パパはおんぞうし? 1
こんばんは。♥
本日は、昨日少しだけ公開した『パパはおんぞうし?』です。🎶
CPはつかつくですが第1話にはつくしちゃんが出てきていません‥😅
司パパと子供達だけです。そして内容はおバカさんです‥
色々と謎のままですがそれは追々分かってくる予定ですので
とりあえずは司パパとちょっとクセの強い子供達とのやりとりを
楽しんで頂ければ嬉しいです。🎵
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
こちらのパパと息子さんはまだまだこれからだと思います。
二人旅もいいですよね🎵でも司君がつくしちゃんがいないのに耐えられなかも‥😅(笑)
新作の謎‥まだ解けてません❗😆💕✨
「ねぇ?パパっておんぞうしなの?」
風呂上がりにソファーに並んで座る娘の紬から
唐突に発せられた言葉に渇いた喉を潤そうと開けたばかりの缶ビールを持つ手が止まった
「はぁ?」
「パパってお金持ちのおんぞうしなんでしょ?」
「お前、御曹司って意味分かってて言ってんのか?」
「失礼ね!つむにだってそれぐらい分かるっつーの!」
「お前、話し方がママそっくりになってきたな」
風呂上がりでまだ頭にタオルを巻いたままのパジャマ姿で
隣に座りアイスクリームを食べながら話している娘の紬8歳
現在、小学3年生で都内の公立小学校に通っている
「とーちゃん!おれ、ジュースのみたい!」
「お前、今アイス食ったばっかりだろーが!
いい加減にしとかねぇーと腹壊すぞ!」
おっと!
今のは次男の蓮
現在、5歳
こいつも近所の幼稚園に通っている
蓮は4歳にして通っていたインターナショナル幼稚園をクビになり
その後、近所の幼稚園になんとか頼み込んで転園させてもらったが
そこでも毎日、つくしが先生に頭を下げている我が家の超~問題児
こいつはとにかく落ち着きがない
じっとしていられない暴れん坊
今もテレビを見ながら俺の横で
飛び跳ねている
「こら、蓮!ソファーはトランポリンじゃねぇ!
危ねぇから飛ぶな!」
「え~じゃあ、かあちゃんにでんわして
はやくかえってこいっていえよ!」
「俺に命令すんな!幼稚園児!」
「らいねんには1ねんせいだもん!」
「ママは今日は帰って来れないって言っただろ!」
「いつかえってくんだよ?
かあちゃんにでんわしてきけよ!」
「だから、命令すんな!
ママは週末まで帰って来られねぇーんだよ!」
「え~なんでだよ~?
おれ、かあちゃんにあいたいのに」
「さっきまで一緒にいただろーが?!」
「おれ、かあちゃんがいい~!」
「だから!飛ぶなっつてんだろ!
ちょっとは人の話し聞けよ!」
また横でソファーから少し離れた場所に置いてあるクッションを目掛けて
ジャンプしようとしていた暴れん坊の腕を掴み飛ぶのを阻止する
「お前らもう9時過ぎてんだろ
そろそろ寝ろ!」
「え~まだねむたくない~」
「ねぇ、パパ!つむの話がまだ途中なんだけど?」
「うるせぇ!蓮!明日は幼稚園行くんだろ?だから早く寝ろ!
つむ!パパが御曹司だったのは昔の話だ!
今は単なるサラリーマンだ!分かったらお前もさっさと寝てこい!」
「はぁ~」
朝っぱらからトーストを噛りながら
これでもかってぐらいの大きな大きなため息をつく紬
「んだよ!?トーストが嫌だったのか?
けど毎朝、トーストだろ?」
「違うわよ!はぁ~~」
テーブルに肩肘をつき手でトーストを弄びながら
再び大きな大きなため息をつく紬
「じゃあ、なんなんだよ?」
「だって~パパがおんぞうしのままだったら
つむはおじょうさまってことでしょ?
おじょうさまだったらぜ~ったいに
おにいちゃんのお下がりのパジャマなんて着てないわよね?
あ~あ、つむはおじょうさまがよかったなぁ~」
まだ続いてたんかよ?!
「御曹司じゃなくて悪かったな。
パジャマだったらパパが可愛いの買ってやるから
機嫌直してさっさと食べろよ」
「ヤッター!
じゃあさぁ、ついでにジェニーのワンピとジャケットとバッグもお願い!」
ここぞとはがりに要求してくる紬
「それはママに言え!」
「え~ケチ~」
「ケチじゃねぇーよ!
とにかくさっさと食って着替えろって!」
「父さん、俺、今日、弁当いるんだけど」
こいつが長男の柊(しゅう)
現在、13歳で中学生で都内の公立中学校に通っている
「そこに置いてあんだろ!」
「これ父さんが作ったの?」
テーブルの端に置かれている弁当箱を指さし
微妙な表情を浮かべてやがる
「お母さんが色々と作り置きしといてくれたから
それを弁当箱に詰めただけだ!」
「そっ、じゃあ、安心
ありがと、父さん」
安心ってどういう意味だよ?!
「お前もさっさと食え!」
「ん。ねぇ、父さん?」
「ん?」
「父さんは今日、どうすんの?」
「今日は昼までは会社にいるけど
その後は蓮を連れてお母さんとこに行くから
お前も帰ったらつむを連れて病院に来いよ」
「わかった」
「とーちゃん!おれ、カリカリがいい!」
トーストを一口だけ噛った後でのこの言葉
なら食う前に言えよ!
「トーストでいいだろ?
勿体無いから最後まで食えよ!」
「ヤーダ!チョコのカリカリがい~い!」
「しょーがねぇーな」
蓮は言い出したら聞かないから
棚の上からチョコレート味のシリアルを取り出し器に入れてやる
「ねぇ、パパ?
このワンピなんだけど、可愛いでしょ?
あたしが着たら似合うと思うでしょ?」
まだ続いてたんかよ‥
俺のタブレットを操作してワンピースの画像を見せてくる紬
「だから、それはママに言えって言っただろ」
「もぅ!可愛いでしょって聞いただけじゃない!
パパのバカ!ケチんぼ!クルクル!」
「髪型は関係ねぇーだろ!」
悪態のつき方がつくしにそっくりだぞ!
悪態のつき方だけじゃねぇーな
色の白さや真っ直ぐで艶のある黒髪
歳を経るごとに益々、つくしに似てくる紬
ワンピースぐらい買ってやってもいいと思うけど
誕生日でもクリスマスでもないのに
むやみに物を買い与えないってのが
つくしの考えだから
可哀想な気もするけれど我慢させている
「とーちゃん!おれ、しっこ!もれるぅ~!」
「トイレ行けよ!」
「こわいからついてこいよ!」
トイレが怖くて一人で行けないくせに
何故かいつも命令口調の5歳児
「ついてきて下さいだろ?
偉そうに言うな!」
「もれるってば!
もれるぞぉ~!トイレ~!
おばけぇ~どっかいけぇ~!」
「分かったから、さっさと行けって!」
「とーちゃん!おばけがいないかたしかめろよ!」
トイレに走って行った蓮の後を追いかけると
トイレの前で足をクロスさせながらモガモガとしているくせに
先に中を確認しろと言ってくるから
蓮にも中が見えるように大きくドアを開けてやる
「おばけなんていねぇって!
ほら!大丈夫だろ?早くしろ!」
「ドアしめんなよ!
しめたらおばけがくるぞぉ~」
どんな設定なんだよ?
「分かったから。
漏れるぞ!」
ドアを全開で見えない敵と戦いながらトイレをする5歳児を後ろから眺めていると
次は洗面所の方から俺を呼ぶ大声
「パパ~!」
大声で呼んだわりにはその後が続かない
「どうした?」
「ん~やっぱいい!
パパじゃ無理だから!」
「んだよ?」
「だって~ママに髪の毛やってもらいたかったのに
可愛くツインテールにして欲しかったけど
ママいないから~パパじゃ無理だからもういい!」
「そりゃ、悪かったな。
でも、つむはそのままでも十分可愛いぞ!」
「パパ、そういうのいいから」
目を細めながら放たれた愛娘の辛辣な言葉に朝から凹む
「もうちょっとパパに優しくしろよ!」
「パパがおんぞうしに戻ったら
一緒にお風呂に入ってあげてもいいけど?
無理でしょ?だからあたし決めたの!」
「な、何を?」
「つむは大人になったらおんぞうしと結婚するの!
それじゃぁ、行ってきま~す!」
「ん?あ‥‥ん?なんて言った?
あっ!オイ!紬!待て!」
はぁ~
御曹司と結婚するって‥
じょ、冗談じゃねぇーぞ!
パンパン
紬の爆弾発言に動けないまま
廊下に立ちつくしていた俺のお尻辺りを小さな手が
まるで慰めるようにパンパンと叩いた
横に立つのは外見は俺にそっくりな我が家の超~問題児
偉そうに腕組みしながら俺を見上げて放った一言
「かあちゃんはさいきょうだよな!」
誰だよお前‥
てか
お前‥手、洗ってねぇーだろ?!
このお話しはたぶん続き‥ます?

応援ありがとうございます。
本日は、昨日少しだけ公開した『パパはおんぞうし?』です。🎶
CPはつかつくですが第1話にはつくしちゃんが出てきていません‥😅
司パパと子供達だけです。そして内容はおバカさんです‥
色々と謎のままですがそれは追々分かってくる予定ですので
とりあえずは司パパとちょっとクセの強い子供達とのやりとりを
楽しんで頂ければ嬉しいです。🎵
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
こちらのパパと息子さんはまだまだこれからだと思います。
二人旅もいいですよね🎵でも司君がつくしちゃんがいないのに耐えられなかも‥😅(笑)
新作の謎‥まだ解けてません❗😆💕✨
「ねぇ?パパっておんぞうしなの?」
風呂上がりにソファーに並んで座る娘の紬から
唐突に発せられた言葉に渇いた喉を潤そうと開けたばかりの缶ビールを持つ手が止まった
「はぁ?」
「パパってお金持ちのおんぞうしなんでしょ?」
「お前、御曹司って意味分かってて言ってんのか?」
「失礼ね!つむにだってそれぐらい分かるっつーの!」
「お前、話し方がママそっくりになってきたな」
風呂上がりでまだ頭にタオルを巻いたままのパジャマ姿で
隣に座りアイスクリームを食べながら話している娘の紬8歳
現在、小学3年生で都内の公立小学校に通っている
「とーちゃん!おれ、ジュースのみたい!」
「お前、今アイス食ったばっかりだろーが!
いい加減にしとかねぇーと腹壊すぞ!」
おっと!
今のは次男の蓮
現在、5歳
こいつも近所の幼稚園に通っている
蓮は4歳にして通っていたインターナショナル幼稚園をクビになり
その後、近所の幼稚園になんとか頼み込んで転園させてもらったが
そこでも毎日、つくしが先生に頭を下げている我が家の超~問題児
こいつはとにかく落ち着きがない
じっとしていられない暴れん坊
今もテレビを見ながら俺の横で
飛び跳ねている
「こら、蓮!ソファーはトランポリンじゃねぇ!
危ねぇから飛ぶな!」
「え~じゃあ、かあちゃんにでんわして
はやくかえってこいっていえよ!」
「俺に命令すんな!幼稚園児!」
「らいねんには1ねんせいだもん!」
「ママは今日は帰って来れないって言っただろ!」
「いつかえってくんだよ?
かあちゃんにでんわしてきけよ!」
「だから、命令すんな!
ママは週末まで帰って来られねぇーんだよ!」
「え~なんでだよ~?
おれ、かあちゃんにあいたいのに」
「さっきまで一緒にいただろーが?!」
「おれ、かあちゃんがいい~!」
「だから!飛ぶなっつてんだろ!
ちょっとは人の話し聞けよ!」
また横でソファーから少し離れた場所に置いてあるクッションを目掛けて
ジャンプしようとしていた暴れん坊の腕を掴み飛ぶのを阻止する
「お前らもう9時過ぎてんだろ
そろそろ寝ろ!」
「え~まだねむたくない~」
「ねぇ、パパ!つむの話がまだ途中なんだけど?」
「うるせぇ!蓮!明日は幼稚園行くんだろ?だから早く寝ろ!
つむ!パパが御曹司だったのは昔の話だ!
今は単なるサラリーマンだ!分かったらお前もさっさと寝てこい!」
「はぁ~」
朝っぱらからトーストを噛りながら
これでもかってぐらいの大きな大きなため息をつく紬
「んだよ!?トーストが嫌だったのか?
けど毎朝、トーストだろ?」
「違うわよ!はぁ~~」
テーブルに肩肘をつき手でトーストを弄びながら
再び大きな大きなため息をつく紬
「じゃあ、なんなんだよ?」
「だって~パパがおんぞうしのままだったら
つむはおじょうさまってことでしょ?
おじょうさまだったらぜ~ったいに
おにいちゃんのお下がりのパジャマなんて着てないわよね?
あ~あ、つむはおじょうさまがよかったなぁ~」
まだ続いてたんかよ?!
「御曹司じゃなくて悪かったな。
パジャマだったらパパが可愛いの買ってやるから
機嫌直してさっさと食べろよ」
「ヤッター!
じゃあさぁ、ついでにジェニーのワンピとジャケットとバッグもお願い!」
ここぞとはがりに要求してくる紬
「それはママに言え!」
「え~ケチ~」
「ケチじゃねぇーよ!
とにかくさっさと食って着替えろって!」
「父さん、俺、今日、弁当いるんだけど」
こいつが長男の柊(しゅう)
現在、13歳で中学生で都内の公立中学校に通っている
「そこに置いてあんだろ!」
「これ父さんが作ったの?」
テーブルの端に置かれている弁当箱を指さし
微妙な表情を浮かべてやがる
「お母さんが色々と作り置きしといてくれたから
それを弁当箱に詰めただけだ!」
「そっ、じゃあ、安心
ありがと、父さん」
安心ってどういう意味だよ?!
「お前もさっさと食え!」
「ん。ねぇ、父さん?」
「ん?」
「父さんは今日、どうすんの?」
「今日は昼までは会社にいるけど
その後は蓮を連れてお母さんとこに行くから
お前も帰ったらつむを連れて病院に来いよ」
「わかった」
「とーちゃん!おれ、カリカリがいい!」
トーストを一口だけ噛った後でのこの言葉
なら食う前に言えよ!
「トーストでいいだろ?
勿体無いから最後まで食えよ!」
「ヤーダ!チョコのカリカリがい~い!」
「しょーがねぇーな」
蓮は言い出したら聞かないから
棚の上からチョコレート味のシリアルを取り出し器に入れてやる
「ねぇ、パパ?
このワンピなんだけど、可愛いでしょ?
あたしが着たら似合うと思うでしょ?」
まだ続いてたんかよ‥
俺のタブレットを操作してワンピースの画像を見せてくる紬
「だから、それはママに言えって言っただろ」
「もぅ!可愛いでしょって聞いただけじゃない!
パパのバカ!ケチんぼ!クルクル!」
「髪型は関係ねぇーだろ!」
悪態のつき方がつくしにそっくりだぞ!
悪態のつき方だけじゃねぇーな
色の白さや真っ直ぐで艶のある黒髪
歳を経るごとに益々、つくしに似てくる紬
ワンピースぐらい買ってやってもいいと思うけど
誕生日でもクリスマスでもないのに
むやみに物を買い与えないってのが
つくしの考えだから
可哀想な気もするけれど我慢させている
「とーちゃん!おれ、しっこ!もれるぅ~!」
「トイレ行けよ!」
「こわいからついてこいよ!」
トイレが怖くて一人で行けないくせに
何故かいつも命令口調の5歳児
「ついてきて下さいだろ?
偉そうに言うな!」
「もれるってば!
もれるぞぉ~!トイレ~!
おばけぇ~どっかいけぇ~!」
「分かったから、さっさと行けって!」
「とーちゃん!おばけがいないかたしかめろよ!」
トイレに走って行った蓮の後を追いかけると
トイレの前で足をクロスさせながらモガモガとしているくせに
先に中を確認しろと言ってくるから
蓮にも中が見えるように大きくドアを開けてやる
「おばけなんていねぇって!
ほら!大丈夫だろ?早くしろ!」
「ドアしめんなよ!
しめたらおばけがくるぞぉ~」
どんな設定なんだよ?
「分かったから。
漏れるぞ!」
ドアを全開で見えない敵と戦いながらトイレをする5歳児を後ろから眺めていると
次は洗面所の方から俺を呼ぶ大声
「パパ~!」
大声で呼んだわりにはその後が続かない
「どうした?」
「ん~やっぱいい!
パパじゃ無理だから!」
「んだよ?」
「だって~ママに髪の毛やってもらいたかったのに
可愛くツインテールにして欲しかったけど
ママいないから~パパじゃ無理だからもういい!」
「そりゃ、悪かったな。
でも、つむはそのままでも十分可愛いぞ!」
「パパ、そういうのいいから」
目を細めながら放たれた愛娘の辛辣な言葉に朝から凹む
「もうちょっとパパに優しくしろよ!」
「パパがおんぞうしに戻ったら
一緒にお風呂に入ってあげてもいいけど?
無理でしょ?だからあたし決めたの!」
「な、何を?」
「つむは大人になったらおんぞうしと結婚するの!
それじゃぁ、行ってきま~す!」
「ん?あ‥‥ん?なんて言った?
あっ!オイ!紬!待て!」
はぁ~
御曹司と結婚するって‥
じょ、冗談じゃねぇーぞ!
パンパン
紬の爆弾発言に動けないまま
廊下に立ちつくしていた俺のお尻辺りを小さな手が
まるで慰めるようにパンパンと叩いた
横に立つのは外見は俺にそっくりな我が家の超~問題児
偉そうに腕組みしながら俺を見上げて放った一言
「かあちゃんはさいきょうだよな!」
誰だよお前‥
てか
お前‥手、洗ってねぇーだろ?!
このお話しはたぶん続き‥ます?

応援ありがとうございます。
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