Garbera 10
本日も『Garbera』です。🎶
今日はあきら君がかなりブラックです‥😅
あきら君ファンの方はごめんなさいm(__)m
それではどうぞ~✴
私信です
葉○様
こんにちは✨😃❗
コメントありがとうございます。😆
毎回、更新時間がバラバラでごめんなさいm(__)m
決められればいいのですが‥気まぐれなので‥😅
でも毎日何度もありがとうございます。(#^.^#)
それだけ楽しんで頂ければ嬉しいです。♥
司君‥誰も許すつもりはないようです❗😆💕✨
当然ですよねぇ~大切なつくしちゃんを傷つけたんですから❗
☆様
こんにちは~♥
コメントありがとうございます。😆
ムフフ💕ブラック司君💕私も大好物です❗😆💕✨
今日はブラックあきら君ですが❗着々とお仕置きは進んでいます❗\(^-^)/
ア○○ィ○○ョーク様
こんにちは。🎵
コメントありがとうございます。😆
やっと五木商事側への制裁が始まります❗
まだ事の重大性に気がついていないようですが
今日はブラックあきら君がまず先頭を切ってくれています❗😆💕✨
五木商事の社長以下長男と次男はそれぞれ呼び出された先で
拘束され何も告げられないままこちらに連れて来られていた
拘束時に抵抗があったため
SPが少々、手荒に扱ったようだが
話をする分には問題はない
司様が美作様と共に乗船され
ゆっくりと三人の前に置かれていたソファーに腰を下ろされた
司様のお顔にはうっすらとだが嘲笑のような物が浮かんでいて
これからここで起こる事柄を暗示している
まず口火を切られたのは美作様
美作様は司様のようにソファーには座らず
五木社長の前で軽く屈まれた体勢
「五木社長、ご無沙汰しております。
今夜はわざわざこんな所までご足労いただき申し訳ない」
「‥み、美作専務!一体どういう事だ?!
どうして私達をこんな所に?!」
「まぁ、その説明は追々
とりあえずはこちらにサインしていただけますか?」
「こ、これは!?」
美作様がサインをねだられたのは
美作商事が五木商事を吸収合併する契約書
以前より
正確にはつくし様が五木商事に就職されてから水面下で進められていた話
当初は司様が買収する予定だったが
五木商事は規模が小さすぎ子会社化するにしても
道明寺側にメリットが無さすぎると社長からストップが掛かり
美作様が引き継がれていた案件
美作様は五木商事を買い取り
不採算部門は処分し採算が取れる部門だけを美作商事の傘下に入れる計画だった
その為に少しずつ株も取得されていてが
五木社長一族が保有している株式だけで過半数を超えていたため
五木社長側は強気な態度を崩さず
交渉は難航していた
だが
今夜
一気に
事態が動いた
自滅
その言葉がしっくりとくる結末
当初の交渉では創業者一族は買収後も役職はそのままで
引き続き経営に携われる内容だったし
実際、この条件はここ数年業績が下降気味だった五木商事側にとっては
有益な条件のはずだった
まぁ、だからこそこのタイミングで発覚した息子の横領をなんとしてでも隠し通したかったのだろうが‥
その相手が悪過ぎた
よりによって牧野に‥
五木社長があきらが差し出した書類を目を通し始めたが直ぐに
顔を真っ赤にして突き返した
「こ、こんな条件飲めるわけないだろう!
あんたは私達をバカにしているのか?!」
あきらが突きつけた条件
それは五木一族が保有している株式全てを
相場の3分の一の値段で譲渡し
全ての役職から退くという物
「バカになどしていませんよ。
これでもこちら側はかなり譲歩してやってるんだけどな」
前髪をかきあげながら話すあきらの顔には
ゾクリとするような冷酷な笑みが浮かんでいる
「あんた達はまだ何か勘違いしているようだから教えてやるけど
俺達はここに交渉に来たわけじゃねぇーんだよ」
そう言ったあきらが視線を五木社長の後ろに居たSPに流すと
SPは無言のまま小さく頷きホールから出て行った
程なくして戻ったSPに連れられてホールへと入ってきたのは
三男とお嬢様
共にバスローブ姿で後ろ手に拘束されたまま
引きずられるようにホールへと入って来た二人は
乱暴に五木社長の横に押し出され
足が縺れたように倒れ込んだ
「あんたんとこの弁護士が全部しゃべってくれたぜ」
「なっ!一体何の事だ!?
あんた達は一体何の権利があって!
これは犯罪だぞ!分かってんのか?!」
「往生際の悪いおっさんだな!
あんたらのした事は全部バレてんだよ!」
「なっ‥」
「なぁ、相手が悪かったな。
よりによってあいつに手を出すなんて」
「な、なんの事だ?!
あいつって誰だ?!」
「牧野つくし」
あきらの口から名前が出た途端
ビクッと身体を震わせ反応を見せたのは息子達だけだった
「あんた、罪を擦り付けた社員の名前も覚えてねぇーのか?」
「擦り付けたなんて!
その女が横領したから告発しただけだ!」
「ほぉ~まだしらを切るつもりなのか?
その根性だけは認めてやるけど
息子達はどうだろうな?
まずは誰から聞いてみる?
お前か?それともお前か?」
あきらは三人の息子達を順番に見回すと
長男の前へと身体をずらした
「まずはお前か?
お前、利き手はどっちだ?」
突然の問いかけに顔を上げた長男だったが
視線の先にあったあきらの表情を見て
何かを悟ったようですぐに顔を背けた
「まぁ、いちいち聞かなくても分かんだけどな
聞かれた事には素直に答えなきゃな」
"時計を右にしてるから左利きだろ?"
"素直は大切だぞ"
楽しそうそうに一人で話しながら
徐に長男の右手の人差し指を強引に反対側へと曲げた
ホールに響き渡る長男の断末魔のような声と
骨が折れる嫌な音
衝撃で転げ回る長男の右手の人差し指は不自然に曲がっていて
他の者の顔は青ざめている
そんな長男の様子を無表情で見下ろしていたあきらは
次は無言のまま隣に座らされていた次男の顎を目掛けて
廻しげりを食らわせた
こちらもホールに響いたのは顎の骨が砕けるような鈍い音
衝撃で数メートル後方へ弾き飛ばされた次男は
そのまま気を失ったようでSPの足元に転がったままピクリともしなくなった
「俺は親切な男だからな
利き手は後のお楽しみに残しといてやるよ。
どうだ?色々思い出した事があるだろう?」
「あ、あ、ある!ある!
全て話すから!もう止めてくれ!」
額を床に擦り付けるようにして懇願する五木社長
その社長が話した事は先ほど弁護士が話した内容とほぼ一致していた
ただ牧野に罪を擦り付ける計画を立てたのは三男とお嬢様で
社長以下、二人の息子達は進んでいた買収計画が破綻するのを恐れて
この計画に元刑事の顧問の男と弁護士を仲間に引き入れ
2ヶ月程前から綿密に計画を練っていたらしい
ヘドが出るような薄汚い親子
全て洗いざらい話した後は観念したのか
素直にサインした社長は放心状態で力なく肩を落とし座り込んでいる
サインさえさせればもう用はない
後は司の時間
ファイルを手に立ち上がりかけたその時
思い出したようにまた少しだけ身を屈めると
まるで内緒話でもするように声を潜め
"あっ!言うの忘れてたけど
牧野つくしってのは道明寺司の婚約者で
俺達の大切な女だ!まぁ、後はそっちとゆっくり楽しんでくれ!
じゃあな!"
そう告げたあきらは軽やかな足取りで
ホールから出て行ってしまった
あきらの言葉に驚き顔を上げた社長の視線の先には
先ほどから一言も発せず成り行きを見守っていた
王のような男が長い足を組みこちらを見ていた
後2~3話で終わらせたい!←希望です(笑)

応援ありがとうございます。