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パパはおんぞうし? 9

こんばんは。🎵
本日は『パパはおんぞうし?』です。🎶
まだパパとデート中です。💕
短くてごめんなさいm(__)m
それではどうぞ~✴


私信です
☆様
こんばんは。♥
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
久々の甘~いの届きました?良かったです❗😆💕✨
今日はイブですね✨🎄✨
寒いですが楽しいイブを過ごしてくださいね。💕


○ちゃん様
こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
感じてもらえました?嬉しいです❗😆💕✨
つくしちゃんもドップリと司君の愛に溺れていると思います❗✨🎄✨







「誰が言ったんだ?」

「みんな‥言ってる‥
さっきの店員さんも‥言ってた
パパのこと格好いいって‥」

「そうか、つむはパパが格好いいって言われるの嫌か?」

「イヤじゃない‥でも‥つむのパパなのに!
みんなパパばっかりだから‥ちょっとイヤ‥」

「そうか、パパがテレビに出てるのはお仕事だから
仕方なく出てるだけだからつむが
止めて欲しいんだったら出るの止めてもいいぞ」

俺は去年から勤めている証券会社のシニアアナリストとして
時たま経済や証券取引の動向などを解説する
経済番組に出演している

深夜に近い番組だが出演してからは
明らかに顔をさすようになった自覚はある

さっきも店員や買い物客なんかから
"いつも見ています"なんて声を掛けてきやがったし
中には写真撮ってもいいですか?なんて奴まで

注目されるのは昔っからだし
俺自身は気にしていなかったし

全て無視して紬に集中していたが
紬は初めての経験で萎縮してしまったのだろう

「お仕事だから‥止めなくていい‥
でも‥お兄ちゃんも蓮もパパに似てるのに‥
つむは似てないから‥つむはママだから‥
学校でも‥似てないねって言われるから‥イヤなの」

俺に似ていないから嫌だと泣く紬に
不謹慎かもしれないが嬉しい

「そうか、パパはつむがパパに似てないとは思わないけどな
それにパパはつむがママに似ててすっげぇ嬉しいぞ」

「ママに似てるのがうれしいの?」

「あぁ、すっげぇ嬉しい」

泣いている紬の頭を撫でながら
そう言ってやると少し笑顔になった

確かに柊と蓮は外見は俺にそっくりだと思う

二人とも特徴的な癖毛に中学生にして早くもつくしの身長を追いこした柊と
同年代の子より頭一つ飛び出している蓮にしても
俺に似ていると思っているが
紬だって俺に‥

というよりは姉ちゃんに似ているところもある

だけど大部分がつくしから受け継いでいる

真っ直ぐな黒髪に白い肌
黒目勝ちで大きな瞳

そして何よりこいつは友達が多い

男でも女でも

性別に関係なく

人を惹き付ける

厄介なところまであいつにそっくりで
俺としては嬉しいよりも心配な方が勝っているってのが本心で
この先、年頃になって彼氏が出来たとか言われたら‥

相手の男をぶっ殺す自信がある!

つくしなら物騒な事、言うな!って怒るだろうけど

今からまだ見ぬ男に対しぶっ殺してやる自信だけはある!

「つむね‥授業参観とか運動会とか
パパが学校に見に来てくれるのは嬉しいの‥
みんな、パパを見てつむちゃんのパパってかっこいいって言ってくれるから‥
でもね‥いつも、かっこいいねっつ言った後に
でもつむちゃんは似てないねって言われるから‥」

「そっか、だからあんな事言ったのか?」

「うん‥ごめんなさい‥」

「謝らなくていいぞ、つむは何も悪くないからな。
それにさっきも言ったけどパパはつむが大好きだし
つむがママに似て可愛くて明るくて
みんなに優しくて友達がいっぱいいて
本当に良かったと思ってるんだぞ」

「うん‥」

「それにパパの事を格好いいなんて言ってる奴はパパの外見しか見てないんだ。
本当のパパを知ってるのはママとつむ達だけなんだから
周りがなんと言おうと気にすんな!」

「分かった‥パパってお家ではいつも
ママに叱られてるもんね‥」

「蓮ほどは叱られてねぇーぞ!」

「一緒だよ~!」

そう言ってやっと笑顔になった紬をギュッと抱きしめ背中を撫でる

「パパと蓮っておんなじことでママに叱られてるよ」

「同じじゃねぇーよ!
でもママは怒ったら怖ぇーもんな!」

「うん!こわ~い!」

何を思い出したのか
ケラケラと笑い出した紬に一安心

「パパ?つむ、お腹すいた!」

「よし!じゃあ、なんか食べに行くか?
つむは食べたい物あるか?」

「う~ん‥イチゴ!
つむ、イチゴが食べたい!」

「苺?
そんなんじゃ腹いっぱいになんねぇーだろ?」

「お腹いっぱいイチゴが食べたいの!」

紬は‥

というか

我が家のガキ共は三人揃ってイチゴ星人で
この季節になると我が家の冷蔵庫には
必ず苺が入っている
そしてそれを取り合いしながら食べている

こないだも蓮がつくしが見ていない間に
勝手に冷蔵庫からイチゴを取り出し
見つからないようにこっそりと一人
隠れて風呂場で食べているところを見つかり
つくしにすんげぇ叱られてやがった

「分かった、じゃあパパがいいとこ連れてってやるよ!」

「イチゴがいっぱいのところ?」

「あぁ、好きなだけ食えるぞ!」

「ほんと?ヤッタ~!」

「おぅ!じゃあ、行くぞ!」

すっかり機嫌の直った紬と手を繋ぎ
デパートを後にしてベイエリアにある外資系のホテルに向かった





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kirakira
Posted bykirakira

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