万有引力のススメ 7
こんばんは。(#^.^#)
本日も『万有引力のススメ』です。🎶
ノロノロでごめんなさいm(__)m
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんばんは。💕
コメントありがとうございます。😆
ありがとうございま~す!
すっかりリフレッシュ出来ました❗
このFamilyも幸せにと思っておりますが
まだ少し時間が掛かりそうです❗\(^-^)/
駅の反対側に母さんが働いている弁当工場がある
24時間365日稼働してコンビニなどの弁当を
作り続けている工場で4交代制
働いているのはほとんどがパートの従業員さん
母さんの仕事は11時半までで
そこから着替えて自宅まで自転車で帰ってくるから
自宅に着くのは12時を少し過ぎたぐらい
バカみたいにデカイ車が母さんが働いている工場前の道路に
静かに停止した
時間は11時半
ちょうど母さんの勤務時間が終わる頃
従業員出口付近で車を停めて
母さんが出てくるであろうドアを凝視している道明寺さん
多分、この人が父親だって事は間違いないんだろうけど
俺にとってはまだ生物学上の父親って域を出ていなくて
お父さんと呼ぶ事が出来ない
この先、この人をお父さんと呼ぶ事があるのだろうか?
この先、どんな未来が待ち受けているのかはまだ分からないけれど
複雑な感情を抱きながら母さんが出てくるドアを見つめていた
時間にして10分程だったと思う
ドアが開き仕事を終えた数人の従業員さんが出てきたのが見えた途端
自らの手で車のドアを開けた道明寺さんが飛び出して行った
開け放たれたままのドアの向こう
工場脇にある自転車置き場の方へと
一緒に出てきた人達と歩いて行く母さんに
凄い勢いで走って行った道明寺さんは
直前で母さんの名前を呼ぶとそのまま躊躇なく抱きつき
その直後、真冬の夜空に母さんの叫び声が響き渡った
長い夜はまだ始まったばかりだった
イライラしながらあいつが出てくるのを待つ
本当は今すぐにでも中に入って行ってあいつを引っ張り出したいけれど
きっとそれをしてしまうとあいつの逆鱗に触れるのが分かっているから
俺も大人になったんだから
流行る気持ちを抑え我慢してやる
だけど一分一秒がとてつもなく長く感じられる時間
工場前の道路脇に車を停めて約10分
やっとドアが開き数人の従業員らしきやつらが出てきた
その数人の中に
記憶の中そのままの牧野を見つけた途端
身体が勝手に動き出していた
記憶を取り戻してから
会いたくて
会いたくて
何も手に付かなくて
ずっとフワフワと夢の中を漂っていたみたいだった身体が
あいつの姿を見た瞬間、身体中に血が巡り
全ての細胞が目覚めたような感覚になり
身体は自然と動きあいつ目掛けて駆け出していた

応援ありがとうございます。
本日も『万有引力のススメ』です。🎶
ノロノロでごめんなさいm(__)m
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
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すっかりリフレッシュ出来ました❗
このFamilyも幸せにと思っておりますが
まだ少し時間が掛かりそうです❗\(^-^)/
駅の反対側に母さんが働いている弁当工場がある
24時間365日稼働してコンビニなどの弁当を
作り続けている工場で4交代制
働いているのはほとんどがパートの従業員さん
母さんの仕事は11時半までで
そこから着替えて自宅まで自転車で帰ってくるから
自宅に着くのは12時を少し過ぎたぐらい
バカみたいにデカイ車が母さんが働いている工場前の道路に
静かに停止した
時間は11時半
ちょうど母さんの勤務時間が終わる頃
従業員出口付近で車を停めて
母さんが出てくるであろうドアを凝視している道明寺さん
多分、この人が父親だって事は間違いないんだろうけど
俺にとってはまだ生物学上の父親って域を出ていなくて
お父さんと呼ぶ事が出来ない
この先、この人をお父さんと呼ぶ事があるのだろうか?
この先、どんな未来が待ち受けているのかはまだ分からないけれど
複雑な感情を抱きながら母さんが出てくるドアを見つめていた
時間にして10分程だったと思う
ドアが開き仕事を終えた数人の従業員さんが出てきたのが見えた途端
自らの手で車のドアを開けた道明寺さんが飛び出して行った
開け放たれたままのドアの向こう
工場脇にある自転車置き場の方へと
一緒に出てきた人達と歩いて行く母さんに
凄い勢いで走って行った道明寺さんは
直前で母さんの名前を呼ぶとそのまま躊躇なく抱きつき
その直後、真冬の夜空に母さんの叫び声が響き渡った
長い夜はまだ始まったばかりだった
イライラしながらあいつが出てくるのを待つ
本当は今すぐにでも中に入って行ってあいつを引っ張り出したいけれど
きっとそれをしてしまうとあいつの逆鱗に触れるのが分かっているから
俺も大人になったんだから
流行る気持ちを抑え我慢してやる
だけど一分一秒がとてつもなく長く感じられる時間
工場前の道路脇に車を停めて約10分
やっとドアが開き数人の従業員らしきやつらが出てきた
その数人の中に
記憶の中そのままの牧野を見つけた途端
身体が勝手に動き出していた
記憶を取り戻してから
会いたくて
会いたくて
何も手に付かなくて
ずっとフワフワと夢の中を漂っていたみたいだった身体が
あいつの姿を見た瞬間、身体中に血が巡り
全ての細胞が目覚めたような感覚になり
身体は自然と動きあいつ目掛けて駆け出していた

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