Garbera 9
こんにちは。(#^.^#)
本日も『Garbera』です。🎶
今日はやっと司君登場してます!💕
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは~♥
コメントありがとうございます。😆
ムフフ💕ブラック司君おきに召していただけました?♥
この夜の司君はヘリで結構な距離を移動しております❗😆💕✨
葉○様
こんにちは。🎵
コメントありがとうございます。😆
なんだか拍子抜けな感じの司君ですが
警察関係者と話し合いをしたわけではないので
全てを伝えていないようです。👍
司君は全員ぶっ殺してやる❗と言っていましたので‥😅
m○○u様
こんにちは✨😃❗
コメントありがとうございます。😆
そうなんです❗触っちゃってるんです‥😅
実はそこに一番怒っているかも‥?😞
ア○○ィ○○ョーク様
こんにちは。🎵
コメントありがとうございます。😆
とりあえず警察関係者の言い分を聞いただけの司君なので
全然、納得も満足もしていないと思います。
本丸は五木商事なので警察に関してはややまろやかに
持ちつ持たれつのようです。🎶
「厳正に処分するだと?
全部揉み消すつもりで誰をどう厳正に処分するんだ?
結局、あいつらの心配は天下り先の事だけだろ!」
前を歩かれている司様が吐き捨てるように発せられた言葉
確かに司様の仰られる通り
今夜、起こった出来事は全てなかった事に‥
そして五木商事の横領に関しても
事件化も表面化することもない
何も起こっていない
この状況で何をどう厳正に処分するだと仰られている
今回の件に関して司様とご友人方は道明寺を始め
それぞれの会社に天下っている警察OBを
全て解任し今後一切の受け入れを拒否すると通達を出されている
道明寺だけではなくご友人方
美作、花沢、大河原の三社には関連会社も含め
かなりの数の警察OBが常勤、非常勤の顧問として天下っていて
重要な天下り先になっている
それでなくても昨今の風潮で天下り先の確保には苦労しているのに
それら全ての天下り先を失うだけではなく
OBも含め解任となると上下関係が厳しい警察内では死刑宣告に近い
現職の総監以下
今夜ここに呼び出された者達は
OBからもかなりの圧力を受けていたことだろう
「西田!全て変更は無しだ!」
「承知いたしました」
司様は誰一人見逃すおつもりはない
司様は天下りに関しては
現在、警察庁で秘密裏に法案化が進められている
防犯カメラを使用した顔認証システムの開発プロジェクトを道明寺で
その他、大規模に計画されている都心部に於ける交通システムの再構築のプロジェクトを
ご友人方の会社で受注するという交換条件の元
天下りの受け入れは今まで通りにすると伝えられている
そして関わった二人の刑事は‥
警視庁内での厳正な処分を待ってから
こちらでもキチンと処理をさせていただきます
残るは五木商事の社長一家と顧問と弁護士
そしてパワハラを訴えた女
西園寺家に関しては西門様より後始末は任せて欲しいと連絡を受けており
司様も了承されている
一両日中には西園寺家は跡形もなく霧散していることだろう
後は五木商事のみ
既に社長とその息子達の身柄は確保されている
「さっさと済ませてあいつの所に帰るぞ!」
「畏まりました。
NYの方は社長より全てこちらで対応するので
司様にはこの問題を早急に片付けるようにと申し使っております」
「分かった、だったらさっさと終わらせるぞ!」
王が退室し暫くして再びヘリのモーター音が響き
ゆっくりとヘリが夜の闇に紛れこむように
その機体を上げて行った後、室内に連れて来られたのは二人の刑事
連れて来られた室内で自分達を待っていたメンツを見て
息を飲む二人の刑事
漸く自分達の置かれている状況を理解出来たようで
力なくその場にへたりこむ刑事を無理やり引き立たせ
無言のまま刑事部長が運転する車で
山荘を後にした
別荘を飛び立ったヘリが向かったのは屋敷
屋敷にはあいつらが俺の到着を待っている
時間は既に日付を跨ごうとしている深夜
屋敷の自室
あきらと総二郎は流石に硬い表情を浮かべていたが
類だけはいつもの何を考えてんのか分からない表情のままで
俺の顔を見た開口一番が"牧野はどうしてるの?"だった
「あいつなら病院だ!」
「大丈夫なの?」
「あぁ、明日には退院出来るらしい」
「そっ、良かった」
類との会話はそこまで
奴はそれ以上は興味は無いとばかりに
ゴロリとソファーに横になり目を閉じてしまった
その光景を横目にまず口火を切ったのは総二郎
「司、今回の事はすまない。
親父とお袋も話を聞いて驚いてて
今はお袋の実家の方と動いてるけど
とりあえず女の身柄だけは押さえてさっき西田に渡しといた」
「この女、どこにいたんだ?」
「都内のホテルで三男に跨がって嬉声を上げてたらしい」
「それで男も捕まえたんだろうな?!」
「当たり前だろーが!
まとめて西田に渡してあるから
後は好きにしろよ。
それからこれ、親父から預かってきた。
とりあえず慰謝料代わりに受け取ってくれだってよ」
そう言って総二郎が投げ寄越したファイル
中に入っていたのは西園寺家所有の土地や家屋の権利書
「都内の屋敷にマンションが2室
後は京都にある別荘と山林
ざっと合わせただけだけどそれだけで20億ぐらいにはなんだろう
後は現金なんか細かい物を処分すれば5億ぐらいにはなるはずだ。
親父はこんなんじゃ詫びにはならねぇーだろうけど
とりあえずこっちの誠意を見せる為に持って行けってよ。
正式な謝罪は日を改めてって言ってた」
「とりあえずこれは預かっとく
親父さん達には謝罪は必要ねぇって伝えといてくれ
その代わりあいつに今まで通り接してやってくれって伝えといてくれ」
「分かった」
「それで、後はどうするんだ?
面倒ならこっちで引き受けるぞ」
俺と総二郎の会話を見守っていたあきらの言葉
「いや、後始末はこっちでやる。
だが例の買収の話を今夜中に決着をつけてくれ」
「分かった」
「それじゃそろそろ仕上げに行くぞ!」
「俺は帰るね」
類は眠いからと帰って行き
総二郎も親父さん達に報告すると帰って行った
残ったのは俺とあきら
二人でヘリに乗り込み東京湾の沖合いに停められている
道明寺所有の大型客船へと向かった
この船は数年前に新しくした大型の客船で
主に船上でのパーティーや海外からの重要な要人の接待に使われている
メインのホールでは300人規模のパーティーが出来
ヘリポートと上陸用の小型プレジャーボートが2艘搭載されている
その客船にヘリが降り立ったのが
深夜1時過ぎ
広いホールの真ん中
床に座らされている五木商事社長と二人の息子達
三人共に髪は乱れ着ているスーツも汚れ
疲れきった表情で頭を垂れていた

応援ありがとうございます。
本日も『Garbera』です。🎶
今日はやっと司君登場してます!💕
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは~♥
コメントありがとうございます。😆
ムフフ💕ブラック司君おきに召していただけました?♥
この夜の司君はヘリで結構な距離を移動しております❗😆💕✨
葉○様
こんにちは。🎵
コメントありがとうございます。😆
なんだか拍子抜けな感じの司君ですが
警察関係者と話し合いをしたわけではないので
全てを伝えていないようです。👍
司君は全員ぶっ殺してやる❗と言っていましたので‥😅
m○○u様
こんにちは✨😃❗
コメントありがとうございます。😆
そうなんです❗触っちゃってるんです‥😅
実はそこに一番怒っているかも‥?😞
ア○○ィ○○ョーク様
こんにちは。🎵
コメントありがとうございます。😆
とりあえず警察関係者の言い分を聞いただけの司君なので
全然、納得も満足もしていないと思います。
本丸は五木商事なので警察に関してはややまろやかに
持ちつ持たれつのようです。🎶
「厳正に処分するだと?
全部揉み消すつもりで誰をどう厳正に処分するんだ?
結局、あいつらの心配は天下り先の事だけだろ!」
前を歩かれている司様が吐き捨てるように発せられた言葉
確かに司様の仰られる通り
今夜、起こった出来事は全てなかった事に‥
そして五木商事の横領に関しても
事件化も表面化することもない
何も起こっていない
この状況で何をどう厳正に処分するだと仰られている
今回の件に関して司様とご友人方は道明寺を始め
それぞれの会社に天下っている警察OBを
全て解任し今後一切の受け入れを拒否すると通達を出されている
道明寺だけではなくご友人方
美作、花沢、大河原の三社には関連会社も含め
かなりの数の警察OBが常勤、非常勤の顧問として天下っていて
重要な天下り先になっている
それでなくても昨今の風潮で天下り先の確保には苦労しているのに
それら全ての天下り先を失うだけではなく
OBも含め解任となると上下関係が厳しい警察内では死刑宣告に近い
現職の総監以下
今夜ここに呼び出された者達は
OBからもかなりの圧力を受けていたことだろう
「西田!全て変更は無しだ!」
「承知いたしました」
司様は誰一人見逃すおつもりはない
司様は天下りに関しては
現在、警察庁で秘密裏に法案化が進められている
防犯カメラを使用した顔認証システムの開発プロジェクトを道明寺で
その他、大規模に計画されている都心部に於ける交通システムの再構築のプロジェクトを
ご友人方の会社で受注するという交換条件の元
天下りの受け入れは今まで通りにすると伝えられている
そして関わった二人の刑事は‥
警視庁内での厳正な処分を待ってから
こちらでもキチンと処理をさせていただきます
残るは五木商事の社長一家と顧問と弁護士
そしてパワハラを訴えた女
西園寺家に関しては西門様より後始末は任せて欲しいと連絡を受けており
司様も了承されている
一両日中には西園寺家は跡形もなく霧散していることだろう
後は五木商事のみ
既に社長とその息子達の身柄は確保されている
「さっさと済ませてあいつの所に帰るぞ!」
「畏まりました。
NYの方は社長より全てこちらで対応するので
司様にはこの問題を早急に片付けるようにと申し使っております」
「分かった、だったらさっさと終わらせるぞ!」
王が退室し暫くして再びヘリのモーター音が響き
ゆっくりとヘリが夜の闇に紛れこむように
その機体を上げて行った後、室内に連れて来られたのは二人の刑事
連れて来られた室内で自分達を待っていたメンツを見て
息を飲む二人の刑事
漸く自分達の置かれている状況を理解出来たようで
力なくその場にへたりこむ刑事を無理やり引き立たせ
無言のまま刑事部長が運転する車で
山荘を後にした
別荘を飛び立ったヘリが向かったのは屋敷
屋敷にはあいつらが俺の到着を待っている
時間は既に日付を跨ごうとしている深夜
屋敷の自室
あきらと総二郎は流石に硬い表情を浮かべていたが
類だけはいつもの何を考えてんのか分からない表情のままで
俺の顔を見た開口一番が"牧野はどうしてるの?"だった
「あいつなら病院だ!」
「大丈夫なの?」
「あぁ、明日には退院出来るらしい」
「そっ、良かった」
類との会話はそこまで
奴はそれ以上は興味は無いとばかりに
ゴロリとソファーに横になり目を閉じてしまった
その光景を横目にまず口火を切ったのは総二郎
「司、今回の事はすまない。
親父とお袋も話を聞いて驚いてて
今はお袋の実家の方と動いてるけど
とりあえず女の身柄だけは押さえてさっき西田に渡しといた」
「この女、どこにいたんだ?」
「都内のホテルで三男に跨がって嬉声を上げてたらしい」
「それで男も捕まえたんだろうな?!」
「当たり前だろーが!
まとめて西田に渡してあるから
後は好きにしろよ。
それからこれ、親父から預かってきた。
とりあえず慰謝料代わりに受け取ってくれだってよ」
そう言って総二郎が投げ寄越したファイル
中に入っていたのは西園寺家所有の土地や家屋の権利書
「都内の屋敷にマンションが2室
後は京都にある別荘と山林
ざっと合わせただけだけどそれだけで20億ぐらいにはなんだろう
後は現金なんか細かい物を処分すれば5億ぐらいにはなるはずだ。
親父はこんなんじゃ詫びにはならねぇーだろうけど
とりあえずこっちの誠意を見せる為に持って行けってよ。
正式な謝罪は日を改めてって言ってた」
「とりあえずこれは預かっとく
親父さん達には謝罪は必要ねぇって伝えといてくれ
その代わりあいつに今まで通り接してやってくれって伝えといてくれ」
「分かった」
「それで、後はどうするんだ?
面倒ならこっちで引き受けるぞ」
俺と総二郎の会話を見守っていたあきらの言葉
「いや、後始末はこっちでやる。
だが例の買収の話を今夜中に決着をつけてくれ」
「分かった」
「それじゃそろそろ仕上げに行くぞ!」
「俺は帰るね」
類は眠いからと帰って行き
総二郎も親父さん達に報告すると帰って行った
残ったのは俺とあきら
二人でヘリに乗り込み東京湾の沖合いに停められている
道明寺所有の大型客船へと向かった
この船は数年前に新しくした大型の客船で
主に船上でのパーティーや海外からの重要な要人の接待に使われている
メインのホールでは300人規模のパーティーが出来
ヘリポートと上陸用の小型プレジャーボートが2艘搭載されている
その客船にヘリが降り立ったのが
深夜1時過ぎ
広いホールの真ん中
床に座らされている五木商事社長と二人の息子達
三人共に髪は乱れ着ているスーツも汚れ
疲れきった表情で頭を垂れていた

応援ありがとうございます。
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