万有引力のススメ 24
こんばんは。♥
本日も『万有引力のススメ』です。🎶
諸悪の根元が登場です❗😆💕✨
それではどうぞ~✴
今日は寒いですね‥⛄
寒暖差が激しくてゲホゲホしている方を沢山見かけるようになってきました。
乾燥もあるし気温差もだし‥皆さんも体調には気をつけて食欲の秋❗を楽しんでくださいね🎵💕
芋栗南京が私を横に成長させます‥😅(笑)
ある意味、成長期?です❗(笑)
私信です
☆様
こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
そうなんです❗ここで万有引力が登場です🎵
本人の意志とは関係なくもう宇宙の法則なんです❗😆💕✨(笑)
クルクルアナコンダさんにはお灸を据えてっと💕(笑)
「ここで何をやってる!?」
あっ!諸悪の根元登場!
鋭く発せられた言葉に周囲の空気がピリついたのが分かった
彼が怒るのも無理ないと思うんだけど
寧ろ怒っているのはあたしの方だから!
だけどこれ以上ここで騒ぎを大きくするわけにはいかない
ここはメープルのロビーにある喫茶室で
人目がありすぎる
こんな場所で週刊誌を騒がせていた二人の修羅場なんて‥
そう思ってあたしの脇に立つ彼の腕にそっと触れたら
彼も分かってくれたみたいで側に居たSPさんに視線を流すと
後ろに控えていたSPさんの一人がサッと彼女の横に立ち
まるでエスコートするかのように連れ去ってしまった
でね
あたしはと言えば
何故か超不機嫌な彼に腕を引かれ
彼がいつも使っている部屋へと連れて来られた
怒ってるのはあたしの方だっつーの!
あたし怒っていいわよね?
なのにどうしてあたしが怒鳴らてるわけ?
「なんですぐに俺に連絡よこさねぇーんだよ!?」
ソファーに座るあたし
バスルームからバスタオルを持ってきて
横に座ってあたしの濡れた髪を拭いている彼
「なんであんたに連絡しなきゃいけないのよ?」
彼女はあたしに会いに来たんだから
関係ないわけじゃないけど‥
とりあえずは関係ない
「‥それは‥」
「それは‥何?」
言い淀んでいる彼からバスタオルを奪い取り
自分で拭きながら少し意地悪かなぁとも思うんだけど
これぐらいはいいでしょ?
「それは!あの女が‥」
「あの人が?」
「あークソッ!言っとくけど俺はあの女と付き合ってたわけじゃねぇーし
ましてや結婚とか考えた事なんてねぇーぞ!」
「でもあの人は考えてたみたいよ。
あんたが期待を持たせるような事を言ったりしたりしたからじゃないの?」
「そんな事、一度だってしてねぇーよ!」
「でもあの人はあんたから洋服やバッグだけじゃなくて
宝石やマンションも用意してもらったって言ってたけど?
普通そこまでされたら勘違いだとは思わないんじゃない?」
「知らねぇーよ!
俺が個人的にあの女に何かやった事なんてねぇーよ!」
彼の説明?言い訳?を聞いていて
益々、酷い男だと思った
ちょっとだけ彼女に同情してしまう
だってね
彼女に渡していた物全てがパーティーに彼のパートナーとして出席したギャラとして
秘書さんが手配した物で
パーティーに出席する為に準備された
ドレスや宝石なんかもいちいち返却されても
使い道がないって事でそのまま彼女の手元に残ったまま
マンションにしてもあの人が引っ越しをしたいから
手頃なマンションを探していると言っていたので
これもまた秘書さんが道明寺の不動産部門を紹介しただけだって
「全て彼女が自分の都合のいいように取っていたとしても
何年もパートナーに指名されていたら
自分は特別だって思っても仕方がないんじゃない?
それにあなただって多少はその気だったんじゃないの?」
「俺はお前以外に惚れた女はいねぇ!
あの女をパートナーにしてたのは都合が良かったからだけだ!」
仕事を終えメープルに向かっている途中で
あいつに付けていたSPから俺がかつて
パーティーなんかに連れ歩いていた女が表れたと連絡が入った
クソッ!
連絡を受けてすぐにあいつの携帯を鳴らすけれど出やがらねぇ
女優という職業柄
自分を良く見せる技術を持っていて
プライドの高い女だから変な媚びも売ってこない便利な女だったから
パートナーとして連れ歩いていただけ
それにあの手の女が好みだってじじいがパーティーには必ずいたから
宛がうにはちょうど良かっただけだ
俺にとってはホステスと大して変わりなくて
星の数ほどいた言い寄ってくる便利でバカな女の一人にすぎなかったのに
何を勘違いしたのか
あいつの前にのこのこと現れやがって!
何を話すつもりかは分からないねぇけど
あいつを傷つけたら許さねぇからな!
これ以上、あいつを傷つけたくない
いや、違うな
これ以上、あいつに愛想を尽かされたくねぇってのが本音だな
16年もの長い間
あいつには苦労をかけ続けて
本当なら許してなんてもらえるはずねぇのに
お人好しが成せる技なのか
とにかく俺の隣にいてくれている
拉致ったつもりはねぇけど強引に屋敷に連れ帰ったクリスマスの夜から
あいつの誕生日をNYで過ごした頃はまだまだ警戒心がビンビンで
いつ逃げ出されるか警戒していたが
俺の誕生日をハワイで過ごした辺りから当初の固さも取れて
本来の笑顔を見せるようになり
細すぎた身体も肉付きがよくなってきて
やっと少しだけ安心出来ていて
樹と三人で家族らしくなってきた矢先に現れた女
確かにあの女を何度かパーティーのパートナーとして連れ歩いていたし
それなりに大人の関係ってやつだったけれど
そんな女は他にも数人いたしいちいち勘違いされても面倒だから
きちんと線引きはしていたつもりだ
記憶を取り戻してからはすぐに秘書に縁を切らせ
それなりの手切れ金を支払い
今後一切連絡をしない事と今までの事を口外しないとの誓約書に
サインをさせていたはずだったのに
何を勘違いしたのか
あの女
舐めた真似しやがって!
今は俺の過去の行いがつくしを傷つけるのが一番怖い
こいつの事だから
また
あたしなんか
だとかウダウダ考えて
俺から離れようとするだろうし
何より
やっぱりあんたなんていらない!
とか言い出しそうだろ?
ここに来て捨てられるとか
あり得ねぇーんだよ!

応援ありがとうございます。
本日も『万有引力のススメ』です。🎶
諸悪の根元が登場です❗😆💕✨
それではどうぞ~✴
今日は寒いですね‥⛄
寒暖差が激しくてゲホゲホしている方を沢山見かけるようになってきました。
乾燥もあるし気温差もだし‥皆さんも体調には気をつけて食欲の秋❗を楽しんでくださいね🎵💕
芋栗南京が私を横に成長させます‥😅(笑)
ある意味、成長期?です❗(笑)
私信です
☆様
こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
そうなんです❗ここで万有引力が登場です🎵
本人の意志とは関係なくもう宇宙の法則なんです❗😆💕✨(笑)
クルクルアナコンダさんにはお灸を据えてっと💕(笑)
「ここで何をやってる!?」
あっ!諸悪の根元登場!
鋭く発せられた言葉に周囲の空気がピリついたのが分かった
彼が怒るのも無理ないと思うんだけど
寧ろ怒っているのはあたしの方だから!
だけどこれ以上ここで騒ぎを大きくするわけにはいかない
ここはメープルのロビーにある喫茶室で
人目がありすぎる
こんな場所で週刊誌を騒がせていた二人の修羅場なんて‥
そう思ってあたしの脇に立つ彼の腕にそっと触れたら
彼も分かってくれたみたいで側に居たSPさんに視線を流すと
後ろに控えていたSPさんの一人がサッと彼女の横に立ち
まるでエスコートするかのように連れ去ってしまった
でね
あたしはと言えば
何故か超不機嫌な彼に腕を引かれ
彼がいつも使っている部屋へと連れて来られた
怒ってるのはあたしの方だっつーの!
あたし怒っていいわよね?
なのにどうしてあたしが怒鳴らてるわけ?
「なんですぐに俺に連絡よこさねぇーんだよ!?」
ソファーに座るあたし
バスルームからバスタオルを持ってきて
横に座ってあたしの濡れた髪を拭いている彼
「なんであんたに連絡しなきゃいけないのよ?」
彼女はあたしに会いに来たんだから
関係ないわけじゃないけど‥
とりあえずは関係ない
「‥それは‥」
「それは‥何?」
言い淀んでいる彼からバスタオルを奪い取り
自分で拭きながら少し意地悪かなぁとも思うんだけど
これぐらいはいいでしょ?
「それは!あの女が‥」
「あの人が?」
「あークソッ!言っとくけど俺はあの女と付き合ってたわけじゃねぇーし
ましてや結婚とか考えた事なんてねぇーぞ!」
「でもあの人は考えてたみたいよ。
あんたが期待を持たせるような事を言ったりしたりしたからじゃないの?」
「そんな事、一度だってしてねぇーよ!」
「でもあの人はあんたから洋服やバッグだけじゃなくて
宝石やマンションも用意してもらったって言ってたけど?
普通そこまでされたら勘違いだとは思わないんじゃない?」
「知らねぇーよ!
俺が個人的にあの女に何かやった事なんてねぇーよ!」
彼の説明?言い訳?を聞いていて
益々、酷い男だと思った
ちょっとだけ彼女に同情してしまう
だってね
彼女に渡していた物全てがパーティーに彼のパートナーとして出席したギャラとして
秘書さんが手配した物で
パーティーに出席する為に準備された
ドレスや宝石なんかもいちいち返却されても
使い道がないって事でそのまま彼女の手元に残ったまま
マンションにしてもあの人が引っ越しをしたいから
手頃なマンションを探していると言っていたので
これもまた秘書さんが道明寺の不動産部門を紹介しただけだって
「全て彼女が自分の都合のいいように取っていたとしても
何年もパートナーに指名されていたら
自分は特別だって思っても仕方がないんじゃない?
それにあなただって多少はその気だったんじゃないの?」
「俺はお前以外に惚れた女はいねぇ!
あの女をパートナーにしてたのは都合が良かったからだけだ!」
仕事を終えメープルに向かっている途中で
あいつに付けていたSPから俺がかつて
パーティーなんかに連れ歩いていた女が表れたと連絡が入った
クソッ!
連絡を受けてすぐにあいつの携帯を鳴らすけれど出やがらねぇ
女優という職業柄
自分を良く見せる技術を持っていて
プライドの高い女だから変な媚びも売ってこない便利な女だったから
パートナーとして連れ歩いていただけ
それにあの手の女が好みだってじじいがパーティーには必ずいたから
宛がうにはちょうど良かっただけだ
俺にとってはホステスと大して変わりなくて
星の数ほどいた言い寄ってくる便利でバカな女の一人にすぎなかったのに
何を勘違いしたのか
あいつの前にのこのこと現れやがって!
何を話すつもりかは分からないねぇけど
あいつを傷つけたら許さねぇからな!
これ以上、あいつを傷つけたくない
いや、違うな
これ以上、あいつに愛想を尽かされたくねぇってのが本音だな
16年もの長い間
あいつには苦労をかけ続けて
本当なら許してなんてもらえるはずねぇのに
お人好しが成せる技なのか
とにかく俺の隣にいてくれている
拉致ったつもりはねぇけど強引に屋敷に連れ帰ったクリスマスの夜から
あいつの誕生日をNYで過ごした頃はまだまだ警戒心がビンビンで
いつ逃げ出されるか警戒していたが
俺の誕生日をハワイで過ごした辺りから当初の固さも取れて
本来の笑顔を見せるようになり
細すぎた身体も肉付きがよくなってきて
やっと少しだけ安心出来ていて
樹と三人で家族らしくなってきた矢先に現れた女
確かにあの女を何度かパーティーのパートナーとして連れ歩いていたし
それなりに大人の関係ってやつだったけれど
そんな女は他にも数人いたしいちいち勘違いされても面倒だから
きちんと線引きはしていたつもりだ
記憶を取り戻してからはすぐに秘書に縁を切らせ
それなりの手切れ金を支払い
今後一切連絡をしない事と今までの事を口外しないとの誓約書に
サインをさせていたはずだったのに
何を勘違いしたのか
あの女
舐めた真似しやがって!
今は俺の過去の行いがつくしを傷つけるのが一番怖い
こいつの事だから
また
あたしなんか
だとかウダウダ考えて
俺から離れようとするだろうし
何より
やっぱりあんたなんていらない!
とか言い出しそうだろ?
ここに来て捨てられるとか
あり得ねぇーんだよ!

応援ありがとうございます。
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