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二度目の恋の話をしよう10

こんにちは。

本日の二度目です。🎶

司君絶賛暴走中~です❗
が!つくしちゃんも反撃開始?♥



それではどうぞ~✴




私信です。
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。
手に入れてないですよねぇ~(笑)
でも司君は手に入れたつもりで益々暴走中で~す🍒










ったく!一筋縄じゃいかねぇー女だ!!

夕べの今朝で俺様が電話掛けてやってるのに

忙しいから朝から用も無いのに掛けてくるなと一方的に切りやがるし


ランチに誘っても急に言われても忙しいと断られ


夜、仕事が終わった後、デートでもしようぜと誘うと


何時に終わるか分からないからと断りやがった!


俺様が忙しいスケジュールを調整して時間を作ってやってんだぞ!


電話したって5回に1 回出ればいいところだし・・


マジでムカつく女だ!


午後10時、彼女の部屋の前で


まだ帰ってこない彼女を待ちながら


廊下の縁に腕を掛けほんやりと下の道を眺めている俺


自分でも自分の変化に驚いている


昨日、街中で彼女を見つけたから頭ん中は彼女一色で


寝ても醒めても考えているのは彼女の事


目が覚めてすぐ今、彼女が何をしているのか知りたくて電話してみたり

仕事の 合間でもほんの少しの時間が出来ると

無意識の内に彼女の携帯に電話を掛けてみたり


冷たくあしらわれても彼女の声が聞けただけで顔がニヤケたり


昨日までとは全く違う世界が俺の目の前に広がっている


そんな自分の変化にかなり驚いている


部屋の前で待つこと30分


夜道にハイヒールの音が響き


やっと彼女が帰ってきた


エレベーターが到着する音がして


彼女が廊下に姿を現したけど・・


部屋の前に立つ俺の姿を見つけた途端


ギョッとして立ち止まってしまった


そんな驚く事ねぇーだろ?!


「よお!」


「・・よ、よお・・?」


一歩踏み出した俺に一歩後退りする彼女


すんげぇ目が泳いでやがる!!


「オイ!早く開けろよ!」


「・・あ、あの何かご用です・・か・・?」


「用がなきゃ来ちゃダメなのかよ?!
 と にかくこんな所にずーっと突っ立ってて足がダルいんだよ!
 さっさと中へ入れろ!!」


「・・・えっ!?は、入るの?」


「ああん?当たりめぇーだろーが!!」


彼女へと向かって行き彼女が手にしたままだった鍵を奪い取ると


自ら鍵を開け中へと入る


「あっ!ちょ、ちょっと!勝手に入んないで!」


慌てた彼女の声が追いかけてくるけど


そんな事知ったこちゃねぇ!!


夕べも入っ た部屋で上着を脱ぎ


適当に投げ置くとベッドに腰を下ろした



「もう!なんなのよ!
 ベッドに座んないでって言ったでしょ!」


「ごちゃごちゃうるせぇーんだよ!
 それより腹減った!なんか喰わせろ!」



「なっ!勝手な事ばっかり言ってんじゃないわよ!
 お腹が空いてるんだったら自分んちで食べなさいよ!」


「うるせぇーな!でっけぇ声出すんじゃねぇーよ!
 俺様がお前の手料理を喰ってやるって言ってんだから
 ごちゃごちゃ言ってねぇーでさっさ と作れ!」


そう言ってベッドへと寝転がった


「ちょ・・!?」


「少し寝るから出来たら起こせよ!」


横を向くとすぐに壁で体が納まりきれないような小さなベッドだけど


彼女の香りに包まれて目を閉じればすぐ意識が深い眠りの淵に吸い込まれてゆく




どれぐらい眠っていたのだろう・・・?


感覚としては30分程だと思ったけれど


久々にすっげ ぇ寝たようないい気分だった


だけど・・この女・・・


なんて起こし方すんだよ!?


ドスッと顔に何かが当たる感覚がして目を開けると


飛び込んできたのはクッション


この女・・寝ている俺様の顔にクッションを投げつけやがった!


顔からクッションをどけるとベッドの縁に仁王立ちで


俺を 見下ろしている彼女は


「ご飯出来たからさっさと起きて!」


それだけ言うとプイッっとそっぽを向いて


キッチンの方へと行ってしまった


俺も彼女の後を追うと


小さなダイニングテーブルの上に並べられている

食べ物らしき物・・


「オイ!これ喰いもんか?」


「失礼ね!立派な庶民の食べ物よ !
 それにそっちは私の分よ!あんたのはこっち!」



"あんたのはこっち!"と

目の前にドーンと置かれたのはなんか丸い物体と箸・・



「な、なんだこれ?」



「カップラーメンよ!
 今、お湯入れたばっかりだから3分待ってね!」



そう言って目の前に置かれたのは砂時計


唖然とする俺の前に座った 彼女は俺には目もくれず


庶民の食い物を美味そうに食べ始めた



「オ、オイ!俺様にこんなもん喰えって言ってんのか?!」



「こんなもんなんて言わないでくれる!?
 これも庶民の立派な食べ物なんだから!」



「そっち喰わせろ!」


彼女が何を喰ってんのか分かんねぇーけど


目の前のカップラーメンよりは美味そうだぞ・・



「ヤダ !これは私の夕食なの!」


「なんで俺様のメシはこんなんなんだよ!
 同じもんねぇーのかよ!?」


「無い!」


はっきりと"無い!"と言い切った彼女・・


「やっぱそっち喰わせろ!」


「ヤダ!あっ!ほら3分経ったわよ!
 いきなり人んちに来て夕食食べさせろって厚かましいのよ!
 インスタントでも食べさせてもらえるだけありがたいと思いなさい!」


この女・・インスタントラーメンなんて出したら俺様が怒って帰ると思ってんだな?!


甘いんだよ!


これぐらいの事でお前の事、諦めたりしねぇーからな!!


簡単に諦めたりしねぇーって事を彼女に分からせるために


生まれて初めてのカップラーメンに手をつけた


生まれて初めての味で


こんなもんのどこが美味いんだって思うけど


ラーメンを食べ始めた俺に彼女はちょっと驚いた 表情を浮かべただけで


「どう?なかなかいけるでしょ?」


なんて言ってやがる!


お前がそのつもりなら俺様にだって考えがあるんだよ!


お前の手料理喰うまで毎晩通ってやるからな!


明日も来るからな!


ちゃんと晩飯用意しとけよ!


と言い残し後にした彼女の部屋


覚悟しとけよ!











応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

Comments 4

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2018/05/05 (Sat) 12:37 | EDIT | REPLY |   

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2018/05/05 (Sat) 15:38 | EDIT | REPLY |   

kirakira  

悠○様

こんにちは。
コメントありがとうございます。

司君ぽかったですか?❤ムフフです🎶
暴走中の司君に反撃するつくしちゃんですが…
何処まで反撃出来るのか?
おバカな司君と併せてお楽しみくださいね。\(^-^)/

2018/05/06 (Sun) 11:03 | EDIT | REPLY |   

kirakira  

の○子様

こんにちは。
コメントありがとうございます。

コメントいただけると嬉しいのでどんどん書き込んじゃってくださいませ。(^-^)v
つくしちゃんの心情…気になりますよね!
私も気になります!😆
今後、この辺りのつくしちゃんの心境が出てくるので
楽しみにしていただけると嬉しいです🎵😍🎵

2018/05/06 (Sun) 11:15 | EDIT | REPLY |   

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