Family 100
本日も『Family』です。🎶
記念?すべき100話目です♥
確か‥連載を始めた当初は長くはならないとか
5~6話ぐらいで終わるとか‥
なんか色々と嘘を吐いていたような‥σ( ̄∇ ̄;)
いつの間にか話数を重ね
いつの間にかどんどんとお話しが転がり始め
いつの間にか沢山の方に"Family大好きです♥"と言っていただけるようになり
感謝・感謝です🎵ありがとうございます。(#^.^#)
私自身もこのお話しのつかつくが大好きなのでまだしばらく続くと思います。
これかもお付き合いよろしくお願いします。💕
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは。♥
コメントありがとうございます。😆
司パパは賭けだったようで二人で決めた事ではなかったのが
唯一の後悔のようですが決して悪いとかは思っていないと思います❗😆💕✨(笑)
「とにかくお前がちゃんと考えてんだったら俺達は何も言わない。
その代わり俺の仕事を手伝え!」
「仕事?俺が?」
「そうだ!」
「そ、そんなの無理じゃないの?
俺はまだ高校生だよ?!」
「そんな事言われなくても分かってんだよ!
高校生だから何だ?お前は俺の息子だろ?
だったらウダウダ考えてねぇーでやってみろ!
それともお前は自信ねぇーのか?!」
父さんに呼び出されて出向いたオフィス
仕事モードの時の父さんは家にいる時と違って
威圧感満載で近寄り難い
オフィスに入ってきた俺を見るなり
眉根を寄せた父さん
口調はいつもの感じなんだけど
やっぱ身に纏っている空気というか
オーラみたいな物はいつもと違っていて
少し緊張していた俺を機嫌が悪いと勘違いした父さん
確かに朝飯食ってる時に母さんから投げ掛けられた言葉に
咄嗟に返した言葉には怒りが含まれてはいたけれど
怒りよりも恥ずかしさの方が勝っていて
それ以上、母さんとそんな話をしたくなくて
席を立っただけ
それによくよく考えみると
四人も子供がいるくせに未だに父さんにキスされただけで
真っ赤になっている母さんが思いつくような事じゃないから
とすれば
父さんが余計な事を吹き込んだ
って事ぐらい想像に容易い
だから父さんに対して多少の怒りは抱いていたけれど
オフィスに呼び出された俺が抱いていたのは
緊張感であってほんの少しだけ抱いていた怒りは
父さんの前に立った時には消えていたのに
勘違いした父さんの問いかけに俺の口をついて出たのは抗議の言葉だった
一緒にNYに行きたい
のは本心
プロポーズして
今はまだ
って断られたのも事実
思い通りにならない望に
少し苛ついている
一人でNYに行きたくない
でも行くと決めたのは俺
なんとなく八方塞がりで父さんと母さんみたいに子供が出来れば
なんて事も浮かんではみたけれど
その考えはなんだか卑怯なような気がして止めた
強制されたわけではないけれど
将来、道明寺で
父さんの元で働きたいと思っているのは本心
将来の希望
道明寺家に生まれた者としての責任感だけじゃなく
ただ純粋に父さんみたいな男になりたいと思っている
そしてそれと同じくらい望と二人で
父さんと母さんみたいな家族になりたいと思っている
って‥
ここまで考えて
俺ってマザコンじゃなくて
実はファザコンなんじゃないかって思ったりもするけれど
俺にとってカッコいい大人の男ってのが父さんで
幼い頃から密かに憧れている
こんなこと面と向かって言ったら
きっと父さんは表情1つ変えず
“当たりめぇーだ!俺に憧れなくて他の誰に憧れるっつーんだよ!”
なんて返してくるだけだろうから言わないけどね
突然、仕事を手伝え!なんて言い出した父さん
周囲からは父さんにそっくりだと言われている俺
確かに外見だけを見れば顔も身長も体格も
父さんにそっくりだけれど中身は微妙に母さんの慎重で意地っ張りな性格が見え隠れしている
その事が分かっている父さんは
時折、こうして俺に発破をかけてくる
自信ねぇーのか?
なんて言われると母さん譲りの負けず嫌いが発動して
最終的には父さんの術中に嵌まっている

応援ありがとうございます。