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永遠じゃない‥ 6

こんばんは🌙😃❗
本日も『永遠じゃない‥』です。🎶
再起動なんです❗😆💕✨
それではどうぞ~✴

私信です
☆様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。😆
動揺しますよねぇ~✴
司君の動揺もですが突然の連絡につくしちゃんも
かなり動揺しているようですが‥
今回はさすがの司君も色々とブロックされているようです❗\(^-^)/

葉○様
こんばんは~✴
コメントありがとうございます。😆
記憶の戻った司君ですがまだ状況がちゃんと理解出来ていないようです‥😅
まぁでもやっぱり司君なのでじっとはしていられないはずです❗😆💕✨

ア○○ィ○○ョーク様
こんばんは。🎵
コメントありがとうございます。😆
兄妹になり5年、穏やかな日常を過ごしていたつくしちゃんに
突然、記憶の戻ったと連絡がありかなり動揺しているようです‥😅
記憶の戻った司君の気持ちも分かりますが5年もの時間が経過しているので
色々と簡単ではないと思います❗🎶







ハァ~

今朝のお母様の電話からため息しか出てこない

仕事中もミスを連発して流石に桜子から

“今日は仕事にならないので早く帰って道明寺さんの襲撃に備えて下さい!”

なんて言われて強引に車に押し込まれて帰宅してきたんだけど落ち着かなくて
帰って来たそのままにコートも脱がずソファーに座ったまま








「全くの予想外でしたわ」

シレっとした顔で俺の作ったカクテルに口をつけている桜子

「で、どうして司がここにいるわけ?」

恐ろしく無表情なままの類の問いかけに
一応、しおらしく俯き加減で小さくうるせぇーよ!と悪態をつくのだけは忘れなかった司

思い出して落ち込むのは構わねぇけど
一人でやってくれ!ってのが本音の俺達

で、なんで牧野以外が全員集合してるのかっていうと

事の発端は夕方に俺へと掛かってきた桜子からの電話

電話口で開口一番

“猛獣が再起動されたようなので
皆さんに集合掛けていただけますか。
時間と場所はお任せいたしますわ”

と俺からの返事も待たず一方的に告げ切られてしまった電話

通話が途切れたスマホを耳に当てたまま
忙しなく動く思考

猛獣?

=司?だよな?

再起動?

した?

‥ん?

再起動?

司が?

猛獣復活?

えーー!

思い至った答えに思わず声が出た

自分でも驚く程の大声に秘書が慌ててオフィスに飛び込んできた

「あきら様!どうされましたか?!」

「あっ!いや‥大丈夫だ!
すまない‥あっ!今日のこれからのスケジュールはキャンセルしてくれないか?」

「は、はい、畏まりました。
ですが‥大丈夫ですか?」

「あぁ、なんでもない!
下がってくれて構わないから‥」

「畏まりました。
何かあればお声をお掛けください。失礼いたします」

怪訝な顔の秘書が出て行って
すぐに総二郎と類に連絡を取る

俺からの連絡に二人共に電話口で一瞬だけ息を飲んだけれど
すぐに”分かった”と一言だけを残し電話を切っていた

急な事の上に話す内容が内容だけに
店は探さず俺の屋敷に集合することにし
三々五々、集まってきた仲間達


まず総二郎と滋が到着し
その後すぐに類も到着し
そして最後に呼び出した張本人の桜子が姿を現したが
その後ろには司がいた‥

そして冒頭の桜子の言葉

全てが予想外


「まさか道明寺さんがオフィスに押し掛けてらっしゃるとは思いませんでしたわ」

「押し掛けてはねぇーだろ!
ちゃんとアポは取っただろーが!」

「電話を掛けてきて今から行く!で一方的に切ってしまわれるのはアポとは言いませんわ」

嫌味ったらしいその口調にいつもの司なら噛みついているだろうけれど
流石に今日は大人しく言い返す事もせず座っている

「ねぇ?ねぇ、司?
一発殴らせてよ!」

桜子の次は滋だった
殴らせてよ!と言った瞬間、立ち上がり
殴りかかろうとした所を慌てて押さえる

「止めとけ!滋!」

「止めないでよ!一発殴らないと気がすまないんだから!」

「一発殴ったからって気はすまないだろ?!
とにかく!止めとけ!」

「そうだよ、今の司なんて殴る価値もないよ」

「そうですわよ、滋さん。
今の道明寺さんなんて殴るだけ無駄ですわ」

滋に桜子に類

辛辣な言葉の応酬にちょっとだけ司が可哀想に思えてくる

ほんとにちょっとだけだけどな

言いたくなるのは分かるけれど
殴ったところで何も解決しない

「それじゃ、わたくしと滋さんはこれで失礼しますわね。
後は皆さんでお願いいたしますわ」

なんとも涼しい顔してこっちに全部丸投げして逃げようとする桜子と滋

「あっ!オイ!待てよ!卑怯だぞ!」

「卑怯だなんて人聞きの悪い言い方しないでください。
男同士の方が話がしやすいんじゃないかと気遣っての判断ですので。
それでは失礼しますわね」

言いたい事だけ言うとさっさと部屋を出て行ってしまった二人に続いて
類までもが黙ったまま行こうとしたのを慌てて引き戻す

「お前はいろ!」

「めんどくさい」

「いいから!じっとしてろ!」




ハァ~

思いがけず4人で久々に集まったけれど
どうすればいいんだ?

考えあぐねていると司が

「お前らに迷惑は掛けねぇーよ!
とりあえずあいつの番号だけ教えてくれ」

「あいつの番号なんてわざわざ俺達に聞かなくてもお前ならすぐに調べられんだろ?」

「あいつの情報はババァにブロックされてて
調べらんねぇーんだよ!クソッ!」

お袋さんがブロックしてんのかよ?!

「だったら俺らも教えらんねぇーだろ!
鉄の女に睨まれたくねぇからな!」

「ババァにバレなきゃOKだろーが!」

「いや‥お前が今ここに居る事もお袋さんなら既に知ってんだろ!?」

「‥‥‥」

黙ってしまった司

図星かよ!?

「とにかく俺達はお前の味方だから‥」

「俺は違うよ」

類だった‥

ソファーに一人足を伸ばし興味なさそうに目を閉じたままだった類が
俺の言葉に被せるようにそう告げると

"俺は協力しないから"

と再び目を閉じてしまった

類の気持ちは分かる

この5年間

類は陰になり日向になり
牧野を支えてきた

司のような激しく何もかもを奪うような愛じゃなくて
牧野の全てを包み込むような愛

そんな類の姿は時に端から見ている俺達が

息苦しくなる程で

あの桜子と滋さえも
類と幸せになれるのならと
言っていたことがあるぐらいだった







応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

Comments 4

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2020/01/30 (Thu) 19:56 | EDIT | REPLY |   

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2020/01/30 (Thu) 22:30 | EDIT | REPLY |   

kirakira  

瀬○様

こんばんは~♥😃🌃
コメントありがとうございます。😆
お疲れ様です😌💓

命の洗濯ですね🎵
リフレッシュ出来て良かったです😆🎵🎵
分かります❗アウトレットって楽しいですよねぇ~♥
普段なら敷居の高いお店も気軽に入れるので目の保養に‥💕
若い頃ってなんでもかんでも良く見えてしまって
物欲が溢れだしていましたが最近は買う前に色々と考えるようなりました!🎵←少しは成長したのかしら
?(笑)


そして司君ですが‥とりあえずつくしちゃんに接触しようと
色々と動いていますが‥今のところ誰も協力的じゃありません‥😅
類君はきっとその気だったと思いますが
つくしちゃんの性格的に難しかったんじゃないかなぁ~なんて思っています。

2020/01/31 (Fri) 21:19 | EDIT | REPLY |   

kirakira  

a○a様

こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
お話し楽しんで頂けて嬉しいです😆🎵🎵

Garberaとは全く違う司君ですがこちらの司君も
基本的にはつくしちゃん愛に溢れているはずなのですが
ちょっと長い迷子になってしまっていました。😢
女にとって5年は長いですよね‥😅

2020/01/31 (Fri) 21:23 | EDIT | REPLY |   

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