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Family 150

こんにちは。(#^.^#)
本日は『Family』です。🎶
このお話しも150話目です❗😆💕✨
自分でもびっくりです❗
当初はこんなにも続く予定じゃなかったのに
このお話し大好きですと言っていただける読者様も多くいらして嬉しい限りです。
私もこのお話しは妄想していて楽しいのでまだもう少し続けようと思っています。(#^.^#)
これからもお付き合い宜しくお願いします。🎵

それではどうぞ~✴

私信です
☆様
こんにちは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ハイ!全員集合です❗😆💕✨
あきら君と滋ちゃんカップルはまだ付き合い始めですが
友人歴は長いのですぐに熟年夫婦のような雰囲気が‥(笑)

ア○○ィーチ○○ク様
こんにちは。🎵
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
みんなでヨガ教室に参加したメンバーですが
それぞれに変化もあったようです。💕
ヨガの効果もあってつくしちゃんの腰痛もよくなって
司パパも参加できてご機嫌も上々のようです。(#^.^#)





マタニティヨガを終えて

結局、そのまま道明寺邸に流れ

久しぶりに全員集合?

ん?

あっ!一人足りない‥

翼だけ今日も朝から真湖ちゃんとデートに出掛けていて
一応、翼の携帯にみんなお屋敷にいるから
時間があれば真湖ちゃんも一緒に食事でもどう?ってLINEを入れたのよ

なのに‥

既読スルーって‥

もぅ!可愛くないぞぉ~!

それに久しぶりにお屋敷に来たんだけど‥

健君?

あんたなにやってんのよ?!

まぁ、無駄に部屋数だけはある広大なお屋敷だし
普段から使っていないお部屋だって無数にあるから
多少はね‥

パパだってそう思ってたから
健には好きに改築していいって言ってたんだろうけど

やり過ぎでしょ?!

高等部の頃からパパがよく使っていた東の角部屋一角は
健を妊娠したのを機にパパが改装して
完全に私達家族のプライベートスペースになってたのよね
お屋敷の左棟の一角を完全に区切って

パパが昔、寝ていた部屋をリビングにして
そこから部屋続きでダイニングキッチン
私達の寝室に健と翼の部屋って感じで
各部屋には必ずリビングを通らないと行けないようになっていて
リビングに居れば子供達の動きも全て分かるようになっていたのに‥

パパが家族で過ごす為に作ってくれた部屋で
あたし結構気に入ってたのに‥

そこを跡形なく大改装しちゃってた健

パパはあんまり気にしてないみたいなんだけど

あたしはちょっと複雑

それにね

ムカつく事にちょっといいのよ!

ううん、かなりいいの!

置かれている家具のセンスや配置やらかなり良くて

すっかり作り変えられちゃった部屋を見て

家族が増えて子供が成長して独立するってこういう事なのかなぁ~って
考えていると後ろからフワリと馴染んだ香りと腕に包まれて
あたしはゆっくりと身体をパパに預ける

「どうしたんだ?」

「ん‥なんか跡形なく変わっちゃったなぁって思って‥」

「そーだな。あいつは遠慮ってもんを知らねぇーからな!」

「プッ!」

パパの口から飛び出した意外な言葉に思わず吹き出してしまった

「なに笑ってんだよ?!」

「だって!パパが遠慮なんて言葉使うから!」

「うるせぇーよ!俺はお前みたく鈍感じゃねぇーし!
健の何しでかすか分かんねぇ大胆さはお前似だろ?!
俺は繊細だしちゃんと考えて行動してんだよ!」

何が言いたいわけ?

さっぱり分からないんだけど

的外れなパパの自己評価に呆れちゃって
パパの腕の中でくるりと身体を回転させ
向き合う形になり顔を見上げて鼻を摘まんだ

「すっごい自己評価だけど
どれも当たってないから!」

「痛ぇーな!鼻摘まむな!暴力女!」

「ねぇ?もしかしてケンカ売ってる?」

「売ってねぇーよ!
これでもお前を慰めてやってんだよ!」

「慰められてるように見えないけど?」

「慰めてんだよ!ほら!笑え!」

笑えと言いながらあたしの頬を摘まんでくるパパ

「いひゃいってば!」

「ぶっ細工だなぁ」

「ふぁらうな!」

「プッ!」

「もぅ!」

すっかり作り変えらてしまった部屋を見て
あたしが落ち込んでいると思ってパパが慰めてくれようとしているのは分かっている

その気持ちは嬉しい

けどそんなに落ち込んでなんかないし!

余りの変わりっぷりにびっくりはしたわよ

でもね

ここに住んでいた時間って本当に少しだし
思い出は変わらないし
結局はそこがどんなに素敵な場所だとしても
パパが一緒じゃなきゃあたしにとっては何の意味もない

だからね

例えそれがこの世の果てだろうが
地獄の底だろうがそこにパパが一緒なら天国なの

柄にもなく
そんな事を思ったのよね

既に生きてきた半分以上の時間をパパと一緒に過ごしている

出会った当初はこんな未来が待ち受けているなんて想像さえしていなかったけれど
現実はもうすぐ5人目の子供が生まれてきて
初孫まで生まれてくるんだから

部屋を跡形なく改造されちゃっても

既読スルーされてても

やっぱり幸せ

幸せだから
なんとなく名前で呼んでみた

「ねぇ、司?」

「ん?」

下から見上げるようにして名前で呼ぶと
目を細め甘い雰囲気であたしを見下ろしているパパと目が合った

優しい視線で見つめられてなんだか照れ臭くて
パパの胸元にギュッと抱きついた

「暖かくて幸せだね」

「プッ、なんだそれ?」

「いいの!今、しみじみと浸ってるんだから!
ねぇ?司も幸せでしょ?」

そう聞くと背中に回っていたパパの手が
ゆっくりと優しくあたしの背中を撫でるように上下して

「あぁ、お前がいてガキもいて
信じらんねぇーくらい充実してて
やっぱ牧野つくしは最強だなぁって思ってる」

「プッ、なにそれ?」

「最強に愛してるってことだよ!
お前もだろ?」

「プッ!意味分かんないけど
あたしも最強に愛してる!
だから‥これからも最強によろしくね!」

「おぅ!任せとけ!」

たまにはこんな休日もいいでしょ?




応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

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