲームに本気になって
無駄遣いしてあたしとケンカになって
お休みの日には家族で出かけて
夜遅くに帰ると出迎えるのがチビちゃん達だけで
シャワーを浴びてチビちゃん達を相手にナイトキャップがわりに
少しだけブランデーを飲み
あたしを抱き枕にして眠るだけ
そして朝が来て
また一日が始まる
そんな毎日を見たい？
応援ありがとうございます。
遅くなりました…m(__)m
本日も『Family』です🎶
短くてごめんなさいm(__)m
それではどうぞ～✴
私信です
☆様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
そうなんです❗思いつきだけで司パパ○○大陸的なのに出演決定です❗(笑)
もし放送されたら私も永久保存しちゃうと思います❗💕
ア○○ィーチ○○ク様
こんばんは。🎶
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ワンちゃん達スクスクと成長しています❗😆💕✨
引き取り先はまだ決まっていませんが道明寺家のアイドル＆みんなのオモチャに
なってます❗(笑)
密着取材はつくしちゃん次第という事になったので
つくしちゃんがどんな答えを出すのか…
楽しみにしていただけると嬉しいです🎵😍🎵
朝、自分のデスクでメールのチェックをしているところに
ＮＹにいらっしゃると思っていたお義母様から呼び出しが掛かった
パパじゃなく直接、お義母様からの呼び出し
プライベートな用件ならお屋敷に呼び出されるはず
就業時間中にオフィスにって事は
仕事の話しだってこと…
あたし…何かやらかしたかしら？
それともパパに何かあった？
どちらにしろ呼ばれたら直ぐに出向かなきゃ！
部長に断りを入れて一度、一階まで下りて
重役専用のエレベーターでお義母様のオフィスへと向かう
お義母様のオフィスはパパのオフィスがある一階上のフロアーにあり
エレベーターから降りて一歩足を踏み入れたフロアーは
シーンと静まり返っていて人の気配がしなくていつ来ても緊張するからちょっと苦手
恐る恐る歩を進めるとオフィスの前に置かれたデスクに座っていた秘書さんが
あたしに気付きお義母様に取り次いでくれる
ドアの前で一度立ち止まり居ず舞いを整えてから
ドアをノックするとすぐに中からドアが開いた
ドアを開けてくれたのはパパの秘書の西田さん
西田さんも呼ばれてるって事は違っパパに何かあったの？
緊張の中、急に不安が募る
「お待たせして申し訳ありません。」
「いいえ、急に呼び出しのはわたくしの方だから構わなくてよ。
それよりおかけになって。」
入口付近で立ち止まったままのあたしに座るように促すと
お義母様も向かいのソファーに腰を下ろされ
西田さんはその背後に立っている
「あの…ご用件というのは？
司さんに何かあったのでしょうか？」
「あなた達夫婦はいつもお互いの事ばかりなのね。」
先に切り出したあたしにお義母様は少し微笑みながらそう仰られて
なんだかちょっとだけ気恥ずかしい
「いえ…あの…そういうわけでは…」
「まあ、あながち間違いでもありませんから
単刀直入に話します。
テレビ局から司に密着取材の依頼が来ました。
わたくしはいい機会だと思いそれにＯＫを出しました。
あなたの負担も増えると思いますが
財閥の為に司をしっかりとサポートしなさい。」
へっ？
あたし…今、お義母様の前ですっご～くポカンとした表情を晒してるって思う
密着取材？
パパに？
パパは絶対にＯＫしないでしょ？
「あ、あの…そのお話し司さんはＯＫしているのでしょうか？」
「まだ話していません。」
「お言葉ですが…司さんがＯＫするとは思えないのですが…」
「えぇ、分かっています。
だからこれは業務命令です。」
「ぎょ、業務命令ですか…？」
「えぇ、そうよ。
司は幾らわたくしが業務命令だと言っても
あなた達を世間の好奇な視線に晒すのを嫌がるはずです。
ですが財閥の次期後継者として道明寺ＨＤの代表として
司には社のイメージアップを図り
道明寺がいかに社会に貢献しているかを世間に知らしめる必要があります。
だからあなたを先にここに呼び出したのよ。
理解いただけたかしら？」
「はぁ…はい…」
拒否権は無いってことは理解出来ました…
「それじゃあ、以上よ。
後の詳しい事は西田から説明を聞いてちょうだい。」
「分かりました。」
分かりました…
そう言ってお義母様のオフィスから出て来たけど…
ほんとに大丈夫なの？
あたしにはいくら業務命令だからってパパがＯＫするとは到底思えないし
あたしの意見を聞いてくれるとも思えないんだけど…
って…
きっとすんなりとＯＫしないだろうパパを説得するのがあたしの役割なのだろう…
どっちにしても気が重いんだけど
きっとパパはあたしが少しでも嫌がったら
いくらお義母様からの業務命令だとしてもＯＫはしないだろうから
結局、最終的な判断はあたし！？
ハァ～
ため息が出ちゃう…
「つくし様、大丈夫でございますか？」
「あっ、すみません！
大丈夫…だと思います。」
お義母様のオフィスを出て同じ階にある会議室で
西田さんから取材についての詳細を説明してもらっている最中なのに
頭の中はパパの事で一杯
「戸惑われるお気持ちは分かりますが、
司様はつくし様の嫌がることは絶対になさらないと思いますし、
プライベートに過度に立ち入らないよう
局側には最大限の配慮も求めますのでご安心下さい。」
「分かりました。
あたしは大丈夫ですから、西田さんにはまたご迷惑をお掛けする事になると思いますが
彼の事、よろしくお願いします。」
「心得ております。
それではわたくしは支社長にご報告してまいりますので。
失礼いたします。」
西田さんが出て行ってしまった会議室
窓は全面ガラス張りで眼下には東京の街並みが広がっている
楕円形の大きなデスクが置かれた広い会議室に一人
西田さんに手渡されたファイルに書かれた文字を目で追う
密着のメインはパパ
これだけでパパは拒否じゃない？
パパのあの外見からアイドルか何かと間違えてない？って
言いたくなるような取材依頼は今までも沢山あった
ファッション誌に女性誌
果てはヘアカタログに結婚情報誌まで
その度にパパは拒否していて
取材を受けるのはメジャーな経済誌のみで
それも写真はワンカットのみって条件ばかりだったのに
テレビカメラに四六時中付きまとわれてなんて
機嫌が悪くなって
イメージアップどころかイメージダウンになるんじゃない？
パパのオンとオフのギャプ？
どんな人でもオンオフはあるでしょ？
そんな物見て楽しいの？
仕事して子育てして
忙しいと機嫌が悪くなって
双子ちゃん達と一緒にいる時はデレデレになって
お兄ちゃん達とのゲームに本気になって
無駄遣いしてあたしとケンカになって
お休みの日には家族で出かけて
夜遅くに帰ると出迎えるのがチビちゃん達だけで
シャワーを浴びてチビちゃん達を相手にナイトキャップがわりに
少しだけブランデーを飲み
あたしを抱き枕にして眠るだけ
そして朝が来て
また一日が始まる
そんな毎日を見たい？
応援ありがとうございます。
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