月夜に 37
こんばんは。🎵
お引越しです。🎶
それではどうぞ~✴
本日の更新情報です。
本日は
『Fighting!(仮) 2』
『FlyHigh 37』
『月夜に‥ 37』
の3本立てです。🎶
しばらしくしてドアが勢いよく開いたかと思ったら司が飛び込んできた
飛び出して行く奴と飛び込んでくる奴・・
今日はきっとこのドアにとっては厄日だな
少し現実逃避しかかったところへ司の怒鳴り声で現実の世界へ
「オイ!つくしは何処だよ!?」
ハァ~誰か一人でもまともに会話が出来る奴はいねぇーのか?
俺のため息になんか気付くはずもなく類がのんびりとした声で
「司、早かったね?」
もう、いちいち反応するのはやめよう
疲れるだけだ・・
「よお!とにかく座れよ!」
とりあえずいつもの軽い調子で声を掛け
もしもの時を考えて無理やり司を俺と類の間に座らせた
「何を呑気に話してんだよ!あいつは何処だ!?
早く教えろよ!お前らつくしに会ったのか?」
「司、ちょっと落ち着けよ!あきらももうすぐ来ると思うから」
「どういう事だよ!見つけたのはあきらなのか?
それで、あきらは今、つくしと一緒なのか?」
「それもあきらが来れば分かるから。
大人しく座ってろよ!」
「それにしてもあきら遅いよね?」
「そーだな・・もう着いてもいいころだと思うけど・・」
「お前らどう言うことなんだよ!?
少しぐらい教えろよ!!」
司の怒鳴り声だけが響いている個室でやはり居心地が悪かったのか歩美が
「あの・・お取り込み中のところ、すいません・・
私、そろそろ帰ります・・」
「誰だ!この女!?」
司のその声に反応したのは滋
「ちょっと、司!失礼な事言わないでよ!
彼女は滋ちゃんの友達で橘歩美さんって言うの。
そしてつくしのパリの大学の友達でもあるんだからね!
今日、つくしが見つかったのだって彼女のお蔭なの!」
「パリの大学?!どういう事だ?!
あいつパリに居たのかよ?
類!本当なのか?」
「・・・どうやら、そうみたいだね」
「そうみたいって・・でも、この前・・静もあきらもパリで見たのはつくしじゃないって・・
あいつら俺にウソついてたってことか・・?」
「何か事情があったんじゃない?」
「ハァー?!俺に嘘つく事情って一体どんな事情なんだよ!
オイ!お前!何か知ってんのか?」
司は再び歩美に矛先を向けている・・・
「司!いい加減にしてよ!歩美が怖がってるでしょ!」
「ごめんね~歩美、このバカ気にしなくていいから、
それに歩美にもここに居て欲しいんだ、大学でのつくしの様子とか聞きたいし。いい?」
「わ、私は構わないけど・・いいの?本当に・・?」
「うん、大丈夫だよ!」
滋はそう言うと歩美を安心させようとニッコリと微笑んでいるけど
全く話しが見えていない司の苛立ちはピークに達しようとしている・・
「滋!つくしの大学ってなんだ!?」
「つくし、パリで芸大に通ってるらしいの」
俺はあきらが来るまで俺達が考えている事を司に話すつもりはなかった
俺達が達した結論はあまりにも突飛すぎて現実感を伴っていない・・
だけど今にも暴れだしそうな司を落ち着かせるには
ある程度の事を話さなければこの場は納まらないと思った
「滋!その先は俺が話すよ。
司、今から話す事はあくまでも俺達が勝手に推測した事だから
事実とは違うかもしれない。それでもいいか?」
「何でもいいから、さっさと言えよ!」
俺は今日一日に起こった全てを司に話した
途中、あきらが牧野と一緒だったというところで思いっきり胸倉を掴まれたけど
俺達が今日一日で達した結論
牧野も記憶がないかもしれない・・
ことを伝えるとさすがに大人しくなった
「・・本当なのか・・?あいつの記憶がないって・・・
それに子供がいるって・・・」
「あぁ、多分な・・けどあきらにちゃんと確かめてみねぇーと分かんねぇ」
「ちくしょ!!あきらの奴、ずっとダマしてたのか!?」
「まだどういう理由で二人が一緒に居たのか分からないんだ!
それを聞くためにあきらも呼んだから、もうすぐ来ると思うけど
間違ってもいきなり殴りかかったりすんなよ!いいな!」
念を押す俺に司は無言のままだった
大丈夫か?今の俺の話し聞いてたか?
何なんだよ!あいつの記憶がないって・・
俺の事、覚えてねぇーのか・・?
どうしてこうなるんだよ?
やっと見つけたのに・・
つくし・・
お前にはもう俺は必要ないのか・・?
ずっとあきらと一緒だったのか・・?
あきらの事、パパって呼んでる子供って・・
俺の子供だよな・・?
俺とお前の子供だよな・・・?

応援ありがとうございます。
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『月夜に‥ 37』
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しばらしくしてドアが勢いよく開いたかと思ったら司が飛び込んできた
飛び出して行く奴と飛び込んでくる奴・・
今日はきっとこのドアにとっては厄日だな
少し現実逃避しかかったところへ司の怒鳴り声で現実の世界へ
「オイ!つくしは何処だよ!?」
ハァ~誰か一人でもまともに会話が出来る奴はいねぇーのか?
俺のため息になんか気付くはずもなく類がのんびりとした声で
「司、早かったね?」
もう、いちいち反応するのはやめよう
疲れるだけだ・・
「よお!とにかく座れよ!」
とりあえずいつもの軽い調子で声を掛け
もしもの時を考えて無理やり司を俺と類の間に座らせた
「何を呑気に話してんだよ!あいつは何処だ!?
早く教えろよ!お前らつくしに会ったのか?」
「司、ちょっと落ち着けよ!あきらももうすぐ来ると思うから」
「どういう事だよ!見つけたのはあきらなのか?
それで、あきらは今、つくしと一緒なのか?」
「それもあきらが来れば分かるから。
大人しく座ってろよ!」
「それにしてもあきら遅いよね?」
「そーだな・・もう着いてもいいころだと思うけど・・」
「お前らどう言うことなんだよ!?
少しぐらい教えろよ!!」
司の怒鳴り声だけが響いている個室でやはり居心地が悪かったのか歩美が
「あの・・お取り込み中のところ、すいません・・
私、そろそろ帰ります・・」
「誰だ!この女!?」
司のその声に反応したのは滋
「ちょっと、司!失礼な事言わないでよ!
彼女は滋ちゃんの友達で橘歩美さんって言うの。
そしてつくしのパリの大学の友達でもあるんだからね!
今日、つくしが見つかったのだって彼女のお蔭なの!」
「パリの大学?!どういう事だ?!
あいつパリに居たのかよ?
類!本当なのか?」
「・・・どうやら、そうみたいだね」
「そうみたいって・・でも、この前・・静もあきらもパリで見たのはつくしじゃないって・・
あいつら俺にウソついてたってことか・・?」
「何か事情があったんじゃない?」
「ハァー?!俺に嘘つく事情って一体どんな事情なんだよ!
オイ!お前!何か知ってんのか?」
司は再び歩美に矛先を向けている・・・
「司!いい加減にしてよ!歩美が怖がってるでしょ!」
「ごめんね~歩美、このバカ気にしなくていいから、
それに歩美にもここに居て欲しいんだ、大学でのつくしの様子とか聞きたいし。いい?」
「わ、私は構わないけど・・いいの?本当に・・?」
「うん、大丈夫だよ!」
滋はそう言うと歩美を安心させようとニッコリと微笑んでいるけど
全く話しが見えていない司の苛立ちはピークに達しようとしている・・
「滋!つくしの大学ってなんだ!?」
「つくし、パリで芸大に通ってるらしいの」
俺はあきらが来るまで俺達が考えている事を司に話すつもりはなかった
俺達が達した結論はあまりにも突飛すぎて現実感を伴っていない・・
だけど今にも暴れだしそうな司を落ち着かせるには
ある程度の事を話さなければこの場は納まらないと思った
「滋!その先は俺が話すよ。
司、今から話す事はあくまでも俺達が勝手に推測した事だから
事実とは違うかもしれない。それでもいいか?」
「何でもいいから、さっさと言えよ!」
俺は今日一日に起こった全てを司に話した
途中、あきらが牧野と一緒だったというところで思いっきり胸倉を掴まれたけど
俺達が今日一日で達した結論
牧野も記憶がないかもしれない・・
ことを伝えるとさすがに大人しくなった
「・・本当なのか・・?あいつの記憶がないって・・・
それに子供がいるって・・・」
「あぁ、多分な・・けどあきらにちゃんと確かめてみねぇーと分かんねぇ」
「ちくしょ!!あきらの奴、ずっとダマしてたのか!?」
「まだどういう理由で二人が一緒に居たのか分からないんだ!
それを聞くためにあきらも呼んだから、もうすぐ来ると思うけど
間違ってもいきなり殴りかかったりすんなよ!いいな!」
念を押す俺に司は無言のままだった
大丈夫か?今の俺の話し聞いてたか?
何なんだよ!あいつの記憶がないって・・
俺の事、覚えてねぇーのか・・?
どうしてこうなるんだよ?
やっと見つけたのに・・
つくし・・
お前にはもう俺は必要ないのか・・?
ずっとあきらと一緒だったのか・・?
あきらの事、パパって呼んでる子供って・・
俺の子供だよな・・?
俺とお前の子供だよな・・・?

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