Fighting!(仮) 5
こんにちは。🎵
本日も『Fighting!』です。🎶
皆さん、このお話し楽しんでいただけてますか?
毎日、暑いのでなるべく暑苦しくならないように
スッキリ!爽快にを目指しています❗😆💕✨
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
白くまマンゴ~!あれ美味しいですよねぇ~♥
私も好きです❗でもウチの近所では売ってなくて‥
なかなか手に入らないんです‥😢
ア○○ィ○○ョーク様
こんにちは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
つくしちゃん‥叔母さんに振り回されていてますが
根が真面目なので断ることも出来ず
でも前向きにお手伝いをしています。🎵
数年前にリニューアルされたメープル東京自慢の天空のチャペル
35階に設けられているチャペルは
三方がガラス張りでまるで空に浮かんでいるみたいな感覚になり
お天気の良い日には富士山が見えたりする
眺望抜群の人気チャペルだ
リニューアル当初から天空のチャペルとして人気が高く
それと同時にお庭もリニューアルして
ガーデンパーティーが出来るようになっている
今日はお天気にも恵まれ天空のチャペルでのお式にはもってこいだし
ガーデンではお式の後に執り行われる披露宴の準備も進んでいる
午後3時から始まるお式の少し前に
親族控え室に入っていくと
そこにはすっかり疎遠になっていた牧野家の親族一同がズラリ
一斉に向けられる視線にたじろぎながらも
まずは叔父と叔母に挨拶をすると
叔母から早くもジャブが‥
「つくしのドレスちょっと地味じゃない?
あんた顔が地味なんだから‥なんちゃらかんちゃら‥」
大きなお世話だっつーの!
今日の私のドレスは黒のIラインのロングドレス
デコルテと袖はレースになってるけど
全体的に大人しい感じだけど
このドレスに決める時だって
いちいち司からチェックが入って
決まらなくて大変だったんだから!
最初、選んでいたドレスはアイスブルーの総レースにチュールが重ねてあって
スカート丈は膝丈
それに同色のヒールを合わせて‥
とか考えていたら
"丈が短い!"ってダメ出しが‥
ならって次に選んだのがアイボリーのパンツタイプのドレス
袖はノースリーブだったのよ
そしたらね今度は
"腕を出すな!"ってダメ出しで
それからも選ぶドレスにことごとく司からのダメ出しで‥
"胸元が空きすぎだ!"とか
"背中を見せるな!"とか
"体のラインを出すな!"とか
ね‥
で、なんとかやっと彼からのOKが出たのが
このドレスだったのよ!
主役は花嫁さんだし私が目立つ必要もないんだから
地味でもいいんだけどね‥
早くも放たれたジャブに愛想笑いが
顔面に貼り付いていて
式の準備具合の確認をしてくるからと
居心地の悪い控え室を早々に出た
チャペルの準備は完璧
流石、メープルって感じ
お花の飾り付け一つにしても
花嫁さんの好きなお花を中心に
センス良くアレンジされていて
メープルのブライダル部門の技術の高さが分かる
考えてみれば今回の事はいい経験だったかも
確かに叔母や従姉妹の相手は大変だったけれど
苦手意識はあるものの親戚じゃなければ
コンシェルジュの私がこんなにもどっぷりと
ブライダルに関わる事はなかっただろうから
今回は従姉妹の式を通じていい勉強になったと思っている
うん!何事も勉強よね!
そろそろ式が始まる時間
参列者が続々とチャペル内に入ってくる
親族は勿論だけどお友達や仕事関係らしき人達も
かなりの数がいてチャペル内の席が埋まっていく中
私は一番最後に入りそ~っと目立たないように
一番後ろに腰を下ろそうしたんだけど
すぐに叔母に呼ばれて前へ‥
"あんたも一応親族なんだから前に来なさい!
ほんと常識の無い子だね!そんなんだから彼氏の一人も出来ないんだよ!"
大きなお世話だっつーの!
軽くひきつりながら叔母の後ろの席に着くと
隣に座っていたのは‥
ん~誰だっけ?
私と同世代ぐらいの男性でサイズのあっていないモーニングを着ていて
妙にヘラヘラとした笑みを浮かべていて
相手は私の顔を見て"よぉ!つくし、久しぶりだな!"なんて言っているから
従兄弟の内の誰かなんだろうけど‥
ん~マジで誰だっけ?
「お前、このホテルに勤めてるんだってな?」
「‥あっ、うん‥コンシェルジュやってる‥」
誰だっけ?
記憶のページを猛スピードで捲ってるけど出てこないぞぉ~!
「お前もまだ独身なのかよ?
彼氏は?いねぇーの?」
も‥って何よ?
一緒にしないでよ!?
独身でもあんたには関係ないでしょ?!
で‥誰よ?
思い出してるんだからちょっと黙っててよ!
気が散るんだから!?
「俺も彼女と別れたばっかで独りなんだよな
なんなら俺が立候補してやろうか?」
か、顔がひきつる~!
あっ!思い出した!
明久だ!
おじいちゃん同士が兄弟で叔母の家の裏に住んでた又従兄弟の明久だ!
あ~やっと思い出せてちょっとスッキリ!
でもそれだけ
思い出せないモヤモヤ感が解消されただけで
それ以上、なんの感情も浮かばないのよね‥
言ってる事は右から左だし!
それよりもちょっと離れて欲しいんだけど!
そっち空いてるんだから少しずつこっちに詰めて来ないでよ!
もぅ!近いんだって!
いい加減にしてよ!
まだお式始まらないの?
早く始まってよ~!
隣で一人喋り続けている又従兄弟に
うんざりしながら早く始まらないかなぁ~って考えていた時
チャペルに嵐がやってきた‥

応援ありがとうございます。
本日も『Fighting!』です。🎶
皆さん、このお話し楽しんでいただけてますか?
毎日、暑いのでなるべく暑苦しくならないように
スッキリ!爽快にを目指しています❗😆💕✨
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
白くまマンゴ~!あれ美味しいですよねぇ~♥
私も好きです❗でもウチの近所では売ってなくて‥
なかなか手に入らないんです‥😢
ア○○ィ○○ョーク様
こんにちは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
つくしちゃん‥叔母さんに振り回されていてますが
根が真面目なので断ることも出来ず
でも前向きにお手伝いをしています。🎵
数年前にリニューアルされたメープル東京自慢の天空のチャペル
35階に設けられているチャペルは
三方がガラス張りでまるで空に浮かんでいるみたいな感覚になり
お天気の良い日には富士山が見えたりする
眺望抜群の人気チャペルだ
リニューアル当初から天空のチャペルとして人気が高く
それと同時にお庭もリニューアルして
ガーデンパーティーが出来るようになっている
今日はお天気にも恵まれ天空のチャペルでのお式にはもってこいだし
ガーデンではお式の後に執り行われる披露宴の準備も進んでいる
午後3時から始まるお式の少し前に
親族控え室に入っていくと
そこにはすっかり疎遠になっていた牧野家の親族一同がズラリ
一斉に向けられる視線にたじろぎながらも
まずは叔父と叔母に挨拶をすると
叔母から早くもジャブが‥
「つくしのドレスちょっと地味じゃない?
あんた顔が地味なんだから‥なんちゃらかんちゃら‥」
大きなお世話だっつーの!
今日の私のドレスは黒のIラインのロングドレス
デコルテと袖はレースになってるけど
全体的に大人しい感じだけど
このドレスに決める時だって
いちいち司からチェックが入って
決まらなくて大変だったんだから!
最初、選んでいたドレスはアイスブルーの総レースにチュールが重ねてあって
スカート丈は膝丈
それに同色のヒールを合わせて‥
とか考えていたら
"丈が短い!"ってダメ出しが‥
ならって次に選んだのがアイボリーのパンツタイプのドレス
袖はノースリーブだったのよ
そしたらね今度は
"腕を出すな!"ってダメ出しで
それからも選ぶドレスにことごとく司からのダメ出しで‥
"胸元が空きすぎだ!"とか
"背中を見せるな!"とか
"体のラインを出すな!"とか
ね‥
で、なんとかやっと彼からのOKが出たのが
このドレスだったのよ!
主役は花嫁さんだし私が目立つ必要もないんだから
地味でもいいんだけどね‥
早くも放たれたジャブに愛想笑いが
顔面に貼り付いていて
式の準備具合の確認をしてくるからと
居心地の悪い控え室を早々に出た
チャペルの準備は完璧
流石、メープルって感じ
お花の飾り付け一つにしても
花嫁さんの好きなお花を中心に
センス良くアレンジされていて
メープルのブライダル部門の技術の高さが分かる
考えてみれば今回の事はいい経験だったかも
確かに叔母や従姉妹の相手は大変だったけれど
苦手意識はあるものの親戚じゃなければ
コンシェルジュの私がこんなにもどっぷりと
ブライダルに関わる事はなかっただろうから
今回は従姉妹の式を通じていい勉強になったと思っている
うん!何事も勉強よね!
そろそろ式が始まる時間
参列者が続々とチャペル内に入ってくる
親族は勿論だけどお友達や仕事関係らしき人達も
かなりの数がいてチャペル内の席が埋まっていく中
私は一番最後に入りそ~っと目立たないように
一番後ろに腰を下ろそうしたんだけど
すぐに叔母に呼ばれて前へ‥
"あんたも一応親族なんだから前に来なさい!
ほんと常識の無い子だね!そんなんだから彼氏の一人も出来ないんだよ!"
大きなお世話だっつーの!
軽くひきつりながら叔母の後ろの席に着くと
隣に座っていたのは‥
ん~誰だっけ?
私と同世代ぐらいの男性でサイズのあっていないモーニングを着ていて
妙にヘラヘラとした笑みを浮かべていて
相手は私の顔を見て"よぉ!つくし、久しぶりだな!"なんて言っているから
従兄弟の内の誰かなんだろうけど‥
ん~マジで誰だっけ?
「お前、このホテルに勤めてるんだってな?」
「‥あっ、うん‥コンシェルジュやってる‥」
誰だっけ?
記憶のページを猛スピードで捲ってるけど出てこないぞぉ~!
「お前もまだ独身なのかよ?
彼氏は?いねぇーの?」
も‥って何よ?
一緒にしないでよ!?
独身でもあんたには関係ないでしょ?!
で‥誰よ?
思い出してるんだからちょっと黙っててよ!
気が散るんだから!?
「俺も彼女と別れたばっかで独りなんだよな
なんなら俺が立候補してやろうか?」
か、顔がひきつる~!
あっ!思い出した!
明久だ!
おじいちゃん同士が兄弟で叔母の家の裏に住んでた又従兄弟の明久だ!
あ~やっと思い出せてちょっとスッキリ!
でもそれだけ
思い出せないモヤモヤ感が解消されただけで
それ以上、なんの感情も浮かばないのよね‥
言ってる事は右から左だし!
それよりもちょっと離れて欲しいんだけど!
そっち空いてるんだから少しずつこっちに詰めて来ないでよ!
もぅ!近いんだって!
いい加減にしてよ!
まだお式始まらないの?
早く始まってよ~!
隣で一人喋り続けている又従兄弟に
うんざりしながら早く始まらないかなぁ~って考えていた時
チャペルに嵐がやってきた‥

応援ありがとうございます。
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