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Family 126

こんばんは。(#^.^#)
本日も『Family』です。🎶
なかなか進まなくてごめんなさいm(__)m
それではどうぞ~✴

本日の更新情報です。
本日は
『Family 126』
『月夜に‥ 25,26』
『Fly High 25,26』
の3本立てです。♥


私信です
☆様
こんばんは。🎵
コメントありがとうございます。😆
スケールが大きすぎてわけ分からないです‥😅
我が家でも常備しております❗\(^-^)/
美味しいですよねぇ♥
お引越し‥どちらもまだまだ迷走中です。🎶

ア○○ィ○○ョーク様
こんばんは。🎵
コメントありがとうございます。😆
なんとか奥寺家との話し合いもすみ
健君と望ちゃんの将来のお話しも前進しました。
が、司パパはご立腹でそんなパパを見て双子ちゃんがご立腹です❗😆💕✨
つくしちゃんと望ちゃんの間には嫁姑問題は起こらないと思うので
道明寺家は益々安泰です❗\(^-^)/





「ママ!パパ、チッってしたでしゅ!」



「したね」


「パパ、メッ!でしゅよ!」


「だね」


「パパ、おちおきでしゅ!」


「パパにお仕置きするの?」


パパがシャワーを浴びに行ってしまった後のリビングで
あたしにパパが悪いと訴えてくる菫と桜


本人達は本気で怒っているみたいなんだけど
プリプリおしりで舌足らずな口調が可愛くて
思わず二人まとめてギュ~ッてしたくなる


「ママ!パパ、おちおきするでしゅ!」


「ヘッ?お仕置き?
ほんとにするの?」


「あい!しますでしゅ!」


ヤル気満々の二人


「どうやってお仕置きするの?」


「こえでしゅ!」


そう言って菫がリビングの端に置かれている
おもちゃ箱から持ってきたのは大きな水鉄砲


健と翼がまだ小さかった頃にプール遊びで使っていた水鉄砲を
それぞれ一つずつ手に持ち水を入れてくれとねだっている


「パパにお水かけるの?」


「あい!かけましゅでしゅ!」


「かけるでしゅ!」

二人ともすっごく悪~い顔してるわよ‥


いいけどね‥

パパは今、バスルームだし

この気温ならお水を掛けられたって
風邪なんてひかないとはおもうけど

「いいけど、お部屋の中ではダメよ。
お風呂の中だけにしてね?
お約束できる?」


「「あい!できるでしゅ!」」


満面の笑みでシンクロした二人


きっともうお仕置きなんて忘れてて
パパにお水を掛けてイタズラしちゃおうって感じの二人の希望通り
水鉄砲にお水を入れてあげると
二人で顔を見合わせ合図を取って
パパがいるバスルームに突撃して行った


バスルームに続くドアが開いたままだったから
双子ちゃんの歓声とパパの驚いた声が響いてくる


暫くバスルームの方から双子ちゃんの歓声と
反撃しているようなパパの声がしていたけれど

やがて"にげろ~"って声と共に双子ちゃんがバスルームから飛び出してきて
その後を追いかけてびちゃびちゃで全裸のパパがリビングへと入ってきた


でね‥


リビングでびちゃびちゃ全裸のパパからキャッキャ言いながら逃げ回る双子ちゃん


バスルームだけだって言ったわよね?


一頻りびちゃびちゃ全裸と水鉄砲で追いかけっこした後
あっさりとパパに捕まってしまった双子ちゃん


パパが双子ちゃんを両脇に抱え再びバスルームに入ってしまった後のリビングは
あっちこっち水浸し


ハァ~


もぅ!



ため息と共にタオルを手に立ち上がり
パパと双子ちゃんの後始末


「ウワァ!冷てぇ!」

声に振り返ると翼がまだ濡れていた床を踏んでしまったみたいで
立ったまま自分の足裏を確認していた

「ごめん、ごめん!
まだそこ濡れてた?」


「もぅ!母さん!最悪!
何溢したのさ?!」


「ママじゃないわよ!
パパと菫と桜が追いかけっこしたの!」


「なんでもいいけどさ~
早くここも拭いてよ!」


もぅ!わがままなんだから!


やっと起きてきた翼はまだパジャマ姿で
頭なんて寝癖で爆発しちゃってる


「分かったから、あんたはさっさと着替えて来なさいよ!」


「ん、その前に喉渇いたからお水ちょうだい!」


「自分で出しなさい!」


「え~ムリ~!」


なんなの?


このわがままモードが全開の翼は?


足元にいたチビを抱き上げると
そのままダイニングテーブルの椅子に腰を下ろした翼は
自分で動くつもりはないみたいで
チビをダイニングテーブルの上に上げると
チビの背中を枕にしてそこで寝始めてしまった

「翼!チビをテーブルの上に上げないで!」


「ん」

返事だけで動こうとしない翼

床を拭いていた手を一時中断して
冷蔵庫からお水を取り出し翼の前に置き
あたしも翼の前に座った


「はい、お水!
とりあえずチビを下ろしなさい」


「ん、ありがと」

ゆっくりと顔を上げた翼はチビを下ろして
グラスに入っていた水を一息で半分ほど飲み干した


「で、どうしたの?」


「別に」


「そっ、ならいいけど
何かあるんだったらちゃんと言ってね」


「ん、でも母さんじゃムリだから‥」


「だったらパパでもいいし
他の誰でもいいからちゃんと話てね」


「分かった、ねぇ、母さん?」


「なに?」


「お腹すいた」


もぅ!何を悩んでるのか知らないけど
一瞬、話してくれるのかと期待しちゃったじゃない!


「準備するからその間に着替えて来なさい!」


「ん、分かった」


部屋へと戻る翼の後ろ姿に小さくため息

何を悩んでるのかしら?


それはまた別の機会に‥






応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

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