永遠じゃない‥ 7
遅くなりましたが本日の『永遠じゃない‥』です。🎶
短いですが‥😅
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんばんは~✴
コメントありがとうございます。😆
あきら君はやっぱりあのポジションが
一番似合っていると思います❗😆💕✨
5年分しっかりと凹んでもらいます❗\(^-^)/
「まぁ、司‥類の気持ちも察してやれよ‥
で、お前はどうしたいわけ?」
次は総二郎だった
「俺はあいつをもう一回取り戻す!
それ以外は考えてねぇ!」
「取り戻すってもよ‥簡単じゃねぇーぞ?」
「そんな事、分かってんだよ!」
「いいや!お前は分かってねぇ!」
思いの外、強い口調で反論した総二郎
そんな総二郎の姿にちょっと驚いている俺がいる
でも総二郎の言いたい事も分かっている
簡単じゃない
俺だってそう思う
「お前が離婚するって言い出した時
俺ら全員思い止まるように言ったよな?
俺らだけじゃなく椿姉ちゃんにお前のお袋さんまでもが離婚に反対してたよな?
でもお前は誰の意見も聞かずに牧野の存在を否定して俺達を無視したよな?」
「総二郎‥今さらそれを言っても‥」
「今さらじゃねぇーよ!
言いたかった事がやっと言えんだよ!」
右手で弄んでいたブランデーグラスを
テーブルに叩きつけるように置いた総二郎
「記憶喪失はお前のせいじゃないにしても
その後の事はお前の責任だし
まず現実を受け入れろ!」
「ねぇ、司?
司は今さらどうしたいの?」
類からの問いかけだった‥
今さら‥
そうだ‥
今さらだ‥
離婚して5年もの時間が過ぎてしまっている
牧野ももう新しい道を歩き始めている
記憶を無くしたのは司の責任じゃないと思う
だけどその後の事は司が自分で決めた事だ
俺達の言葉に一切耳を貸さず
離婚を申請したのも
道明寺HDの法務部から地方の子会社の物流倉庫への移動を命じたのも司自身だ
だから今の状況に同情はしないし
類は一切手助けはしないだろう
お袋さんにしても同じ考えなのだろう
だから司と離婚した牧野を娘として迎え入れ
必要以上に攻撃してくる司から守っていたのだろう
実際あの頃の司の牧野に対する行動は目に余る物があった
当て付けるように担当だった看護師の女を側に置き
牧野の存在を一切無視し
メイドには屋敷に入れるなとまで指示していた
当然、その指示はタマさんによって一蹴されていたが‥
牧野は離婚を渋っていたわけじゃなくて
離婚は回避出来なくても最後はちゃんと二人で話し合いたいと願っていただけなのに
司は牧野のその願いさえ聞き入れようとしなかった
「お前‥自分がした事は覚えてるよな?」
「あぁ‥覚えてるよ!」
「だったら分かるよな?」
「分かってるよ!
でもあいつが居ない人生なんて考えらんねぇんだよ!」
「それはお前の問題であって
牧野にはなんも関係ねぇだろ?
あいつはもう新しい人生を歩き始めてるんだ
その人生にお前はいない。
悪いことは言わねぇからあいつに会うのは諦めろ!
今まで散々、俺達の忠告を無視してきたんだから
今回ぐらいは黙って言う事を聞いとけよ!」
最後は少し強い口調で言うと
司はヨロヨロと立ち上がり
そのまま部屋から出て行ってしまった
HappyBirthday司君!
お誕生日話はまだ私の頭の中にあります‥😅
頭の中から取り出せたらUpしま~す!期待しないで待っててくださいませ。(#^.^#)

応援ありがとうございます。