Fly High 41
こんにちは。🎵
お引越しです。🎶
それではどうぞ~✴
もう一秒でも彼の側に居たくなかった・・
横にいるマットが心配そうに私の顔を覗き込んでいる
「ケイト?大丈夫か?」
「大丈夫よ」
「・・けど・・なんであんな事言ったんだよ?
いいのか、本当に?」
「あんな事・・って?」
「あいつなんだろ?
お前が付き合ってたすっげぇ金持ちの男って?」
「どうしてそう思ったのよ?」
「それぐらい俺でも分かるよ!
いいのかよ!本当?」
「いいのよ、今の彼に何を言っても同じだもん!」
「そっか・・あ~やっぱ俺、あの男すっげぇムカつくわ!
戻って一発殴ってくる!!」
マットはそう言うとさっきの場所へと戻り始めたので
慌てて彼の腕を掴み引き止めた
「ちょ、ちょっとなに言ってんのよ!
殴ったって何も解決しないしマットにそんな事して欲しくないわよ!」
私がそう言うとマットは呆れたように溜息をつきながら
私の肩に腕を回してきたので
私も彼の腰に腕を回し二人並んでゆっくりとプールサイドまで
歩いてきた時、突然マットが立ち止まった
いきなり何を言い出すのかと思ったら・・
「なぁ、ケイト?お前って本当にバカだよな?」
「バカにバカって言われたくないわよ!!」
しみじみとバカだと言われた事が癪に障ってマットの腰に
回していた腕を離すと彼の胸を軽く押した
本当に軽~くのつもりだったんだけど・・
マットの身体は"バッシャーーン"と派手な水音と共にプールの中へと沈んでしまった
"ウソ・・!"
背中から無防備な体勢でプールに落ちてしまったマットは水中から顔を出すなり大声で怒鳴っている
その姿に笑いが込み上げてくる
笑い出してしまった私にマットは呆れてしまったのか?
彼もつられて笑い出した
私は彼をプールの中から助け上げようとプールサイドにしゃがみ込み
彼に手を差し伸べる
私の手を掴んだマットがニヤリとイジワルな笑みを浮かべた瞬間
再び夜空に大きな水音が響き渡った・・・
「もぅ!サイアク~!!
なにすんのよ!バカ~~!
「バカはお前だろーが!元はと言えばお前が俺を突き落としたんだろ!
俺はやり返しただけだ!!」
「あんたが勝手に落ちただけでしょ!」
マットの肩に手をついて思いっきり体重を乗せて彼を沈める
後は子供のように嬌声をあげながら水中でジャレあっていた

応援ありがとうございます。
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もう一秒でも彼の側に居たくなかった・・
横にいるマットが心配そうに私の顔を覗き込んでいる
「ケイト?大丈夫か?」
「大丈夫よ」
「・・けど・・なんであんな事言ったんだよ?
いいのか、本当に?」
「あんな事・・って?」
「あいつなんだろ?
お前が付き合ってたすっげぇ金持ちの男って?」
「どうしてそう思ったのよ?」
「それぐらい俺でも分かるよ!
いいのかよ!本当?」
「いいのよ、今の彼に何を言っても同じだもん!」
「そっか・・あ~やっぱ俺、あの男すっげぇムカつくわ!
戻って一発殴ってくる!!」
マットはそう言うとさっきの場所へと戻り始めたので
慌てて彼の腕を掴み引き止めた
「ちょ、ちょっとなに言ってんのよ!
殴ったって何も解決しないしマットにそんな事して欲しくないわよ!」
私がそう言うとマットは呆れたように溜息をつきながら
私の肩に腕を回してきたので
私も彼の腰に腕を回し二人並んでゆっくりとプールサイドまで
歩いてきた時、突然マットが立ち止まった
いきなり何を言い出すのかと思ったら・・
「なぁ、ケイト?お前って本当にバカだよな?」
「バカにバカって言われたくないわよ!!」
しみじみとバカだと言われた事が癪に障ってマットの腰に
回していた腕を離すと彼の胸を軽く押した
本当に軽~くのつもりだったんだけど・・
マットの身体は"バッシャーーン"と派手な水音と共にプールの中へと沈んでしまった
"ウソ・・!"
背中から無防備な体勢でプールに落ちてしまったマットは水中から顔を出すなり大声で怒鳴っている
その姿に笑いが込み上げてくる
笑い出してしまった私にマットは呆れてしまったのか?
彼もつられて笑い出した
私は彼をプールの中から助け上げようとプールサイドにしゃがみ込み
彼に手を差し伸べる
私の手を掴んだマットがニヤリとイジワルな笑みを浮かべた瞬間
再び夜空に大きな水音が響き渡った・・・
「もぅ!サイアク~!!
なにすんのよ!バカ~~!
「バカはお前だろーが!元はと言えばお前が俺を突き落としたんだろ!
俺はやり返しただけだ!!」
「あんたが勝手に落ちただけでしょ!」
マットの肩に手をついて思いっきり体重を乗せて彼を沈める
後は子供のように嬌声をあげながら水中でジャレあっていた

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