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パパはおんぞうし? 8

こんばんは。🎵
本日も『パパはおんぞうし?』です。🎶
つむちゃんとデートです。♥
それではどうぞ~✴


毎日、沢山の拍手ありがとうございます。
頂いたコメントにニラニラしております❗😆💕✨



私信です
☆様
こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
蓮くん‥遠くから見ている分には可愛いですよねぇ~♥
自分の息子だったら大変だろうけど‥😅(笑)
あきら君ママはきっとメロメロだと思います❗😆💕✨

ア○○ィ○○ョーク様
こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
お久しぶりです。
連絡ありがとうございました!
早速、修正しております。
色々なつかつくファミリーを書き散らかしておりますが
どのファミリーも好きなので少しずつ進めていきたいと思っています。🎵





蓮を幼稚園に送り届けたその足で
紬を連れて出掛けた

紬と二人だけでなんて初めての事

ちょっとドキドキしている俺と
朝からテンションが高い紬

デパートに向かう車中でも
ずっと喋り続けている

学校のこと

友達のこと

ゲームのこと

最近、流行りの洋服のこと

息つく暇無しに次々に飛び出す話題に
相槌を打ちながら車を走らせる

紬をどこに連れて行こうかと考えて迷った

昔の俺なら悩みもせず
お気に入りのブランドショップか
デパートの外商を呼びつけていただろうけれど

紬が欲しいのはブランド物じゃない
友達と同じような可愛い洋服が欲しいだけ

だけどそれが俺にはさっぱり分からない

説明されるけど

今どきの小学生女子の流行なんて
さっぱり分かんねぇからとりあえずデパートに向った

平日の午前中ということもあって
デパート内は買い物客もまだ疎ら

そんなデパート内を紬と手を繋いで子供服のフロアへと上がっていく

紬と手を繋いで歩くのは久しぶり
以前は紬とよく手を繋いでいた

だけど蓮が成長するにつれ
俺の手は自然と蓮と繋がれるようになっていた

蓮はつくしと繋ぎたがったが

突然走る

突然止まる

突然飛ぶ

そんな蓮につくしが振り回されるようになり
必然的に俺が蓮の動きを制する為に手を繋ぎ歩くのが習慣になっていた

久しぶりに紬と手を繋ぎ歩く‥

歩くっていうよりは
気が早る紬に引っ張られている感じだけど
あの頃よりも少し大きくなったとはいえ
まだまだ小さくて柔らかい紬の手を感じながら歩く

「ねぇ、パパ?ここ見てもいい?」

「あぁ、いいぞ」

なんてブランドかは知らないが
飾られていたワンピースが紬の目に止まった

「ねぇ、パパ?このワンピース可愛いね!」

「そうだな。
気に入ったんなら着てみたらどうだ?」

少し光沢のある生地で胸の下辺りにリボンがついている紺色のワンピース

紬が着たらきっと似合うと思う

「うん!そうする!」

ショップの店員に連れられ試着室に入って行った紬を待つ間
あのワンピースに合うコートとタイツと靴も選び
一緒に試着室へと持って行ってもらう

「パパ~!これ超~可愛い!」

試着室から出て来た紬はワンピースの上に俺が選んだコートを羽織り
自分の姿を鏡に映し興奮している

「あぁ、よく似合ってて
可愛いぞ!」

「すご~い!つむ、おじょうさまみたい!」

「じゃあ、それ着て行くか?」

「いいの?」

「あぁ、大丈夫だ」

店員にこれを着て行くと告げ
着てきた物を包んでもらいショップを出た

「次はどこに行きたい?
お前がこないだ言ってたショップはここにあるのか?」

「うん、あるよ!
でも‥もうこれ買ってもらったよ?」

「今日はパパに任せろって言っただろ?」

「う、ん‥でも、ママに叱られない?」

「大丈夫だ!今日はパパに任せとけ!」

「ほんとにいいの?
つむだけって柊も蓮も言わない?」

「あぁ、パパが言わせないから心配するな!」

「やった~!じゃあ、あっちに行きたい!」


それから2時間

つむの買い物に付き合ってデパート内をウロウロ

だけど紬は最初に買って着替えたワンピースと
昨日から言っていたワンピースとジャケットとバッグ
それにパジャマを買っただけで
後は試着はするけれど何も買わなかった

俺としては物足りない

もっともっと我が儘を言えばいいのに
何に遠慮してるのかいらないと言う紬

それに段々と今朝からのハイテンションが消え
心なしか元気がない

「つむ?ほんとにいいのか?
遠慮しなくていいんだぞ?」

「うん‥いいの‥」

手を繋いだまま俯き加減で歩く紬の顔を覗き込むように
少し腰を折り話しかける

「疲れたのか?
どっかで休むか?」

「ん‥」

「ど、どうした?!」

俺の問いかけに小さく返事を返した紬の目から大粒の涙が零れ落ちてきた

「パパ‥どこにも‥いかない?」

この流れでの紬のこの言葉に
全く意味が分からず戸惑う

「あ、あぁ、パパはどこにも行かないぞ?
どうしてそんなこと聞くんだ?」

とりあえず泣いている紬を抱き上げ
近くに置いてあった休憩用のソファーに腰を下ろした

「だって‥みんな‥パパのこと見てるし‥
パパはテレビに出てるから‥
お友達もパパは格好いいって‥
でもつむはパパに似てないって‥」




中途半端でごめんなさいm(__)m

応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

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