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Family 119

こんにちは。🎵

本日も『Family』です。🎶
健&望ちゃん💕

それではどうぞ~✴

今日は本当に暑いですね‥😅
いきなりの真夏?に早くもヤられております‥
まだ身体が暑さになれていないので皆さんも気をつけて
良い週末をお過ごし下さいませ。(#^.^#)


私信です
☆様
こんにちは。♥
コメントありがとうございます。😆
双子ちゃんにとってはお馴染みの光景ですよねぇ~✴
双子ちゃんの少々荒っぽい愛情表現はパパ譲りだと思います❗😆💕✨
暑かったですねぇ~☀早くも夏ですねぇ‥😅
☆様も気をつけてくださいね🎵良い週末を‥💕


ア○○ィ○○ョーク様
こんにちは。🎵
コメントありがとうございます。😆
NYに全員集合です💕
双子ちゃん達も望ちゃんを気に入ったようで
健君にとってはライバルになるかも?(笑)
いよいよ健君と望ちゃんの未来が動きだしそうです。♥






「母さん!」

「もぅ!リビングに居るわよ!」


やっと聞き出せた望の居場所

部屋を飛び出しリビングへと猛ダッシュ


勢いよくドアを開けるとソファーに座っていた望が
驚いたように立ち上がりこちらを見た


望の姿を見た途端‥


目が合った瞬間‥


足は止まらなくて


彼女の元へと一直線に進むと
抱き寄せキスしていた


数日ぶりの望に一気に体温が上がるのが分かる


腕の中の望が抵抗してもがいているけれど関係ねぇ!

離すつもりはないとの意思表示も込めて
何度も角度を変えながら食らい尽くすようなキスを繰り返していた


少しずつ彼女の身体から力が抜けていき
望の手は俺のシャツの袖口を軽く掴んでいるだけだったから油断した‥


本格的にスイッチが入ってしまった俺の鳩尾に
ドスンと重い衝撃が‥


グエッ!と喉の奥で空気が小爆発を起こし
身体が離れた所をすかさず突き飛ばされた


「な、なにしてくれてんのよ!?」

「キスしてるだけだろ!?殴らなくてもいいだろ?!痛ぇ!」


「ふ、双子ちゃん達の前で限度って物があるでしょ!バカ!」

双子?

言われて気がついた‥

居たのかよ?!


「こいつらなら気にすんな!」

「き、気になるわよ!バカ!」

顔を真っ赤にして本気で怒ってるのが分かるけど
そんな怒ってる顔さえも可愛いと思ってしまう俺

「バカバカ言うなって‥会いたかったんだよ‥
ごめん‥俺、望のことすっげぇ好き」

怒ってる望の額に額をくっつけながらそう言うと
望の身体から力が抜けて怒りが消えてゆく

「もぅ‥バカなんだから‥」


「行くぞ!」


「えっ?!ちょ、ちょっと!
何処に行くの?!」


「とりあえず二人っきりになれるとこ!」


「ダ、ダメだって!
私、まだ健君のお父さんにご挨拶もしてない!」


「気にすんな!
挨拶なら後で俺がしといてやる!」


「そ、そんなのダメだって!」


屋敷を連れ出してどこか二人っきりで
ゆっくりと過ごせる所は?と考えながら
望の手を引っ張りエントランスまで来たけれど
肝心の望が抵抗してくる

このまま屋敷に居たら今夜はパーティーだし
俺は全く気にしないけれど一つ屋根の下に
俺の両親だけでなくじいちゃんもばあちゃんも居る状況だと
望が落ち着かないだろうし
何よりせっかくのNYなんだから
色んなとこに連れて行ってやりたいけど
望を気に入っている母さんが絶対に邪魔してくるだろうし
それに今夜は椿ちゃんもLAから来るとか言ってたから
そうなったら道明寺家が全員集合じゃん!?


絶対に母さんと椿ちゃんが邪魔してくる!


母さんだけならなんとかなっても
椿ちゃんは無理!

なんてったって道明寺家最強だから!

父さん以上に人の話を聞いてないから!

そうなったら望と二人っきりでのんびりとなんて絶対に無理だから
一刻も早く逃げるが勝ちだ!


“行くぞ!”


“ダメだって!”


エントランスで揉める俺達


そんな俺達にストップを掛けたのは
開け放たれいたドアの向こう

スーっと車寄せに停まった一台のリムジンから降りてきた人物だった



目の前にリムジンが停まった事に気付き
視線をそちらに向けると執事の相原さんが開けたドアから降りてきたのは‥


ばあちゃんで‥


続いて‥


ゲッ!じいちゃんまで‥


数年前に体調を崩し持ち直して今はめっちゃ元気なクセに
“俺は少しのんびりする!”と宣言して以降
会長なんて名ばかりの役職に付き
ほとんどNYから出ないじいちゃん

ばあちゃんとは年に数回顔を会わせる機会はあるけれど
ずっとNYのじいちゃんとは最近は年に一度顔を会わせるかどうかだったのに

その年に一度あるかないが今日

この瞬間って‥

出来れば今じゃない方が良かった

なんて思っていると俺と望の姿を見つけた二人が
揃ってこちらへとやってきて一時休戦

体制を立て直しながら頭の中で作戦を立て直す

「やぁ、健、久しぶりだね」

「だね、じいちゃん。
元気そうでなにより。
ばあちゃんも」

「ありがとう、ところでそちらの可愛いお嬢さんは?
じいじとばあばには紹介してくれないのかい?」

「ん?俺の婚約者の望」

「ちょ、ちょっと!健君!」

望の肩を抱き寄せて婚約者と紹介されて隣で慌てているけど関係ねぇ!


「は、初めまして、奥寺望です。
あ、あの健君のお母さんに連れて来ていただきました。
お邪魔しています」


肩を抱く俺の脇腹に肘打ちを一発入れ
慌ててじいちゃんとばあちゃんに挨拶している望


「初めまして、健のじいちゃんとばあちゃんです。
よろしくね、望ちゃん」

「こ、こちらこそよろしくお願いします」


「ねぇ、俺達出かけるんだけど。
行っていい?」

「いいけど、パーティーには出ないのかい?」

「別に俺が居なくても問題ないでしょ?」

「う~ん、それは司に聞いてみないと分からないけど
ちょっと話がしたいから二人で僕の書斎に来てくれないかな?
それぐらいの時間はいいだろ?」


口調は軽い感じなんだけどじいちゃんには逆らえないから黙って頷く

「それじゃあ、僕は着替えてくるから楓さんと先に書斎に行っててくれるかな?」

「分かった」

じいちゃんの言葉に従いばあちゃんに続いてじいちゃんの書斎に入る

望はずっと緊張したままで繋ぐ手に力が入っている







応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

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