恋カモ?(続・ジョージ) 8
こんにちは。🎵
ペンギン部屋です。🎶
それではどうぞ~✴
昨日の今日
正確には夕べの今夜で‥
悪魔君が猛獣妻のためにカフェを貸切にしてしまった
なんとな~く予想は付いてたけど
俺を巻き込むなよな!!
カフェを貸切にしてしまった類
間違っても牧野と類を二人っきりにするわけにはいかねぇーから
類の冷たい視線にも負けず野暮な男を演じている
今さらこの二人がどうこうなるなんて思ってねぇーけど
自分の女房は世界一の女で
男なら誰もが心を奪われてしまうと
思い込んでいる猛獣がいる
その猛獣が今の類と牧野を見たらどう思うか‥
なんて答えは簡単だ!
類と俺は確実に殺されるな‥
それにしても久々の感覚だ‥
類と牧野のツーショットなんて
司の記憶が戻るまでは嫌ってくらい目にしていて
二人が作り出す独特の空気に戸惑う事なんてなかったのに
司が心配するのも分かる
類の前で安心しきっているのだろうけど
とにかく無防備な牧野と
普段は親友の俺達にだって滅多に見せない笑顔を
牧野には惜しみなく向けている類
だけどこの二人って基本は天然なんだよな‥
こいつらの会話聞いてたら頭痛ぇ~
「ねぇねぇ花沢類?
この子達に名前は付いてるの?」
どうしてアヒルに名前が付いてると思うんだよ?!
「うん、付いてるよ。
牧野って名前なんだ。」
だからどうしてアヒルが牧野なんだよ?!
いい加減、納得できる答えを教えてくれねぇーか?類君?!
「素敵ぃ~♪私と同じ名前なの?このアヒルちゃん達!」
本気でそう思ってんのか?
アヒルだぞ!
おもちゃのアヒルに自分の名前を付けられてるんだぞ!
普通は怒んねぇーか?!
「牧野も気に入ってくれると思ってたよ。
ありがとう。」
そう言ってニッコリと微笑んだ類
オイ!牧野!
類に微笑まれて真っ赤になってんじゃねぇーよ!!
お前は人妻なんだぞ!!
自覚あんのか?
頼むから猛獣の存在を忘れないでくれ!
独特の二人の空気に疎外感を感じつつも
野暮な男を演じ続ける俺の夜が更けてゆく‥
二人に付き合いつつもかな~り暇な俺
噴水では相変わらずアヒルと共に回遊を続ける鴨達
犬は牧野の足元で夢の中
ワインを開け順調に酔っ払いへの道を突き進む牧野と
その牧野に寄り添う類‥
そして何故か・・・
さっきからず~っと
俺を見ているヤギ‥
すんげぇ視線を感じるぞ!!
ビシバシ感じるぞ!!
怖くてそっち見れねぇーけど‥
怖いもの見たさで見てみたい気持ちも無きにしも非ず
あ~あ~すんげぇ気になる!
そーっと視線だけを横にズラして視界の端にヤギを捕らえる
見てるぞ!
こっち見てるぞ!
すんげぇ見てるぞ!ヤギ!!
見なかったことにしよう!
気付いてない事にしておこう!
おい!なんかちょっとづつ近付いてきてねぇーか?
なんなんだよ!?
なんの用だよ?!
俺はお前に用なんてねぇーんだよ!
こっち来んなよな~!
「オイ!牧野!ヤギをどっかやってくれよ!」
「ん?メリーさんがどうかしたの?」
「ど、どうもしねぇーけどよ‥なんかさっきからずーっと俺を見てるんだよ!」
「見るぐらいいいじゃない!
きっと美作さんが素敵だから見惚れてるんだと思うよ!
よっ!ニクイね!色男!」
誰だよ‥お前‥?
「よくねぇーよ!
うっとしーんだよ!」
「何をそんなに怒ってんの?
今、怒るとこあった?」
今だけじゃねぇーんだよ!
俺は夕べからずーっと怒ってんだよ!!
「あきら?そんなにイライラばっかりしてると禿げるよ。」
「えっ!美作さんって禿げてるの?!」
まだ禿げてねぇーよ!
喰い付いてくんじゃねぇ!!
「禿げてねぇーよ!
類!余計な事言うな!!」
「美作さん、大丈夫だよ!まだ全然禿げてるように見えないし、
今はいいカツラもあるみたいだし!それに私は気にしないから!
この先、美作さんがツルっぱげちゃっても友達で居るから安心して!」
慰めてんのか?俺を?
大丈夫だよって‥俺は元々大丈夫なんだよ!
禿げてねぇーしカツラも必要ねぇーんだよ!
ツルっぱげちゃってもって‥
ツルっぱげちゃってもって‥
それ以上言ったら泣くぞ俺‥!
笑うな!類!!

応援ありがとうございます。
ペンギン部屋です。🎶
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昨日の今日
正確には夕べの今夜で‥
悪魔君が猛獣妻のためにカフェを貸切にしてしまった
なんとな~く予想は付いてたけど
俺を巻き込むなよな!!
カフェを貸切にしてしまった類
間違っても牧野と類を二人っきりにするわけにはいかねぇーから
類の冷たい視線にも負けず野暮な男を演じている
今さらこの二人がどうこうなるなんて思ってねぇーけど
自分の女房は世界一の女で
男なら誰もが心を奪われてしまうと
思い込んでいる猛獣がいる
その猛獣が今の類と牧野を見たらどう思うか‥
なんて答えは簡単だ!
類と俺は確実に殺されるな‥
それにしても久々の感覚だ‥
類と牧野のツーショットなんて
司の記憶が戻るまでは嫌ってくらい目にしていて
二人が作り出す独特の空気に戸惑う事なんてなかったのに
司が心配するのも分かる
類の前で安心しきっているのだろうけど
とにかく無防備な牧野と
普段は親友の俺達にだって滅多に見せない笑顔を
牧野には惜しみなく向けている類
だけどこの二人って基本は天然なんだよな‥
こいつらの会話聞いてたら頭痛ぇ~
「ねぇねぇ花沢類?
この子達に名前は付いてるの?」
どうしてアヒルに名前が付いてると思うんだよ?!
「うん、付いてるよ。
牧野って名前なんだ。」
だからどうしてアヒルが牧野なんだよ?!
いい加減、納得できる答えを教えてくれねぇーか?類君?!
「素敵ぃ~♪私と同じ名前なの?このアヒルちゃん達!」
本気でそう思ってんのか?
アヒルだぞ!
おもちゃのアヒルに自分の名前を付けられてるんだぞ!
普通は怒んねぇーか?!
「牧野も気に入ってくれると思ってたよ。
ありがとう。」
そう言ってニッコリと微笑んだ類
オイ!牧野!
類に微笑まれて真っ赤になってんじゃねぇーよ!!
お前は人妻なんだぞ!!
自覚あんのか?
頼むから猛獣の存在を忘れないでくれ!
独特の二人の空気に疎外感を感じつつも
野暮な男を演じ続ける俺の夜が更けてゆく‥
二人に付き合いつつもかな~り暇な俺
噴水では相変わらずアヒルと共に回遊を続ける鴨達
犬は牧野の足元で夢の中
ワインを開け順調に酔っ払いへの道を突き進む牧野と
その牧野に寄り添う類‥
そして何故か・・・
さっきからず~っと
俺を見ているヤギ‥
すんげぇ視線を感じるぞ!!
ビシバシ感じるぞ!!
怖くてそっち見れねぇーけど‥
怖いもの見たさで見てみたい気持ちも無きにしも非ず
あ~あ~すんげぇ気になる!
そーっと視線だけを横にズラして視界の端にヤギを捕らえる
見てるぞ!
こっち見てるぞ!
すんげぇ見てるぞ!ヤギ!!
見なかったことにしよう!
気付いてない事にしておこう!
おい!なんかちょっとづつ近付いてきてねぇーか?
なんなんだよ!?
なんの用だよ?!
俺はお前に用なんてねぇーんだよ!
こっち来んなよな~!
「オイ!牧野!ヤギをどっかやってくれよ!」
「ん?メリーさんがどうかしたの?」
「ど、どうもしねぇーけどよ‥なんかさっきからずーっと俺を見てるんだよ!」
「見るぐらいいいじゃない!
きっと美作さんが素敵だから見惚れてるんだと思うよ!
よっ!ニクイね!色男!」
誰だよ‥お前‥?
「よくねぇーよ!
うっとしーんだよ!」
「何をそんなに怒ってんの?
今、怒るとこあった?」
今だけじゃねぇーんだよ!
俺は夕べからずーっと怒ってんだよ!!
「あきら?そんなにイライラばっかりしてると禿げるよ。」
「えっ!美作さんって禿げてるの?!」
まだ禿げてねぇーよ!
喰い付いてくんじゃねぇ!!
「禿げてねぇーよ!
類!余計な事言うな!!」
「美作さん、大丈夫だよ!まだ全然禿げてるように見えないし、
今はいいカツラもあるみたいだし!それに私は気にしないから!
この先、美作さんがツルっぱげちゃっても友達で居るから安心して!」
慰めてんのか?俺を?
大丈夫だよって‥俺は元々大丈夫なんだよ!
禿げてねぇーしカツラも必要ねぇーんだよ!
ツルっぱげちゃってもって‥
ツルっぱげちゃってもって‥
それ以上言ったら泣くぞ俺‥!
笑うな!類!!

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